猛暑の東京から梅雨？の函館→地球岬→登別温泉へ、温度差20度の旅（1/2）

2022/06/30 - 2022/07/01

20年振り位に、梅雨のないと言われる北海道（函館）へ行って来ました。
実際は4日中3日間は梅雨空で、2泊した函館でも夜景を望むことはできませんでした。
40度近い猛暑の名古屋から20度程の北海道の温度差は20度近く、こんな経験は2度とできないかもしれません。
その行程は以下の様です。本編は6月30日→7月1日です。
6月30日（木）
ピーチ　9:30成田空港発→11:20新千歳空港着
レンタカーで函館へ
函館山近くで民泊
7月1日（金）
立待岬→函館山→函館市街散策→湯の川温泉
函館駅近くで民泊
【↑ここまでは、1/2】

【↓ここから、2/2】
7月2日（土）
朝市→赤レンガ倉庫→五稜郭→大沼→地球岬
室蘭駅近くでホテル泊
7月3日（日）
登別温泉
ピーチ　14:45新千歳空港発→16:35セントレア着

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

6月30日（木）
定番のピーチ利用です
仕事の都合で上野駅付近に前泊（29日）して、9:30成田空港発でした
6:30頃の上野駅付近は、既に暑いです
（東京は、6月25日から9日連続で猛暑日（最高気温35度以上）を記録したそうです。）

成田空港第1ターミナル 空港

ほぼ定刻（11:20）に新千歳空港に着きました。
どんよりとした梅雨空で、20℃位です。
この時はまだ、こんな天気が続き長袖シャツが必要になるとは、予想していませんでした。

新千歳空港 空港

新千歳空港から5分位の場所にある「ホンダレンタリース北海道 新千歳空港ラベンダー店」でフィットをレンタルしました。
Honda SENSING搭載で、高速道路では前方の車との車間距離を感知するアダクティブクルーズコントロール機能が重宝しました。
（ETCカードを忘れたのが、失敗でした。）

途中で寄ったコンビニとトイレがあるくらいの「樽前サービスエリア」です。
東名/名神高速道と比較してしまうと、すっごくローカルなサービスエリアです。

樽前サービスエリア 道の駅

Airbnb で見つけた函館山ロープウェイ近くの古民家民泊（楽庵）です。
同じ様な民泊施設が、数件集まっていました。

ホテルとはまた違った味わいがあり、最近はAirbnb 利用が増えました。

純和風の2階建てで、キッチン/食器/洗濯機/等の状態も十分です。
浴室は完全リフォームされた様で、かなり新しいです。

曇り時々小雨だったので、函館山の夜景は明日に延期しました。

800ｍ程離れた「コープさっぽろ 末広西店」で明太子、イカかつ、プラム等を調達して、晩ごはんです。

7月1日（金）
（今日も東京は7日連続の猛暑日でしたが、）函館の朝は17℃でした。
最高気温も20.2℃で、東京都の寒暖差はなんと20℃！！
日本は広いです。

函館山の裏手にある「立待岬」から、函館山を見てもガスっています。
街中から車で5分位走ると知床と変わらない？こんな風景が見られるなんて、
やっぱり北海道は、奥が深いです。

立待岬 自然・景勝地

函館山山頂もこんな感じで、函館の街は全く見えません。
明後日（7月3日）の函館マラソンの準備を兼ねて、赤シャツ３人組が函館山の坂を上っていました。

函館山展望台 名所・史跡

箱館戦争から太平洋戦争に至る北海道南部の戦没者を祀っている「函館護国神社」です。現在は、縁結びの宮として、お詣りする方が多いそうです。

函館護国神社 寺・神社・教会

「函館市元町観光駐車場」に車を停めて（200円/時間）、歴史保存地区を散策します。
旧函館区公会堂と函館市北方民族資料館と合わせて、入館料は900円でした。

函館市旧イギリス領事館 名所・史跡

洋館によくある展示が、並んでいます。

幕末/明治初期の函館周辺地図です。
当時の人達には、外国の人は巨人に見えたでしょうか？

基坂から海を見下ろします。函館にはこれ以外にも海へとつながる石畳の広い坂道がいくつかあります。
基坂の反対側（直ぐ近く）の「ペリー提督来航記念碑」を見逃してしまいました。（残念）

