2022/06/18 - 2022/06/19
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nichiさん
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毎週欠かさず見てるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
4月に日帰りで鎌倉行ったとき、鶴岡八幡宮の大河ドラマ館に訪れました。
すごく混んでました。
今回は伊豆韮山にもある大河ドラマ館に訪れました。
「鎌倉殿の13人」は前半は韮山、後半は鎌倉が舞台ですね。
鎌倉に比べ規模は小さいですが、市内ロケを中心としたメイキング映像の上映、ストーリーやキャスト紹介パネル等の展示を行っており、大河ドラマの世界観を存分に体験できる施設でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
横浜の自宅から車で90分。
伊豆箱根鉄道駿豆線の韮山駅の駅前にある「鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館」に到着しました。
駐車場は無料です。 -
あいにくの雨です。
-
じゃ~~~~ん!
-
駐車場から徒歩数分で大河ドラマ館に到着しました。
-
入場料は400円×2名
ちなみに4月に訪れた鎌倉の大河ドラマ館は1,000円でした。
こちらの方がコンパクトで、鎌倉とは規模が違うようです。 -
小栗旬が演じる北条義時がお出迎え。
-
入口で、撮影していい場所、撮影NGの場所の説明があってから入場。
時政、義時の北条親子がお出迎えです。
等身大なんですが、小栗旬は184㎝もあるんですね。
大きくてビックリ。 -
このパネル1枚1枚が面白く、夫婦で熟読しちゃいます。
-
実際に撮影で使われた衣装が並んでいます。
左が小池栄子が演じる北条政子の衣装。
素材は丈夫な麻や綿、このころの武家の家では、女子は腰に布を巻いていたようです。
このころの北条のカラーであるアースカラーの着物です。
時代考証も凝ってます。
京とは大きく異なります。
右は頼朝の娘、大姫の幼少期の衣装です。
かわいそうに若くして病で亡くなってしまいましたね。 -
左は新垣結衣が演じていた八重に衣装です。
綺麗でしたね~
右は頼朝との間にできた子、千鶴丸の衣装です。
悲運の死を遂げましたね。 -
北条義時の衣装です。
実際に小栗旬が着た衣装ですから大きいです。
当時の鎌倉武士の衣装。
時代考証も面白い、、、、 -
北条義時とは??
正直、このドラマを見ていて、今まで私が抱いてきた北条義時とは少しイメージが異なりました。
もっと冷徹な人の印象でした。
三谷幸喜がこのあと、名役者である小栗旬を通してどう表現していくのか?
チョー楽しみです。 -
八重です。
新垣結衣、綺麗でしたね~
平清盛の命で頼朝の監視役だった伊東祐親。
その娘の八重。
その八重はなんと頼朝の最初の妻です。
頼朝の子である千鶴丸を産んでます。
それゆえ、父と頼朝の間で苦労します。
入水自殺した説が有力なようですが、、、
でも三谷幸喜は考えました。
入水自殺は無しにして、北条義時と結婚させちゃうんですよ?
頼朝の元妻と結婚するなんて、三谷幸喜も考えましたね~
でもでも、時代考証的に、ありえないことではないようです。
子供の命を救うべく川に飛び込んで流されて亡くなるという悲運の美女。
三谷幸喜は天才?
新垣結衣も三谷ワールドの八重を見事に演じ切りましたね。 -
小池栄子が演じる北条政子。
このドラマが発表になった時、「ぴったり~~」
と思いました。
策略家である政子、このドラマでは、政子が頼朝に一目ぼれしたことになってます。
頼朝亡き後、政子が実際の政治を行うわけですが、どのような政子になるのか?
楽しみです。 -
坂口健太郎が演じる北条泰時。
私は坂口健太郎という俳優を見たことはありましたがよく知りませんでした。
家内はファンだったみたいです。
泰時は小栗旬が演じる義時の息子。
彼のお母さんは、このドラマでは新垣結衣演ずる八重ということになってます。
歴史的には鎌倉幕府三代目執権として、御成敗式目を制定したことが有名ですが、この先、どのように成長していくのか、ドラマの見どころでありますね。 -
義時の弟である時房。
瀬戸康史が演じています。
モデルで女優の山本美月の夫として有名ですが、D-BOYSの男の子がココまで演技ができることがビックリでした。
勉強したんでしょうね~ -
頼朝の娘、大姫。
北条政子の子です。
彼女もまた気の毒な子で、頼朝は従弟の木曽の義仲と仲が悪かったのですが、義仲の子である義高と政略的に婚約させ和睦を図ります。
でも大姫は義高のことが大好きになっちゃって、義仲と義高が頼朝に殺され、心を病んで20歳で亡くなります。
南沙良という女優は今回初めて知りました。
仁田忠常
ティモンディの高岸宏行が演じていますが、これは三谷幸喜が考えた架空の人物かと思いきや、ちゃんと実在した石橋山の戦いで頼朝が敗れた時からの頼朝の信頼する家来で、頼朝の死後は頼家に仕えているんですね~
ティモンディの高岸宏行、いい味出してます。
やればできる! -
頼朝の弟である阿野全成を演じるのは新納慎也。
頼朝の弟が父が平治の乱で負けたから僧侶になっていた話は知りませんでした。
歴史上でもそんなに著名な方ではありませんよね?
