ひょうごさんぽ　　宝塚　小浜宿を歩く（続き）江戸時代の旧和田家住宅

2022/03/11 - 2022/03/11

小浜宿歩きの続きです。

旧和田家住宅は宝塚市立歴史民俗資料館になっています。
江戸時代の中期ごろまでに築かれた家だそうですが、もともと庄屋であったことから多くの古文書なども残っているそうです。
阪神・淡路大震災で被害を受け、その後修復を行われました。
和田家より宝塚市に寄贈されています。
宝塚最古の民家遺構の一つと言われています。

エリア 宝塚(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

小浜宿の続きです。

道は歩きやすく整備されています。

本妙寺。

小さな祠があります。
愛宕宮。

ここは北門のあと。

読みにくいですが、説明碑もありました。

近くに地図がありました。

橋を渡ります。

川が下のほうに流れています。
高台にあり、要塞と言われるのがよくわかります。

こちらにも古い道標がありました。

旧和田家住宅に到着しました。

入ってみます。

説明がありました。

古い地図もありました。

沢山の部屋があるみたいです。
欄間も面白いですが、そのうえに槍のようなものも。

土間も広いです。

古い材料も新しい材料も混在しているように感じました。
明るいです。

広い入口など、人の出入りのある家だったと思いました。

イラスト入りの説明もありました。

以前の様子など。

和田家には多くの古文書が残されています。

一番古いものは、１７４４年の文禄検地帳。
１５９４年の太閤検地の写しです。

１６３３年の田畑譲り状など、庄屋に関するものが多く、特に
飯野藩領の庄屋をつとめたことから、飯野藩に関するものが多いそうです。
村の様子を知る貴重な資料です。

古い道具や家財など。

土壁の様子など。

天井の梁など。

農具など。

馬屋もあったようです。

古い石碑のようなものがありました。

お大きな蔵もあります。

フキノトウがあちこちに。

可愛いです。
春です。

庭のほうから観ます。

上品な部屋の様子。

高敷居は納戸構と呼ばれるもので、古い時代のものと説明書にありました。

納戸構の説明もありました。

座敷の様子。
床、平書院、違い棚、天袋があります。

庭へ。小さな池もあったのでしょうか。

綺麗に整備されていました。

庭にも道標がありました。

庭も綺麗に整備されていました。

６室の部屋があります。

古いオルガンもありました。

五右衛門風呂。

こちらはあとから造ったものでしょうか。

こちらにも小さな台所。
タイルが可愛いです。

高敷居がまるで絵画の縁のようでした。

以前は多くの人が出入りした賑やかな場所だったと思います。
今は、静かに、住まいだけが歴史を伝えています。