2022/07/01 - 2022/07/02
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公共交通トラベラーkenさん
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2022年7月1日~2日の1泊2日で茨城県笠間市の観光に出かけてきました。昨年6月にも茨城県を旅行しているのですが、その時にスケジュールの都合で割愛したエリアを今回は周ります。笠間というと笠間焼のイメージしかなかったのですが、その他にも面白い観光資源がいっぱいある場所でした。
関東地方も梅雨明けして本格的に暑くなってきた7月初め、徒歩の観光には厳しい季節になりますが、気合を入れて観光します。
旅行記その2は笠間市観光の中心エリアを「かさま観光周遊バス」の1日自由乗車券をフル活用して観光します。陶芸美術館や笠間稲荷など観光名所を効率よく周遊してくれる便利なバスを使って暑さ対策は万全です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの朝食。
水戸らしく、納豆大盛食べ放題です。トロロとオクラもあってネバネバです。 -
食欲が進むメニューばかりで危険です。
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水戸から友部駅に移動して観光スタートです。
駅前になんだかよくわかりませんがオシャレな建物がありました。ウィンド・パワー・ギャラリー「GATE」というらしいです。どうやら風力発電に関する施設みたいですが、詳細はよくわかりません。 -
かさま観光周遊バスがやって来ました。
本日はこのバスをフル活用して笠間のまちを観光します。友部駅 駅
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1日自由乗車券を購入。300円で観光施設の割引券もついてきます。
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工芸の丘陶芸美術館バス停で下車、広い園内の坂道を登って茨城県陶芸美術館に入ります。
茨城県陶芸美術館 美術館・博物館
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やはり笠間といえば笠間焼が有名です。
山を越えたお隣栃木県の益子焼の方が、民芸運動などの影響で有名かもしれませんが、笠間の方が歴史は古く、江戸時代の中期から始まっているそうです。 -
「特徴がないのが特徴」といわれるほど自由な作品が多いのが笠間焼の魅力です。
笠間焼の土は昨日見学した稲田白御影石が風化して粘土になったものを使うそうです。 -
こういうのが好きです。
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これもいいですね。
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裏庭にも展示がありました。
なかなか気持ち悪くて良いです。 -
板谷波山の家を再現したもの。映画「HAZAN」で使われたものを保存しているようです。板谷波山という人は茨城出身の有名な陶芸家です。美術館にもこの人の作品がたくさん展示されていました。
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美術館の外にも公園内にたくさんのオブジェが飾ってありました。
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クラフトカフェというお店があったのでそこでソフトクリームを購入。
メロン味で大変美味でした。クラフトカフェ グルメ・レストラン
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この公園には陶芸体験ができる施設などもあります。
ろくろを回している時間はないので、再びバスに乗って笠間稲荷神社の方へ移動します。 -
日本三大稲荷の一つに数えられている笠間稲荷神社。
笠間稲荷神社 寺・神社・教会
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ちょうど良い大きさの神社です。
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参道の両脇に狐がいます。
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狐もウジャウジャいるという感じではなく、ちょうど良いくらいに点在しています。
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社伝では、孝徳天皇御代の白雉2年(651年)、現在の地にあった胡桃樹の下に創建したものという。
笠間稲荷の別称は胡桃下稲荷(くるみがしたいなり)と言います。 -
さらに紋三郎稲荷という別名もあるそうです。
これは古典落語の演目に笑い話があるようです。 -
手水舎の彫刻がかなりの見ごたえです。
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昭和35年10月の竣工の拝殿。
何となく洗練された感じがします。 -
樹齢400年に及ぶ藤の木。
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朱塗りの柱が美しい回廊。
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境内の隅に大黒天が祀られていました。
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他にもたくさん境内社がありましたが全部見る気力はありませんでした。とにかく暑いです。
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裏側に回ると御本殿が見えます。
昭和63年に国の重要文化財に指定されています。 -
彫刻が素晴らしい。
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裏側も細密な彫刻がビッシリ。
見ごたえがあります。 -
狐塚
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ここの狐塚はちょっとかわいらしい。
