２０２２GW 世界遺産『熊野古道』巡礼の旅 その⑥日本の原風景『丸山千枚田』と鬼の巣窟『鬼ヶ城』を回る！

2022/05/06 - 2022/05/06

２０２２年のゴールデンウィークは3年振りに行動制限が解除された。
かねてから訪れてみたいと思っていた熊野古道へ。
本州の中心近くにありながら交通アクセスがあまりよろしくない紀伊半島南端部。
今回はJALのマイルで南紀白浜空港までフライト、そして和歌山、奈良、三重の3県にまたがる世界文化遺産に登録されている『紀伊山地の霊場と参詣道』を回ることに。
とは言え全行程徒歩は無理なため、レンタカーで回りながら熊野古道の要所要所を歩くことに。

事前に明治神宮で仕入れた御朱印帳と現地調達した熊野古道押印帳を手に回った先は以下。
?熊野古道（中辺路）
②熊野三山奥の宮（玉置神社）
③熊野古道 小辺路（果無集落）
④熊野本宮大社
⑤熊野速玉大社・神倉神社
⑥川の参詣道（熊野川川舟下り）
⑦丸山千枚田
⑧鬼ヶ城
⑨熊野古道（大辺路）
⑩熊野那智大社・青岸渡寺・那智大滝
⑪熊野ジオパーク（橋杭岩・潮岬・古座川の一枚岩）
⑫アドベンチャーワールド
⑬温泉（川湯温泉・白浜温泉）

二晩お世話になった川湯温泉を朝発ち、熊野川を渡り三重県へ。
まず向かったのは日本の棚田百選にも選ばれている丸山千枚田。
熊野の山深い斜面を開墾した1,340枚の棚田が重なる様は壮観！
そして、その後は一路熊野灘を目指し海岸線に自然が作り上げた荒々しい造形美、また世界遺産にも登録されている鬼ヶ城を訪問。

エリア 熊野(三重)

二晩お世話になった川湯温泉
ここの温泉は濃厚な泉質、朝晩たっぷり浸かったおかげで肌はすべっすべ！

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

大塔川を眺めながら朝食をいただく

食後、河原を散歩

山水館 川湯まつや 宿・ホテル

宿の前を流れる清流大塔川

山水館 川湯まつや 宿・ホテル

遠目に見てもその透明度がわかる

大塔川の河原を掘ると温泉が湧きだし天然の露天風呂に浸ることができる

飲泉、お腹の調子もgood!となったところでチェックアウト

車で約30分
丸山千枚田に到着

丸山千枚田 名所・史跡

丸山千枚田保存会の皆さんが展望所、駐車場、トイレなどを整備してくれている

見渡す限りの棚田が広がる

見学者のため整備されている

ちょうど田植え前

各田圃に水が張られている

平成5年には530枚までに減少した田圃を保存会を立ち上げ複田
現在は1340枚まで千枚田を復元

この素晴らしい棚田風景が復活することとなった

斜面地で農耕機を使えない田圃も多く稲作農家の方々の人力に頼ることが多い

この石垣を保存するだけでも結構大変であろう

菖蒲と千枚田

一番小さな田んぼ

日本の原風景とも言うべきこの棚田がいつまでも残されることを祈るばかり・・・

下の棚田から田植え中・・・お疲れ様です

車で30分
鬼ヶ城センター到着

鬼ヶ城センター グルメ・レストラン

熊野一帯を荒らしまわっていた海賊 多娥丸の根城とも言われた鬼ヶ城

熊野灘の海蝕により無数の奇岩が連なる海岸線沿いを1キロの遊歩道が整備されている

世界遺産に登録された鬼ヶ城

鬼ケ城 自然・景勝地

ここから遊歩道

大小の奇岩がここから連なる

まさに鬼に飲み込まれていく・・・

海蝕洞

千畳敷
海蝕による岸壁がえぐられできた洞窟と段丘

奥の木戸

断崖絶壁に連なる遊歩道
思わず足がすくむ

そして急な階段

猿や犬も引き返すほどの危険さから猿戻、犬戻とも呼ばれる極めてデンジャラスな遊歩道！

潮吹岩

岸壁をえぐるオーバーハング

鬼ヶ城と呼ばれる所以も良く解る

海蝕洞

そして来た道を引き返す・・・

新姫ソフトクリームと新姫サイダー

リストランテ マリーナ グルメ・レストラン

熊野灘沿いの国道を南下

三重県ともお別れ

紀宝町ウミガメ公園 道の駅

この橋を渡ると昨日舟で訪れた和歌山県新宮市だ