2022/01/14 - 2022/01/15
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トゥーバーズさん
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それはとある寒い夜のことでした。
「ねえ、夜行寝台って乗ったことある?」
「昔は良く大垣夜行とか能登とかには乗ったけどね。寝台特急は贅沢だから乗ったことないかも」
「私、乗ったことないのよね」
「別に好んで乗るようなものでもないと思うけど…でも最近はもう走ってないでしょ」
「それが、すっっッごい人気があるみたいなのよ」
「えー?そうなの?」
「”サンライズ出雲”っていってね。全然予約取れないみたいなのよ。特に寝台が」
「そうなんだ、じゃあ一回乗ってみよっか?米子から境港とか鳥取に行きたい」
「ダメよ。やっぱりこういうのは終点まで乗らなくちゃ」
「出雲市まで行くの?そしたら出雲大社だね」
「出雲大社いいじゃない!初詣もできるわよ」
そんな感じで急遽決まったサンライズ出雲で行く初詣。
1泊2日(車中泊)の強行軍。とにかく出発進行です!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発は夜の東京駅です。
どのホームにサンライズ出雲が着くのか分からず、駅員さんに聞いたところ東海道線の9番ホームと教えて貰いました。東京駅 駅
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「まだ20時前だよ?こんな早くに来る必要あるの?」
「色々見たいものがあるのよ、早く並びたいの」
「電車が来るの21時50分だよ。まだ掲示板にも案内が出ない」
「それにしても早すぎない?」
色々と東京駅の駅ナカのお店を回りつつ、出発を待つことにしました。 -
だいたい20時30分まで、東京駅でお弁当を購入したり、お菓子やお茶を調達したりして過ごして、ホームに向かいます。
まだサンライズのサの字もボードには表示されていません。 -
東京駅をウロウロするうちに見つけました!Kissする新幹線!
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青森に行くはやぶさクンと、秋田に行くこまちちゃんの熱々っぷり。
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実はサンライズ出雲も、こまちとはやぶさと同じで、出雲市行きの出雲号と琴平行きの瀬戸号が連結して東京駅を出発します。
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こちらが一番人気の11号車の乗り口です。
ここの乗り口と10号車の乗り口は、列車内備え付けのシャワーを浴びるためのシャワーカードの自動販売機に近いのです。微妙に設置位置から11号車が最寄りで、確実にシャワーカードが欲しい乗客たちがここから乗車します。 -
待っているうちに、ようやく掲示板にも寝台特急サンライズ瀬戸・出雲の表示が出ます。
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表示は定期的に出雲が出たり瀬戸が出たりしますよ。
またアナウンスで、車両の入線時刻がアナウンスされますので要チェックです。この日は35分の入線でした。 -
そして待ちに待った入線時刻になり、サンライズ出雲がホームにやってきます。
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おお~!
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おおおお~!
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パシャパシャと、シャッター音がホームに響き渡ります。
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サンライズエクスプレスのロゴマークも凛々しく感じます。
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ホームに到着したサンライズ出雲の行先表示器が、出雲市に切り替わります。しばらくすると扉が開いて、いざ乗車します。
サンライズ出雲 乗り物
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まずはまっすぐ10号車の後方に設置されているシャワーカード販売機に向かいます。
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並んだ甲斐あって、購入できましたが、後で写真を撮りに戻ったら、東京駅を出る頃にはもう売り切れていました。シャワーカードが欲しい場合は、少なくとも東京駅から乗車する必要がありそうです。
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「さて。ここからは別部屋だね」
「あなたのほうが体が大きいんだからシングルに寝て」
「えー、ソロのほうが狭いんでしょ?」
「いいから。シングルにいって、荷物置いたらラウンジで集合ね」 -
今回予約できたのは、ソロのお部屋が1室。シングルのお部屋が1室です。
こちらは10号車。ソロの1階のお部屋です。
ここで簡単にサンライズ出雲の座席の種類を紹介します。
まず一番高級なのが「A寝台」といわれるグループです。
A寝台は「シングルデラックス」といい、高級仕様になっている個室です。サンライズ出雲では11号車の上段がシングルデラックスになっており、部屋数の少なさから旅行会社でも部屋の希望は約束できないと言われる程の高嶺の花です。
次の寝台グループが「B寝台」です。
・サンライズツイン
・シングルツイン
まず、この「~ツイン」のグループは、2人用の個室です。特にサンライズツインは人気の個室で、11号車の下段が該当します。つまり、11号車はA寝台とそれに次ぐツインルームの集まった”一等寝台車”で、ほかの車両とは世界が違うのです。
また、やや狭いものの通常のシングルツインも部屋数が少なく、予約困難な個室になります。
さて。B寝台のなかでも、一人用個室になるのが、次のグループです。
・シングル ←今回予約
・ソロ ←今回予約
シングルは通常サイズの個室です。B寝台のなかでは数も多く、最も予約しやすい個室です。ソロはもっとも手狭ですが、サンライズ出雲の10号車にのみ用意されていて数が少ないのと、安価なことが特徴です。 -
お部屋には、それぞれ毛布や枕、着替えの浴衣、ハンガー、それとスリッパが置いてあります。まさに「走るホテル」ですね。
また、コンセントの差し込み口が足元にあり、コップ受けとコップや、ゴミ袋もついています。 -
毛布はウール100%!
