１ヵ月のハワイ滞在も２週間を経たところで、友人のタクシーをチャーターしてノースショア観光に出掛ける事にしました。今回のハワイ旅行で、唯一の観光ツアーです。しかしながら、そのツアーは全行程が気ままな思い付き行動なのです。ドライバーのピーターは、自分のお薦めコースを辿りながらも、その行く先々では、私たちの好きなようにさせてくれました。

2021年ハワイ⑦ノースショア前編

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2021/11/20 - 2021/12/17

2251位(同エリア11177件中)

エリア

オアフ島(ハワイ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 4.5

ショッピング: 5.0

交通: 4.5

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: タクシー徒歩

マリオット・コオリナビーチクラブ滞在一週間目。今日はスタジオタイプのゲストルームから１BＬのマスタールームへ移動する日です。
朝の段階で、ベルボーイが私たちの荷物を受け取りに来て、一時保管しておいてくれます。
この、部屋の移動日に合わせて、私たちはノースショアへ観光に出掛ける事にしていました。
フロントで、一旦チェックアウトの手続きをします。新しい部屋へのチェックインは、午後になる予定です。
もちろん、新しい部屋の準備が整うまで、マリオットのプールガーデンや海で遊んびながら過ごしていても良いのですが、たまの一日くらいは、ちょっと遠出の外出も楽しみたいでしょう。１ヵ月滞在のハワイで、一日だけの観光ツアーです。
観光ツアーといっても、それは個人的にチャーターしたタクシーによる自由気ままなぶら散歩。ハワイ在住の友人で、タクシードライバーのタムを頼っての、特別料金によるプライベートツアーでした。
案の定に、迎えに来たのはタムの子分であるピーターです。親分のタムは、副業のマグロ漁が、よほど忙しいらしいですねぇ。
タムからの指令を受けた子分ドライバーのピーターは、もうすっかり私たちのフレンドです。今日は一日、時間無制限で私たちの専用ドライバーですよ。
ピーターは、私たちのために観光用の立体地図を準備してくれていました。とりあえずの私たちのオーダーは、ノースショアへ行きたいという事だけ。ついでにガーリックシュリンプを食べてフリフリチキンを買って、ノースで買い物もしたいというリクエストです。その経路や立ち寄り場所は、行程の中でピーターと話し合いながら決める事にしました。
H１フリーウェイを東に進むと、ダイヤモンドヘッドが見えてきました。今日はちょっと、曇り空のお天気ですよ。
H１から H２へ入り、オアフ島の内陸部を通過します。これまでには、タムの運転によるノース観光を楽しんでいましたが、ピーターの案内は初めてです。
途中のワイケレショッピングセンターで買い物するか？と、ピーターから聞かれましたが、買い物ならノースでしたいという事で、この場所はスルーします。
ワヒアワ地区に入った所で、ピーターが絶対にお勧めだと言う場所に立ち寄る事にしました。
そのお勧めの場所とは、グリーンワールド・コーヒーファーム。
そこは、ノース地場産コーヒーの栽培農場であり、そのままカフェストアの店舗営業もしている観光農園です。
駐車場は満杯に近い状態でした。やっと探し当てた空きスペースに車を停めて、カフェストアに入ろうと思ったら、そこにも入店待ちの行列が...。
いやはや、これは時間がかかりそうだなぁ...と思った時に、ピーターが私の腕を引っ張ります。
こっちだよ！　こっち！　とにかく僕についてきて！
ピーターに言われるままに来た場所は、従業員専用の裏口でした。
お店のスタッフも、ピーターを見るなり Go Through.　もしかして、ピーターはファームの経営者と親戚だったのか？
