2018/01/07 - 2018/01/19
3位(同エリア74件中)
ロムルスさん
〈動画〉https://youtu.be/ULZHro_cQNssi=0gnKw7djm-h7Yx4k
(航空券)
エチオピア航空を利用(香港経由)12万円
※国際線を利用すると国内線が半額になるので
(ルート)
アジスアベバ→ラリベラ→メケレ→ダナキル砂漠→コンソ→ジンカ→アジスアベバ
(旅行スタイル)
・宿はゲストハウスをBooking.comで予約。
・ダナキル砂漠のETT現地ツアーに参加。
・南部は4駆をチャーターしムルシ族訪問。
・アジスアベバでティムカット祭見学。
(ETTダナキル砂漠3泊4日ツアー)
・1人$300ラリベラのピックアップ付。
・日本からNetで申込んだ時の提示は$450、
アジスのオフィス払いが条件でした。
・交渉で$300メケレのオフィス払いに。
・メケレでは$350から提示するようです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エチオピア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
-
3日目、メケレへ陸路で移動
今日は岩窟教会の町ラリベラを出発し、ダナキル砂漠ツアーを主催されているETTさんのピックアップのこの車で、明日からのツアーの出発する町メケレへ移動です。ラリベラの岩窟教会群 史跡・遺跡
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朝8時、ラリベラを出発。するといきなりこの悪路!同じ道を、アジスアベバからラリベラ行きのバスも登ってきます。
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ラリベラは標高2700mの高地にあるため、未舗装の道を1時間ほど幹線道路まで下っていきます。
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やがてゴンダールとアジスアベバを結ぶ幹線道路へでます。ミニグランドキャニオンのような荒涼とした谷を東へ進みます。
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途中の村でナッツを売っていました。ドライバーさんが買おうとすると、突然大勢のナッツ売りが集まってきます!?
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11時、アラマタの町で昼食
ガイドさん、運転手さんに、こちらのレストラン(店名アムハラ語で読めません)で昼食を御馳走になりました。結局この移動中、飲食は全てガイドさんのおごり?でした。 -
レストランの前では、エチオピアコーヒーを準備中。
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レストランの脇では、ティブスなどの肉料理の肉を生のまま吊し切りにしています。
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枝豆のような食物
料理が運ばれてくるまで、ガイドさんが少年から買ってくださった、小さな枝豆のような木の実を食べて待ちます。(残念ながら名前を聞き漏らしました) -
房からとって、皮を剥いて食べます。こんな小さな粒!柔らかいピーナッツのような味です。この辺の特産品らしく、メケレの町でも売っていました。
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昼食はエチオピア料理の定番シロインジェラ
素焼きの壺に入ってぐつぐつと煮えた状態で出てきました。地元の方は青唐辛子をかじりながら食べます。 -
レストランの前ではコーヒーの準備に入っています。まずコーヒー豆を、炭火にかけた平たい鍋でローストしています。
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煎りあがったコーヒー豆を少し冷ましてから、今度は小さな臼と杵のようなもので潰していきます。
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黒い独特のポットに入れて、炭火に少しかけて出来上がり。デミタスぐらいのカップに注ぎ、砂糖をたくさん入れて飲みます。苦味の効いた濃いめのコーヒーです。値段は全土でほぼ5ブル(約20円)。
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ニームの木(歯磨きの枝)
エチオピアの人は、食後はこの少年が売りに来た枝で歯を磨きます。これはインドのアユールベーダでも使われるニームの木で、防虫、防菌効果があるそうです。 -
12時すぎ、再びメケレに向けて出発。国道2号線を北上します。
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途中、何度か岩山の峠道を越えて、走ること約4時間。
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16時、メケレのETTオフィスに到着
ETT(Etio travel and tours)のオフィスは、メケレの町の東側、ミラノホテルにあります(入口左手の看板の下)。アクスムホテル - メケレ ホテル
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ダナキル砂漠3泊4日ツアー
ラリベラからのピックアップ付きで1人$300。日本からNetで申込んだ時の提示は$450 でアジスアベバのオフィス払いが条件でした。交渉して、上の内容でメケレのオフィス払いにてもらいました。メケレのオフィスでは、はじめから$350で提示しているようです。 -
「モリンガホテル」(ダブル$17朝食付)
3泊目、宿はETTのオフィスから町の中心側に50mほどの所にあるここに。中心までは徒歩5分。ツアーの前後で2泊しました。 -
部屋はシンプルですが、シャワールームも清潔で熱いお湯がでます。同料金でも部屋の広さやお湯の出に差があるので要チェクです。
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3階以上は工事中・・作る気あるのか?中庭に面したロビーで一応WiFiは利用できます。(時間帯によって繋がりづらく、Facebookは繋がりやすく、yahooは繋がりづらい?)
