自販機は100円以下の時代？

2022/03/11 - 2022/03/11

　懐かしい昭和の時代は自販機といえばワンコインの100円であった。
　しかし、平成元年（1989年）4月1日に一般消費税3%で初めて導入されて値上げされ、ワンコインでは買えなくなった。その後、平成9年（1997年）4月に5％へ引き上げられ、平成26年（2014年）4月1日に日本の消費税率は5%から8%に上げられた。さらに平成31年（2019年）10月に8%から10%への消費税率引き上げと同時に、複数税率（軽減税率）が導入されて、8%に据え置かれている。（https://4travel.jp/travelogue/11683964）。
　平成はバブル崩壊後に賃金が上がらず、むしろ令和になって世帯所得が100万円以上170万円とか減っているのだという。
　消費税率が上がったにも拘わらず、自販機での飲料の価格が下がって来ているのは確かにデフレである。しかし、消費者の給料の減少を考慮したら、おのずと売れる価格があるのだろう。
　戸塚駅周辺でも、令和になると自販機が150円から次第に130円、120円、110円と下り続け、とうとう100円になった。その自販機を良く見てみると、80円の商品が2種類、120円の商品が1種類だけ含まれている。これまでは自販機の本体に「￥100」とあっても120円とか150円の商品が何種類もあったものだ。しかし、この自販機では「￥100」とあるが120円の商品も1種類あり、さらに80円の商品も2種類もある。これはこれまでなら「￥80」としていたであろうか。
（表紙写真は80円、100円、120円の自販機）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

100円の自販機。80円と120円の商品もある。

100円の自販機。80円と120円の商品もある。