秘境パックで行く、エチオピア2015　その２　過酷ツアーの入口へようこそ！

2015/02/06 - 2015/02/19

アジスアベバを出発して2日目も、いくつかの村に寄りながら走った。その写真をアップしてると、なかなか核心部に着かないので、とりあえずは先に急ぐ。
表紙写真は、何処かの市場で

エリア その他の観光地(エチオピア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

コルボチャのホテルの部屋はこんな感じだった…だいぶ落ちたね。
ツアーの内容からして、先に進むほどランクダウンするから楽しみ？

段々秘境っぽくなって来た。

最初の2日間は、ひたすらランクルで移動。
メレケまで国内便で飛べば、1日で着きそうな感じだが何か事情があるんだろうね。私は陸路の方が好きだからいいけど。特に日本からの秘境パックだと、ランクルもドライバーを入れて4人しか乗らないから、もう極楽。

野生動物も現れる・・・ダチョウでけ～

餌付けは止めて下さい・・・

な～んてことは無いみたいだ。

アジスアベバを出発して2日目も、いくつかの村に寄りながら走った。その写真をアップしてると、なかなか核心部に着かないので、とりあえずは先に急ぐ。

3泊目のホテルは更にランクダウンするかと思ってたら、何故かちょっとアップ！？
とはいうものの、ここから「世界一過酷なツアー」と称される「ダナキルツアー」のために、スタッフやコックが合流したので・・・

夕飯はホテルの物置みたいなところで、同行するコックが作った食事。

2月10日はいよいよ最初の目的地「アフデラ湖」に向かう。

添乗員を含めて10人くらいのツアーだったが、４台のランクルで快適。

ラクダの群れが蜃気楼っぽく見えた。

ティータイム

昼間っからビール飲んでるじゃん！

一緒に飲もうぜ！　って目線送って来てるけど！？

このお店、屋上が・・・

ホテル？になっていた。

エチオピアコーヒー

カッコいい飲み方？

紅茶はこれ。

ハエは無料です！

賽銭箱

みんなフレンドリー

トイレ・・・内部は想像にお任せします

モスク？

遥か彼方に竜巻

砂漠の船・・・って言うよね

砂漠を行くクルーザー

有名な山らしい。

お食事処なんだけど・・・

ランチはお店を借りて？

ちょこっと「専属のコック」が作ってくれる。

子供たちは退屈してるから・・

もれなく覗きに来る。

覗いてるんじゃなくて「覗かれてる」

妙に賢そうな女の子が・・・

過激なポーズをして・・・

走っていったかと思ったら・・・

石を拾って、投げて・・・は来なかった。
敵対心があるということでは無く、彼女なりの「ウケ狙い」みたいだ。

途中で休憩する度に、何処からともなく子供がやって来る。

どうよ！

この美人の素！

中国の援助で、道路はどこまでも舗装されている。

標高、マイナス100mのアフデラ湖が見えた。

誰か歩いてるし

アフデラ湖の塩田。
エチオピアは1993年のエリトリア独立によって海岸沿いの塩田を失ったために、この周辺で新たに塩田開発が行われている。

さて、アフデラ湖の湖畔の集落に到着。ここにはゲストハウスがあるので「ダナキルツアー」ではここに泊ることが多いと聞く。

16時には
アフデラ湖、唯一のホテルに到着…って、これ？

個室・・・ではある。

暑いのでゲストハウスの中でも外でも、ベッドを移動して寝ることが出来る。

取りあえずビール飲もうよ

気が利く現地ガイドである。

ボーゼンとビールを飲む。

アフデラ湖はほぼ塩分飽和状態なので、死海みたいに体が浮く。

しかも岸辺に温泉が湧いてるという完璧ぶり！
日本だったら、一大観光地！

夕飯の支度

こんな感じ。
数日間、こんな感じの食事が続きます。

暑いのでゲストハウスの中でも外でも、ベッドを移動して寝ることが出来る。当然外で寝たいところだが風が凄まじい。しかも乾燥してる砂地なので、砂粒が顔にビシビシ当たって寝れないじゃんか～。

