2022/04/21 - 2022/04/29
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Fuyuyamaさん
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美瑛の友人宅での生活は、まるで部活の合宿をしているような毎日です。朝と夕方を中心に撮影へ行き、昼間と夜は撮った写真の現像処理を黙々とこなします。食事は基本的には自炊です。男二人の生活なので凝った料理はできませんが、それぞれが得意とする料理を交代で作ります。毎朝3時半起床なので早く寝れば良さそうなものですが、何やかんやで就寝は11時頃になってしまいます。特に、今回の撮影行は美瑛神社の御利益でしょうか、あれから晴天が続いており、お陰で寝不足です。
さて、「早春の美瑛撮影行(3)」では、4月27日から29日までの3日間の記録をお届けします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 JALグループ 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月27日、美瑛6日目を迎えました。今日は全国的に大荒れの天気。ここ美瑛も例外ではありません。昨日の段階で朝の撮影は中止にし、ここへ来てから初めて7時過ぎまで寝ました。朝食後パソコンなどをいじりながらマッタリしていると、上空を被う真っ黒な雲の隙間から、ときおり太陽の光が感じられるようになりました。友人曰く「こんな時は虹が出るかもしれない。」との言葉に、急遽、丘巡りに出発しました。
「三愛の丘」近くの小高い丘に車を駐め、周りを見渡します。ときおり厚い雲の隙間から光が差し込み、その光の柱がこちらへ移動してくるのをひたすら待ちます。そして、その光が照らす一瞬を狙うのです。もちろん、こちらが意図したポイントに来ず空振り終わることの方が多いのですが、狙っていたところにドンピシャで来たときの快感は、まさに「だから写真はやめられない!」という気持ちにさせてくれます。 -
イチオシ
大荒れの天気の中でも農作業は続きます。丘を耕すトラクターの上を一瞬の光が通り過ぎて行きました。
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陽の当たる家。スポットライトの様な光が、鮮やかに赤い屋根の一画を浮かび上がらせました。
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一瞬の豪雨が通り過ぎました。虹が出るならこの方角と、「四角い木」へ車を走らせましたが空振りでした。
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波打つ大地をトラクターが着実に、そして黙々と耕していきます。
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変わりやすいお天気です。今度は突風がトラクターを襲います。
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イチオシ
光は魔術師。普段は何の変哲のない風景が光により一変します。
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「写真は光」を実感させてくれるドラマチックな風景です。
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イチオシ
今日はこれで終わりませんでした。夕方友人宅でくつろいでいると、窓の外が焼けているではありませんか。厚い雲に被われていたので油断していました。直ぐさま車に飛び乗り「クリスマスツリーの木」へ急行します。何とか間に合い撮影したのがこの1枚です。この日の夕焼けは、俗に言う「二度焼け」。まるで燃えているような「クリスマスツリーの木」です。
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4月28日、美瑛7日目です。今日も3時30分に起床し朝活に行きましたが、目ぼしい被写体が見つからないまま早々に戻ってきました。友人の車にはテレビが付いていますが、朝の番組で旭川と芦別で桜が開花したとの情報をキャッチしたからです。即行で朝食を摂ってから芦別に向かいました。インターネットで「芦別」・「桜の名所」と検索しヒットした「旭が丘公園」を目指します。車を走らせること約1時間弱で目的地に到着です。まず目を奪われたのは、公園入口手前の林に広がる「エゾエンゴサク」の大群落です。今回の撮影行では旭川や美瑛で「カタクリ」と「エゾエンゴサク」が一緒に咲いている風景は見てきましたが、「エゾエンゴサク」だけの大群落は初めてです。
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花をアップすると、水色の花と紫色の花の2種類あることが分かります。
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それにしても凄い密集具合です。
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公園に入ります。確かに桜が咲いています。木によってマチマチですが、公園全体の開花状況としたら1~2分咲きといったところです。
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それでも、北海道滞在中に桜が見られるとはラッキーでした。
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端午の節句も間もなく。公園内に泳いでいた鯉のぼりを絡めて1枚撮りました。本州では叶わない構図ではないでしょうか。
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朝7時現在、公園全体の開花状況はこんなところです。公園には1時間半いましたが、帰り際にはもう少し開花が進んでいました。
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コブシは満開でした。
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シラカバの新芽が輝いています。
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園内でも至るところで「エゾエンゴサク」の群落を見ることができます。
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「エゾムラサキツツジ」も満開です。桜、コブシ、カタクリ、エゾエンゴサク、福寿草、イチゲ...一斉に開花する北国の春は豪華です。
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美瑛へ帰る途中で出会った山の斜面を彩る「春紅葉」です。
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これが春の写真とは信じられません!
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帰りに富良野へ寄り道し、有名な「一本桜」を見に来ました。
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この桜は「上御料の一本桜」と呼ばれているエゾヤマザクラで、富良野西岳を背景にして牧草地の中に咲く姿が人気です。
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夕方、丘を一巡りします。電線や電柱が無いと、こんなに空が広いのですね。
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丘では相変わらずトラクターたちがフル稼働です。
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友人宅から穏やかに暮れてゆく大雪山を眺めます。いよいよ明日は最終日です。
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4月29日、美瑛最終日を迎えました。友人はゴールデンウィーク明けまで残るので、私は一足先に旭川空港13時30分発のJAL便で帰ります。最終日もいつものように3時30分に起床し丘巡りに出発です。瑠辺蘂の丘の通称「スペードの木」を狙っていたところ良い具合に空が焼けてきたので、急遽移動することになりました。
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イチオシ
狙った場所へ行く前に空が赤く染まり始めました。見通しの良い場所に車を駐めて撮影開始です。旅の最後に素晴らしい朝焼けと出会うことができました。
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丘と丘の谷間を走っていると、丘の上に太陽が昇ってきました。すかさず丘の上に立っている木を入れてシャッターを押しました。
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昇ったばかりの太陽の光が丘を赤く染めます。
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十勝岳に向かって伸びる畝。先日も撮った場所ですが、朝と夕では雰囲気が変わります。
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朝早くから消毒作業。お疲れ様です。
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またもや芸術的な畝模様を発見。今回の旅は遭遇確率が高い!
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最後に芦別岳を撮って朝活は終了。朝食の後は荷造りが待っています。
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美瑛神社の御利益か、珍しく晴天が続いた今回の撮影行。これだけ朝焼け・夕焼けの撮影ができたのは初めてだと思います。唯一荒天で朝活ができなかった日が、一番フォトジェニクな写真が撮れた日になろうとは...。改めて写真の奥深さを感じた旅となりました。
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