2022/04/14 - 2022/04/15
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魚屋No1さん
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県民割りを使って鴨川シーワールドホテルに泊まりました。天気が悪かったため、観光は鴨シーだけでしたが、鴨シーHに泊まると3000円の入場料が2日とも無料、夜の水族館(ナイトアクアリウム)、朝シャチ観察というイベントにも参加できるなどの特典が満載なこともあって大いに楽しめました。
4月14日(木)
・自宅発9:00→濃溝の滝11:30→鴨川着12:20
・鴨川でランチ 松鮨 047-092-1334 鴨川駅110m
地魚鮨:2420円(税込) サザエ丼:1650円
・鴨川シーワールド着13時30分 無料入場
・泊:鴨川シーワールドホテル
13000円/人-県民割り5000円=8000円
県民割りクーポン2000円/人で酒代とイベント費はほぼ相殺
・ナイトアクアリウム:500円 19:30集合
4月15日(金) 荒天
・鴨川シーワールド無料入場 朝シャチ観察:500円
・小湊漁協直売所 サザエ2000円/kg、ひじきなどを購入
・勝浦でランチ 江ざわ 千葉県勝浦市白井久保字原296-8
担々麺880円、チャーシューメン880円
・大多喜の道の駅 名産の筍は自宅付近より高いので購入せず。
・帰宅:17:00
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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高速道路を下りて久留里街道(千葉県道24号千葉鴨川線)を走っていると、濃溝の滝の前を通過したことに気付きました。
以前通った時は交通整理が出ていたほどの混雑でしたが、今日はガラガラです。一度は見てみようと思っていた場所なので、慌ててUターンして駐車場に入りました。 -
濃溝の滝という名前で有名ですが、滝は亀岩の洞窟の下流50mのところにあります。この場所の名称は亀岩の洞窟の方が適切なのでしょうが、これでは人を引きつけませんね。
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滝に向う道です。
よく整備されているのに、他に見えたのは1家族だけでした。 -
洞窟の真上は、千葉県道24号千葉鴨川線(房総スカイライン)です。
洞窟は、江戸時代前期に水田の灌漑用として掘られたもので、亀岩という名称は、亀に似た岩が出てきたことに由来します。 -
流れている川は、小櫃川水系の笹川です。
房総丘陵の中央部を流れる川は小櫃川、養老川、夷隅川が代表格ですが、これらの流域の君津市と大多喜町には、この亀岩の洞窟のような灌漑用のトンネルが多数存在します。理由は、一帯が柔らかい泥岩地帯で、人力でも簡単にトンネルを掘れるため、江戸時代の農家が自分の水田の灌漑用に掘ったことによります。 -
濃溝の滝は、流れの下段の部分です。
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観覧台はありますが、此処から洞窟内は見えません
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立派な木道を作りましたね。立派・立派。
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此処は駐車場に上がるところ。
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昼は鴨川で地魚の鮨を食べる計画なので、鴨川駅の北側にあるイオンに駐車しました。写真は、新市街に当たる国道側の鴨川駅北側の広場ですが、イオン以外にめぼしい店はありません。でも、目指す寿司屋がある駅の南側の旧市街が、完全なシャッター街になっていることに比べればまだましです。
駅前が寂れた原因は、JRのダイヤがあまりにも使い難いためです。前の大井川鐵道の旅行記でも書きましたが、列車の本数が少ないローカル線では、定時制が保てなければ誰も使いませんよ。定時制とは、時刻表のとおりの運行ではありません。駅の発着時刻が毎時の決まった時間に発着することです。この当たり前のことですら、何十年も改善されていません。こんな状態では、鉄道の衰退も必然でしょうね。 -
行った店は、鴨川駅から徒歩数分のところにあります。街を歩いている人は少ないのに、店には大勢の客が入っていて意外でした。
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連れの頼んだ地魚寿司です。食べきれないというのでお裾分けしてもらったところ、ネタは新鮮で分厚く、美味しくはあったのですが、お値段は2420円(税込み)と、千葉の地魚寿司では私が知る限りの最高値でした。
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サザエ丼は、カンピョウが入った酢飯の上にサザエ1個分の刺身が載っているといいう代物でした。キモは無しで1760円(税込み)です。
サザエの丼なら、勝浦の店でやっているサザエを卵とじにしたタイプの方が私の好みです。アワビとサザエは加熱した方が美味しいと再認識させられた例でした。 -
雨が降ってきたため、土産物屋を1軒覗いただけで鴨シーへ向いました。
チェックイン時間の前でも、ホテルのフロントに申し出ると入場パスをもらえます。映っている水槽は、アシカがパフォーマンスするロッキースタジアムです。 -
最初に見たパフォーマンスはアシカです。
