2022/05/24 - 2022/05/24
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とらさん
この旅行記のスケジュール
2022/05/24
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サンジャンピエドポー
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徒歩での移動
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オリソン
この旅行記スケジュールを元に
ヨーロッパにいくつかあるスペイン巡礼路の中で、一番人気のフランス人の道は、サンジャンピエドポーからサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、764キロの道のりです。
全行程を歩く体力はないので、とりあえず、サンジャンピエドポーからエステージャまで、110キロを7日かけて歩く計画をたてました。
体力がない上に、歩く速度が極端に遅いので、時速3キロで、1日5時間歩く計算です。
しかし、1日で歩く距離が、20キロから25キロに設定されているモデルコースによると、エステージャ迄の110キロは、7日ではなく、5日分の行程です。
時速4キロで、1日5時間から6時間歩くという計算なのでしょう。
そんなに緩い計画を立てたにもかかわらず、実際は、パンプローナの手前4キロのビリャバまで、5日間、60キロで、カミーノ徒歩編の旅を終えることになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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上記地図は、サンジャンピエドポーからパンプローナの手前4キロの町まで、5日間で歩いた60キロの行程です。
地図左上には、海沿いの美食の街、サンセバスチャンがあります。
サンセバスチャンには、カミーノ徒歩編が終了した翌日の6日目に、パンプローナからバスに乗って行きました。
宿泊地は、以下の通りです。
A サンジャンピエドポー
B オリソン
C ロンセスバーリェス
D エスピナル
E ズビリ
F ビリャバ(パンプローナの手前4キロの町)
一般的な巡礼者達が3日で行くところを、5日かけて歩きました。 -
スペイン巡礼者には必須のアプリ、Buen Camino
ブエンカミーノ(Buen Camino)は、よい巡礼の旅を、という意味で、巡礼者に対して、あるいは、巡礼者同士の挨拶で使います。 -
アプリのフランス人の道をクリックすると、こんな感じで、巡礼路上の村と、村と村の距離が示されます。
今日の行程は、サンジャンピエドポーから二つ目のオリソンまで、7.7キロ (5.28+ 2.41) となっています。 -
オリソンをクリックすると、オリソンの天気、温度、標高、観光ポイント、宿の情報などを確認することが出来ます。
オリソン小屋の部屋数(number of beds)は、28となっています。 -
地図をクリックすると、自分がいる位置が黄色い丸で示されます。(日本で開いた地図なので、ここには現在地が表示されていません)
黄色が巡礼路なので、巡礼路を外れても、この地図を開くと、軌道修正が簡単に出来ます。
しかも、オフラインでの使用が可能です。 -
サンジャンピエドポー二日目の朝食。
朝食で一緒になったブラジル人の男性は、レンタル自転車で、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで行く、ということです。
自転車は、出発地で借りて、目的地で返せばいいシステムになっているそうです。
明日は、60キロ先のパンプローナに泊まる予定だということです。
徒歩では、三日かかる距離です。
764キロのフランス人の道は、歩きだと約33日で踏破できるということですが、自転車だと10日くらいの行程なのかもしれません。 -
宿の玄関で、トランスポートサービスのピックアップを待っているザックやスーツケース。
次の宿泊地までのトランスポートサービスの料金は、運送会社や区間によって5ユーロから7ユーロと幅があります。
宿で運送会社の封筒をもらって、裏に名前と配送先を記入し、封筒の中に配送費を入れておけば、次の宿まで運んでくれます。
サンジャンピエドポーからオリソンまでのトランスポートサービスは、ちょっと高くて8ユーロでした。 -
モデルコースによる最初の宿泊地、ロンセスバーリェスまで、24.5キロ、6時間35分、の道標。
道標の下のところに、RONCEVEAUX-Orreagaとあります。
RONCEVEAUX(ロンセスバーリェス)は、フランス語の地名。
Orreagaは、バスク語の地名。
スペイン巡礼路のフランス人の道は、バスク地方を貫いています。
これから先はずっと、フランス語とバスク語、あるいは、スペイン語とバスク語の二重表記となります。 -
旧市街のピレネー側の門を振り返って一枚。
さよなら、サンジャンピエドポー。 -
体力に自信がない巡礼者は、24キロ先のロンセスバーリェスではなく、峠までの途中にある標高795メートルのオリソン小屋に、まず、1泊する人が多いと思います。
サンジャンピエドポーが標高200メートルなので、標高差約600メートル。
距離は、8キロなので、ダラダラと登る坂道です。
オリソン小屋は、28しかベッドがないので、1か月以上前に予約し、前金もPayPalで支払いました。
1泊2食で42ユーロ。
返金不可です。
いわゆる山小屋ですが、雑魚寝で、シャワーもないのに、1万円はする日本の北アルプスの山小屋と比べると、安いと思います。
Refuge Orison (オリソン小屋)の予約サイト
https://refuge-orisson.com/en/ -
旧市街の外に広がる住宅地を歩いていきます
。
道標が多く設置されているので、道に迷うことはありません。 -
巡礼者達が前を歩いています。
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町を外れて、山に向かいます。
雲行きは、怪しい。 -
牧場が見えてきました。
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屋外にある無人の自動販売機は珍しい。
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北海道のような風景。
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天気はギリギリ持ち堪えています。
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藁ロール
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オリソンまであと5キロ、の標識。
