流氷が見たい、3日目は観光地巡り後、JR釧網本線で車窓から流氷を眺め、北浜下車接岸している流氷を見に行く

2022/02/26 - 2022/02/26

網走滞在3日目のこの日は
『市内観光施設めぐり』（路線バス）の1日乗車切符（800円）を買い
網走バスターミナル09:04発ー博物館網走監獄ーオホーツク流氷館ー北方民族博物館ー網走駅から釧網本線で北浜駅まで乗車
制作途中です。

エリア 網走(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルでの目覚め、窓から見える網走川
今日はいい天気です。
今日はサンセットクルーズは綺麗な夕焼けが見られることでしょう。
こればっかりは仕方ありません
今日は今日の事を楽しみましょう

網走川 自然・景勝地

今日の観光は網走バスターミナルから始まります。

路線バス (網走バス) 乗り物

網走バスターミナルで
1dayパス800円也
を買って
時刻表を見ながら計画を立てます。

路線バス (網走バス) 乗り物

観光施設めぐりは
施設めぐり線の路線バスで乗り場は3番線です。
女満別空港に行くときもここです。

09:04のバスで出発です。

路線バス (網走バス) 乗り物

網走観光地巡りは地図だけで見るとひょっとして歩いても行けるかな
なんて思ったりしましたが、いざバスに乗ると施設から施設の距離があるのが分かります。とてもとても雪道の中歩ける距離ではないです。

網走刑務所の正門が見えてきました。
現在使われている刑務所です。
ここにも行きたかったですが
網走監獄博物館は旧舎屋をここから移設しかなり離れた場所に造られており
その周辺に観光施設があります。
網走刑務所を周るとかなりの時間が使われることになるので
車窓から見るだけしかできませんでした。

網走刑務所 名所・史跡

また、観光地をめぐる周遊バスは1時間に一本程なので
時間配分を考えながら観光しないとバスを一本逃してしまうと大変です。
次の観光場所まで歩ける距離ではないです。
網走監獄博物館バス停到着

バスを降りてなだらかな坂道を少し登ると
「鏡橋」

さっき見た網走刑務所に入るためには必ず網走川を渡らなければいけないわけです。

鏡橋を渡るとチケット売り場があって
博物館網走監獄到着
入館料一人990円也（割引あり）

ここからが網走監獄博物館の敷地になります。

博物館網走監獄 名所・史跡

内部は広く順番通りに周らないと
どこにいるのかわからなくなる

まずは入り口で記念撮影
ちなみに看守さんはマネキンです
マスクしてたら分からないですね

博物館網走監獄 名所・史跡

バロン妻も記念撮影

正門入って左手に面会人待合室

正門から真正面にあるのが
旧網走監獄庁舎
網走監獄の管理棟として使用され
昭和63年10月、博物館網走監獄に移設保存

入って左手に網走監獄の歴史についての説明やスライド

右手はギフトショップ、休憩所、トイレなど（網走監獄トイレは沢山あります）

網走刑務所作業製品も販売されています。

動く監獄と呼ばれる移動式の舎房

食事は一杯のご飯に梅干し
野菜としての沢庵

網走番外地
健さんカッコイイ～

途中かまくら風の懲罰房があったのでバロン妻入ってみる

五翼放射状平屋舎房

上空から見るとよくわかるのでしょうが
人間の指を5本広げたようになっている
1912年から72年使われたということはそんなに前ではないです。

五翼放射状平屋舎房　中央見張り
ここを中心に5翼の舎房が伸びる

5翼をパノラマ撮影
添付しましたがサイズが難しいのか表示画面では出てこない？？

一辺の長さはどれくらいになるのでしょうか
暖房は、この廊下一つあたりに二個だけだったとか
刑を服す囚人と言えども寒かったことでしょう

監獄博物館の次のバス停にあるのが
オホーツク流氷館　
入館料はホテルにあった10%割引券を使って
690円也

オホーツク流氷館 美術館・博物館

ここは天都山というらしい

中に入るとオホーツク海の生物の水槽があり

流氷と共にやって来て流氷と共に去っていくクリオネ

クリオネです。
クリオネを見ていると係の方が
流氷についての映像を見るコーナーがありますが
映像時間まで流氷体験コーナーに行かれてくださいと言われ

何やら通路を通り冷凍庫のような流氷体験コーナーに
湿ったタオルを一枚渡されて入ります。
タオルをくるくる回して凍るのを実体験する

流氷体験　タオルをくるくる回しながら記念撮影
でも、このタオルなかなか凍らないんですよ
体験コーナーは決して広くないが人の出入りがあるので
温度が上がるのでしょうか
この後、流氷についての15分ほどの映像を見ますが
こちらは写真、ビデオ撮影禁止
施設内の見るものはこれくらいで驚くほどあっさり

