2022/05/20 - 2022/05/20
1022位(同エリア1052件中)
凛さん
1週間前に代替わりしたばかりの御柱を拝もうと、初めての諏訪へ。あまりの分量になったのでさすがに日ごとに分けました。
<1日目>
諏訪大社下社秋宮
~下社春宮
~万治の石仏
~おんばしら館よいさ
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初めて乗るあずさ号、乗換案内を無視したために在来線の遅延に巻き込まれ、新宿駅の端から端まで走って発車1分前になんとか乗車。ホームで買えたコーヒー1本だけでこの後の数時間を過ごすことになった。
ちょっと落ち着いてひと眠りすると車窓は新緑の中に入っていた。窓一面の緑がきもちよかった。新幹線ほどの速度はないから風景を楽しむのもいいね。 -
2時間ちょっとの旅で薄曇りの上諏訪駅へ到着、在来線への乗り換えはそのまま同じホームからできるようになっていて便利。
上諏訪駅 駅
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上諏訪からひと駅で下諏訪駅に到着。初日はアクセスの良い下社を回ることにしました。
下諏訪駅 駅
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下諏訪駅前に立つ御柱は長野オリンピックの際に会場に建てられたものとのこと。オリンピック自体ほとんど見ないので全然知らなかった。
下諏訪駅 駅
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まずは秋宮へ。道の左右には神域を示すしめ縄に色とりどりだったりキンキラの飾りがついたものが張り巡らされている。なるほど祭りがまだ続いてるわけですね。
ただ、里曳きが終わったばかりで完全に閑散期なのでびっくりするほどお店が開いてない。大通りに見えたコンビニに寄っちゃえばよかった。 -
そうこうしている間にゆるやかな坂の向こうに秋宮の森が近づいてきた。
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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鳥居の前で振り返るとこんな感じ。けっこう高い所にあるのだな……。と思った。後から見るとアスファルト部分に曳いた跡がまだ残ってたのかな?
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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鳥居の外の手水舎は、龍が吐き出す水を竹で受けて分配する方式でした。
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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鳥居の前は黄菖蒲に彩られてしっとりとした華やぎを見せてくれる
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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鳥居をくぐってまず出迎えてくださるのは「寝入りの杉」。ずっとこれが「御神木」だと思ってた。ほんものは社殿の向こう側
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振り返ると色のついたおみくじが色ごとに分けて結ばれてるのもおもしろい。
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その隣にさざれ石。君が代に歌われる岩石ですね(これは近年に奉納されたもの)。初めて現物を見た。こんななのか~
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参道の正面には大きなしめ縄がぶら下がった神楽殿。諏訪大社といえばこのビジュアルかなと思うけど、まずはその後ろ側の幣拝殿へ歩みを進めると、、、
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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始めてお目にかかる御柱が眼前に近づいてきてわくわくする。こちらは一の柱。もっと背が高いものを想像していたが思いのほか「ずどーん」とした感じで力強いものなのだな。1週間前に建ったばかりの新しい柱はつるつるで、陽に当たって金色に輝いて見えた。
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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幣拝殿は祭壇との距離が近く、手が届きそうな距離で鏡がしっかり見えるのがとても新鮮な気持ち。え?い、いいんですか?みたいな。
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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二の柱の側の摂社群は、倒木により倒壊してしまったとのことでだいぶ寂しい事になっていた。いずれ再建されるのかな。
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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秋宮ではその全体にお目にかかれた御柱は幣拝殿左右に建つ2本のみ。残り2本も頑張ったらほんのちょっと見えたりしたのだろうか。
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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御神湯は社務所の近く。けっこうな高温の湯がこんこんと湧いている。寒い時期にはホッとするだろうな。
諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会
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御朱印を待つ間、橋の向こうの景色に惹かれてフラフラと向かった先は場外の大きな駐車場。城跡なのだそう。
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ここからは諏訪湖全体が見渡すことができた。鳥居の前で感じたよりも標高があるのだな。
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で、ここの中央の小さな庭の石彫の竜口が、植栽とあいまってアフロみたいになってて面白かった。御神湯の竜口と似た系統のお顔立ちかな。
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秋宮周辺での昼食を諦めて春宮方面へ移動を開始するも、そばに小さな古墳があると聞いてさっそく脇道へそれる。
青塚古墳は諏訪地方唯一の前方後円墳で、諏訪大社にゆかりのある方が被葬者なんだろうな~と想像も膨らむ。青塚古墳 名所・史跡
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新道と旧道と分かれる辺りにあったお寺様(来迎寺)にもふらっと立ち寄ってみる。
静かなところで、和泉式部の守り本尊がおいでになるとの事。お地蔵様の足元から湧くのも温泉で、水と混ぜられてるのかちょうどいい温度だった。来迎寺 寺・神社・教会
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春宮へつながる旧道は断層沿い?あちらこちらで湯温の高い温泉が湧いていて、自由に使えるようになっているところも。ここは旦過の湯。駐車場を挟んで隣は入浴施設
旦過の湯 温泉
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諏訪大社に奉納される稲を育てる田がある御作田神社。ここにもお湯が湧出してた。
諏訪御作田神社 寺・神社・教会
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(この時生えてるのは雑草だけど)その御作田で育てられる稲は成長が早いと言われているらしいけど、もしかして温泉のおかげだったりするのかな?
