夷守岳で山印帳 (霧島連山15座スタンプラリー) 制覇

2022/01/24 - 2022/01/24

霧島市観光協会では2021.10月より霧島連山15座を登る山印帳(スタンプラリー)を始められました。全山制覇すると先着300名がオリジナルシェラカップがもらえるという楽しい企画。

二日前の土曜日で既に260名が達成されていたので、猶予があまりなくなりました。お天気は翌日の方が良さそうでしたが、ギリギリで届かなければ悔しいので、急遽一日前倒しして出かけました。

夷守岳の急登が一番手強いと聞いていました。小林市の生駒登山口からは、地図の等高線を見ただけで気持ちが萎えるような感じ。おまけに登山口へのアクセスもわかりにくい。なので、3日前にも登った大幡山登山口から丸岡山を経由して縦走するルートに決めました。家内はこのアプローチが長いルートは苦手だったので、今回は1人で向かいます。

濃い霧の中をスタートし、途中で休憩すると足が動かなくなりそうだったので、一気に頂上を目指しました。最後の急登では、ただでさえ斜面が急なのに、前日の雨でぬかるんでおり往復で7回くらい尻餅をつきました。

頂上に到着すると感無量。雲海に浮かぶ高千穂峰が幻想的でした。山印帳15座達成を、霧島連山で一番好きな高千穂峰に祝ってもらった気分でした。

下山中には小鳥のさえずりが疲れを癒してくれ、鹿の親子が可愛いお尻を見せてくれました。

途中では食べる元気もなかったので、下山してから駐車場でお昼を食べてから、霧島市観光協会へ。267番目でオリジナルシェラカップを頂きました。達成者名簿を見ると、福岡市、山口市、長野市など他府県から挑戦された人もあって驚きでした。

楽しい企画をしてくださった霧島市観光協会の皆様には感謝、感謝です !!!

一つ前の大幡山、獅子戸岳、丸岡山 縦走はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11735296

霧島連山15座登頂 スタンプラリー
夫婦での挑戦記録ビデオです(約15分)
You Tubeの「霧島チャンネル」にも登録されました

https://youtu.be/EDMoIgWUKpM

エリア 宮崎

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ひなもりオートキャンプ場下の大幡山登山口駐車場を目指しましたが

7:45にはまだ途中のゲートが開いてなかった

二番手で待ちました

7:58に係員が来られてオープン

駐車場に車をとめ登山届を出して8:06スタート

他に2人の男性も私の後に出発

(写真は3日前の時)

最初の林道のようなアプローチ

前日の雨で沢から水が流れてました

途中1人追いついてきて少し話をしました

夷守岳のあと獅子戸岳まで縦走予定とのことでした

大変なルートだなぁ

先を急いで先行されました

断層の色の変化がよくわかる

ブラタモリなら盛り上がりそうな場所です

アプローチを30分ちょっと歩くと

いよいよ大幡池方面登山口

山の神 の休憩所

無事の登山を祈りました

朝 最後にスタートした若い男性が

小走りに抜いて行きました

振り返ると

おー 雲海が綺麗 !!

高千穂峰も見えていました

頂上からも見えますように !!

先週は凍結していた部分もあった川ですが

今回は普通に流れていました

分岐点から丸岡山へ

ゼーゼー、ハーハー

歩きながら水分など補給

3日前にも登ったんですけど

丸岡山に登らないと先にいけないので

しゃーないし

登りますわ

丸岡山から夷守岳へは初体験ルート

ワクワク、ドキドキ

最初は尾根で楽勝だ

ほんと最初だけ(泣)

正面に夷守岳が見えてくると

結構な下りが始まる

滑るんだな

これがまた

最後にスタートしたお兄さん

登頂してもう折り返して来た

早過ぎるやんかー (驚)

短パン半袖Tシャツで

トレイルランニング

ほぼ走ってるしな

若いって素晴らしい

おじさんは 倒木越えるのに

足持ち上げるのもしんどい

よっこい しょういち(古いギャグですみません)

あと1.3km

あれに登るんですよね？

と自分に尋ねてみた

登るしか道はないのだよ

納得 !!