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ソロの足元のスペースはかなり狭いです。ベットの長さは大柄のかただと狭いかもしれませんが、女性ならしっかり体も伸ばせますし、差支えないと思います。
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電気のコントロール盤も枕元にあります。各種電灯のスイッチ、空調スイッチ、アラーム付き時計、ラジオスイッチがついています。
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部屋のドアには内鍵と鏡がついています。内側からはワンタッチで鍵が締まります。
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部屋の外側に、外からロックをかけられる鍵もついています。外出するときには、4桁の数字を設定した後に#を押すと鍵が締まります。開けたいときは設定した4桁の数字をもう一度押せばロック解除です。
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東京駅では空室の個室もあったので、ソロの2階も少し撮影してみました。
窓ガラスの形状が上にむかってラウンドしています。下の個室より上の個室が人気なのは、一つにはホームの乗客に中が見えにくいことと、朝に景色を見やすいからなんだそうです。 -
続いて、シングルのお部屋を見に12号車に移動します。
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12号車のノビノビ座席です。
「ノビノビ座席」というのは、12号車にある「座席」です。12号車のシングル個室は、ノビノビ座席の向こう側にあります。 -
体を横にすることはできますが、個室寝台ではなく、通路とはカーテンで仕切ることができます。毛布はありますが、マットレスや枕はありません。そのぶん席数も多く、値段も安価な設定です。
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アメニティはソロと同じですが、広さはやはりだいぶ違います。
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窓枠棚の幅や足元のスペースの広さもだいぶ違っています。
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足元の棚の幅も広いですね。
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向きの違うシングルの部屋もサンプルで撮らせてもらいました。荷物置き場があるのがわかります。
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シングルのお部屋を出て、A寝台の11号車を経由して10号車に戻ります。
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11号車の下側は先ほど紹介したサンライズツインです。
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そして上段はA寝台のシングルデラックスです。
う~!デラックス!見てみたいですけど個室の扉は開けられません。 -
待ち合わせ場所の10号車のラウンジにきました。
ラウンジは8席あって、お酒を飲んだりご飯を食べたりしている方が結構います。 -
10号車には飲料の自動販売機もあります。コカ・コーラです。
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せっかくなので、私たちも晩御飯をいただくことにしました。
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カウンターで、東京駅で用意しておいたお弁当と、おにぎりやお茶を広げます。
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やっぱり電車では駅弁ですよね!2人でシェアして食べました。
「これで後は朝に出雲市だね。着くのはほぼ10時だろ。もう少し早くついても嬉しいんだけどね」
「何いってるの、これからイベントがまだあるのよ」
「もう発車したし、寝るだけじゃないの?」
「出発の時にサンライズ瀬戸と出雲が一緒に出発したの覚えてない?」
「そういえば、そうだったね」
「朝の6時30分にね、岡山でサンライズ瀬戸と出雲の切り離しがあるのよ」
「え、じゃあ朝6時から起きるわけ?」
「まあそうね。それと、シャワーカードも使ってみなきゃ」
「じゃあ今からシャワー浴びる?」
「それもいいけど。今結構使ってる人多くて開いてなかったの」
「切り離しの後にタイミングみて入ろうか。結構朝から色々あるね」
「そうなのよ!せっかく乗ったのだもの見てみたいでしょ」
イベントも待っています。ご飯の後は、早朝に向けて早めに休みます。 -
明朝5時30分過ぎ。姫路に着いたあたりで目を覚まします。
姫路駅 駅
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岡山には6時30分少し前に到着です。いよいよ車両切り離しが始まります。
扉が開くと同時に、多くの乗客が切り離しを見ようとダッシュします。岡山駅 駅
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切り離しの車両は7両目と8両目の間です。1~7号車がサンライズ瀬戸に、8号車から14号車がサンライズ出雲になります。
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車両を接続する連結器を切り離す作業が進みます。
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準備が整いました!