オホーツク流氷館 美術館・博物館

あとの見どころは
展望台から見る流氷ですが
流氷の先には知床の山々が見えるのです。

天都山展望台 名所・史跡

あれは斜里岳
いやいや、あの位置は左側の海別岳だよ
周りの観光客も巻き込んで喧々諤々

天都山展望台 名所・史跡

次は流氷館からバスを1つ乗り継いで
北方民族博物館に移動

北方民族博物館 美術館・博物館

入り口の八角の角錐が特徴的な建物
シニアは無料

北方民族博物館 美術館・博物館

八角錘は中に入って見上げるとこんな感じです。

内部は日本やカナダとかその周辺の北方の民族、歴史、住まいの変遷
狩猟につかわれた道具、舟、生活用品などが展示されています。

北方民族博物館 美術館・博物館

トーテムポール

北方民族博物館 美術館・博物館

これは花嫁衣装として使われたもののようです
北方民族博物館はワンフロアなので拝観時間はそれほどかかりません。
観光施設めぐりの路線バスはここ北方民族博物館が終点で
折り返し地点です。バス降車時に運転手さんから乗車場所は
少し離れた道路側になります。と注意を受けていたので
バスの時間より早いが外に出て
停留所の方に向かっていると、博物館の職員さんが追いかけてこられて
「バスが来るまでまだ時間があるので中で待っていた方が良いです。」
なんてお優しいのでしょうか！感激するバロン夫婦

北方民族博物館 美術館・博物館

北方民族博物館から折り返しバスの乗車位置は建物正面にある
階段を下りて右側に少し歩きます。

北方民族博物館から折り返しの網走バスに乗って網走駅に到着。

網走駅 駅

窓口で流氷が見えるという列車の事を聞く
2/2~28日の期間１日2便、流氷物語という列車が運行しているが　
今日はもう終わったとの事
しかし、他の列車に乗っても見える景色に差がないとの事なので
釧網線、釧路方面行に行きに乗ることにして
窓口で切符購入、PASMO、Suicaは使えず、クレカ決済は可
網走ー北浜間　340円也

網走駅 駅

気を付けなければいけないのが
今からの時間、北浜まで行くと
帰ってくる便が17：00までないことそれを逃すと
今度は19:30までない
この時は、北浜で降りれば良いのをネットで調べていたが
北浜で見る場所の事を調べてなかったので、写真だけ撮ればいいと思い
16:17に乗り北浜着16:35　
北浜発17:00で網走に帰って来ることにしようと計画をたてて

時間があるのでお昼御飯がまだだったので食事をすることに
バロン夫はお昼をとっくに過ぎているのに食事がまだだったので機嫌く
しっかりした食事をしたいらしいが
バロン妻は今から乗る列車、現地で歩くことを考えると
しっかりした食事は気がひける・・バロン妻お腹が弱いのです。
結局、
北浜から帰って来てから美味しいもの食べようとバロン夫を説得し
駅前にあるすき家で小腹を満たす

すき家で軽く食事が終わった時点で時間は14:30過ぎ
16:17の列車に乗る計画でしたが網走駅前にはこれといった見るものもなく
寒いので駅まで戻ってきました。
ここで計画変更で1便前の15:10に乗ることに
いったん決めた計画を変更するのが嫌いなバロン夫、北浜に早くついて何するんだと怒っていましたが、バロン妻向こうについてから考えると意に介さず
15:10の列車、バスツアーの団体客と一緒になり、いい席はツアー客が数の力で制するので、バロン妻もう必死になって流氷の見える側の席を何とか確保
車窓から見える流氷

段々と流氷が見えてきます。
https://youtu.be/PO8DiOTX7G0
釧網本線　駒場あたりからの車窓より見える流氷

北浜駅着

北浜駅 駅

北浜駅は無人駅です。
待合室には行ってみます。

停車場 グルメ・レストラン

待合室の壁という壁には降車された方が貼られたあろう無数の切符、
写真、コメントがもう一種の芸術作品です。
これが北国の無人駅の良さですね！！

北浜駅 駅

駅は無人駅ですが待合室のお隣には停車場という名の
レストランがあって賑わっておりました。
あの場所は、もとは駅長室だったのでしょうかねえ
そして駅構内に見晴らし台があったので登ってみます。

停車場 グルメ・レストラン

JRに乗ると流氷が見えるので車窓から流氷を見たら北浜駅で降りて
その後はUターンすればいいという知識だけで来ましたが
何と何と！！
見晴らし台から見ると流氷の上を歩いている姿が
見えるじゃあーりませんか！！
あれがうわさに聞く流氷ウオークというものか
バロン妻大興奮！！これは行かなくっちゃ

北浜駅 駅

北浜駅から歩いて5分くらいのところに流氷が接岸している
あ～～一本早い電車で来てよかったわ～～
バロン妻、自分の選択を鼻を膨らませて得意満面になる

なんとまあ美しい
日本にいるのを忘れてしまいそう
これも一本早い電車できたからこそ
観られた景色！バロン妻の顎が自然にあがる

遠くに見える山は斜里岳

漂う流氷は氷山みたいです。
嫌でもタイタニックを思い出しセリーヌ・ディオンの歌声が
脳裏でリフレイン

どこが海岸でどこが流氷だか分からない

ずっと先まで流氷が続いています。
どこまでが浜辺でどこからが流氷なのかよくわかりませんが
先の方まで行ってみることに
足場の悪い流氷の上をやっとこさえっこらさと流氷ウオークしていると
何か大きな声が背後から

