2022/06/10 - 2022/06/10
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2022年6月、チャグチャグ馬コを見に行く旅の第3日目は平泉から胆沢平野を回り花巻によって盛岡近郊のつなぎ温泉までの旅です。
本日は盛岡近郊に泊まって翌日のチャグチャグ馬コに備えますが、平泉から道すがらの旅です。
その2は、宮沢賢治をふるさと花巻を訪れます。花巻を巡った後、盛岡を経てつなぎ温泉まで行き泊りとなります。
旅程
第1日 信州~飯坂温泉(泊)
第2日 飯坂温泉~松島~平泉(泊)
第3日 平泉~胆沢~花巻~盛岡つなぎ温泉(泊)●
第4日 盛岡つなぎ温泉~滝沢~盛岡~秋保温泉(泊)
第5日 秋保温泉~富岡~磯部温泉(泊)
第6日 磯部温泉~妙義~信州
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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花巻の同心屋敷に到着です。
道路を挟んで駐車場がありますが駐車している車は有りませんでした。 -
江戸時代に建てられた同心の屋敷を移築したものです。
旧今川家住宅
土日には縁側でお茶のサービスを受けられるそうです。 -
旧平野家住宅
近くに宮沢賢治の詩碑があり、ここから歩いても良いのですが、駐車場があるみたいなので車で行きます。 -
宮沢賢治を訪ねて、最初は賢治の詩碑です。
詩碑へは民家の脇を通って行きます。
案内表示がこの先の場所を暗示?しています。 -
羅須地人協会の跡地に詩碑があります。
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羅須地人協会に黒板に書かれていた文字です。
同じものが、花巻農業高校敷地に復元した羅須地人協会にあります。
但し、現在休館中です。 -
高村光太郎の筆によるアメニモマケズの詩碑です。
これだけですが、羅須地人協会の跡地に有ると言うこともあり、賢治ファンにとっては聖地なのかも知れません。 -
賢治の詩碑から自耕の地が望めます。
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アップします。
右奥に白い柱が見えます。 -
更にアップしました。
これだけです。 -
詩碑の傍に桜地人館があります。
駐車場とはこのことのようで2台止められます。
先客がいますが、あたりに人はいませんでした。 -
桜地人館
花巻にゆかりの宮沢賢治、高村光太郎、萬鉄五郎までは分かりましたが、舟越保武は知りませでした。
200円也を払って入ります。
萬の絵画が何点かあり、舟越の彫刻、賢治、光太郎の資料などが展示されています。
花巻にはこのようなゆかりの人がいましたと言うような小さな資料館です。 -
宮沢賢治を訪ねて、次はイギリス海岸です。
イギリスなのでしゃれています。 -
石のオブジェにイギリス海岸の写真がはめ込まれています。
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かつてのイギリス海岸の写真、撮影は宮沢賢治の弟、清六氏です。
渇水時には凝灰質の泥岩が川を沿って露出しているところからイギリスあたりの白亜の海岸を連想するということで宮沢賢治が「イギリス海岸」と名づけたそうです。 -
イギリス海岸は水の下でした。
上流の北上川本流に四十四田ダムが完成し、流量が調節されたことにより常に水が流れ水没しています。
何とかガッカリに登録されそうなところです。 -
羅須地人協会に行きました。
賢治が、教鞭をとった花巻農学校の後身、花巻農業高校の敷地に復元されています。
コロナ禍ということで休館となっています。 -
駐車場から復元された建物が見られます。
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宮沢賢治記念館まで行きます。
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館内に入ると入館料がとられます。
建物を見ただけで退散です。
以前、一度入ったことだけ覚えています。
桜地人館を大きくしたようなものかな? -
駐車場を挟んで反対側にある「注文の多い料理店」に出てくるのと同じ名の山猫軒
土産物屋と食堂です。 -
中もしゃれています。
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名物わんこそばは100杯食べたら横綱とか。50杯以上は食べた記憶がありますが、食べたら動けなくなります。
新花巻駅に山猫軒の支店があり、ここでは体験版の杯数が決まったわんこそばセットがありますのでこちらならと思いましたが、しっかり朝食を食べたので難しく、ここの「しし踊りソバ」820円?を食しました。
感想は有りません。 -
