残雪大日ヶ岳からの白山

2022/04/02 - 2022/04/02

花曇りが多い桜咲くこの季節、数少ない青空が期待できる休日になりそうなので、まだ残雪の多い郡上の大日ヶ岳に行ってきました。
雪があっても登りやすいためか、コロナで娯楽に変化が出たためか、年々訪れる人が多くなった気がします。
雲は多いいですが、白山はクッキリ見られ、期待通りの景色でした。
帰りの国道156号線桜街道の桜は美並以南が見頃です。

エリア ひるがの高原・鷲ヶ岳(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

登山者用駐車場や登山口付近はまだ雪が残っていますが、東向き急斜面は雪がないので、登りやすい。

何か気配がすると思ったら、こちらをじっと見ているカモシカ。
里山の時のように、すぐ逃げるかと思いきや、数メートルまで近寄っても逃げない。こちらが彼をよけて距離を置いている時、こちらが顎を上下させると、彼も鼻を上下するしぐさ。
なんかコミュニケーションが出来た感じがして、心地よい。

風は穏やかで陽が差し、雪の中の青空が気持ちいい。
この天気は山頂へ行くまで持つだろうか？

白山が見えるようになりました。
真っ青な空に真っ白い白山がいつまでも拝めるとは限らないので、木々の間から堪能します。

中間のいっぷく平を過ぎるあたりから、なだらかな場所になります。
雪で笹などが隠れ、どこを歩いてもいいけれど、進行方向を誤らないように注意。

寒の戻りでここ2，3日はぐっと冷えているので、雪の表面は硬く、踏みぬきもないので快適です。

中間地点でも雪は1m近く残っています。

今日は北ほど天気がいい予報で、白山はまだ雲が出ていません。

しかし、お隣の鷲が岳山頂は雲に隠れてしまいました。
まだ9時なのに…
幸いこれから向かう大日ヶ岳山頂は雲は掛かっていません。

時より日差しが出る時には、青空が戻って来て気持ちがいい。

山頂手前の展望台という小高いピークに差し掛かる時、上だけ日が差して光っている景色にはしばし見とれていました。

展望台から見る大日ヶ岳山頂は、その先（南西方向）の雲が黒くていよいよ心配。

山頂到着の頃には、白山が雲に隠れ始めていました。
大日如来像も上半身だけ姿を見せられています。
山頂で腹ごしらえをしていると、バックカントリーの方が次々と到着。山頂はかなり賑やかになりました。
雪が多いので、スキー・ボードをやる人が多いかと思ったら、下山途中には次々と麓から登る人でいっぱい。

下山する時には、白山・別山・1，2，3ノ峰の稜線はクッキリ見えるようになりました。
すぐ北の天狗山に向かう人も多いですが、心配の右膝が良くないので帰ります。

下りは道具を使って降りようと、100均で買ったヒップそり。
雪が硬いので思った通りお尻がいたい。
そして、まだ凍っているので、なかなか止まらない。
また、滑る方向を調整できないので、スキーより難しい。
かと、言っても重いスキー板を担ぐこともしたくないし。

お昼近くになりましたが、まだまだ雲に隠れず雄姿を見せています。
にぎわった山頂では、皆さんいい景色を見てのんびりしているのでしょうね。

麓のひるがの別荘群当たりの桜はゴールデンウィークくらいでしょう。

ひるがのたかすパークは麓のひるがの別荘群当たりの桜はゴールデンウィークくらいでしょう。

ひるがのたかすファーマーズによりましたが人がいない。
まだお昼なので、皆さん観光地から戻っていないか？
奥から品物を出していたので、まだ早かったのでしょう。

国道156号線を通っていると思います。
道路脇に本当に多くの桜が植えてある。
そう言えば、ここは富山まで続く桜ロードでした。

お気に入りの1つが、この川沿いを走る、カーブした道路脇の桜。

美濃市の国道から離れてすぐの所に、風情のある公衆トイレ周りには立派な桜。

この隣の河川敷は、キャンプ、BBQでいつもにぎわう場所。
キャンプブームもあるのか、いつ来てもだれかいる。

この堤防沿いも満開桜がいっぱい。
道沿いだけでなく、山肌の山桜、原っぱにポツンと立っている桜。
それぞれ趣がある。

雪が解ける頃に木にいっぱいに咲く桜を見ると、｢春が来たな｣と感じます。