2022/01/15 - 2022/01/16
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satochanさん
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口永良部島に行ってみたい。
しかし簡単に行ける島でもない。
何度かチャレンジするも
・コロナで入島制限
・船の欠航
・宿取れない
等々にぶちあたりました。。。
その時はその時で他の鹿児島を存分に楽しんだので、鹿児島って本当に最高なんですよね♪
まぁそんなチャレンジを続け、この度ついに友人たちと上陸です。
島では温泉をメインに巡りました。
【フェリー太陽II】
https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/ferry-taiyou/
運行するかどうかは毎朝7時に決定。このHPから確認できる。
とりあえず波が3m超えたらすぐ欠航する。
波浪情報で確認すべし。
【宿】
民宿くちのえらぶ
電話で予約。おかみさんがとてもいい感じ。
ここ以外は業者で埋まっていて、なかなか宿取りが難しい島です。
【レンタカー】
畠商会
口永良部唯一のガソリンスタンドがレンタカー業も兼業。
軽が1台かな。あとスクーターもある。
電話で予約。ここのお兄さんもいい感じ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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前日夜から鹿児島に入り、当日の朝便で屋久島に向かいます。
後ろから乗るタイプのATRさんですね。
このタイプ、ドアに階段ついてるけど、日本じゃタラップつけてくれるなんて丁寧です。 -
離陸ー。開聞岳が見えました。
もう開聞岳を何度見たことか。。。
それぐらいインパクトのあるシルエット。そしてそれぐらい鹿児島に来ている。 -
前月に行った硫黄島と竹島も見えました。
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そしてぐるりんぱしての着陸。
屋久島は3度目だけど前回・前々回と船だったので初めての空港。 -
着陸ー。
先入りしていた友人たちと合流。
友人たちがレンタカーしていたのでジョインさせていただく。屋久島空港 空港
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フェリーの時間までまだあるので、ヤクスギランドに行ってみました。
気軽に森を散策できて、杉が見られていいですね。ヤクスギランド 自然・景勝地
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倒れてる杉。
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帰り道に展望台。
しかし3度来て、杉を見たのは始めてであった。。。
有名なトレッキングも結局してないし。 -
道路にはヤクザル。車が来ても動じない。
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そして宮之浦のフェリーターミナルへ。
宮之浦港フェリーターミナル 乗り物
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チケット買います。
乗船表に記入して、チケットゲット。
ついに買えた、口永良部行きチケット。
この時点でもう感慨深いものがある。 -
ランチを食べてなかったのでいったんスーパーでお惣菜を購入。
戻ってレンタカーは駐車場に置き、フェリーに乗り込みます。
フェリー太陽II!
先日乗ったフェリーみしまよりは小さめかな。
でもまだまだ新しい。 -
中は椅子席もあるけど、こうゆう足の延ばせる席がらくちんだね。
先ほどスーパーで買った総菜を食べる。 -
そして出港ーーー!!
わーい!! -
この日は海況がとても穏やかで、ほとんど揺れずに快適な航海。
寒いので外に出たり中に入ったりを繰り返す。
見えてきました口永良部。 -
火山で盛り上がった島なんだなぁとよくわかる地形。
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もうすぐ到着ってところで活火山が見えた。
2015年の噴火の時の活火山。
集落がとても近い。。。こんな近くで噴火されたら恐怖だ。 -
そして港に入りました。
-
着岸ー。
港には地元民が結構いた。
それもそのはず。この日の前4日間、欠航していたのだ。
だから久しぶりの入港。荷物がたくさん届いているんだろう。 -
上陸!
ようこそ口永良部島へ!
ええ来ましたともついに。 -
フェリーからは荷物の積み下ろし作業が開始です。
基本的に地元民が自分(あるいは頼まれた分の)荷物を取っていくところは硫黄島や竹島と同じ。 -
地元にてレンタカーをお願いしてました。
港に名前つきで置いてありました。平和です。
一応電話したら、帰りにガソリン入れた際に料金一緒に払ってくれればいいとのこと。
ゆるいですw -
島の地図はこちら。
とりあえずまわってみましょうかねー。
と思って島一周道路を反時計回りに行ってみようとすると。。。 -
早速通行止め。
2015年の噴火の時の火砕流そのまま。
7年たってもそのままである。
復興がいかに大変かわかる。。。 -
そんなわけで一周道路も分断されたまま。
倒れた電柱も家もそのまま。 -
なかなか心苦しい景色ではある。
ま、先には行けないので宿に行きましょうね。 -
道路に鹿がいた。屋久島と同じヤクジカなんだそうだ。
すごーいと思ってみてたけどこのあとうじゃうじゃ出てきたのでそんなに珍しくもなくなる。
いわゆる、サファリ行って最初シマウマに感動するけど、最後の方になると「またかよ」ってなるみたいなやつ。 -
宿に荷物を置きに行ったら、温泉めぐりするなら寝待温泉に早く行きなさい、電気がないから明るいうちに!そのあとに湯向温泉に行くといいよ!