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16時30分、さっそくメケレの町の散策に出かけます。思ったより都会、と思ったらティグレ州の州都で人口32万人だそうです。標高も2000m以上あり涼しい。
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ヨダノス・ブルー・カフェ&レストラン
ヨハンズ4世博物館の方に歩いていくと、こんなお洒落なカフェレストランもありました。博物館は残念ながら16時で閉館、明朝再訪します。 -
その近くには、エチオピアではめずらしいスーパーマーケットもありました。
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こちらもエチオピアにはめずらしい、カトリックの教会。一見エチオピア正教と区別がつきません。
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教会近くの路地を散策していると、道端のオープンカフェのような所に、大勢の人が集まっているのを発見。
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揚げたての惣菜入りパンが人気のようです。出来上がるとすぐ完売。ひとつ買ってみました。外がカリカリ中がふんわりして美味い。ハーブティーとセットで15ブルの安さ。
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4日目、ダナキル砂漠ツアーの出発日
今日から3泊4日のツアーに参加します。
朝7時30分、朝食の前に昨日入れなかったヨハンネス4世博物館を見学に行きます。 -
「アトス・ヨハンズ4世・ミュージアム」
メケレの北側の丘にある博物館です。開館時間は8時~16時、入場料100ブル、入場時にはパスポートと手荷物のチェクがありました。 -
この建物は、19世紀後半、ここメケレを都にしたティグレ王朝のヨハンネス4世の宮殿跡を改装して博物館にしています。
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宮殿の内部は2層に別分かれていて、1階には当時の衣装や調度品が展示されています。
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2階にはヨハンネス4世の玉座が残っています。彼の次の皇帝がイタリアを破ったことで有名な、ソロモン王朝のメネリク2世です。
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別棟に皇帝のプライベートな居室もあります。これは寝室にあった、とても高い!?寝台。
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8時30分、ホテルへ戻り朝食
パンに卵料理にサラダ、それに安定した美味しさのエチオピアコーヒー。しっかりした朝食付きでした。 -
朝9時30分、ホテルにピックアップに来てもらい、世界一過酷なツアー!?という、ダナキル砂漠ツアーのスタート。
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ダナキルツアーのスケジュール
(1日目) エルタ・アレ火山、山頂で仮眠
(2日目) アフデラ塩湖、温泉、民宿泊
(3日目)アッサール塩湖、夕日に乾杯
(4日目)ダロール火山、硫黄泉、岩塩採掘場
エルタ・アレ火山は、出発日によって1日目か3日目になるそうです。 -
アバラの町へ
まずダナキル砂漠の入口にあるアバラの町へ。約1時間、標高2000mのメケレからずっと下っていきます。 -
アバラの町のETTの民宿
10時30分、2泊目に泊まる予定の民宿に到着。ここに、これからエルタ・アレ火山に向かう車が続々集結してきます。約30分後、全車揃ったところで出発。 -
堂々、14台のランドクルーザーの大キャラバン。この編成でエルタ・アレ火山を目指します。
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アフデラ塩湖近くの町で昼食
12時30分。この辺まで来ると海抜0mになるため急に暑くなります。昼間の気温は冬のこの時期でも30度を越えています。 -
アフデラ塩湖の近くのレストラン
ここはダナキルツアーの定番ポイントらしく、他のツアーの方もいらしていました。 -
レストランの中は、海の家レベルのこのクオリティ。
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そしてお昼ごはんは、こんなワンプレート・ランチでした。味はまあまあです。
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13時30分、レストランを出発。夏は40度以上の熱風の吹く過酷な道になるようですが、この季節はまだ耐えられる暑さです。