頼朝の死後、阿野全成は金子大地が演じる頼朝の息子である源頼家とぶつかり、殺されてしまいます。
つまり甥に殺されるわけです。
この時代は本当に親族同士の争いでグチャグチャですね。
で、その阿野全成の妻である実衣を演じるのが宮沢エマ。
実衣は主人公である北条義時の妹。
こんな親族関係での争いは嫌だな~
もうグチャグチャ、、、、
それでもって頼朝の第4子である実朝の乳母となり、政治の中での存在感もでかくなっていきます。
三谷幸喜はこの先、どうするんだろう??
ワクワクします。 -
片岡愛之助が演じていた北条宗時の鎧です。
実際に撮影に使われた鎧です。
かなり当時の鎌倉の鎧に近い形に仕上げたそうです。 -
愛之助がこれ着てます。
-
頼朝の乳母であった比企尼を、名女優草笛美津子が演じています。
-
多くの撮影に使われた小道具です。
右上は、第一回の放送で出てきた頼朝から八重に宛てた手紙です。 -
アップで!
この回、面白かったな~~
頼朝が平家討伐の挙兵はいつにするか?
義時の義母である宮沢りえが演じるりくが頼朝におみくじを引かせます。
それで17日に決まるのですが、おみくじの中身は全部17日でした。 -
撮影に使われたおみくじ
ぜーんぶ17です。 -
八重が頼朝宛てに矢を射った矢文です。
このシーン、八重、かっこ良かったです。 -
頼朝の心の支えとなった観音像。
第一回の撮影から何回か出てきましたね。 -
これも撮影に使われた小物で、コメの納品伝票です。
-
坂東彌十郎が演じる北条時政。
ドジで間抜けででも時々度胸があって、面白い存在になってますね。
梨園一の長身で、英語もフランス語も堪能でクレバーな坂東彌十郎がこの役を演じているのが面白い。。。 -
その北条時政の妻であるりくを演じるのが宮沢りえ。
第一話では、北条時政が3番目の奥さんとして若い奥さんを迎えることになり、ウキウキしているところを、義時を筆頭に子供たちから呆れられていましたね。 -
頼朝は大泉洋。
三谷幸喜の作品は真田丸に続いて2回目。
映像で、「三谷さん、俺、頼朝とは違くないですか?」
と三谷幸喜に尋ねた映像が流れていました。
これからどんな展開になっていくにか楽しみです。 -
伊豆の国市には北条館のオープンセットが作られ、そこで撮影が行われました。
多くの地元の方々もエキストラとして参加されたそうです。 -
当時の時代考証から、考え抜かれたセットを作ったんですね。
リアリティにこだわった結果です。 -
こだわり①
当時の武士は、田舎の豪農とたいして差がない暮らしをしており、板屋根や茅葺屋根の家に住んでました。
狩野川はたびたび氾濫しており、家の軒先に船を吊っていつでも逃げられる様子も再現していました。
これは知らなかったな~~ -
こだわり②
頼朝は小さな観音像を肌身離さず持っていましたが、坂東武士や庶民の間では、山の神や水の神など、自然信仰が民間信仰の主流だったことが時代考証で判っていたようです。
この土地ならではの宗教との関わりを表現していたんですね。
これも放送では全く気付かず、、、 -
こだわり③
藁の鹿を相手に矢の練習をしていたんですね。
北条家の人々が普段どんな生活をしていたのかわかるシーンでもあります。 -
こだわり④
伊豆を拠点にしていた坂東武士は、フラットな関係で、争いごとへの緊張感は希薄。
武士の多くは、畑や田んぼの作業に勤しんでいました。 -
こだわり⑤
簡素な造りが当時の主流だったようで、北条時政の館は茅葺屋根の広間や米などを保管する板倉、台所となる厨、武器庫など、複数の建物から構成sだれていました。
跳ね上げ扉を開けると家の中から庭全体を見渡すことができたようです。
当時は襖や掃除はなく、御簾が用いられていたんですね。
これも知らなかったな~~ -
当時の雰囲気に近づけるために、様々な工夫が施されてこのようなセットができたんですね。
-
登場人物が多い今回の大河。
それぞれの関係を理解するのも少し大変。 -
この文化・風習の話、なかなか面白い。
熟読しちゃいました。
都と地方武士との着ているものや鎧の違い、
頭頂部を見られることが恥ずかしいことで、烏帽子を入浴中でも外さなかったこと。
そもそも京都の武士と坂東の武士との烏帽子の違い。
などなど、この大河ドラマ、細部まで凝っているんですね~~ -
この大河ドラマ館の周辺にある北条にかかわる見どころ。
これより巡ってみましょう。 -
面白かった~~
-
敷地内で地元のものの販売が行われていました。
-
あいにくの雨ですが、少し北条にかかわる場所を巡ってみましょう。
つづく
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旅行記グループ
初夏の伊豆長岡から伊東へ。
この旅行記へのコメント (4)
-
- ryujiさん 2022/07/03 10:27:50
- Re: 追伸させて頂きます!