と言われたので早速温泉巡り。
寝待集落に向かいます。
微妙に見える青い屋根が温泉です。 -
寝待集落手前にある岩。
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口永良部八景のひとつです。
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ここからが集落。
しかし民家はあるもののすべて廃墟。 -
台風で土砂崩れなどがあり、集落は捨てられていました。
なので誰もいません。
なのでがれきも土砂崩れもそのままです。 -
その先の海沿いにあるのが、寝待温泉です。
寝待温泉 温泉
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入口は土砂に埋もれて入れませんので、左側にあるドアから入ります。
お湯のひとつは土砂で埋まっているため、入れるのは1つのみ。
一応混浴ってことになってるが、中から鍵がかけられます。
脱衣所に入湯料を入れる箱があるので、200円入れて入ります。寝待温泉 温泉
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温泉はこちら。何この雰囲気最高ではないか。
友人たちと別れて入る。
お湯の温度はちょうどよく、長湯していられるとてもいいお湯。
硫黄の香りと塩化物のお湯で暖まりもいいし、最高。
宿のおかみさん曰く「ここのお湯に入らなければ死ぬ」というほどの名湯なんだそうだ。
ただし土砂崩れそのままなので入るのは自己責任。屋久島町の公式サイトでは使えないことになっている。でも捨てられてるわけではなくメンテはされている(洗い場はきれいだし、足ふきタオル敷いてある)。寝待温泉 温泉
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続いて湯向集落へ。
こちらは湯向温泉。
九州八十八湯にも登録されています。
おそらくスタンプもらうのが一番難しいであろう温泉です。湯向温泉 温泉
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入湯料200円を入口の箱に入れて入ります。
そこにスタンプもあるので押させていただく。
なんたる喜び。うれしすぎ。
ここは男女別浴です。湯向温泉 温泉
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女湯はこちら。
湯の華の硫黄がいっぱい浮いてていい感じ。
女湯はぬるめだそうで、じーっと入ってられる。
手前があつ湯なんだけどそれでも入ってられる温度。
友人達によると男湯は熱かったそうな。
こちらのお湯も最高だな。もう硫黄臭プンプンの幸せ。湯向温泉 温泉
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湯向集落には港があり、友人が釣り具を持っていたので釣りをしていた。
何も釣れなかったけど。
そして宿に戻ります。
帰り道は真っ暗でした。 -
こちらが今日の宿、民宿くちのえらぶです。
集落とは離れた位置にありますので足がないと不便。送迎はやっておらず。
おかみさん1人でやっており、娘さんが食事を手伝いに来たりしてます。 -
こちらのお宿、学校の廃材を使って7年かけて作ったそう。
この食事スペースも天井が高くて広々。お孫さんの披露宴もここでやったそう。 -
お部屋のドアも小学校のドア。
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一人部屋があったので使わせていただく。快適です。寒かったけど。
外には鹿が普通に歩いていたりして、まさにワイルド。 -
宿にあった口永良部の地図。
活火山半径2キロ圏内は入れません。
ちょうど道路が火砕流で途切れてたところですね。。。
でもそのすぐ手前には民家があったし、普通に住んでたし。
改めて近くて怖い。
Youtubeなんかで口永良部の火山動画を見たら改めて怖いなと。 -
観光地図。これなんか見てるとほのぼのする。
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お夕飯です。
「海がしけてたから漁がなくて。。」と鳥刺しだったが、こんなスーパーもない島でこんな素敵なお夕飯がいただけるなんてとてもありがたい。
おいしかった!