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いままでいろいろな稲荷神社を見てきましたが笠間稲荷神社はかなり良いですね。御本殿の彫刻の美しさはもちろん素晴らしいですが、神社全体の雰囲気がとても親しみやすくてほっこりします。
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笠間稲荷神社の裏手に城山稲荷神社という小さな社がありました。
笠間稲荷神社 寺・神社・教会
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ここは出世稲荷といわれる神社で、「笠間三稲荷」のひとつです。残りの2つは笠間稲荷と与利稲荷なんだそうです。与利稲荷はちょっと遠い場所にあるみたいです。
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小さな神社ですが、境内の案内看板によると霊験あらたかな神社らしい。
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ここの狐もかわいらしい。
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鏡、御幣、狐の像が見えます。
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隣にある二十三夜尊
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江戸時代、二十三夜に勢至菩薩を念ずれば万劫の罪が滅するという民間信仰が流行したそうです。ゴールデンウィークに木曾平沢を歩いた時に同じ信仰の石碑を見たような気がします。
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二十三夜尊の裏手にある廃墟。
隣に新しい家が建っていたので、こちらは放置されているのでしょう。 -
笠間稲荷神社 瑞鳳閣。
大正天皇御即位記念(大正6年)建築。伊東忠太の設計によるものです。
敷地内に入ることはできないようでした。笠間稲荷神社 寺・神社・教会
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笠間稲荷美術館の敷地を通って笠間稲荷に戻ります。
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先ほど見落としていた絵馬殿に行きます。
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立派な絵馬が飾ってありました。
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狐の面もありました。
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さざれ石なんかもありました。
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東門。
文化13年に再建された入母屋造りの建物です。 -
ここの彫刻もなかなかです。
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ここの狐たちはそれぞれ顔つきが違っていて面白いです。
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狸と狐の中間みたいなのもいます。
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「お稲荷さんのご祭神はキツネではありません」
丁寧な解説看板がありました。
稲荷神社の御祭神はウカノミタマノカミ。 -
参道に戻って来ました。
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キツネや御宮、神具を売っているお店がありました。
実際にお店で売っているのを見るのは初めです。 -
大鳥居の向かいに笠間稲荷神社の御神酒「二波山松緑」の醸造蔵があります。
笹目宗兵衛商店 グルメ・レストラン
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蔵見学は行っていませんが、敷地内は自由に散策させていただけます。
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裏門。
凄く立派です。 -
もう一度中に入ります。あちこちに注連縄があります。
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分厚い大福帳。
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門前通りを東に進んで突き当りにある「かさま歴史 交流館 井筒屋」に入ります。
明治時代から続く老舗旅館でしたが、東日本大震災で被災し廃業、2018年にリニューアルオープンしました。かさま歴史交流館井筒屋 名所・史跡
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1階には休憩所があり、2階に展示スペースがありました。笠間の町や笠間城に関する展示がありました。
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門前通りに戻って来ました。
菓子工房 福というお店に入ります。笠間の名産である栗を使ったシュークリームが美味しいらしいです。 -
続いて「きむらや」というお店でいなり寿司を買います。最近旅先でいなり寿司を食べるのが習慣のようになっています。
クルミ入りのいなり寿司というのがありました。笠間稲荷の別名胡桃下稲荷(くるみがしたいなり)と関係あるのでしょう。
シュークリームといなり寿司はテイクアウトしました。
ふたたびバスに乗って移動します。 -
笠間ショッピングセンターというバス停で下車しました。観光エリアからは少し離れたところにある大きな商業施設です。ここのフードコートの椅子を借りて先ほどのいなり寿司とシュークリームを食べてしまいます。
笠間ショッピングセンターポレポレシティ ショッピングモール
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クルミ、梅、高菜、レンコンです。
クルミがかなり美味しかったです。他の味もなかなか美味です。色々なところでいなり寿司を食べてきましたが、どこのいなり寿司も美味しくて甲乙つけがたいです。 -
デザートはシュークリーム。
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栗のクリームがとても美味しい。