- こんにちは、、nichiさん。
早速の返信コメントを楽しく拝見しました。 貴方様の造詣の深さに感服致しました。 ともあれこうしたコメントを頂けた事に感謝です。 お互いにこれからの「鎌倉殿の13人」の番組を楽しく見守って行きたいですね。
今メールで、北条泰時の母は阿波局(義時正妻)であることは、小生も承知しておりました。 おっしゃる通り、このお方の資料がなくハッキリしていないのも事実のようです。 こうした大河ドラマでは、いろいろな創作が織り交じってより面白さが増せばこれも「「良し」何でしょう。
このドラマの主役ではない?頼朝公について。
小生はこのお方は「「なるべくしてなった」と思っています。(鎌倉幕府の成立者) 肖像画からしても、気品漂う立派な出で立ちを感じます。 流人とは言え、坂東武者にないお姿に女性はほってはおかない。(八重&政子&・・・) 政子さんは頼朝を「尻に敷いた」と言われていますが「首ったけ」だったと思います。 彼女は嫉妬深さが「玉に瑕」ですね。(嫉妬深さをもって、日本三大悪女の一人となった?)
返信コメントをありがとうございます。 この小生のコメントにはお気遣いなく、これからもよろしくお願いします。
ryuji
- nichiさん からの返信 2022/07/04 21:51:07
- RE: Re: 追伸させて頂きます!
- 頼朝は江戸まで700年続いた武家社会を作った将軍ですし、東大寺再建など、文化財を大事にしたのもすごいと思います。
父譲りの弓の名手であったにも関わらず、なるべく戦いの前線には出ず、個性豊かでわがままな東国の武将たちをまとめたマネジメント力が一番すごいと思います。
家康は頼朝を尊敬していたのは有名な話ですよね。
その一番の理由が質素倹約だとか。。。。
死因は吾妻鏡に記されている落馬説が有力ですが、水を欲しがる病気だったというから、糖尿病説もあります。
義経や安徳天皇に呪い殺されたという創作小説を読んだことあります。(笑)
-
- ryujiさん 2022/07/02 14:14:25
- 鎌倉殿の13人を拝見で~す!
- こんにちは、nichiさん。
タイトルの旅行記を見せて頂きました。 小生は毎週日曜日の8時に、この番組を楽しみにしています。 こうした大河歴史ドラマが大好きです。 nichiさんが旅行記にして頂き、それぞれのコメントには興味が湧いてきます。
これは小生なりの思いですが、幾分史実と異なっている?のではないか。 脚色・演出家の三谷幸喜独自のものでしょうが、それはそれで面白と思っています。 小生が好きな新垣結衣(八重役)はいい~ですねぇ~。 北条政子役より素敵です。 でも八重(伊藤祐親の娘)は、頼朝から義時の妻となり泰時を生むドラマの進行には・・・・・。 チョット違和感を覚えるのは小生だけでしょうか?。
素敵な旅行記をありがとうございます。
ryuji
- nichiさん からの返信 2022/07/03 08:42:03
- Re: 鎌倉殿の13人を拝見で~す!
- ryujiさん
おはようございます。
コメントいただきありがとうございます。
還暦過ぎた私と、まもなく還暦の家内のつがいでございます。
鎌倉殿の13人 面白いですよね~
これは小生なりの思いですが、幾分史実と異なっている?のではないか。
→いや~ かなり違っていますよね?
八重(伊藤祐親の娘)は、頼朝から義時の妻となり泰時を生むドラマの進行には・・・・・。 チョット違和感を覚えるのは小生だけでしょうか?
→これは三谷幸喜の創作ですよね?
そもそも八重は頼朝との間の子供である千鶴丸を実の父に殺され、愛する頼朝は北条政子と結ばれ、そのショックで入水自殺したのが史実とされていますから。。。
泰時の母は阿波局ですが、そもそも阿波局は謎の人物でどんな人なのかは全く分かっていない。
そもそも知る術が吾妻鏡以外に乏しい故、謎が多い。
ここに目を付けた三谷幸喜が八重を義時の妻にして泰時のお母さんにしちゃったんですね。
北条泰時は御成敗式目を制定した歴史上有名な武将の一人ですが、お母さんを八重にしたのは驚きでしたね。
先日TVで歴史学者が話していたのですが、この件は創作ですが完全否定はできないそうです。つまり阿波局は八重であった可能性もあるそうです。
面白いですよね~~
義経は登場早々、人を殺してますし、弁慶が大の字になって矢を受けているシーンなんて、義経は「おー-- やっとる!やっとる!」ですよ?
三谷ワールド、面白すぎです。
小池栄子は政子のイメージにピッタリですが、もっと頼朝を尻に敷くと思ってました。でもこれからしたたかさを発揮することでしょう。
北条義時がこれからドンドン力を増していくわけですが、どう描くんでしょうね?
楽しみです。
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