他の方も歩いているので
我々も流氷の先の方まで行こうと老体に鞭打って
歩いていると何やら大きな声が
岸を見るとパトカーが２台、其のあともう１台
「流氷に登ると大変危険です。直ちに帰って来て下さい～～～！！」
大慌てで引き返し、おまわりさんに
「すみません！！流氷の上は上がってはいけないんですか？？」と聞くと
「はい、風が吹くと流氷はすぐ動くので大変危険です！！」

確か現地アクティビティのツアーに「流氷ウオーク」ってあったけど
あれは添乗員さんが確認して絶対危なくないところを
歩くんでしょうか？？

3台目に来たパトカーのおまわりさんが
「流氷の上にたくさん人が登って流されている」と通報があったと言われていた。
流されているというのは事実ではないですが、危険なことには変わりはない
でも、おまわりさんの注意したらすぐに帰って行くので
すぐにまた、観光客は流氷に登りはじめる、かなり沖の流氷の上まで行って
三脚を立てて写真を撮りだす強者も

我々夫婦は、流氷ウオークはもうやめて
電車の時間がまだあったので近くの白鳥公園まで足を延ばすことに

流氷のある場所から白鳥公園までは距離はないが
雪道なのでそろりそろりと歩きながら

白鳥公園には涛沸湖という湖があって
白鳥が沢山飛来してくることで有名なようですが

濤沸湖
水鳥、湿地センター
中を覗いてみると地元の小学生の校外学習をやっているようでした。

「濤沸湖」
残念ながらこの時期は湖が殆ど凍って
白鳥は一羽もいませんでした。
あとからホテルの方に聞くと、
「今の時期は白鳥は網走川の方にいます。」との事

湖から海へと流れ込み

湖の向こうには沈みゆく夕日が

白鳥公園で白鳥にはあえませんでした。駅に帰ることにします。

途中資料館もありました。

さっき私たちが流氷ウオークをしたところまで
帰ってくると電車が来るのを何人かが写真を撮っていたのでバロン妻も撮影

澄んだ青い空に白い雪

古い列車も綺麗に見える。

車体に夕日が当たり

列車がいった後
流氷を眺めるとやはり流氷をする姿が

北浜駅に帰ってきました。

また展望台に上がり流氷を目に焼き付けます

写真でみるとよく分かりますが
流氷が段差になったところがあります。
風が吹いたらあそこからあそこから流氷が離れていくから危ないのでしょう

知床の山々
今度は今度は知床の方ら流氷見たいです

夕日が沈んだ後の流氷もきれいです

電車が来たので乗ります。

車内は満席に近かったです。

網走駅到着

特急オホーツクが出発間際

ここでも何人かの鉄ちゃんがオホーツクの雄姿を撮影

網走駅の文字が縦書きなのは網走刑務所から出所したかたが
まっすぐな道を歩むよう願いを込めているとか

オホーツク文化のモヨロ人探訪の石碑

お昼にすき屋で軽く済ませたので
夜はこちらでドカンと食べましょう

ヴィクトリアステーション 網走駅前店 グルメ・レストラン

何を食べましょう

柔らかハンバーグのデミグラスソース
感想、サラダバーのお豆腐がとても美味しゅうございました。って
メインはバロン妻にはちと辛かったです。

食事をした後は歩いてホテルまで帰ります。
網走の路線バスは17:00前には最終が出てしまうのです。
網走駅からホテルまで結構歩きました。

網走ビール館 グルメ・レストラン

今日も夜鳴きそばを頂きます。
ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• バモスさん 2022/03/01 18:50:31

  氷山☆

  バロンさんへ
  
  こんばんニャ
  監獄の看守さんはマネキンには見えませんねっ。
  見られたらドキッとします(@_@。何も悪いことしてませんが。
  今年は寒いので例年より流氷の接岸も早いのでしょうね。
  ほんと氷山みたいです。
  以前カイロ（桐灰だったか）のテレビCMを思い出しました(*^_^*)
  
  　　　　　　　　　　　　　　　バモス

  バロンさん からの返信 2022/03/01 20:17:53

  Re: 氷山☆

  バモスさん
  
  こんばんニャンコ　
  コメントありがとうございます。
  看守さんがいたるところに立っておられて緊張しました(*_*;
  中には、顔が動く看守さんもいてドッキリ👀
  
  接岸～流氷は接岸ですね！着岸だと船みたいですものね
  こんなにたくさん接岸しているのは最近珍しいとの事
  
  この後、ブログに書くつもりでしたが
  接岸した流氷の上に皆さん登っていたので、我々夫婦も老体に鞭打って
  やっとこさ登って歩いていたら、パトカーが３台来て
  マイクで「流氷から降りてただちに戻って！！大変危険です！！」
  どうやら通報があったらしく、”流氷に沢山人が登って流されている”と
  流されているというのは事実ではないですが
  流氷は風が吹くとすぐに流れ始めるし、落ちたら助からないとか
  接岸して陸地のようになっているけど下は海ですよね
  本当に綺麗綺麗だけで行動する、迷惑な観光客になっていました(*_*;
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バロン