電波もいまいち届かないところなので、早めに就寝。
ま、電波がちょっとないくらい無問題です。
夜中、トンガの火山で津波警報がみんなの携帯に鳴ったらしい。
私緊急速報オフしてるので気づかず。
津波が本気でかかわる土地じゃ危険だな。。。この宿は標高高い位置にあるので大丈夫だったんだけど。 -
翌朝もしっかりと朝食いただきました。ありがたいです。
津波の影響はここにも来てたそうで、港のある本村集落では消防団の人が夜通しチェックをしていたそうな。
この時点で奄美や十島は警報。ここは注意報だけどフェリーは一応出るみたいで条件付き。大丈夫かいな。。。 -
宿から見える硫黄島と竹島。位置を変えれば開聞岳、黒島、よく見ると甑島なんかも見える。抜群の景色の宿です。
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お会計をし、フェリーの時間まで行けるところまで行ってみます。
西ノ湯温泉に来ました。西ノ湯温泉 温泉
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成り立ちが書いてあって面白いです。
西ノ湯温泉 温泉
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階段を下ると海沿いに温泉。
西ノ湯温泉 温泉
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ドアを開けると温泉が。
しかしぬるすぎなので入るのは止めておく。西ノ湯温泉 温泉
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外のお湯はこちらだけど故障中。
これは本来外が男性湯で中が女性湯なんだろうか。西ノ湯温泉 温泉
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口永良部八景である番屋ヶ峰に行ってみます。
ヘリポートでいったん休憩。
硫黄島、竹島見えます。 -
あれが黒島かな。
その他十島も見えました。
今度はトカラ行きたいねぇ。 -
地図上にある番屋ヶ峰に行ってみたらそこは避難所でした。
大事ですこうゆうの。
活火山からは若干離れた位置だけど、それでも怖いよな。。。 -
さらに岩屋泊という場所に行こうとしたら、土砂崩れでこんな感じ。
片側は軽自動車なら通れる幅だけどギリギリ。
怖いので先行くの止めました。もうちょっとしたらフェリー乗るし。 -
今度は新村方面に行ってみます。
活火山が見えます。 -
トカラが見えて
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島が見える。トカラのどこかw
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で、八景の新村です。
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おおなるほど、これはいい景色だね。
地形も素晴らしく、緑(全部竹)もいい。 -
その後新村集落を通りますが、ここもすでに捨てられた集落で、開拓120周年の碑がただ立っているだけでした。
あと野良ヤギたくさん。
せつない。。。 -
本村集落に戻り、畠商会で車にガソリン入れてレンタカー代もご精算。
港まで車に乗っていっていいそうなのでそうした。
港の前にあるフェリーのチケット売り場。観光案内所もあり。 -
帰りも同じ値段(当たり前か)で。一応記念に写真撮っておく。降りるときにチケットを船員さんに渡すから。
-
噴火のことや、昔の写真など。
昔はもっと大変だったろうけど、それでも住んでいたのだから、本当にいいところなんだろうな。 -
フェリー時間までちょっと散歩。
口永良部島の碑。
島全体が屋久島国立公園。 -
本村温泉。
ここは16-20時と時間限定で、今回は入れず。
この温泉入るためにまた来ちゃう?!(笑)
また寝待温泉や湯向温泉に入っても全然いいし、西ノ湯にも入りたいし。 -
本村集落、メインの集落と言っても、のんびりした雰囲気です。
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金岳小中学校。奥にある校舎は3年前に出来た新しいもの。
現在生徒は全部で20人。うち16人が山海留学だそうな。
3年間ホームステイして地域の学校に通う制度で、ホームステイ先にはお金が入る仕組みらしい。
島が良すぎていったんは都会に帰ったけど戻って来たり、1人の3年ステイ後にその兄弟が今度は来たりなど、口永良部島ステイはなかなかいいようだ。 -
とフラフラしてたら汽笛が聞こえたので港に戻る。
来たーフェリー太陽II!
来てくれてありがとう。
帰れるかどうかはちょっと心配したけど、でも「なるようにしかならない」ってことも色々と旅する身にとっては実感していることである。 -
帰りの客は、地元民っぽい人1人と、旅行者っぽい人と私たちだけでした。
さよならー。 -
港の近くに火砕流が流れてきた跡があるんですね。
よく見ると廃棄された色々がそのままです。
怖いぞ。 -
港を出たら巨大な屋久島がどーんと現れる。
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そんな中で口永良部島。
上陸出来てよかったな。温泉も行けてよかった。
行けたら満足!ってとこなんだろうけど、なんとなくもう一回行きたいな、もうちょっとのんびりしたいな、と思えるところでした。 -
そして宮之浦に帰ってきて
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まだ飛行機の出発まで時間があるので、借りっぱなしにしていたレンタカーで屋久島ドライブ。
口永良部を遠くに眺める。
あーあそこにいたんだぁ!!!東シナ海展望所 自然・景勝地
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その後は西部林道に行ったり。
今日は動物サービスが少なめだった。
これが一番多かったかな。
サルったら道路どかないw西部林道 自然・景勝地
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そして尾之間温泉アゲイン!
ここの名物は美肌になるあつ湯。
冬だといい感じに体にじーんときてとても良い。
硫黄の香りと、お肌ツルツル湯は最高である。
猫ちゃん達も元気いっぱい。
そして帰途に就いたのでした。
口永良部に行けてよかったー!
また行けるのであれば温泉に入りまくり、のんびり景色を楽しみたいと思う。尾之間温泉 温泉
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