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ショッピングセンターでお茶のペットボトルを補充して、少し歩きます。国道50号線を渡って、鳳台院というお寺を目指します。
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この辺りはもう観光エリアではないですね。
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15分くらい歩いて目的地に到着です。
鳳台院 寺・神社・教会
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立派な山門があります。
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わざわざここまでやって来たのは、このお寺の境内にあるという世界最大の大達磨像を見るためです。
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これは違いますね。
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これは観音様。
辺りを見回すと山の向こうにちょっとだけ頭が見えました。この辺りの山全体が境内になっているのですね。 -
山を登って達磨像までやってきました。汗だくです。
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まぁ禅宗のお寺ですからこっちの達磨ですね。
私は世界最大の張り子のダルマさんを期待していました。 -
観音堂も近くにあります。
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五重塔もあります。
この辺りは高台になっているので風がとても気持ちよかった。ショッピングセンターから歩いてくるだけで汗だくになってしまいました。 -
境内にはシャクナゲがたくさん植えられていました。花の季節はきれいなことでしょう。いまは雑草が生い茂っていました。
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先程のショッピングセンターに戻って来ました。
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催事場でフラダンス大会が始まっていました。
笠間市とフラダンスの関係は不明ですが、何組ものチームが入れ替わりで踊っていました。すごく盛んなのかもしれません。 -
またバスで移動します。笠間駅を通り越して、春風萬里荘までやって来ました。
この辺りは芸術家たちのアトリエが40戸ほど点在する「芸術の村」という場所になっています。春風萬里荘 名所・史跡
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「春風萬里荘」は北大路魯山人が住居としていた約300平方メートルの茅葺き民家を北鎌倉より移築したものです。日動美術館の分館になっているようです。
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北大路魯山人とう名前は良く聞くのですが、実際に関係する施設に来るのはこれが初めてです。部屋の中に展示されている品がどれも美しい物ばかりで見とれてしまいます。
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魯山人の作ったトイレ。
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洋間もありました。
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洋間はもともと馬屋だった場所を魯山人のセンスで改築したそうです。
とても居心地の良い空間です。 -
お風呂。
青竹を模した織部焼が壁に貼ってあります。細かいところまで美しい。 -
時間が余ったので急遽立ち寄ることにしたのですが、ここは来て良かった。
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庭の奥にあった長屋門。ここもオシャレな部屋に改装されていました。
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庭もとてもきれいです。ところどころに美術作品が飾ってありました。
こじんまりとしたお屋敷でしたが、美しいものが凝縮された素晴らしい場所でした。 -
春風萬里荘を出てバスを待つ間、近くにある田中嘉三記念館という所までやって来ました。ここも美術館らしいのですが、時間もあまりないので今回はパスしました。
田中嘉三記念館 美術館・博物館
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田中嘉三記念館の隣にあった喫茶店?
今はもう営業していないようです。 -
バスで最後の観光スポット、道の駅かさまにやって来ました。
お腹が空いたのでここでご飯を食べてから帰ります。道の駅かさま 道の駅
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フードコートがあります。
ここで牛丼を注文 -
こちらでつけ麺を注文
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つけ麺というものをちゃんと食べるのがこれが初めてなので、どれくらい美味しかったのか比較はできませんが、ものすごく美味しいと思いました。
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こちらの牛肉も柔らかくてものすごく美味しかったです。常陸牛という肉らしい。
お腹いっぱいになりました。この後隣のお店でお土産を買ってから、バスで友部駅まで帰りました。
これにて今回の笠間観光は終了です。観光地としてはちょっと地味な印象がある地域でしたが、実際に来てみると美味しい食べ物、美しい工芸品、歴史ある神社、戦争遺産、それに不思議な石切り場など、すばらしい観光資源が盛りだくさんな場所でした。楽しかった。
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旅行記グループ 2022年7月1日~2日 笠間市観光
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