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急に車列が停止したかと思ったら、後続車でパンクのトラブル発生。10分程で手早くタイヤを交換し再び出発。
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途中、野生のダチョウの群れが出現。
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15時、やがてアスファルトが途絶えダートに突入。
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そして、今度は砂漠地帯へ。14台のランドクルーザーが一斉に砂煙を上げながら砂漠を爆走。
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今は南米で行われている、往年のパリ・ダカールラリーを彷彿させる光景です。
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15時30分、砂漠の小さな村で休憩。これから向かうエルタ・アレ火山はエリトリア国境に近いため、ここでパーミッションを取得します。そして警備の方も随伴します。
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夕方のお祈りの時間
地元の警備の方々はイスラム教徒のようです。銃を置き、裸足でお祈り中。 -
エルタ・アレ火山(613m)
遠くに、うっすらと煙をあげるエルタ・アレ火山が見えてきました。目的地のベースキャンプまであと10kmほど。 -
ここからは、四駆でしか登れないような熔岩の上の悪路をゆっくり登っていきます。激しい揺れのラスト1時間。
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ドドムのベースキャンプ
17時に到着。ここで身支度を整え、日没後の涼しくなるのを待って登山開始です。 -
18時30分、4日目(ツアー1日目)の夕食
登山前に、ツアーに同行のコックの方が、夕食を作ってくれました。 -
メニューは、野菜のスープにツナのトマトの二種類のパスタ。星空の下、各自トーチを灯けていただきます。
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20時、火口の溶岩湖を目指して出発
火口が行く手に赤い光を放っています。涼しくなってきましたが、まだ歩くと汗がにじむほどの暑さです。 -
23時、山頂に到着
2度の休憩をとりながらも、かなりのハイピッチで登ってきました。山頂に着くと、その向こう側に火口が赤く光っています。 -
ガイドについて火口の側に下っていきます。すると、グツグツと音をたてて流れる溶岩が見えてきました。
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23時30分、火口の淵に降り立つ
火山ガスを避け、風上に回り込みながら火口の淵に立ちます。縁が崩れる危険があるので、ゆっくり近寄りながら覗き込みます。 -
眼下を溶岩が音をたてて流れています。そしてマグマから発せられる光と放射熱の中、雲のように火山ガスが時折、吹き上げて来ます。
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溶岩流は強力な光と放射熱を放ちながら、沸き出しては地中深くに流れ込んでいきます。全員で1時間以上、ただその流れを見つめていました。
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深夜1時30分、山頂で仮眠
山頂に戻り、マットと寝袋が配布されました。かなり気温が下がり寒いです。持参したユニクロのダウンを着て寝袋に入ります。 -
早朝4時30分、下山開始
3時間ほど仮眠をとった後、日が登って暑くなる前に下山します。 -
5日目(ツアー2日目)朝7時、
ベースキャンプに戻り朝食
メニューはイスラエル料理のシャクシュカです。ニンニク、玉ねぎ、トマトをスパイスで煮詰め、卵を落とします。これがとても美味しかった。 -
9時、ドドムのベースキャンプを出発
途中の砂漠地帯で車が一台スタッグし、他の車で救出するアクシデントがありましたが、無事に戻ってきました。 -
12時30分、アフデラ塩湖に到着
ここでしばらくスイミングタイムです。 -
みんな水着に着替えて湖に飛び込みます。アフデラ塩湖は塩分濃度が高いため、死海のように浮きます。
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湖の隣には湯量豊富な素晴らしい温泉が湧いています。たぶん箱根に泉質の近いナトリウム塩化物泉。湖から戻って皆で入りました。