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店内は、大勢のお客さんで混雑していますが、日本人は私たち夫婦の二人だけでした。
店内に入ったとたん、コーヒーの芳醇な香りに包まれました。商品はコーヒーだけではなくて、いろんなオリジナルグッズも販売されています。
実は、もはやこのファームは有名所で、Green World CoffeeFarm というロゴデザインは、今や立派なオリジナルデザインの商品となっているのですよ。
ピーターのガイダンスもプロ級です。もちろん、彼はプロのタクシードライバーですけどね。こう言っては何ですが、私と同世代くらいである親分のタムよりも、若いピーターの方が案内トークは上手ですよ。
業務用のコーヒーミルサー。ここでは、曳きたてのコーヒーを買ったり、味わう事も出来るのです。
もはや店内では知った顔のピーターです。コーヒーの試飲も、遠慮無し状態で何杯も私たちに持って来てくれます。ちょっと他のお客さんには申し訳ないくらいの、VIP待遇ですよ。
自家栽培で生産しているのは、コーヒーの他にもフレーバーティがオリジナルブランドで商品化されているのですねぇ。
とにかく、ここまで来たからにはコーヒービーンズを買いましょう！
試飲した中で、一番のお気に入りだったブレンド豆が見つかりましたよ！
お支払いはカード決済でOK！
それは、『Sweet Love』というネーミングの、マカダミアナッツフレーバーコーヒーです。もの凄～く甘くて芳醇な香りで、深みの有る焙煎珈琲豆ですよ。マジ、これ最高！”
実際に、農園を見学する事も出来ます。
これがコーヒーの木ですよ。
そして、コーヒーの実。12月だというのに、完熟している実も生っているのですねぇ。
グリーンワールド・コーヒーファーム。なかなか興味深い場所です。ピーターは、ナイスプレイスに連れてきてくれました。
それではお次へ参りましょう！　曇り空でも心は晴れ晴れ、絶好調です！
車は、ワヒアワ地区から更に北を目指して、H２を走ります。
そして間もなく、お次の立ち寄り先は有名所。
ドール・パイナップルプランテーションでありました。
カスタマーセンターに入る前に、ピーターが案内したのは駐車場の一画です。そこには、レインボーツリーの大樹が生えているのでした。
よくある勘違いに、シャワーツリーの木と混同されたイメージを持っている場合もあるようですが、こちらはユーカリの樹木で、花や葉っぱがカラフルなのではなくて、樹木の表皮が淡いパステルカラーの虹色なのです。私たちは、12月のこの季節に見たのは初めてでしたが、夏場よりも冬場の方が、レインボーカラーが鮮やかに発色されていると思いました。夏場は、もっとくすんだ感じだったのです。
試しに指で擦ってみたけれど、けっしてペンキ塗りではありませんよ。自然の樹木の色です。不思議にステキなレインボーツリー。見ていると、心も虹色ハッピーになります。
それでは、カスタマーセンターへ入りましょう。
ここから先は、マスク着用がハワイのルール。それは、日本とは違って、きちんと制度化されているのです。
こちらは、店内に入るなり芳醇な甘いパイナップルの香りに包まれます。
手描きの飾りプレートも、レトロハワイアンでステキですねぇ。
フルーツや食品以外でも、様々な商品が販売されています。
ドールパインのマスコットキャラは、どっちでしょう？
パイナップルキャンディも、その味はまさにジューシィーなパイナップル。
大袋入りのパイナップルクッキーは、箱入りよりもお買い得。
もちろん、それは買いでしょう！”
私の場合は、炒りたてのパイナップルナッツをゲット。
屋外に出た所には、アウトサイドテーブル席があります。
このナッツが、パイナップルフレーバーで美味しいのよ！
そしてもちろん、パイナップルアイスクリームは外せません！”
マジ！本当にパイナップルだよ！　ジューシィーさが200％！！！
観光農園の方も見てみましょう。
生まれたての赤ちゃんパイン。
こっちは少年期パインかな？　成長の過程が伺えます。
