ロードスターで沖縄漫遊・本島一周

2022/05/03 - 2022/05/04

ロードスターを借りて沖縄本島を一周する旅を楽しみました。

東京ー那覇ー古宇利島ー美ら海水族館ー【辺戸岬ー東村ー浜比嘉大橋ー真喜屋ーオクマ】ー糸満ー那覇ー東京

《２０２２年》
☆４/30蒲田【ホテルアマネク蒲田駅前泊】
☆５/１羽田14：50発ー那覇17：30着（ＪＬ９１９）【Mr.KINJO in MIEGUSUKU泊】
☆５/２古宇利島ー美ら海水族館ー【アレッタ古宇利リゾート泊】
★５/３古宇利島－辺戸岬ー東村ー浜比嘉大橋ー真喜屋ー【アレッタ古宇利リゾート泊】
★５/４オクマ【オクマ プライベートビーチ＆リゾート泊】
☆５/５糸満【サザンビーチホテル＆リゾート沖縄泊】
☆５/６糸満【サザンビーチホテル＆リゾート沖縄泊】
☆５/７那覇12：15発ー羽田14：40着（ＪＬ９０６）

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アレッタ古宇利リゾートの朝食は、はなれの『カフェ海望Cafe Aletta』でいただきます。
オートロックを閉じ玄関を出たら、なんと目の前にバナナがなってる。
時期になると黄色くなって、食べられるのかしら？

アレッタ 古宇利リゾート 宿・ホテル

古民家風のカフェで和食をいただきます。
電話でやり取りしただけだったので、オーナーさんとはここで初めてお会いしました。

１週間の旅の間、天気が良いのはこの日だけです。
今日は１日ドライブ三昧！
朝食が終わったらすぐに出発します。

辺戸岬 自然・景勝地

古宇利島から辺戸岬まで約５２キロ。
ひたすら左側に東シナ海を眺めながら海沿いを走り続ける。
ルーフを開けてオープンカーにして、どこまでも広がる水平線を見つめ、ヤンバルの山々と急峻な地形を楽しみながら、長いトンネルを抜けると辺戸岬であった。

太平洋と東シナ海の荒波が打ち寄せる沖縄本島最北地の岬。
隆起したサンゴ礁の断崖絶壁から雄大な海を眺める。
大石林山とともに琉球沖縄本島を守る一大聖地エリアの一角。

沖縄北部は、熱帯の森が広がり自然がいっぱい。
交通量もぐんと減るので走りやすい。
ヤンバルクイナの絵が描かれている標識に『とび出し注意』と書いてある。
『カメ注意』の標識も見た。沖縄ならではの光景だ。

更に南下を続け、海水浴場『福地川海浜公園・ビーチ』で一休み。
海水浴場と言っても、泳げるような気温・水温ではない。
海は白い、空も白い、座が白ける。

福地川海浜公園 公園・植物園

パイン生産量日本一の村、東村に寄る。
スナックパインが食べたくて、色々見て選んでみる。
母の日が近いのでカードを投函したくて、ドライブしながらポストばかり探していた。
それがなかなか見つけられない。
沖縄の消印だなんて、母は気付かないんだろうけどね。

東村道の駅『サンライズひがし』で買ったスナックパイン。
私はホテルに帰ってゆっくり食べたい。
夫は今すぐ食べたいと言う。
しょうがない、『つつじエコパーク』で食べる。
果肉は手でちぎって食べられるが、みずみずしくてジューシーなので果汁は溢れんばかりに垂れ落ちる。
グチュグチュ・ビチョビチョ、手もベッタベタ。
後片付けも大変。
どうしてこうまでして、今ここで食べるかね！？
でも、本当に美味しかった。
東村産のパイナップルは、日本一だ！

東村村民の森「つつじエコパーク」 キャンプ場

道の駅『あやはし館』に寄る。
その横のビーチがサンタモニカみたいだ。
空も海も青くなってきて、心地良い風が吹いてきた。
神戸に『サンタモニカの風』というレストランがあるが、こういうイメージなのかなぁ。

海の駅あやはし館 名所・史跡

真っ青な空に、白い飛行機雲。
お天気が良くなり、一層気持ちが良い。
平安座島（へんざじま）に寄ろう。

うるま市の平安座島と浜比嘉島を結ぶ浜比嘉大橋。
ここでランチタイムとなった。
昨日、道の駅許田で買った食パンに、コンビニで買ったサラダチキンと千切りキャベツを挟んで特製サンドイッチ。
海を眺めながら美味しくいただきました。

浜比嘉大橋 名所・史跡

沖縄自動車道許田インターチェンジ。
レンタカーを借りた時に、ＥＴＣカードを持ってると料金所でスムーズだとオーナーが言っていた。
沖縄の車のＥＴＣ搭載率が低いんだそう。
何故かと聞くと、あまり使わないのに今更取り付けるのは面倒くさいんだって。
それで注意深く見てみると、確かに一般のレーンの方が混んでいた。

屋我地ビーチ近く、真喜屋あたり。
交通量もかなり増えてきた。
ここで『○○ギター工房』という看板を何度も目にする。
夫は行ってみたいと言い出し、電話をして明日行く事にしたらしい。

