東北温泉ドライブ旅行　前半

2021/09/19 - 2021/09/25

9月のシルバーウィークに、六泊七日の、東北の温泉と山旅を計画しました。

岩木山、八甲田山、秋田駒ヶ岳に登る予定でしたが、悪天候のため、登ることが出来たのは岩木山だけでした。
残念。

そのかわり、のんびりと、黄金崎不老不死温泉、酸ヶ湯、玉川温泉、松川温泉を満喫しました。

まずは、前半の酸ヶ湯まで。

エリア 青森

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

東北温泉ドライブ旅行、一日め。

湘南から秋田県 由利本荘まで、490Km、9時間15分のドライブ。

圏央道から東北道に乗り、福島から東北中央道に入り、山形自動車道、日本海東北自動車道の一部を経て、由利本荘へ至る。

酒田から由利本荘間は、羽越本線と平行する海沿いの道を鳥海山を眺めながら北上した。

栃木県宇都宮市、上河内サービスエリア。

宇都宮餃子の看板に惹かれ。

宇都宮餃子 豚喜喜 上河内SA（下り） グルメ・レストラン

宇都宮餃子を食す。

うーむ。
これで、宇都宮餃子を語ったら、栃木県民に失礼。

福島から山形までは、東北中央道。

その途中にある南陽パーキングエリアで休憩。

山形で山形自動車道に入り、月山インターで一旦一般道にでて、湯殿山インターで再度高速に入る。

その二つのインター間にある ”ななかまど亭” で昼食。

山の中の蕎麦屋なのに行列が出来ている。
そんなに美味しいのか？ と期待が高まる。

石臼でひいた、太めの麺。
ボリュームもありすぎ。
好みは分かれるところだ。

高速の切れ目で場所がいいから、行列が出来ていたんだな。

窓から見える月山が美しい。

民宿田麦荘 ななかまど亭 グルメ・レストラン

蕎麦屋の前の駐車場から見える月山。

何年か前、羽黒神社のほうから登ったが、頂上付近は雨。
寒くて、ガスって、何も見えなかった記憶がある。

今日は、山が紅葉に染まっている。

こんな日に登れたら楽しかったのに。

酒田から、日本海沿いの一般道を北上する。

その途中の、道の駅　鳥海ふらっと　という遊佐町の直売所に寄る。

道の駅 鳥海ふらっと 道の駅

直売所で買ったポポーという果物。

幻の果実ということだが、なぜ、庄内の直売所で売られている？

日本海沿いの道をさらに北上。

鳥海山が見えてきた。

鳥海山。
美しい山だ。

藤沢周平原作の映画、たそがれ清兵衛のラストシーンを思い浮かべる。

鳥海山は、百名山。
頂上往復の標準タイムは、8時間前後。
とても登る体力はない。

麓からの山容を愛でるとしよう。

鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地

道路を挟んで、鳥海山の反対側には、日本海。

今日の宿、ホテルルートイン由利本荘に到着。

由利本荘という町の名は、初めて聞いたかもしれない。
旅の目的地ではなく、中継地点。

今夜一晩を過ごすが、この先、訪れることもないであろう場所。

そう考えると、何だか不思議な気分になる。

ホテルルートイン由利本荘 宿・ホテル

ホテルの窓から見える子吉川。

川が海に出て行く風景。
長閑だ。

川の対岸にあるイオンまで、川沿いの散歩。

長時間ドライブで疲れたので、外食はあきらめ、イオンで今晩の夕飯を調達する。

ホテルの窓からの夕陽。

今夜の夕食のデザート。

幻の果実ポポーは、南国の果実のような味がした。

東北温泉ドライブ旅行、二日め。

由利本荘から青森県黄金崎不老不死温泉まで、143Km、3時間15分のドライブ。

途中、十二湖に寄る。

十二湖到着。

登山靴に履き替え、池を巡るハイキングに出かける。

観光客を見かけたのは青池周辺のみ。

十二湖 自然・景勝地

青池

ブナの原生林を行く。

十二湖おすすめ散策コース 公園・植物園

沸壺の池。

青池より、こちらのほうが、静かでよかった。

ツリフネソウ

シロヨメナ

キツネノササゲ

リフレッシュ村という名の宿泊施設にたどり着く。

十二湖　リフレッシュ村 宿・ホテル

崩山。

崩山 自然・景勝地

この森は、広大なブナ原生林で有名な白神山地の一部？

ハイキング終了。

森の物産館 キョロロで購入したりんごジュレとジュースで、のどを潤す。

十二湖を後にして、黄金崎不老不死温泉ヘ向かう。

12Km、30分のドライブ。

森の物産館「キョロロ」 美術館・博物館

黄金崎不老不死温泉、到着。

部屋からの夕陽。

不老ふ死温泉は、長らく訪れたいと思っていた温泉だが、既視感があり、ちょっと期待外れ。

海辺の茶色の温泉。
式根島の温泉とも似ている。

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

不老不死温泉の夕食。

東北温泉ドライブ旅行、三日目。

黄金崎不老ふ死温泉から、青森県酸ヶ湯まで、95Km、4時間25分のドライブ。

途中で、岩木山登山。

不老不死温泉、出発。

五能線と並行している海岸沿いの道路を北上する。

途中の千畳敷海岸で休憩。

千畳敷海岸 自然・景勝地

千畳敷を出て、鯵ヶ沢の手前で海岸線に別れをつげ、内陸に入り、弘前方面へ。

津軽岩木スカイラインから岩木山八合目まで、くねくね道を車で登る。

８合目駐車場から見た、岩木山の頂上。

標準タイムだと往復2時間。

岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

樹林帯を抜けると、もう九合目。
鳥の海噴火口という場所にでる。
噴火口を覗き込む。

百名山は、殆どが火山。
いつ噴火してもおかしくないのかもしれない。

九合目の避難小屋、風鳴ヒュッテ。

ここから山頂までは岩ゴロ。

岩木山山頂の標識。

岩木山神社奥宮。

岩木神社奥宮から見下ろす方向の山は、結構、紅葉している。

あれが、白神山地か？

明日、天気が良ければ登りたい八甲田山が、遠くにみえる。

山頂で昼食をとり、津軽の風景を満喫して、下山。

８合目の駐車場で登山靴を履き替え、津軽岩木スカイラインを下る。

山を下りたところにあった直売所でとうもろこしを買う。

美味しい。

美味いものは、産地にあり。

弘前方面から見た岩木山。

あの頂上に登ったんだなあ。

美しい山だ。

“おいわきやま” と歌われ、地元の人から慕われているのに納得。

岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

弘前を抜けて、酸ヶ湯温泉に到着。

八甲田山の麓にあるので、登山客も多い。

酸ヶ湯には何度も来ているが、八甲田山に登ったことがない。
今回こそは、長年の夢を叶えたい。

しかし、天気が心配。
お昼までは晴れで、お昼過ぎから雨の予報。

雨の日の登山はしたくない派。

酸ヶ湯温泉旅館 宿・ホテル

酸ヶ湯の玄関。
右手に、かの有名なヒバ千人風呂の入口がある。

千人風呂は混浴だが、男女の入口は別々になっている。お湯が真っ白に濁っているので、首だけ出して、湯舟の入口付近でお湯に浸かっていれば、気にならない。

そろそろとにじりながら中央に行くと、安心してお風呂全体も見渡せる。

白濁の酸性の硫黄湯だけど、まろやかで優しい泉質。
大好きな温泉。

温泉に入るだけのため、この山奥まで通うリピーターの一人だ。

酸ヶ湯の夕食。