基坂 名所・史跡

基坂を少し上がると、110年前（明治43年）に建てられた「旧函館区公会堂」が見えます。
2021年に大規模な保存修理工事を終えたばかりで、外装/内装はとても素晴らしいです。

旧函館区公会堂 名所・史跡

元町公園には、明治期の函館の発展に尽力した4人の財界人（四天王）が、海を見ています。

元町公園 公園・植物園

近くで見ると迫力があります。
修復したとはいえ、とても明治後期の建物とは思えません。

内部はとても豪華で、明示/大正/昭和の天皇（皇太子）が宿泊所として利用したそうです。

2階の大ホールです。
1階の「函館ハイカラ衣裳館」で洋装/和装に着替えて、インスタ写真を撮る人も見かけました。（洋装2500円/30分）

バルコニーから見下ろす函館湾です。

旧イギリス領事館（喫茶店）に戻り、11時からアフタヌーンティーで昼食です。（サンドイッチ/チーズケーキ/スコーン等で1,500円）
英国雑貨を購入したりすることもできます。

イングリッシュガーデンを見下ろしながら、・・・・。

昼食後は、歴史保存地区を歩きます。
「旧相馬家住宅」は国指定重要文化財だそうですが、入館料900円だったので外観だけ見てパスしました。

ハリストス正教会は修復中で、見学できませんでした。
外も幕が張られていました。（残念）

函館ハリストス正教会 寺・神社・教会

路の反対側にある「カトリック元町教会」です。
高さ33mの八角塔には、守り神の雄鶏がいました。
ローマ法王ベネディクト15世から贈られた豪華な祭壇やステンドガラスを無料見学できます。

カトリック元町教会 寺・神社・教会

二十間坂です。
過去の大火事の教訓から、防火帯として坂の幅を広く（二十間（36m））したそうです。
ちなみに、この坂には信号はなく、坂道側に一時停止の標識があります。
北海道警察が、一時停止違反を取り締まりしていました。

二十間坂 名所・史跡

函館カール･レイモン レイモンハウス 元町店です。
ドイツ人マイスター（カール・レイモンさん）のレシピでつくられたソーセージ等が並んでいて、店内で飲食できます。

チューリンガー（焼きソーセージ）400円をいただきました。
2階は小さな「レイモン歴史展示館」でした。

レイモンハウス元町店 グルメ・レストラン

函館市北方民族資料館です。
地味な感じですが、資料としては貴重な様です。

函館市北方民族資料館 美術館・博物館

「函館湯の川温泉 湯元啄木亭」で、日帰り入浴しました。
最上階（11階）の空中大浴殿「雲海」、空中露天風呂「いさりび」、サウナ、休憩処があり、900円でした。

湯の川温泉 湯元啄木亭 宿・ホテル

1階フロントロビーには着物やたくさんの風車が飾ってありました。

本日の宿泊先もAirbnbで予約しました。
函館駅から300ｍ程の古着屋さんの2階の２ＤＫのアパート（9000円/泊）でした。
駐車場は、オーナーに紹介していただきました。

キッチンには電子レンジ/食器類/ガスコンロ、洗濯機等も備え付けで、ありがたいです。

今日も曇り空なので、夜景をあきらめて明日の下見を兼ねて函館駅/朝市まで歩きました。（5分かからないです。）
函館駅も様変わりしていて（多分）、駅前には「函館駅前横丁」なるものができていました。

以前の様な寂れた感もなくなった函館駅前のモニュメント「Oyako」です。
親子が触れ合う姿を表現しているそうですが、ブリッジしているかの様です。

函館駅 駅

駅前のポストも、・・・・！？

函館朝市も再開発され、すっかり様変わりしていました。
どんぶり横丁市場は、18時頃でも営業していました。

どんぶり横丁市場 名所・史跡

全国的にはまだまだ、路面電車が現役です。
広島や富山では積極的に車両を更新している様ですが、函館は昔ながらの車両が多かった様な気がします。

函館市電 (路面電車) 乗り物