丸岡山から下りきると

いよいよ楽しい登り

しかも 1km だぞ

楽し過ぎて泣けてきます

いきなり

夷守岳 なめんなよー！

的な斜面

滑る滑る

ストックつくとズッポシ

食い込んだら抜けませんやん(泣)

一旦 油断させる作戦やな

一息つけて助かりますわ

皮が剥がれまくりエリア

寒そーやな

夷守岳なめんなよ！ の急斜面

一息つこうにも

斜面が急なのでまっすぐ立てず

立ち止まると

ふくらはぎがパンパンになります

ここでつったらヤバい

お助け棒

手で持ったり、足場にしたり

朝 話しをしたお兄さんが頂上から降りて来ました

やはり年齢順の進行状況ですね

滑るので簡易アイゼンつけたとのこと

お助け棒の金属バージョン

これも持ったり、足場にしたり

それでも往復で7回尻もち

スボンがドロドロ

登山には3つの坂がある

登り坂、下り坂、修行坂

滑るのに

つかまる場所がないんですけど(泣)

まさか もあったし4つやね

振り返ると

おー、見えてきた

まだ雲海も残ってますやん

ルンルン

坂を登りきると

ご褒美の尾根

おじさんは

やっと普通に息ができる

大王登山口は素人は行ったらアカンとこ！

名前から怖そうやし

嘘つきは 舌切られそうやし

それは閻魔大王

感激の頂上到着

スタートから2時間44分

おじさん(というよりおじいさん)が既に来られていて

生駒口から登ってきたとのこと

足元見たら長靴でしたわ(笑)

ベテランの登山家に

しばらくお話を聞かせていただきました

夷守岳 自然・景勝地

少しずつでも足を前に出せば

必ず頂上に着くんだよ

雲海に浮かぶ高千穂峰 LOVE

幻想的やなー !!

登った者しか目にできない風景

1ケ月で よく13座登ったな

先週登った 霧島連山たち

新燃岳、大幡山、獅子戸岳、

反対側は雲海のみ

先っちょだけ見える山もありますが

下山は体力的に楽ちん

葉っぱの上は問題なかったけど

ぬかるみは滑りまくりでした

丸岡山までの帰りは

当たり前だの 登り坂

疲れた年寄りには大ハード

4年前まで暮らした

京都のお寺を思い出す苔

坂道の傾斜が違いますけどね

それでも歩けば

丸岡山に着くんだな

少し下ると視界が開ける場所

高千穂峰ちゃん

先っちょ無くなってるよ

先週は凍結していた大幡池

だいぶ溶けてるみたい

靴に泥が蓄積されて重いんですけど

重りつけて鍛えてます

三浦雄一郎かっ

分岐点まで戻れば

あとは下りのみ

ルンルン

山の神の隣りにも

巨石さんがいたのね

最後まで無事に下山できますように

まだ 高低差 170m下りらしいよ

人ごとかっ

今までと比べると

だいぶ滑りにくい

小走りに抜けて行きました

霧が濃くなり山水画みたい

鳥のさえずりが疲れを癒やしてくれる

やっとアプローチの林道まで戻った

退屈なので

「下山行進曲」を口笛で作曲しながら歩きました

聴きたい人には教えてあげてもいいけど

鹿の親子

そんなにガン見しなくてええやろ

逃げて行く時のお尻が可愛い

出たー！

巨大蛇

やったら怖いわ

先週は疲れて間違えた最後の分岐

右に登って行ったら見覚えのない風景だった

ボーっと歩いてんじゃねぇーよ

駐車場に帰ってきたら濃い霧で

車が見えんし

県道に下るまで怖かったです

霧島市観光協会へ

最後のスタンプをもらいました

15座 コンプリート で感無量

先着300名進呈のオリジナルシェラカップ

267番目で頂きました

おじさんでも

なんか嬉しいぞ！!

最後の1座は

噂通りなかなかハードでした

1人だったし

山頂は小雨

食欲もなかったので

ほぼ休憩なし

下山してから昼食をとりました

63歳のおじさんとしては標準タイム並みかな

山印帳は楽しい企画でした

挑戦している人同士の交流もあったようです

立入禁止の新燃岳、中岳を除く13座に登りました

この企画が無かったら

登らなかった山もあったかもなぁ

霧島連山 大好きになりました

霧島神宮一の鳥居前にある霧島市観光協会

よくぞ楽しい企画をしていただきました

感謝 !!

次の企画も練っているとか いないとか

霧島市観光案内所 名所・史跡