蚊だけじゃなくって、ダニやシラミもいますから、皆さん気を付けてくださ～い・・・と添乗員が殺虫剤を各部屋？とベッドに撒きに来る・・・さすが秘境ツアー！

でゲストハウスの隙間だらけ部屋で寝ると、まるでサイクロン掃除機の中に居る様に（居たことないけど）細かい埃が渦巻いていて、それはそれで健康に悪そう。

しかもシラミやダニの宝庫と脅されているから、ほぼ全員が外で寝る・・・もちろん熟睡は出来ない。

何時ものトイレタイム星空写真

トイレタイムラプス！

それでも無事に朝は来る。

皆さん元気！

アフデラ湖の塩水をポンプで塩田に引き込み、この超乾燥気候の下で結晶化して塩を造ってる。それを切り出してラクダで運ぶ様子が名物・・・らしい。

そんなの紹介してると、一番目玉のエルタ・アレがますます遅くなってしまうので、後回し。

それでも、ちょっとだけ載せとく。

猛暑・超乾燥・強力紫外線。
動画あります。
https://youtu.be/cxqdpg09iF0

貝殻が落ちてたり。

朝の散歩。
塩製造のための集落。

半年ぐらいの乾季中、ここで働くという。

お店もある

千人単位で住んでるんじゃないのかなぁ。

治安の悪さは感じない

凄い「掘っ立て小屋」感！

その２

近代的？なのもあるが、政府関係者って感じ？

これだけそこら中が塩だらけだと、真水はどうしてるんだろう。

ビリヤード屋さん。

出来れば遊んでもらえそう。

？

山羊も生存競争が厳しそう。

新聞紙の方がまだ美味いなぁ・・・

次回はついにエルタ・アレが登場。
大げさでなく「凄い！」です・・・お楽しみに。

この頃シフォンは10歳くらい。
妙に賢くなり体力がほどほどに落ちて、とっても良い時期だった。
こんな子を置いて旅に行くのは辛かったなぁ・・・。
https://youtu.be/4H8Wh0oC6QA

この旅行記へのコメント （12）

• くろねこだりゅんさん 2022/05/09 17:15:33

  エチオピア名物…

  一流ホテルでも油断はできないと聞く「あの」虫たち、出てきましたね（笑）
  お持ち帰りすると大変だそうで…このツアーには被害者は現れなかった？
  添乗員さんがマメだから大丈夫だったのでしょう。
  
  標高マイナスの湖　
  これだけ乾燥していて気温も高いと聞きますが実際は何度くらいあったのでしょうか。
  政府機関の建物がホテルに見える私はまだまだ秘境旅の修行不足
  中国資本でも良いから建ててくれないかしら～と思ってしまいます。
  
  シフォンちゃんはインゲン苦手だったのね( *´艸｀)
  当家の猫はオサシミが苦手です！
  

  ほいみさん からの返信 2022/05/09 20:05:59

  RE: エチオピア名物…

  私の愛猫「ホイミ」は、刺身で私の晩酌に付き合ってくれましたよ。そんな動画も撮ったんだけど・・・発掘したらアップしますね。
  
  シラミ・ダニ・ノミに関しては事前に脅かされてましたが、実害はありませんでした。大袈裟じゃないのかなぁ・・・と思ったのは、昔のインドでたっぷりやられてる過去があったからかもしれません。わけの分からないところでは、わけの分からない虫に刺されるのは当たり前・・・みたいな感覚だし。
  
  気温は何度だったのか確かではありませんが、日陰でじっとしていれば耐えられる気温だったはずです・・・エアコンは無いですから。日本の夏の不快さを乗り越えてる我々に耐えられない場所は少ないと思います。
  
  GW後半は、モンゴル娘のところに行ってました。なるべく早く「エルタ・アレ」をアップしなくっちゃ。
  
  ほいみ

• yamayuri2001さん 2022/05/04 06:00:31

  秘境過ぎる！

  ほいみさん、おはようございます。
  凄いですね、まるで、テレビ番組のような感覚で
  拝見しました。
  トタン屋根のお家とか、死海並みに浮いちゃう
  アルデラ湖・・・
  