美味しいスウィーツを味わって、いろいろ楽しんだ一時のパイナップルブレイク。でも、ノース観光はまだまだ序の口。まだまだ先がありますよ！
北を目指して走る途中で、突然のスコールに見舞われました。
いやはや、このタイミングが車の中で幸いだったといった感じですが、この雨が長くならない事を祈るばかりです。
お陰様で、ハレイワタウンに入ったところで、雨は上がってくれましたよ。
時はそろそろお昼時。お腹も空いてきた頃です。
ハレイワの街は、ノースの田舎といった雰囲気が満載です。
ランチタイムのご希望は、私たちのリクエストでエビ村ですよ。
フードワゴンの屋台村。
此処に来るのは、５年ぶりくらいになるでしょうか。
日本人の姿は皆無だけれど、けっこうな混雑で賑わっています。本日は、土曜日でした。
一応の人気店は、やっぱりジョバンニですかね？
でも、私の個人的な好みとしては、ジョバンニのねっとり系調理は敬遠です。
私たち夫婦の一番お薦めは、オノズのガーリックシュリンプなのでありました。
メニューの方は、ご覧の通り。５年前と、ほとんど変わっていませんよ。
おっと！ワゴンに記念の書き込みが自由だというのは知っていたけど、まさか此処で、ＢＴＳのサイン色紙を見られるとは思ってもいませんでしたよ。これ、本物か？　マジっすか？”　ＢＴＳのメンバーも、ここで食べたの？”　ハリウッド級ですねぇ。
はい！これです！これ！”　ガーリックシュリンプ＆BＢＱカルビのコンボプレート。
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きっちり写真に収めましょう。
オノズのシュリンプは、カラっと揚がっていてプリプリサクサクの美味しさです。しかも、ガーリックにはねっとり感がありません。ＢＢＱカルビも、甘辛ソースで抜群に美味しいですよ。
こう言っては何ですが、何故に皆さんがジョバンニの方に並ぶのか？　申し訳ないけれど、この私には理解できないですよ。　ま、その...。食は個人の好みであって、他人がとやかく言うまでもありませんけどね。
オノズのエビは美味しいです！　これ、最高！”
私たちは、やっぱりオノズが好きなのでありました。ちなみに、二番目に好きなのはフミズかな...。
ランチの後にも、ノースツアーは続きます。ピーターの車を探して駐車場へ...。
もう此処からは、ハレイワタウン内のちょい走り。
道路沿いには、露店の出店も多いです。
そして、車を停める場所が此処ですよ。
はい！”　ノースショア・マーケットプレイスに到着です！
ハレイワタウンのショッピングモール。
この場所は、オールドハワイアンの風情に満ちています。
サーフショップを覗いてみましょう。
ワイキキやアラモアナでは見られなかった商品も、見つかったりしますからねぇ。
クイックシルバーブランドは大安売り。
アパレル商品がいっぱいで、華やかな雰囲気です。
特に目的の商品も無く見て歩く、うちの奥さん。でも、それが一番危ない...。
あらら・らら...。何となく見ているようで、見ているうちに欲しくなるのが女心のショッピング。
んで、「来てみたけどどう？」…って、私がどうこう言ったって、どうせ買うんでしょ？
やっぱり、レジに持っていくのね...。
ま、その...。「買ってちょうだい！」と言わぬ限りは文句も言えません。
あぁ”、楽しきは衝動買い。でも、それって最高！”
お店に長々と居ると、碌な事にはなりません。とにかく連れ出すのが私の役目。でも、またまたお店に惹かれてしまうお姫様。
そこもまた、ノースの風が吹きまくっているような、魅力的なお店でした。
商品は、それこそ全てがノースショア。
しばらくボードには乗ってないけど、関連グッズには興味があります。
もうこうなったら、いつまで居てもキリが無い。ピーターは「好きなだけ居ていいよ。」と言ってくれていますが、そろそろ次へ移りましょう。
お買い物ならノースショアマーケットプレイス。でも、長居すると財布の開いた口が塞がりませんから、ほどほどに...。お次のお楽しみが待ってますよ。。。
（…後編は次回へ続く...。）