【赤犬の尻尾】３年弱ぶりのミラノ

2022/02/11 - 2022/02/11

2019年暮れに始まったCovid-19（「COronaVIrus Disease 2019」の略称だが China Origin VIrus Disease とも）。
それにより移動が大きく制限されましたが、２月に入ってやっと２年ぶりに国を跨いだ旅行を再開し、手始めにイタリアのミラノに行きました。そのときの様子をご覧ください。

なお、今回もいわゆる「見物」の旅行ではなく、観光は全くしておらず、ここではそのときの「食」を中心に、通り掛かった街ほかの写真を掲載しただけです。

依って、観光ガイド的なニーズには全くマッチしない、【面 白くない】旅行記ですが、どうぞお許しを。

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミラノへのフライトです。
私は昼のフライトだとほとんど窓側を取るのですが、何だ！ この機材は!!
これじゃマトモな写真が撮れないじゃないか！
でも、幸か不幸かアルプスでは厚い雲が掛かっていて、どの道写真撮れず。

コロナ対策のマスクです。
少なくともこのとき、イタリア国内ではFFP2という欧州規格のマスク(US: N95, JP: DS2（日本にも規格があるんだ?!）)着用が求められていました。
それを持っていなかった私を含む乗客には、客室乗務員から提供されました。

コロナまん延以降、この航空会社の欧州内便エコノミークラスでは、無料での食事と飲み物の提供がなくなりました。
唯一の例外は、写真の0,33Ｌの水とチョコレートです。
この約１時間のフライトでは良いですが、数時間の、特に午後の便では酒がないとつらい！ 所持品検査後の空港免税店でワインでも買って呑むしかないかなぁー?!（！でもこれは禁止されています！）

ミラノ・リナーテ空港に到着しました。
ここでは昔懐かしい格納庫が残ってます。もっともその中に飛行機はなく、バスがたくさん留まっているだけです。

なお、この空港は街に近く便利なのですが、それゆえ騒音対策の一環で2000年に入ってから、発着の本数が大きく制限され、乗り入れられる航空会社は欧州のそれに限定されました。

空港からバスで街に向かいます。
その乗車券の自動販売機です。

空港と街の中心部に有効な24時間乗車券です。７エウロしました。

【参考】前回19年６月には、4,50エウロでした。この直後に交通連合体の運賃体系が変わりました。が、そうとは言え、かなりの値上げです。

空港からのバス・73系統は、ドゥオーモの南西に着きます。前はサン バビラまででしたが。

立派な建物。イタリア（中央）銀行ミラノ支店です。

地下鉄Ｍ１線の車内です。
コロナのためか、かなり空いていました。

用事を済ませて、路面電車で戻ります。

なお、この電車形式の製造は1920年代後半なので、御年90歳を超えてます。

ポルタ ティチネーゼです。

ティチネーゼ門 建造物

その門を路面電車がくぐります。門の中は単線です。

ドゥオーモ広場です。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ガレリアの門です。

奥にはスカーラ広場が見えます。

十字の交点からドゥオーモ方向です。

昼食はサバティーニにしました。

リストランテ ピッツェリア サバティーニ ピザ

席料(ｺﾍﾟﾙﾄ:2,50)に含まれるパンには、前回なかったピリ辛のオリーブ油が出されました。これが付いて来ることが分かっていれば、ブルスケッタ(4,-)は頼まなかったのですが....
ビールは高いねぇー(6,-)！

第一の皿には、懲りずにピッツァ生地で蓋をした状態で最後にオーブンで焼く、シーフードスパゲッティ(18,-)です。

今回はちょっと焼きが甘い感じで、蓋はぺろっと取れてしまいました。

スパゲッティとしての体裁を整えてから焼くので、茹では普通のものより硬めに上げる必要があるはずで、その辺の見極めが大変だと思いますが、その辺は良くできていました。
ただ、全体としては「良」ではあるものの極上ではありません。２回食べてみて、なんのためにオーブンで焼くのだろうと思うようになりました。

【参考】前回は良く焼けた蓋が引っ付いていて、途中でこんがり焼けた生地をパン代わりに食べてました。

ビールがなくなって、第二の皿に合わせて赤ワイン(1/2L:6,-)を追加。

第二の皿の仔牛のオッソブコとポルチーニのリゾッﾄ(20,-)です。

リゾッﾄは今まで「芯が残っているような硬いコメ」で旨いと思ったことがなかったのですが、これは絶品でした。というか、これが当たり前で、過去にはロクなものを喰っていなかったってこと?!

肉も柔らかくて、自体の味も良く超ー美味。
これは大当たりでした。

食後のコーヒー(2,-)です。

念のために記しますが、この写真は半分飲んだ後ではなく、口を付けていない状態です。これを頼むのは儀式のようなもんです。

ドゥオーモに程近い、バルザミコの専門店です。

すんごく高価なものが並んでいます。

安めのものもありますが....

店内です。

試飲? 試食? 試舐ができます。

いろいろ舐めましたが、高い物はトロリと旨いもののサラダには合わず、値段的にも折り合いがまったく付かないので、250mlで15,50エウロのものを買いました。

しかしこれ買って空港行のバスに乗り込んだときに、ハッと後悔。日帰りで機内持ち込み荷物のみで行ったのですが、これは機内持ち込みできない！ この店に寄ったために元々時間が押していて、預け荷物の締め切り時刻に間に合わなかったどうしよう?!（最終便だし） でも、ギリギリ間に合ってセーフ！ 無事に帰途に着きました。

ところで、３月にローマに行ったときの空港免税店で、同じラベルのものが15,30で売っていました。「えー、やられた！」思いきや、そのボトルは100ml。市中の約2.5倍です。
それはともかく、（もし容量が同じだとして）20セントでギャーとなるわっちは、しわいねぇー！