2019/06/13 - 2019/06/22
456位(同エリア2856件中)
zaruさん
アムステルダム2日目(2019年6月15日土曜日)の旅行記です。午前はアムステルダム国立美術館、昼食はインドネシア料理店のサマ・セボ、午後はハイティンク指揮オランダ放送フィルのブルックナー交響曲第7番を聞き、夕方は運河クルーズ、夕食はカフェ・アメリカンに行きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6時に目が覚めたので荷物を整理して、7時からホテルの1階にあるレストランに行きました。あまり大きくないホテルなので朝食会場は簡素ですが、食事は大体のものは揃っていておいしかったです。素材が良い印象を受けました。
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紅茶はきちんとリーフティでした。コーヒーもカフェオレを頼むと作ってくれました。ミルクが美味しかったです
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朝方は雨が降っていました。傘をさして歩いて5分くらいでアムステルダム国立美術館に着きました。チケットは前日にインターネットで購入(19ユーロ)しましたが、窓口で買うより1ユーロ安かったです。インターネットで購入するとメールで美術館の案内が送られてきます。そのメールの内容がよくできていて感心しました。あらかじめ美術館案内を自分のスマートフォンにダウンロードすることが出来、おすすめの代表作品だけを見て歩きました。途中で気になる作品があると番号を入力すると日本語の解説を聞くことができました。昨日のゴッホ美術館のように音声ガイドを借りる方法よりはるかに使いやすく便利です。電子チケットを入り口で見せて入場しました。
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入場した後は、階段で3階まで上がって、夜警のある展示室に行きました。レンブラント作の夜警の周りはこのように人が多かったです。大きな絵ですが、近くで見るとタッチが荒かったです。
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フェルメールも3点展示されており、人だかりができていました。残念ながらフェルメールの小道は展示されていませんでした。
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レンブラントとフェルメールの絵のある場所はこのくらいの人がいましたが、朝早いせいか、他はあまり混んでいませんでした。ゆっくり絵を鑑賞することが出来ました。
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あとは音声ガイドに沿って歩きました。海洋大国らしく大型帆船の模型です。
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カイパース ライブラリー(図書室?)
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精巧なドールハウスもありました。
ゴッホの自画像もありました。ゴッホの絵は少ししかありませんが、こちらはゴッホ美術館と違って、良い絵だけしかありませんでした。約3時間かけて美術館を回りました。 -
美術館のショップに行き、ガイドブックを10ユーロで購入しましたが、読みごたえがありました。
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美術館グッズも買いました。
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昼食は美術館の前の大通りを北に行ったところにあるインドネシア料理のサマ・セボに行きました。
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前菜です。
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ランチセットになっており、焼き飯のセットと焼きそばのセットを頼みました。
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インドネシア料理は初めての経験です。私はなかなか美味しいと思いましたが、妻にはあまり評判が良くなかったです。ビールと食事で47ユーロでした。
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一度ホテルに帰って休憩した後、13時45分にホテルを出発してコンセルトヘボウに向かいました。ミュージアム広場も土曜日のせいか、何やら賑やかでした。
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ミュージアム広場から見たコンセルトヘボウです。今日はしっかりチケットを持って行きました。入場した後、気合を入れるため無料のエスプレッソを飲み、2.5ユーロでプログラムを買いました。ハイティンク指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団のコンサートです。前年の12月13日にコンセルトヘボウのホームページから購入しました。65ユーロでした。
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この日は平土間の席で13列目の6番です。前半はリヒャルト・シュトラウスのオーケストラ付きの歌曲でした。歌手は2013年ボストンでハイティンク指揮マーラー交響曲4番で聞いたスウェーデン人ソプラノのカミラ・ティリングでした。指揮者も歌手も舞台の上方の階段ではなく、ステージ下の平土間の出口から登場しました。この階段は高齢の演奏者が良く転げるので危険だそうです。