月桃の花を見つけた。
月桃パンが好きだ。
今回は見つける事すら出来なかったけど、食べたかった。

古宇利大橋に戻って来たら、ちょうど日が沈む時間。
ここは、折角だから歩いて渡ってみようと、私だけ車から降りる。
橋の長さは、１９６０ｍ。
無料で通行できる橋の中で日本一の長さになる。

ところが、私・・トイレに行きたいのだ。
橋の手前のキッチンカーの横に簡易トイレがあり利用しようとしたら、鍵がかかっていて使えなかった。

それよりも、その先に『ロワジールテラス＆ヴィラズ古宇利』があった。
奥まっていて、部外者には見えない、下々の者は立ち入るな！という雰囲気が漂う高級ヴィラのようだ。

旅をしながらいつも思い迷う。
ホテルに支出できる自分達の上限。
初日は寝るだけだから、ホントに安い狭い宿で良い。
でも、たまには贅沢に豪華な高級リゾートと言われる所にも泊まりたい。
ただ、上限は１室３万高くて５万かなぁ・・と夫は言う。

健康で元気に自分達だけで旅が出来るのは、あと２０年位だと思っている。
そうしたら、そろそろ値段を気にせず良いところに泊まって快適な旅を続けたら良いではないかと思う一方、２人で２９００円の宿に泊まった時の快感、５つ星の高級ホテルも、日にちをずらすと半額以下で泊まれたり・・。
結局は、そういうリサーチをしながらお値打ち気分に浸るのが好きなんだと思う。

私が橋の真ん中で夕陽を見つめ写真を撮ってると、夫は何度もロードスターで往復しては、「トイレは大丈夫なの？」と聞いてくる。

古宇利大橋 名所・史跡

そろそろ限界か・・。
一度橋のたもとのトイレに寄って、また戻って水平線に沈む夕陽を見たいと言うと、
「もう今日は無理だよ！」雲がかかっているから水平線には沈まないよ！と言う。

案の定、残念ながらこれが最後の夕景。
太陽は雲の中に恥ずかしそうに隠れて見えなくなってしまいました。
橋の真ん中には、三脚を立てて望遠カメラを二台も用意して日の入りを待つカメラマンもいました。
旅のあいだ中、夕陽が見られたのはこの日だけ。
良い１日になりました。

今日は、お昼に厚切り食パンで手作りサンドイッチを作って食べたので、あまりお腹も空いていないし、外食という気分でもない。
スーパーで買い出しをして、自炊する事にした。

冷蔵庫・電子レンジ・調理器具などが揃っていたので、簡単な料理はすぐ作れた。
調味料がなかったので、石垣の塩を買った。やっぱり美味しい。
初日に道の駅で粟国の塩を買おうとしたら、「買い物は最終日にだよ！」なんて言われて我慢したら、結局買えずに終わった。

２日目の朝も、はなれの『カフェ海望Cafe Aletta』で朝食をいただきます。
「今日は、いよいよご出発ですね。淋しくなりますね。」なんて言っていただいた。
クチコミに「ホテルの場所が分からず電話すると、説明がぶっきらぼうでグーグルマップを参考にしてと言うだけで不親切だ」というのがありましたが、場所を口で説明するのは難しく、そう言わざるを得ないというのは分かりました。
私たちも最初に電話して「ん！？」と思ったのですが、会うと印象は違う。
電話対応の難しさを改めて感じました。

アレッタ 古宇利リゾート 宿・ホテル

古宇利島に着いた日、宿泊するアレッタ古宇利リゾートに行こうとすると、何台も車が並んで道を塞いでいて通れなかった。
何事だったのかと後で通ってみると、『車えびレストラン珠屋』の入店待ちの車で溢れていたのだ。

そんなに人気なんだと、この日の朝も行ってみたが、既に車は一杯で人の行列が出来ていた。
絶対に並ぶ事をしない私たちは、諦めて車を走らせた。

すると『くるまえびキッチンTAMAYA』の看板を見つけて入ってみる。
営業は１１：００から。オープンまでもう少し。
ここは名前を書いて開店を待つ。１番！！
そうこうしていると次々にお客さんがやって来る。

迷わず活き車海老の素揚げを注文。
この日は、ナント１組分しかないとの事。
超ラッキー！！
頭から尻尾まで全ていただきました。
本当に美味しかった。
今でも時々夢に出てくる。
昼間からいただくビールも最高でした。

くるまえびキッチンTAMAYA グルメ・レストラン

今日のお宿は、『オクマ プライベートビーチ＆リゾート』
私たちにしたら、予算の上限を超える高級ホテル。
1980年、まだ若かりし頃に同僚達と泊まったホテルです。
懐かしくて、今どうなっているのか確かめたくて予約しましたが、一番天気の悪い日に当たっちゃって、ビーチリゾートもへったくれもない！って感じです。
この世に『晴れ男』『晴れ女』がいるなら、出て来い！！と叫びたい。
次回、雨のオクマからお伝えします。

オクマ プライベートビーチ & リゾート 宿・ホテル