2022/05/26 - 2022/05/26
4265位(同エリア23700件中)
とらさん
この旅行記のスケジュール
2022/05/26
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ロンセスバーリェス
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徒歩での移動
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エスピナル
この旅行記スケジュールを元に
スペイン巡礼3日め。
スペイン巡礼のモデルコースでは、ロンセスバーリェスの次は、24キロ先のズビリとなっていますが、その距離を1日で歩く自信がないので、7キロ先のエスピナルまで歩きます。
途中、「日はまた昇る」の舞台で、ヘミングウェイが逗留し鱒釣りを楽しんだというブルゲーテ(Burguete)を通るので、そこでのんびり出来たらと思っています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日は、ロンセスバーリェスからエスピナルまで、7キロの道のり。
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ロンセスバーリェスのアルベルゲの朝。
昨日は、暴風雨の中のピレネー越えだったけれど、今日は天気が回復しそう。 -
朝食は、ホテルのレストランで7時から。
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ビタミンは、オレンジジュースとりんご。
旅に出てから、ずっと野菜を摂っていない気がする。 -
8時がチェックアウトということだったので、15分くらい前に、荷物を持って一階に下りると、殆どの人が出発した後だった。
そう言えば、朝まだ暗いうちにトイレに行ったら、他の人を起こさないように、荷物をトイレに持ち込んでパッキングをしている人を何人か見かけた。
山小屋みたいだと思っていたけど、皆早く出かけるんだな。
背の高いオスピタレロのおじさんが、早く出ろ早く出ろ、と急かす。
腕時計を見て、キャサリンに、まだ15分前なのにネェ、という顔をしていると、そういうふうに時計を見て、8時までに出発すればいいと考えている輩には辟易している、自分は、昨日から何時間も働き詰めで疲れているんだ、早く出ろ、とまた急かす。
キャサリンは、ひどいことをいうオヤジだ、と憤慨していたけど、支度が遅い私は、いくら急かされても、自分のペースは崩せない。
予定通り、8時きっかりにアルベルゲを出た。 -
入口のドアは、8時ぴったりに、内側から鍵がかけられたようだ。
若い女の子が、持病の薬を忘れたのに、締め出されてしまった、と困った顔をしている。
2階の窓から顔を出していた、さっきの意地悪オスピタレロに、薬を忘れたから開けて、と頼んでいるのに、オレは疲れているんだ、早く休みたいんだ、とまたもや訳のわからないことをぶつぶつ言っている。
女の子は泣きそうになっている。
最後は、渋々、鍵を開けてくれたが、ひどいオヤジだ。 -
オリソンからの二日間を一緒に過ごしたカミーノ仲間とは、ここでお別れ。
彼らは、モデルコース通り、今日は24キロ先のズビリまで行く。
ちなみに、キャサリンのザックは随分小さいなと思って聞けば、4キロだと言う。
シニア女子にとって、荷物をいかに軽く出来るかは肝だと思う。
私は、水と行動食を除いて、5.5キロに抑えたが、まだまだ不要なものがあったと思う。 -
昨日は、雨でロンセスバーリェスの散策も出来なかったので、今朝は辺りをぶらぶらして出発。
ロンセスバーリェスは、778年、ロンセスバーリェスの戦いにおいて、山岳バスク人と戦ったフランスのカール大帝が敗北を喫した場所で有名、ということらしい。 -
ロンセスバーリェス、パンプローナ間は、1日1便の、バスがある。
ピレネー越えを避けたい巡礼者は、パンプローナからバスに乗ってきて、ここから巡礼をスタートする。 -
巡礼路はこちら、の道標。
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バスでロンセスバーリェスに着いた学生達の集団の後を行く。
この森は、魔女の森というらしい。
出口辺りに、十字架の碑が建っていた。 -
魔女の森を抜けてすぐのところに、スーパーがあった。
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果物を購入。
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スーパーの外は、公園になっていたので、休憩。
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今買った果物で、ビタミン補給。