外の展望台からの眺めです。
晴れていれば早池峰山が見えます。 -
雲がかかっていますが岩手山を望むことが出来ました。
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花巻市郊外、東和地区にある旧小原家に向かいます。
途中にある幸田の棚田です。 -
田んぼの中に突然現れます。
丹内山神社の大鳥居です。
道路の脇に有ります。昔、人々はこの下を歩いていたのでしょう。
神社はこの先、かなり奥です。 -
旧小原家に来ました。
旧小原家は、18世紀中ごろの建築と言われ、母屋に馬屋が付いた南部曲り家です。
所有者から旧東和町に寄贈され現在地に移築され、現在は、花巻市が管理しています。
市から任されたおじさん2人が囲炉裏に火をくべています。
入場料は無料、国の重文です。 -
曲り屋の下に水車小屋があります。
動いていません。
動かすにはポンプで水をくみ上げるそうです。 -
中を見せてくれました。
管理しているおじさんが「遊び」で作ったと言っていました。 -
南部曲り家は北上のみちのく民俗村、遠野ふるさと村でも見られます。
曲り家は茅葺なので維持費がかかります。
現在、この地方では茅が無いので他所から持ってこなくては得ず維持には多額の費用がかかるとおじさんが言っていました。
遠野には千葉家という大きな曲り屋があります。
14、5年前に訪れたときには、所有者が居住されていて、一部を有料で公開していました。
この時でも茅葺の屋根がかなり劣化していたのを覚えていますが、僅かな入場料では維持は無理です。
現在は、遠野市に寄贈され解体修理が行われています。
何年か先に解体修理を終え公開されると思います。
おじさんも話していましたが、高い石垣の上に建つ豪農の大きな南部曲り屋は必見ですので再訪したいものです。 -
南部曲がり屋の内部です。
馬やですが、物置になっていました。 -
台所
囲炉裏で火を焚いていました。
煙むりで燻すことにより茅が維持されます。 -
ナカマ、居間です。
奥はオモテザシキです。 -
オモテザシキと客間のウラザシキです。
囲炉裏の火で煙っています。 -
左の台所脇にあるジョウイとよばれる板の間です。
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旧小原家を管理していたおじさんが、心霊スポットがあるので、見て行けと言うので時間もあり丹内山神社にやってきました。
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丹内山神社相殿
本殿の手前にあります。 -
安産の神、疱瘡神ともう一つ祠があります。
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参道を挟んで加茂神社と八幡神社は劣化が進んでいるのか覆い堂の中にあります。
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本殿に向かいます。
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境内に「七不思議」があり、その一つの肌石です。
この石の上は雪が積もらないと言われています。
この付近で写真を撮ったところ何かが映っていたと言われ心霊スポットになっていると旧小原家のおじさんが話していました。
周囲には民家が無く木々の鬱蒼と生い茂る誰もいない古い神社で、何かが出ても不思議ではないかもしれません。 -
本殿に入ります。
朱塗りの塀に囲まれています。
少し色あせていましたが。
丹内山神社は834年頃、空海の弟子、日弘により創建され、藤原清衡も厚く信仰したと伝わります。
ただ、パンフによればそれ以前からこの地において里人がこの地域を守ってくれる神として社が建てられていたといいます -
本殿
江戸時代の1810年に造られた建物です。
江戸時代は大聖寺種内権現としていましたが、明治の神仏分離令により以後、丹内山神社として今日に至ります。 -
壁面は全面に彫刻が施されています。
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庇の梁には動物の彫刻が鎮座していますが、何でしょう?かなり劣化しています。
創建当時は彩色もあって豪華絢爛であったものと思われます。 -
本殿脇にある社務所は無人です。
秋の例大祭にはこの前で「金津流鹿踊り」が奉納されます。
「鹿踊り」には、行山流、金津流、春日流の3派があり、「花巻は春日流なのだが、ここ谷内だけは金津流だ」と旧小原家のおじさんが言っていました。
「鹿踊り」については後述します。 -
本殿裏にある胎内岩です。
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妊娠している女性が壁に触らずくぐれば安産と言われます。
