鹿児島への旅 －前編・日本人にとって風化させてはいけない史実 －

2021/08/27 - 2021/08/29

今回の旅もLCCに搭乗して、鹿児島へ行ってきました。
以前より、鹿児島へ行ったら、必ず知覧にも行こうと考えていて、この度、ようやくその思いが叶いました。

前編では旅行初日の知覧・鹿児島市内の観光を中心に記載しています。

特に知覧における経験は強い衝撃でしたが、実際にあった風化させてはならない史実を受け止め、今の平和を顧みることとなった、とても貴重な旅となりました。

翌日の市内・桜島観光、最終日については、後編をご覧ください。

エリア 鹿児島市(鹿児島)

いつものようにLCCに搭乗して、成田より鹿児島空港へ向かいます。

空港から市内までは、バスを利用し鹿児島駅を目指します。

鹿児島駅に着いたら、駅前に観光案内所があるので、そこで情報収集、ちなみにこの案内所にはボトルに水を入れられる給水設備があり、水筒や空のペットボトルをお持ちの方は、水を補給されると良いと思います。

路線バスに揺られて1時間40分。知覧に着く頃は昼どきを過ぎていました。遅めの昼食をとりに知覧茶屋へ入店します。

こちらのお店は「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんのお孫さんとその息子さんが営むお店です。

知覧はお茶・鶏肉・そばも有名で、そのすべてが味わえる親子丼とそばのセットをいただきました。お茶も出していただきました。

丼も大きめでご飯もしっかり入っています。そばもほぼ一人前の量なので、空腹の男性でも満腹間違いなしです。

親子丼は少し甘めの仕上げ、そばはコシのある歯ごたえで、どちらも美味しくいただきました。さらに、この内容で780円税込みですから、満足度MAXです。

昼食を終えたら知覧特攻平和会館に向かうのですが、そこへ向かう途中に桜並木があります。

この時期に桜は咲いていませんでしたが、春になると満開となり、ひょっとしたら靖国からここへ帰ってくるのかなとも思いました。

知覧特攻平和会館に向かう途中に、屋外展示を見ることができます。
飛行機や旅立った兵士の像などを見ることができます。

知覧特攻平和会館へは、ここから入ります。
入館料は500円税込みです。

内部は撮影禁止ですが、このゼロ戦の展示については、撮影が許可されています。

その他、多くの実際に使用されていたものの展示や、出撃した兵士の遺書など、とても苦しい、でも、受け止めなければならない事実、この史実をどのように未来へ活かすのか、様々な葛藤と憤り、答えの見えない虚しさなどが相まって、複雑な心境になりました。

あくまでも個人の意見ですが、ここから出撃していった兵士は、日本を守るために命をかけたのです。当たり前のように平和を享受してきている私たちは、英雄である彼らを敬い尊ぶ意識を持つのも大切ではと感じています。

ここは知覧観光案内所です。知覧はお茶でも有名なので、案内所には急須の看板がついています。とても目立ちます。

知覧には薩摩の小京都と言われる武家屋敷通りがあります。案内所で確認すると、バスは頻繁に走っていないが、徒歩圏内ということを聞き、頑張って向かうことにしました。でも、30分くらい歩きます。

途中、「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんが経営していた富屋食堂と富屋旅館を見ることがではます。
こちらが、富屋食堂です。

こちらが富屋旅館です。

ついに到着、武家屋敷通りです。
きれいに手入れされた垣根を持つ屋敷が並びます。

武家屋敷通りには、何故か河童の置物がありました。

武家屋敷通りの観光を終えたら、最寄りのバス停より路線バスに乗り、来た道を戻って鹿児島駅へ向かいます。

ここからホテルのある天文館までは徒歩15分程度、市電に乗る手段もありますが、途中に観光ポイントがあるので、寄りながら歩くことにしました。

こちらは大久保利通像です。

続いてザビエル滞鹿記念碑、積極的に布教活動されていたんですね。

天文館通りに到着、ホテルはもうすぐなのですが、だいぶ歩いたのでチェックイン前に「しろくま」を味わえる「むじゃき本店」に寄っていきます。

ここが「むじゃき本店」、白熊がいるのですぐに発見できます。

ここから入ります。

やってきました「しろくま」のレギュラーサイズ、値段は800円しなかったと思います。
フルーツたっぷりで、お得感もあります。氷をガブッと食べても頭にツンとこないので、ひょっとすると温度の高い氷を使っているのかも知れません。

とても量が多いです。ハーフサイズもあるので、そちらでも十分「しろくま」を満喫できると思います。

本日の宿は「オリエンタルいづろ」です。2泊します。
少し古いホテルですが、簡単な朝食付きで格安でした。

Wi-Fiも速いし、アメニティも揃っています。とにかくロケーションが抜群です。

天文館商店街、空港行のバス停、スーパー、コンビニ、飲食店がすべて徒歩5分圏内にあります。

前編はここまで、引き続き後編を御覧ください。