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この道は、かつて、ナポレオンがスペイン遠征の際に歩いた道で、ナポレオンルートと呼ばれています。
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Hunttoのホステル。
今にも雨が降りそうなので、お茶を飲んでいる人を横目に、先を急ぎます。 -
雲行きは、どんどんあやしくなります。
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巡礼路は、ゲートをくぐり、牧場の中の道を行きます。
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オリソンまで、あと2キロ。
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ジギタリス
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牧場の羊。
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羊
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羊がいっぱい。
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牧場の柵の脇に、猫がいたので、呼ぶと、
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体を擦り付けてきました。
黄色は、今回のスペイン巡礼のために買った、Sea to Summit の超軽量ポンチョ。
この辺りで、雨が降ってきたので羽織ります。 -
ペットショップで買えば高そうな猫ですが、牧場で放し飼い。
人懐っこ過ぎて、何度も突進してきます。
不思議な猫でした。 -
茶色の羊
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天気はどんどん悪くなります。
実は、今回のヨーロッパ旅行で、一番楽しみにしていたのが、このピレネー越えでした。
出発の二週間前から、天気予報アプリのWindyで、毎日毎日、天気を確認していました。
予報によると、ピレネー越えの二日間は、一日中雨。
何度も何度も確認しましたが、天気は好転しません。
本当にがっかりしました。 -
天気が良ければ、素晴らしい景色なんでしょうね。
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霧の中から、こちらに歩いてくる人がいます。
どうしのですか? と聞くと、迷ったみたいです、との返事。
一本道だから迷いようがないのに、と思いながら、Buen Camino(ブエンカミーノ)のアプリの地図を見せて、今、ここです、もうすぐオリソンですから、この道で間違いないですよ、と教えてあげました。。 -
オリソン小屋が、見えてきました。
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今日の宿です。
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今晩泊まる部屋。
ひとつの部屋にベッドが、6つあります。
下のベッドにいるのが、イギリス人のキャサリン。
割り当てられたのは、キャサリンの上のベッドでした。
夜中にトイレに何度もいくシニア女子に、上段のベッドは辛いのですが、先着順なので、仕方がありません。
入口のほうのベッドには、昨日の宿でも一緒だったドイツ人の若い夫婦が。
妻は、1晩中咳、夫は、1晩中いびきの、ノイジーカップル。
翌朝、キャサリンは、このカップルのせいで、夜中に何度も目を覚まし、睡眠不足だと言っていましたが、眠りに神経質な人には、相部屋は辛いかもしれません。 -
オリソン小屋の便座のないトイレ。
直接座って用を足すのでしょうか?
シャワーは、チェックイン時にもらったコインを入れて使うタイプ。
急いで、洗わないと、お湯が止まります。 -
体を温めるために、食堂で、野菜スープを注文。(6ユーロ)
また、明日の昼食用のサンドイッチも予約しました。(5ユーロ)
受付の女性に、明日、雪が降ったら、タクシーを呼びたいのですが、幾らですか? 聞くと、70ユーロとの返事。
高すぎる。
本当に雪が降ったら、相乗りする人がいないか、朝食の時にでも、皆に聞いてみようと思いました。 -
スープを飲み終えて、外に出ると、雨は止んでいました。
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テラスのテーブルと椅子も、濡れています。
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食堂には、早めに行って、ワインを飲みながら、おしゃべり。
その内、夕飯が始まりました。
最初のメニューは、お昼に食べたのと同じ野菜スープ。
左側で笑っている青い服の女性は、同室のアイルランド人のノラ。
IRAのテロや紛争で心を病んだ人達の心のケアをしているカウンセラーだということです。
IRAとは、もう何十年も昔の話だと思っていたので、今もなお? とちょっと驚きました。
最近出来た心の傷なのでしょうか、あるいは、昔の凄惨な記憶からくるトラウマなのでしょうか。
それにしても、アイルランド人の英語は、わかりにくい、というより、殆ど理解できませんでした。
親切なイギリス人のキャサリンが、その都度、通訳してくれました。 -
豆の煮物と、チキンのロースト。
チキンのローストは美味しかったので、おかわりをしました。 -
デザート。
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食事が終わると、自己紹介が始ました。
立っている男性は、ドイツ人。
身体は大きいけど、拙い英語で一生懸命に自己紹介している様子が、可愛らしい。
手前の右側が、同室のイギリス人のキャサリン。
彼女も、私と同じ、リタイアシニア女子。
今年退職して、2年前から準備していた念願のカミーノにやっとこれた、とやたらテンションが高い。 -
立ちあがって自己紹介しているのは、同室のアイルランド人、ベロニカ。
心理カウンセラー、ノラの友達。
二人は、ログローニョまで歩く予定。
現役の人達は、全行程を何回かに分けて歩く人が多い。
夫婦、親子、友達同士でカミーノを歩く人。
しかし、ここ、オリソン小屋でのマジョリティは、シニア一人旅。
そして、時間がたっぷりある彼らの目的地は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
カミーノ同士の絆を深めるには、格好の宿です。
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