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公衆トイレは珍しい。
男女ともに、トイレを我慢しているような格好のイラストが面白い。 -
セイヨウテマリカン
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今日山越えだったら、綺麗だっただろうな。
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ブルゲーテの町にはいる。
やはり、バスク地方特有の建物が並んでいる。
しかし、誰もいない。
まるで、ゴーストタウンのようだ。 -
この建物は、ヘミングウェイが泊まったというホステル ブルゲーテ。
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ヘミングウェイの「日はまた昇る」の小説には、パリのモンパルナス、バイヨンヌ、ロンセスバーリェス、ブルゲーテ、パンプローナ、サンセバスチャンなど、今回の旅で訪ねる町々が舞台になっているので、再読した。
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町の中を散策していたら、屋内の泉をみつけた。
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ブルゲーテの教会。
ここまで、誰とも会わず、人恋しかったので、教会の前にひとり佇んでいた観光客らしい女性に声をかけた。
フランスのトゥールーズから車できたという。
ご主人は、今日、巡礼路をロンセスバーリェスからズビリまで歩く予定なので、自分は、車で途中の小さな村を観光しながら、ズビリで落ち合うことになっているという。
何だか、お互い無理していない、いい夫婦旅だなあ、と思う。 -
教会の隣りに体育館のような建物があった。
トゥールーズのご婦人によると、バスク・ペロタ 用のコートだという。
初めて聞いたスポーツ名だが、素手、グローブ、ラケット、バットなどを使って壁に向かって打つスカッシュのような室内競技で、バスク地方で盛んなスポーツだという。 -
トゥールーズ人のご婦人も暇を持て余していたようなので、お茶でもしようかと、教会の隣りのバル(カフェ)に行くが、閉まっていた。
残念。
スペイン巡礼のガイドブックによると、フランスの道には至る所にバル(カフェ)があるので、トイレには困らない。
コーヒーでも注文して、そこのトイレを借りればいいとあったが、このブルゲーテの町に、この時間、営業しているバルは一軒もなかった。
此の分だと、次のトイレは、昨日に続き、森の中ということになりそうだ。 -
道に直接記されている黄色い矢印に従って道を横切る。
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町を出る。
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橋を渡って、小川沿いの道を行く。
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「日はまた昇る」の主人公が、マス釣りの餌のみみずをとった小川は、ここか?
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牛舎。
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エスピナルまで、3.1キロの道標。
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ここで、巡礼路は、牧場の中に入る。
牛。 -
馬。
素晴らしい景色に癒される。 -
遠くに見えるゴツゴツした山は、ヘミングウェイの「日はまた昇る」の中で、描写されていた山だと思う。
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途中、エスピナルと反対の方向に歩いているような気がして、一度、牧場の入口にあった道標まで戻って確認した。
あまりにも巡礼者に会わないので、道迷いをしているんじゃないかと心配になる。
他の巡礼者と同じようなスケジュールで歩かないと、巡礼路でひとりぼっちになり、心細いカミーノになってしまうんだなあ。
そんなことを考えていたら、向こうから、逆走の巡礼者が歩いてきた。 -
牧場を出る。
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小川にかかる石の橋を渡り、
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林の中を行く。
右側に黄色い矢印。 -
トリテレイア?