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ゆっくりと…
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車両が離れます。
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少しずつ動き出しました。
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じゃじゃじゃじゃーん!
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まず、サンライズ瀬戸が出発します。
瀬戸の方は琴平行きということは、金毘羅参りなんですよね。サンライズ出雲は出雲大社だから、そういう需要も考えた編成なんでしょう。 -
続いてサンライズ出雲も、カバーをかけて出発です。
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係りの駅員さんも車両を離れます。
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おつかれさまでした!
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観客をしていた乗客も、出発が近づいてくるにつれ車両に戻ります。
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早起きしたついでに、シャワールームでシャワーを使います。10号車のものは使用中でしたので、ほかの車両のシャワーで空いているところを探します。
使用中かどうかは、向かって左側の小さな窓が、赤く使用中のランプになっているのでそこを見て判断できます。 -
シャワールームに入ると、まず更衣室になっています。
嬉しいことに、ドライヤーまであり、使用後のシャワールームの洗浄ボタンもあります。 -
ガラスの仕切りの向こうにシャワーが設置されていて、しっかりお湯が出ます。
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床は滑らないようになっています。
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乗車時に購入したシャワーカードを入れると、6分間シャワーが使えるようになります。右のSTOPボタンを押すと時刻カウントが止まりますし、時間的には足りなくなることはありません。
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シャワー室から出たら、最初の洗浄ボタンを押して、部屋全体を洗い流します。洗車場みたいな音がして驚きますが、それよりちゃんと扉を閉めてなかったらと思うと怖いです。
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シャワーを浴びた後ほどなくして。倉敷を過ぎるころには朝になりました。
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倉敷から先は伯備線に入り、高梁川に沿って、山陰方面に向かいます。だんだんと山地に入っていきます。
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途中止まった備中高梁駅。
備中高梁駅 駅
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高梁川に沿って列車は進みます。
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時折橋がかかっていて、高梁川を渡りますが、なかなか走っている電車の車窓を撮るのは難しいです。
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山間の風景になってきました。
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横断幕からすると、次に停車したのが新見駅みたい。
新見駅 駅
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少しうつらうつらとしていて、ハッと窓を見たら車窓は雪景色になっていました。
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さっきまでと同じ地域と思えないくらい積もっています。中国山地の日本海側に抜けたってことでしょうか。
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雪の山中を抜けて電車は走ります。
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到着した上石見駅は雪の中です。車掌さんが伯備線の駅の中で最も標高が高く、標高450mとアナウンスしてくださいます。どの辺からかわかりませんが、駅近隣の観光地や車窓の風景について詳しくアナウンスが入るようになるのです。
上石見駅 駅
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地図で見てもだいぶきました。上石見から鳥取県に入ります。
伊香保温泉で標高700mなので、450mと聞いてもあまりピンときてませんが、雪景色のインパクトは大きいです。 -
そのうち米子に近づくにつれ山地を抜けて雪も無くなっていきます。ちなみに上石見と言いますが、石見銀山は筋違いでちっとも近くありません。
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米子から先は島根県になり、安来、中海、そして宍道湖と、水辺を走っていきます。車掌さんのアナウンスも、右手に大山の紹介や、ラムサール条約登録湿地の中海の紹介など、忙しくなってきます。
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中海を過ぎて、いよいよ宍道湖です。
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見る限り、とても静かな湖面です。
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山陰本線と併走するのが国道9号線です。
少し雲はありますが、今日は良い天気になりそうです。 -
9時58分。東京を出発してからほぼ12時間。終点の出雲市駅に到着しました。
個人的には、もう1時間くらい早く着いてくれた方がありがたいと思うのですが、どうせならある程度長い時間乗りたい気持ちもありますし、難しいところです。 -
記念撮影などもしてから、10時30分に予約しているレンタカーを借りに移動します。
なにしろサンライズ出雲で着いた時点で旅行日程の大半が終わってるようなもので、今日の18時には、出雲縁結び空港から羽田空港行きの飛行機に乗らなければいけません。
キリも良いので、駆け足の出雲観光については、その2に続きます!出雲市駅 駅
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