どこかにマイルで旭川。１日目。濃霧の旭川空港。引き返しの可能性。どきどき。

2021/11/06 - 2021/11/06

そろそろJR北海道のキハ１８３系とキハ２８３系が引退と聞いて、乗り納めしなきゃ。
そこでどこかにマイル。
札幌・旭川・帯広のどこでも可。あと一つは九州にしよう。
で、１００回目くらいで、出ました。札幌・旭川・帯広・熊本でドン。
結果、旭川に決まりました。
そこから２週間でホテルの手配。鉄道以外の予定を決めて、とドタバタ。
なにせ、主目的の「乗り納め」はたった２時間くらいで終わっちゃうんですから。
案外公共交通機関で行くことのできる「行きたいところ」が少なく、
札幌と旭川の街歩きがメインに層雲峡の温泉ホテル、となりました。
その１はその旭川までです。なんとしょっぱなから「天候不順により引き返すかも」という。こんなの初めて。羽田から飛び上がってからもそれを繰り返す。大丈夫か？

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

札幌・旭川・帯広・熊本でドン。
結果、旭川でした。
毎度のごとく、ここからの旅程の探索・選択・決定で毎日が忙しかったです。

さて、当日です。土曜日早朝の京急品川駅。
わざわざ羽田空港行きの快特を見送り

品川駅 駅

後続の三崎口行き快特に。
このロマンスシートで旅立ちしたいから、という単純な理由。

電車の中から見る日の出。
天気予報によると北海道も快晴だそうでおだやかな１日の始まりです。

京急蒲田で横浜から来る特急に乗り換え。
直行の電車より１０分くらい遅くなるけど、プロローグは大切。

京急蒲田駅 駅

土曜朝７時の羽田空港第１ターミナル。
このころはコロナも落ち着きつつ。それに観光シーズンの土曜日の朝。けっこう混んでました。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

出発まで４０分あるので、ちょっと展望デッキに寄ってみます。
第１ターミナルは屋上よりさらに高いところに展望台があるんですね。

羽田空港国内線第1ターミナル展望デッキ (ガリバーズデッキ) 名所・史跡

海側まで見える。
これはいいわあ。

さて保安検査場へ。
なんと「旭川空港は視界不良のため引き返すことがあります」との表示。
うそでしょう？
そして保安検査場の列がさっきよりすごく伸びている。しかもなぜかほとんど動かず。
ついに「旭川行きの方は・・・」で手を挙げて優先通過。初体験です。

ということで１０分前に搭乗口に到着。あ、けっこう居るわ。よかった。

この飛行機です。

空港の混雑とうってかわってけっこう空いてました。
なお、まだまだ乗って来る人いました。

結局、定刻７：４０よりちょっと遅れて動き、離陸は７：５８。
北に向かっての離陸。

普段は南へ行くこと多いので、東京の街の上を飛ぶ景色はとっても新鮮な眺め。

スカイツリーはとっても目立ちますね。

富士山もきれい。
でもアナウンスでは「天候不良のため引き返すこともあります」の繰り返し。
不安。不安。不安。
代替地として千歳空港に降りてくれないかな、と一瞬思いました。
なにせの主目的の「乗り納め」は札幌と旭川の片道だけ乗れればいいのですから。

日光男体山と中禅寺湖。
そろそろ関東を離脱。

田沢湖。

十和田湖。
やはり北海道行きは左側の座席が眺めがいいです。

青森と陸奥湾。
本州を離脱。

室蘭。
北海道に到達。

苫小牧。

新千歳空港。
こんなに晴れてきれいなのに旭川が視界不良の濃霧なんて信じがたいです。

札幌の街。あと数時間後にここにきます。

高度を下げ始めました。
石狩の山は紅葉に染まっていました。この茶色は落葉松かなあ。

と、突然雲が。以後、眼下は真っ白。

案内放送。旭川に降りることに決まりましたとのこと。
視界は良くなったとのこと。
たしかに雲が途切れ途切れに。

ところが旭川空港が近くなるとまた真っ白に。
雲は地面近くだけなので盆地の濃霧ですね。
突っ込みます。

あ、雲から出た。とすぐに滑走路の高度。すぐの着陸。

どんより霧の寒々しい景色の旭川空港。
北国に来たなあ、と実感。

旭川空港 空港

早着したら富良野からのバスに乗れるなあ、と思ってたけど定時だったので普通の空港バスになりました。
けっこう乗り継ぎ時間短いです。このバス乗り場についてから１０分で発車。

窓側全部埋まって通路側も少し。
まあまあの乗車率でした。

３５分で旭川駅到着。
寒々しい空。広い空。北国の街を感じさせます。

旭川駅 駅

１０分後の特急ライラックに乗車します。
旭川駅に入ります。外と一変。暖かい雰囲気です。きれいです。
前回来たときは高架化の寸前でした。
旭川駅新駅舎１０周年の幕が。
ということは私は旭川は１１年ぶり。

きっぷ自販機で札幌往復のとくとく切符「S切符」を購入。
ホームへ。

特急ライラック。
さて、さっき機内から見た札幌に向かって出発です。