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芸をしているのかと思って一生懸命写真を撮りましたが、観客がいません。おかしいなと思っていたら「練習中です」と係員がささやいてくれました。
それでも結構おもしろかったですよ。 -
パンフレットを見ると、15分後の14時から、隣のプールでシャチのパフォーマンスが始まることが判りました。泳いでいるシャチは見ているだけでも楽しいし、此処の目玉でもあるので混むと思い、濡れないであろう高い場所の席を確保して始まりを待ちました。
なお、水槽の前にいる女性は翌日の開場直後も見ています。シャチの方も遊びたがっているようでもあるので、毎日通うシーワールドフリークの一人なのでしょうね。 -
合羽を売っています。濡れるほど楽しみたい人はどうぞ。
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シャチの個体識別は、目の後ろ上にある白い模様で行なっているとのことです。
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シャチのアトラクションのハイライトの一つです。
50年ほど前に此処へ就職した知り合いが言うには、このジャンプで腰を痛めるトレーナーが少なくないとか。 -
次はアシカのショーです。
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ショーで行なう最後のポーズは笑い顔です。
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次はイルカのショーです。
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ハイライトは三頭同時のジャンプです。
イルカのショーを見ていて気付いたことは、こっちのトレーナーは男性ばかりなのに、シャチの方は一人を除いて女性だったことです。何故なのでしょうかね。 -
本日の昼間に見る最後のショーはベルーガです。
といっても、特段の芸は無く、殆どの時間は係員の解説です。
この後は魚類エリアをざっと見てホテルに戻り、晩ご飯を食べました。
晩ご飯は、普通のバイキングです。この手の場所で地物を望むのは無い物ねだりでしょうが、アナゴの天ぷらが美味しかったことは印象に残っています。 -
鴨シーHの4階にある私達の部屋からの景色です。天気はよくありませんが思ったより時化ていません。奥は鴨川漁港で、鴨川松島の島々も見えます。
鴨シーHの口コミには色々書いてありますが、部屋は清潔だし、浴室からの変な臭いも無いため、押し入れの扉が少々はげちょろけでも、私達には十分満足できるホテルでした。 -
ナイトアクアリウムが始まりました。写真はアシカとアザラシの水槽前です。
参加者は宿泊客の半分くらいの30人以上でした。鴨シーHに泊まってこのイベントに参加しないのは愚か者だと言えるほど面白かったですよ。 -
写真はシャチの水槽ですが、カメラには明るさが足りません。
目は十二分に楽しめましたが、残念な写真しか撮れませんでした。
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ペンギンは、嘴を羽根の下に突っ込んで寝ていました。これは、嘴が凍り付かないようにするためだそうです。
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2日目の朝です。大時化でした。
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私の朝ご飯です。バイキングだとパンとご飯の両方を食べたくなります。
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これは、味噌汁の具のつみれです。
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魚の写真を撮るのは難しいですね。ホテルのロビーにあった水槽の写真ですら、使えそうなのはこれ1枚だけでした。
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朝のシャチ観察というイベントに参加したため、開演前の8時30分から入場できました。開場前で人が少ないためか、シャチものんびりしています。
鴨シーのシャチは全て雌で、ラビー24歳、ララ21歳、ラン16歳、ルーナ10歳の4頭です。ルーナはラビーの娘で、他の3頭は姉妹です。
他にシャチを飼育しているのは名古屋港水族館(3頭)だけだそうです。 -
一頭のシャチが、水槽の仕切りの低いところを乗り越えました。
一回だけでしたがど迫力でした。一瞬のことなので、此処ではカメラを常にスタンバイさせておく必要があります。
なお、鴨シーで唯一残念なことは、ホームページが薄っぺらで、目玉のシャチですら他のサイトを見なければ4頭の名前すら判らないことです。 -
吹き降りは一層ひどくなりました。写真は天津小湊の方向です。
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この日のベルーガは、この浮きのようなものを噛んでは少し沈めて放すという遊びをひたすら行なっていました。そのため、浮きが水槽の縁の天井に当たるカンカンという音がずっと響いていました。
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連れはベルーガが大好きなので、小一時間も見ていました。
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此処のベルーガは、2021年7月に2頭出産した赤ちゃんと併せて5頭います。
でも、表の水槽に常時居るのは一頭だけでした。他の4棟は後の飼育水槽にいて、こちら側に出てきたのは一瞬だけでした。 -