諏訪御作田神社 寺・神社・教会
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慈雲寺さんは長~い石段に怯んで手前の所だけ。石段の途中のお稲荷様とその横の寶光院にだけお詣り。旧道に面した所には「竜の口」と呼ばれる石堀の竜。隣の小川から引かれた水場らしい。
水辺にいくつもの小さな寺社が集まったのかなという印象を受けた。 -
ゆっくり歩いて30分ちょっとで春宮へ到着。よく見るとここにも道の真ん中に薄っすら残る線があり、御柱を曳いた跡がやっぱりまだ残ってたんですかね?
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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手水舎は歩いてきた道の反対側。交通量がけっこうある道で、横断はちょっと怖い。
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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鳥居の前のマンホールは特別デザイン。目の前に気を取られてると気づきにくいかも。
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こちらでもまずは鳥居の前の大木「結びの杉」にご挨拶
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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その横の土坂は御柱の通り道で、下草がほとんどないあたりにまだ喧騒の余韻を感じる。
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春宮のほうでもこのビジュアルが出迎えてくれる
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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ここも幣拝殿までの距離が近く、中の鏡がよく見える。
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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春宮でも正面の2本の御柱とご対面。光の加減なのかこちらはちょっと節の多いごつごつした肌に見えた。
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秋宮・春宮の両社で御朱印を拝受。御柱祭の年の特別なデザインの御朱印
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春宮の脇から浮島社へと渡る。どんなに大水になっても水没しないという中州に祀られた小さな社でこの四隅も御柱に守られている。
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浮島社の脇を流れるこの清流。山からの流れがちょっと開ける場所なのですな。
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朱塗りの橋を渡り、川沿いの農道?といった趣の細い道を少し歩くと、草に覆われた畑の向こう側に仏さまの姿が見えてくる。エモい。
万治の石仏 名所・史跡
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全体像は独特のフォルムで後ろにも長い。「よろずおさまりますように」と念じた後、願い事を心に唱えながら3周し、最後に「万事おさめました」と唱えてお詣り。なので、混んでるわけじゃないのに少し並んで待つ感じになった。
万治の石仏 名所・史跡
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最後に閉館時間間近の「おんばしら館よいさ」を見学。映像資料や木落し体験コーナーもあり、ゆっくり時間を取ってくるのもいいかもしれない。ワタシはこの段階で初めて木落坂が1か所じゃないことを知りました……。
おんばしら館 よいさ 名所・史跡
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駅方面へ戻る。春宮の前から伸びる大門通りの下馬橋と力石、下馬橋は道の真ん中にどーんと鎮座するのでちょっと驚く。室町時代の建築物で、年2回の遷座の際に神輿が渡るためのもの。以前はホントに川が流れていたと。蓋があるところがそれかな。と目にした辺りで春宮から回ったほうがよかったかもな~と思った。
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今回の滞在のベースとする上諏訪駅へ帰着。ホームの中に温泉が出る蛇口も足湯もある珍しい駅。空腹でクタクタなので、体験はまた後で。
上諏訪駅足湯 温泉
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軽食を取ってからの夕餉は駅前のスーパーで調達して簡単に。PB商品も充実してて面白い店だった。このあと2日間とも通うことになる。
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