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予定していなかったので駆け足での参拝となりました。
旧小原家でパンフを貰えるので時間があれば、これを見ながら回ると面白いと思います。 -
神社から下りてくるとのどかな風景が広がります。
岩手は何処へ行っても良いところです。 -
「道の駅みやもり」にやって来ました。
ここはもう遠野市です。
奥はスーパーマーケットになっていました。 -
道の駅の脇に流れる宮守川にかかる宮守川橋梁です。
左が釜石、右が宮守駅方面です。
めがね橋と呼ばれ宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフになったと言われています。
現在、夜にライトアップされていてイメージを膨らませているようですが、橋梁の痛みもあって日中は・・・・ -
15時37分宮守駅着の花巻方面に向かう列車を見送って盛岡つなぎ温泉に向かって出発です。
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御所ダム
北上川右支川支川雫石川に築造されたダムです。
堤高52.5m、堤長327m、右岸側が重力式コンクリートダム、左岸側が中央土質遮水壁型ロックフィルダムの複合ダムです。
鹿島建設が施工した四十四田ダムの後に建設されたダムです。
北上川5大ダムのうち最後に建設されたダムで、この後に時代がかなり下りますが胆沢ダムが建設されることになります。
施工業者は鹿島建設と西松建設です。
両者共存です。
洪水吐の右岸側(手前側)に岩手県営の水力発電所が設けられています。 -
御所湖の湖岸に並ぶつなぎ温泉のホテルが見えます。
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17時30分、つなぎ温泉四季亭に到着です。
湖畔ではなくどん詰まりにありました。
今回泊まった宿の中で、唯一の四つ星です。
花巻温泉紅葉館に泊まり、ここのお祭り広場で催される「鹿踊り」が見たかったのですが、コロナ禍で休演していて盛岡近傍の宿に変更しました。 -
「鹿踊り」は宮沢賢治の短編「鹿踊りのはじまり」で知りましたが、8月の「北上・みちのく芸能まつり」、9月の「花巻まつり」、「えさし藤原の郷」では土、日で見られます。
「鹿踊り」は各地の神社の祭りなどでも見られますが、「太鼓踊り」と太鼓と踊り手が別の「幕踊り」があります。
大雑把ですが、花巻から南が「太鼓踊り」遠野から北が「幕踊り」になっています。
この写真は、「北上・みちのく芸能まつり」での「太鼓踊り」です。
えもいわれぬ太鼓の響きが心を揺さぶります。 -
フロント、全22室の旅館です。
日本旅館なので靴を脱いで上がります。 -
ロビー、大規模ホテルのような豪華さは有りませんが、規模なりです。
一寸派手かな、高級ぽい? -
廊下
片側に部屋があります。
ドアーや部屋の案内灯に年代を感じさせます。 -
広縁付きの小ぎれいな10畳間です。
古さを感じさせない落ち着いた部屋です。
外は木が植わっていてとても良い景観です。
但し、すぐ裏手がコンクリートの大擁壁でした。 -
バストイレは、ここも古さが出ていました。
-
夕食はお食事処で頂きます。
完全に仕切られています。
畳の間に椅子席です。
宴会にも対応できるようになっているのでしょう。 -
夕食です。
お品書き、お手拭き、コースター、はし等々上品に置かれていますが、さて料理は?
先付け、前日と比較してはいけませんが・・・・
まあ、ここまでは何処でもあるかな?? -
冷製の茶碗蒸しと刺身の盛り合わせ
茶碗蒸しにはナニコレと言うほどの大きなミニトマトが入っていました。
いちいち品の説明が付いて醤油が何タラのものとか言っていましたが、刺身は4品、細長い皿に横へ倣えで一列に並んで盛り合わせ?
マグロはビンチョウでしかも手巻き用のサクを短くしたもの、ミズダコは炙ってありました。
札幌でミズダコのしゃぶしゃぶは良く食しましたが、炙ったのを見たのは初めてですし刺身? -
鮎の干物を揚げたものですが、揚げたてではありません。
ホテル聚楽のアユの塩焼きの方が鮎らしかった。
もっともですね。 -
焼肉orすき焼き、中間です。
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ジャガイモの団子が入っています。
ええええ、ジャガイモです。
ごはん、デザートを除く料理は全6品でした。 -
漬物は豊富です。
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デザート
なかなか出てこないので呼びに行きました。
それでも来ません。
ようやっと出てきたのは・・・・
前日が良かっただけに、余りにも落差が大きかったです。
しかも、料金が2倍弱なので余計に感じる所がありました。
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