水族館部分へ移動しました。
表門から入ると、最初に出会うのは、川の源流部を模した水槽です。
1970年の開業時は、源流から海までの生物をジオラマ付きの水槽で連続的に展示するということで話題になりましたが、水槽の容量が小さいためか、現在では魅力が低下しています。
それにしても、ニッコウイワナは、イワナの地域個体群に過ぎないのに、あえて名前を明記して最初に展示しているのはどんな意義があるのでしょうかね。日本のイワナ属はイワナ(学名 Salvelinus leucomaenis )とオショロコマ(学名 Salvelinus malma)の2種だけです。 -
河魚部門の全景です。
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川部門の最下流には、干潟の住人のトビハゼがいました。
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タコ君は岩礁地帯の水槽にいました。
魚部門の水槽には、解説文に無い魚種がいたり、その逆があったりするのは何故なのでしょうかね。もっとも、これが完全に一致していたのは、私が知る限りでは松田尚一さんが居た頃の琵琶湖文化館(滋賀県)だけなので、不正確なのは常態なのでしょうね。 -
深海部門の代表格のタカアシガニです。
昔、焼いたこれを小湊漁協の職員に振舞ってもらいました。彼が言うには、水っぽいから茹でては駄目、焼けば何とか食べられるとのことでした。それでも、油っぽくてあまり美味しくありませんでした。姿を思ってしまうこともマイナスでしたが。 -
深海に住むアカザエビです。イタリアではスカンピといいます。
千葉では、小湊で行なっているタカアシガニを捕る駕籠で混獲される程度です。相当に珍しい上、美味しいこともあってとても高価です。
私が冷凍ではないアカザエビを食べた唯一の機会は、京都の蹴上にあるウェスティン都ホテル京都のレストランです。とても美味しかったので、この値段でよく出せますねとウエイトレスに言うと、しばらくして、コック長が頑張ったそうですと嬉しそうに報告しに来ました。 -
近頃流行のクラゲです。
古事記を口語化した岩波文庫では、全くの無の状態から神々が生まれて、この世が徐々に固まっていく途中の様子を「海月なす漂う時」と表現していますが、原文でのクラゲは「久羅下」と書いています。この一語だけで、本居宣長が古事記の解読に36年間もかかった理由が理解できますね。 -
熱帯エリアのカメのプールです。
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熱帯エリアにはニモの大軍もいます。
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エトピリカの水槽はペンギンの隣です。
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ペンギン君の良い写真がやっと撮れました。
大きくて首の周りが黄色いのが、コウテイペンギンに次ぐ大きさのオウサマペンギン。右側の少し小さくて目の後ろがまだらに白いのがジェンツーペンギン。両種の間で向こうを向いているのが、特徴的なまつげのミナミイワトビペンギン。フンボルトペンギンもいるはずですが写真にはありません。 -
天井の四角い穴から氷が落ちてきていました。
冷却用の電気代が半端ないことが判ります。 -
外の水槽に来ました。
セイウチ君です。あまりにも間抜けな表情なので笑ってしまいました。 -
これは、おしゃまなアシカ君。
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ゴマちゃんのお得意なポーズです。
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このゴマもオオ間抜けな顔をしています。
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11時半頃、鴨シーを出て土産を仕込みに行きました。
鴨川は、鴨シーができてから開けた観光地なので、大規模な店舗が何件かありますが全て観光客向けです。地物を置いている店が無いことは判っています。
そこで、小湊漁協直営の魚ポートへ行き、地物だというサザエを1kg(6個)2000円(この地域の平均的な値段です)で購入しました。サザエは、卵でとじたサザエ丼にして、鴨川での敗北感を撃退しました。他に購入したのはヒジキなどの乾き物です。買わなかったものの活魚のヒラメも置いてありました。 -
雨なので、鯛ノ浦は断念しましたが、バイカーは少ないはずです。そこで、勝浦担々麺の元祖の『江ざわ』へ行きました。江ざわへは鴨川に店があった10年ほど前に行っていますが、バイカーの大行列に辟易して以後は行っていません。
狙いどおり、この日の待ちは15分程度で済みましたが、担々麺の味は、アイランド食品の「銘店伝説 元祖勝浦式坦々麺 江ざわ」で再現されているので、特別感はありませんでした。 -
実を言うと、此処で食べたかったのは写真のチャーシューメンの方です。鴨川時代にジモティが食べているのを見て、とても旨そうだったので大いに期待しました。
期待どおり、麺もスープもチャーシューも昔懐かしい味で大感激しました。 -
餃子も頼んで連れとシェアしました。これは普通に美味しいレベル。
この後は、大多喜の道の駅に寄って名産の筍を買って帰るつもりでしたが、我が家がある北総線沿線の2倍以上もの値段でした。バカバカしいので何も買わずに直帰しました。 -
以下に、お気に入りの動物の写真を載せます。何処にでもあるレベルの写真なので、興味があれば見ていってください。
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