  人って、逞しいの一言です。
  どんな環境でも生き抜くことが出来る彼らが凄いと思います。
  そして、そこを体験してきたほいみさんも
  素晴らしいですね！
  秘境に行くと人生観が変わりますよね？
  臆病者の私には、たどり着くことが出来ない境地です。
  
  それにしても思う事は、秘境程子供たちが生き生きとしている・・・
  これは、東南アジアやメキシコでも感じました。
  子供は生き生きして居なければ国の未来が心配です。
  日本の子供に段々なくありつつある
  このキラキラした目！
  昭和の私達は、キラキラしていたんだろうか・・・
  
  貧富と子供のキラキラした目とは、比例するのか
  それとも反比例？
  そんなことを真面目に考えました。
  
  yamayuri2001

  ほいみさん からの返信 2022/05/04 08:43:08

  RE: 秘境過ぎる！

  お早うございます。
  
  有名どころの旅行社が一般募集してる「秘境旅」は基本いたせり尽くせりなんですが、「いたせり尽くせり」してくれても、こんな場所もあります。参加者はリタイア組ばかりなので体力はさほど必要ないのですが、順応性と「あきらめ」は重要です。私を含め自分勝手なジジババが多いので、それを上手くまとめて「体力・我慢の限界を超えない様に」しながら日本まで無事に案内することが「添乗員の仕事」みたいです。
  
  日本の子供？　My孫・4人もまだ「好奇心旺盛キラキラ目」ですが、だんだん「しらけ目」になっていくんでしょうね。私達？が子供の頃は勉強や習い事が少なく、子供は親の管轄外で好奇心のままに遊んでたと思います。終日、親や先生の監視下にあって、やがてはスマホがお友達ですから、キラキラしてろ…って方が無理かも。
  
  今日はこれから長女関係者＋孫たちとBBQ なんですが「大人がいなきゃ、ほんと楽しいのに！」
  
  ほいみ
  

• gontaraさん 2022/05/03 19:57:16

  ハエは無料！

  確かにアフデラ湖周辺のレストランでのハエは酷かった覚えがあります。
  トイレは怖いし！
  死海は体が浮きすぎて、浮きにくかったけど（日本語が変）、アフデラ湖は塩分濃度が丁度良くって、浮きやすかったなぁ
  温泉も気持ちよかった（と思う）
  ワンダーランドですね、エチオピア。
  GONTARA
  

  ほいみさん からの返信 2022/05/03 21:11:04

  RE: ハエは無料！

  エチオピアは絶対に面白いですよね。エジプトとケニアの間にあって見落とされ気味？　アフリカ諸国の中じゃ比較的近いし、最近は直行便も飛んでるから流行りそう。あんな良い温泉が湧いてるなら。もっと深く掘ればいいのにって思っちゃいます。活火山があるくらいだから温泉もこれから期待出来そう。
  
  ダナキルツアーの宿泊はもうちょっと改善しないと普通には行けないかもしれないけど、「世界一過酷なツアー」の名誉？は返上しなければならないかも。
  
  GONTARAさんのエチオピア日記再読して来ました。ダナキルは短い日程で同じ場所を巡っていて不思議です。なんでだろ〜・・・？
  
  ほいみ

• チーママ散歩さん 2022/05/02 11:48:31

  いかがお過ごしですか。

  こんにちは。
  長いGWいかがお過ごしでしょうか。
  また、お孫さんに遊んでもらっているのでしょうか？
  私は新しい彼と家出しています。
  今日は一日何もしない日に指定して。
  スパに籠っています。
  
  このお風呂も死海みたいに浮くことが出来れば
  もっと楽しいのに。
  沢山お風呂があって楽しいのですけれど。
  
  無料のハエ。
  気にしない人達なんですね。
  たくましくなるんですね。
  そして凄いホテルですね。星空仕様。
  
  走っている女の子の写真が素敵。
  一緒に遊んでもらってる^ ^
  そう言えば昨日買ったマルチカバー。
  2枚も使わないのに買っちゃいました。
  可愛くて。
  あれ？良く見るとアフリカンが着てる
  お洋服に似てる。
  私も飾ってアフリカを感じましょうか。
  