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西洋サンザシ
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エスピナルの町が見えてきた。
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エスピナルの町の入口にある牧場。
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町に入る。
やっと、他の巡礼者に会えた。 -
エスピナル。
バスク語とスペイン語の併記。
バスク語が上。 -
公園のベンチ。
座っている間も、ペダルを漕いでエクササイズしろ、ということ? -
ブルゲーテ同様、町の中心にバスクペロタのコートがある。
練習が終わったら、隣のバルでビールを飲むんだろな。 -
コート。
そう言えば、「日はまた昇る」にも、バスクペロタのコートの描写があった。 -
水飲み場。
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教会。
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今日の宿。
ホスタル ルーラル アセイア
Hostal Rural Haizea
https://www.hostalhaizea.com/
素泊まりで、15ユーロ
巡礼者用の相部屋の他に、個室もある。 -
宿の共用スペース。
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巡礼者用の相部屋はこんな感じ。
一番最初にチェックインしたので、隅のベッドを選んだ。
あとから、スロバキアからきたシニアの男女と若い女の子の三人組が隣のベッドを占めた。
おじさんのほうが、スロバキアがどこにあるか多分知らないと思うのでと前置きして、スロバキアは、ポーランド、スイス、チェコ、ハンガリー、ウクライナに囲まれた国だよ、と説明してくれた。
実際、スロバキア人と会ったのは初めてだ。
三人が話しているのは、当たり前のことだが、スロバキア語なんだろう。
初めて聞いた言語は、不思議な響きをもっている。
こうして、ヨーロッパのいろんな国の人達と出会って、おしゃべりしたりするのが、カミーノの醍醐味なんだろうな。 -
トイレは綺麗だったが、シャワーのお湯が出なかった。
泣く泣く、冷たい水で体を洗った。 -
宿のレストラン。
地元の常連客で繁盛しているいい店だ。 -
白ワインと、サラダを注文。(10ユーロ)
久しぶりの生野菜が、美味しい! -
ランチの後、宿の周りを散歩していると、何かが、脛をめがけて突進してくる。
何だ、何だ?と思ったら、猫だった。
何度も何度も突進してくる、変な猫。
ピレネーの牧場で出会った猫同様、ペットショップで買えば、高そうな猫。
そして、異常に、人懐っこいのも同じ。
いったい、この辺りの猫はどうなっているのか、と思う。 -
可愛い。
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動きが激しい。
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岩合さんの猫番組に出てきそう。
自然の中でおおらかに育っているので、警戒心がないのだろうか。
ずっと後をついてきた。 -
巡礼者の夕食は7時から。
宿のレストランは普通に営業し、巡礼者のための大きなテーブルがひとつだけ用意されていた。
巡礼者メニューは、スープに二皿とデザートで12ユーロ。
お昼、レストランのメニューを見ていたので、巡礼者メニューは、格安で提供されているのがわかった。
第一の皿はペンネ。 -
第二の皿は、ポークとフライドポテト。
味は美味しいが、量が多い。 -
巡礼者のテーブルには、必ずワインのボトルがつく。
左隣りには、思わず二度見してしまうほどの、美しいデンマーク人の父子。
左側の赤いジャケットがお父さん。
写真には写っていないが、手前の息子は14才だという。
私が、3日かけて歩いてきた30キロの道のりを、8時間半かけて1日でここまできたという。
カミーノに来たのはお父さんの発案なの?と尋ねたら、今度洗礼を受けるから、という宗教的な理由。
彼の家族は、洗練を受ける前に、必ずスペイン巡礼をすることになっているらしい。
見た目が美しいだけではなく、生き方も真っ直ぐな父子。
片や、右隣りは、鬱になって1年間巡礼をしているというフランス人の青年。
タバコをバラして巻きタバコにしていが、マリファナ入りだという。
マリファナは、フランスでは、家で吸ってもいいが、外で吸うと違法。
スペインでは、外で吸っても合法。
日本に行ったら、一生監獄だね、と言っていたが、裏を取っていないので、本当かどうかは疑問。
巡礼者、いろいろ。
因みに、今日の巡礼メニューを一緒に食べたのは、全員、ヨーロッパ男性。
しかも、猛者揃い。
巡礼は、これで16回めだとか、
サンジャンピエドポーから1日でここまで来たとか、
すでに、フランスのル•ピュイからサンジャンピエドポーまでの700キロを歩いてきて、これからサンチャゴまでの800キロと合わせて、合計1500キロを歩く予定だとか。
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