バラの花輪(36)、私は花束を編むつもりだった(68-2)、そよげやさしいミルテの樹よ(68-3)、東方から訪れた三博士(56-6)、明日!(27-4)の5曲を歌いました。ハイティンクは、最初は元気で、3曲は立ったままで指揮をしていました。歌手の声もきれいで、以前聞いた時より柔らかな声になった印象を受けました、オーケストラも前半は粗が目立たず、特に弦楽器はきれいな音でした。後期ロマン派の爛熟した濃厚な楽曲を楽しめました。歌手もオーケストラも指揮者のために一生懸命仕事をしている印象で好感を持てました。ただ、ハイティンクは疲れたのか4曲目の途中で、よろよろと簡易椅子の腰かけに座りました。それからは、気のせいかやや弛緩した演奏になりました。 -
休憩でもコーヒーを飲みました。隣の座席の人に、ハインティンクの記念CDを売っているよと勧められました。右の冊子です。にブルックナーの4番のCDが付いており、90歳の記念だそうです。10ユーロくらいでした。ハインティンクは1929年アムステルダム生まれで、1957年にこのオーケストラの首席指揮者に就任し、1961年から1988年まではコンセルトへボウ管弦楽団の首席指揮者になりました。30年以上このコンセルトヘボウで指揮をしていたことになります。この演奏会がコンセルトヘボウでの最後の演奏会だったそうです。このため、この日の後半のブルックナー交響曲7番の演奏はSACDとして発売されました。これは左側のCDです。真ん中は2.5ユーロで買ったプログラムです。
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後半はブルックナーの交響曲7番でした。弦楽器はまあまあでしたが、木管、金管ともやはり超一流のオーケストラではないと感じる演奏でした。指揮者もお疲れのようでした。2楽章の途中から腰かけましたが、以後は比較的安定していました。しかし、今、SACDで聞き直すと立派な演奏です。後半が終わると、拍手が鳴りやまず、観客はスタンディングオベーションでこれまでのハイティンクの功績をたたえました。ハインティングも最初は舞台の横で拍手に応えていましたが、その後、平土間の右手にある出入り口とステージの間を階段を使って2回も往復しました。特に階段を降りるときは少しふらつき、見ているこちらもハラハラしましたがオーケストラの団員も心配そうに見ていました。無事に済んで、その後ザルツブルグ音楽祭に出演し、引退し、残念なことに2021年10月に亡くなりました。
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一旦ホテルに帰って少し休憩した後、2番のトラムでアムステルダム中央駅まで行きました。
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中央駅前にある、クルーズ船に乗ることにしました。これが乗り場です。クルーズのチケットの買い方がわからず迷っていると私の前でちょうど順番が終わり30分遅い、6時半からのクルーズ乗ることになりました。音声ガイドが付いて一人16ユーロでした。
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船はこのような船でした。
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40分ぐらい空き時間が出来たので中央駅を散策しました。これは中央駅の海側です。
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中央駅の海側にはスカイデッキのあるアダムタワーが見えました。
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クルーズの始まりです。19時近くなりましたが、朝方とは異なり天気も良く気持ちが良かったです。
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ボートも止まっていました。この中で生活しているのでしょうか
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船内の様子です。イヤホンを渡され日本語ガイドを聴きながらのツアーでした。
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足を運河につけて気持ちよさそうです。
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跳ね橋もありました。
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オペラハウスです。今回はパスしました。
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運河のそばでくつろいでいます。
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運河クルーズの所要時間は約1時間30分でした。運河沿いの風景はどこも美しく、アムステルダムは運河中心の街だと実感できました。アムステルダムの観光は、まず運河クルーズから始めるべきだと思いました。
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帰ってきて駅の近くのレストランを探そうと思いましたが、人がだんだん増えてき、ウエディングドレスを来た男性までうろうろし始めました。なんとなく怪しい雰囲気になってきたのでトラムでライツェ広場まで戻り、カフェアメリカに入りました。カフェというよりは高級なレストランでした。メニューの英語はちんぷんかんぷんで隣のフランス人の夫婦の力を借りてようやく注文できました。パンもバターも美味しかったです。
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ハイネケン以外のビールを頼みました。これも美味しかったです。
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私はタルタルステーキ、妻はタラの奉書焼きを頼みました。どちらも美味しかったです。合計54.5ユーロでした。またトラムに乗り、9時半にホテルに帰り着きました。疲れてく、すぐ寝ました。
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