地元神奈川再発見　相模原のJAXA

2021/12/27 - 2021/12/28

JAXA（宇宙科学研究所）の総本山ともいえる相模原キャンパスはJR横浜線の淵野辺にあります。
子供たちは小さいときに祖父に連れられて行ったことがあるのですが、自分とかみさんはまだなのです。

年末も押し迫った時期ですが、地元再発見ということで行ってみようか。
普段なら近場のために、宿泊など考えたことも無い相模原のホテルも神奈川県民割りで安くなっているので、この機会に泊まってみよう。

エリア 相模原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

JAXAの相模原キャンパスの最寄りの駅はJR横浜線の淵野辺駅。
ただし駅からは20分近く歩くことになります。
小田急の相模大野駅からバスに乗ると、最寄りのバス停から徒歩5～6分で着きます。

JAXA 相模原キャンパス 美術館・博物館

JAXAの守衛所はかなりチェックが厳しいのかな、と思ったのですが素通り状態。
見学のできる交流棟で簡単な受付があるのみ。
本部とか管制センターなどはおそらくIDカードが無いと入れないと思いますが。

ペンシルロケット。
地味ですがJAXAではこれが一番見たかったのです。
これが日本の宇宙研究の第一歩。
単に水平発射しただけですが、ロケット第一号機です。

糸川秀夫先生の直筆。
戦後の日本の航空技術を嘆いている。

最初の人工衛星、おおすみ。
当時住んでいた大田区雪が谷の蕎麦屋で、打ち上げの様子をテレビを見ていた。
何故蕎麦屋にいたのかはよく分からないけれど、学校の友達と一緒だったと思う。
当時はJAXAという組織自体が無くて、東大宇宙航空研究所が打ち上げたはず。

交流棟の壁をスクリーンにして様々な短編映画が上映されています。
このときもちろん交流棟は薄暗くなります。

様々な歴代の人工衛星が展示されてます。

何が目的の実験装置かよく分かりませんが、線香花火燃焼実験装置と書いてあります。お守りが入っているのが日本らしくて良いね。

大気圏突入技術を紹介する部屋は撮影禁止。
高度な制御技術が必要なので、技術流出を防ぐ意味だと思います。

はやぶさの展示スペース。

右には子供向けに宇宙関連の書籍類が並べてあります。
少しでも宇宙への関心を高めて貰いたいということですね。

電波天文観測衛星「はるか」。
はやぶさだけではありません。
地味だけれど重要な衛星がたくさんあるのです。

液体水素ロケット。
将来技術も展示されています。

はやぶさ2のコーナー。
無事にりゅうぐうの岩石サンプルを地球に届けたはやぶさは、今も宇宙空間を飛行しています。

交流棟の横にはロケットの実物大モデルが展示されています。

けっこう迫力のある展示ですね。

敷地内には実験用の建物などいろいろな建物があります。
管制センターはここからいろいろな衛星の制御をしていたのでしょうか？
コロナのために食堂などには入ることが出来ません。
特製のカレー、食べたかったな。

JAXAの食堂が開いていなかったので、バスで相模原駅方面に移動し焼き肉のお店へ。
12時を回っていたため、けっこう混んでいて30分程度待ちました。

店内の様子。
焼肉きんぐに入るのは初めてです。

いろいろなコースがありますが、一番安めのきんぐコースにしました。
それでも100分がっつり食べるのはきつい。
さすがに歳とともに食が弱ってきたようです。

JR相模原駅前。
小田急相模原という駅もあり、間違える人もいるのでしょうね。

ホテルクラウンヒルズ相模原。
最近利用したブリーズベイホテルグループでした。

ホテルクラウンヒルズ相模原 宿・ホテル

チェックイン時間は午後3時だと思っていたら4時でした。
相模原駅の北側は米軍の大きな基地があり、一部が返還された今も閑散としています。
駅前に特に見るような所も無いので、ロビーで時間を過ごす。
他にもそのような人がいました。

シャンプー類は自分の好みの物を持って行くようです。

部屋はさすがにビジネス仕様。
ツインの部屋が満室だったため、シングルを2部屋にしました。

典型的なビジネスホテルのユニットバス。

昼間の焼き肉食べ放題でまだお腹が膨れているし、あとはシャワーを浴びて寝るだけ。必要十分の部屋です。

翌朝、このホテルは朝食が無料で付いています。
2階に食堂があります。

バイキング方式です。

ご飯のお代わりも自由。

一通りのものをお皿に乗っけました。
洋食派の人はパンも選ぶことができます。

年末も押し迫り、2021年の旅行はこれで終了。
2021年は7月以降にかなり出かけたため、その防備録を書くのに年越しどころか2022年8月までかかってしまいました。（防備録に残していない旅もありますが）
2022年の年始も出かける予定が多かったため、これからも当分は防備録に追い回されることになります。