  今伊豆の国は沢山の人で賑やかなGWでしょうね。
  観光地ですものね。
  ほいみさん効果で、さとぴ。しゃんもご訪問。
  きっと、ほいみさんと知り合わなければ
  大河ドラマもスルー。
  そして伊豆の国も行かなかったかも(〃ω〃)
  
  シフォンちゃんと話すデレデレのほいみさん。
  口は悪いけど優しさが出てます(o^^o)
  あったか～いんだから^ ^
  
  
  
  

  ほいみさん からの返信 2022/05/02 22:23:09

  RE: いかがお過ごしですか。

  こんばんは。
  
  今日は同級生と「あの駐車場」でBBQ でした。
  孫共は明後日来るみたいです。
  
  この手の秘境パックはテント泊が一番です。今回も後半にあります。中途半端なゲストハウスと称するヤツが一番面倒臭いかな。この辺りの観光の歴史は浅いのでこんな状態だけど、観光遺産は素晴らしいので、今頃は多少なりともまともになってるかも。あまり観光化が進んじゃうと、それはそれで面白くないんだけどね。
  
  アフリカ女性のファッションは素晴らしいです。テーブルクロスみたいなデザインをカッコよく着こなしてるし、スタイルも姿勢も良いので魅力的です。
  
  まだコロナの影響があるのか道路は意外と空いてるし、我が家のロココ門扉で自撮りする観光客もいません。鎌倉殿のTVは、ボケが進行したのか誰が誰なのか分からなくなってます。登場人物はオデコに名前を書いて欲しいところです。高齢化社会における「優しい大河ドラマ」
  
  シフォンとは毎日、あんな感じで晩酌してました。
  
  ほいみ
  

• 猫大好きさん 2022/05/02 10:29:56

  賢いシフォン懐かしいな～

  朝ご飯の鮭をパクっとしたのもこの頃でしたね
  このオジサンの鮭を奪っても怒られないってわかってる
  
  

  ほいみさん からの返信 2022/05/02 11:16:54

  RE: 賢いシフォン懐かしいな?

  お早うございます
  
  環境が変わったら、我慢が出来なかったみたいです。
  6歳ころまでのシフォンは、台所に忍び込んで食材や生ごみを漁ってました。一緒に旅をする様になって賢くなっていきました。旅は人間も育てる・・・かもしれないって言うし。
  
  今日は今からBBQ です。
  
  ほいみ
  

• ふわっくまさん 2022/05/02 07:56:33

  アフデラ湖・・

  ほいみさん、おはようございます。
  アフデラ湖のゲストハウスにご宿泊されたご様子、再訪させていただきました。
  死海みたいに体が浮くことや、温泉もあるそうで・・
  スゴク興味をそそられましたがゲストハウスの苛酷な状況を拝見して、あぁコロナ禍が収束しても無理っぽいなーとちょっと諦めた次第です( ;∀;)
  
  けれどエチオピアコーヒーのお店で、ハエは無料・・
  トイレは想像がつくなぁと楽しく、異国を感じました(^_-)-☆
  
  そしてコチラを覗く子供達、なかでも少女のポーズはこの頃からすっかり「女性」ですね。
  　　　　　　　　　　　　　ふわっくま

  ほいみさん からの返信 2022/05/02 09:27:40

  Re: アフデラ湖・・

  おはようございます。
  
  ホテル・アフデラ湖、凄いでしょ！
  テント泊や野天泊は慣れてるし好きなんだけど、この中途半端に部屋？があると面倒臭いです。とにかく夜中の1時頃までは猛烈な風が吹きまくり眠れませんでした。この後も過酷な？宿泊が続きます。
  
  乾燥地帯では、無料でハエがたくさんいます。砂漠なんて、お前ら普段何処に住んでるんだ？って程のハエが集まってきたりします。トイレは乾燥地帯だと水が少ないから問題あり、湿地帯だと不衛生になりがちです。この手のツアーだと「野」が一番快適で衛生的です。ランクルは２時間に１回は止まってくれますからご心配なく。
  
  エチオピアの女の子や女性は美形な上に、ニコニコしていて困っちゃいます！？　一人旅だったら、その辺にワナがありそうな気もしますが。
  
  ほいみ