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13時、再びアフデラ塩湖近くのレストラン
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アメリカ、フランス、オーストラリア、イスラエル、中国、韓国、日本と多彩な国籍の人達が集まって、和気あいあいと昼食です。
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メニューはまたワンプレートランチ。別バージョンです。けっこう美味しい。
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アバラのETTの民宿
16時、ツアー初日に集合した民宿に到着。ポップコーンとエチオピアコーヒーのウェルカムドリンク。 -
宿泊は、8人ぐらいづつのマットレスを敷いた相部屋です。充電用のコンセントは使えました。
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水は大きなタンクに汲み置き式ですが、洗濯もできます。同じタンク水を使って、シャワーとトイレもあります。・・これがこのツアーでは貴重。
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17時、アバラの町を散策
洗濯や荷物の整理の後、アバラの町を散策します。宿の前には小さな雑貨屋が1軒。 -
アバラのメインストリート
モスクと、数軒の商店とカフェがあります。ミナレットと岩山の雰囲気が、一見中央アジア風。ちょっとカフェで休憩。 -
コーヒーと紅茶のスプリス
二層の上がコーヒー、下が紅茶という画期的!! な飲み物。エチオピアでは一般的です。意外と美味しい。町のコーヒーショップにて(5ブル)。 -
5日目の夕食はエチオピア料理のビュッフェ
宿の中庭に集まって夕食です。左のタオルのように巻いてあるインジェラで包んで食べます。今日は登山の疲れで皆な早めに就寝。
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旅行記グループ
原始の記憶 エチオピア12日間
この旅行記へのコメント (4)
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- nederlandさん 2019/01/08 12:43:12
- リトアニアも正教会との区別がつかないところがありました
- ソヴィエトの影響が長かったせいもあって、正教会とカトリックの教会がよく似ていました。
正面にイコンがあったカトリック教会には正直驚かされました。
アフリカゆったりしていていい感じですね。
- ロムルスさん からの返信 2019/01/10 18:12:08
- RE: リトアニアも正教会との区別がつかないところがありました
- Nederlandさんへ
そうですね。
エチオピアのキリスト教は土着の宗教の影響もあってか、カトリックなど
とはかなり違った感じを受けました。
クリスマスも日本の暦では1月7日にあたるころに祝われています。
お答えが遅れてしまいましたが、旅行に必要な個所では大体英語が通じます。
英語表記も随所にされていて旅行上困ることはありませんでした。
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- テスヤさん 2018/07/27 22:17:24
- ダナキル砂漠ツアーすごい!
- はじめまして。
テスヤと申します。
いつも、東南アジアばかりでしたので、ロムルスさんの旅行記を拝見させて頂き、かなり新鮮でした。
中でも、ダナキル砂漠のツアーは大自然の素晴らしさがダイレクトに伝わってくるとても興味深いものでした。
小生もいつか行ってみたいと切に思いました。
今後もちょくちょくみさせていただきます。
ありがとうございます。
テスヤ
- ロムルスさん からの返信 2018/08/06 17:55:15
- メッセージありがとうございます
- テスヤさん、こんにちは
ブログを読んでいただきありがとうございます。
ダナキル砂漠の、特にエルタアレ火山の溶岩湖の迫力は、
写真や映像だけでは伝わり切れないものがあります。
溶岩が流れる轟音や、風向きによって流れてくる火山ガスの匂い、
等々が、生きている地球の鼓動として伝わってくるようでう。
ダナキル砂漠は過酷な面がよく伝えられていますが、
気候的には冬場は意外と過ごしやすかったです。
機会があったら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
忘れられない思い出になりますよ。
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