2016/12/30 - 2016/12/30
9位(同エリア442件中)
エンリケさん
この旅行記スケジュールを元に
2016~17年の年末年始の北タイ旅行3日目。
この日はチェンマイから南へ約300km離れたところにある、タイ族初の王朝が開かれた地、スコータイへ。
バスで5時間半かかってたどり着いたその地は、現在ではあちこちに田園風景が広がる、何とものどかな普通の田舎町。
その一角にある、世界遺産にも登録されている広大な歴史公園の中を、レンタサイクルを駆って、ラームカムヘーン大王記念碑、ワット・スラ・シーと、名所を次々に回っていきます。
<旅程表>
2016年~2017年
12月28日(水) 成田→香港→チェンマイ
12月29日(木) チェンマイ
〇12月30日(金) チェンマイ→スコータイ
12月31日(土) スコータイ→チェンマイ
1月 1日(日) チェンマイ→チェンライ
→チェンセン(ゴールデントライアングル)
→メーサイ→チェンマイ
1月 2日(月) チェンマイ→香港
1月 3日(火) 香港→成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
12月30日(金)
旅行3日目のこの日はいったんチェンマイを後にし、タイ族初の王朝が開かれた、タイ中部の歴史的な名所が残る町、スコータイへ。
まずは早朝5時30分、チェンマイ旧市街の堀沿いにある宿をチェックアウトし、流しのトゥクトゥク(オート三輪車)をつかまえて、旧市街の北東約4kmの位置にあるアーケード・バスターミナルへ。
トゥクトゥクの運賃は事前交渉制で150バーツ(約500円)。
早朝で台数が少ないので足元を見られたかな・・・。 -
5時50分、トゥクトゥクは街の外れの寂しい場所にあるアーケード・バスターミナルに到着。
こんな時間ですが、建物の中は明かりが灯っていて、自由に入れるようになっています。チェンマイ第二バスターミナル バス系
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アーケード・バスターミナルの待合所はこんな感じ。
早朝からすでにたくさんの人々が訪れています。 -
アーケード・バスターミナルではまず、翌日大晦日のスコータイからチェンマイへの帰路のバスチケットを手配。
早朝から営業していたESAN TOURの窓口で、207バーツ(約680円)で購入。
両都市間の約300kmの道のりを考えると、日本人からすればかなり格安なお値段。 -
ちなみに往路のチケットは、売り切れにならないよう、日本を出発する前にネットで現地の旅行会社、CMランナーツアーを通じて手配。
WIN TOURの7時発のバスで、旅行会社経由のため、500バーツにクレジットカード決済手数料3%が上乗せされて、515バーツ(約1,700円)でした。 -
6時15分、帰路のチケットを確保し、そろそろ出発に備え、長距離バスの発着場へ。
こちらもすでにタイ各地に向けて出発するたくさんのバスが待機しており、大賑わいの様相。 -
そして7時、ほどほどの乗客となったスコータイ行きWIN TOURのバスは、定刻通りチェンマイのアーケード・バスターミナルを出発。
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陽が昇って明るくなったチェンマイの街の中を、南へと進んでいきます。
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7時30分、長距離バスとは言いながら、こんなふうに途中途中で道端の乗客を拾って、車内はだんだんと賑やかになっていきます。
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8時30分、バスは最初のターミナルに到着。
乗客が入れ替わりながら、さらに南へと進んでいくことになります。 -
途中、自動車専用の高速道路があるわけでもなく、バスは一般道路を爆走。
車窓から見えるのは、こんな道端の民家などのありふれた風景。 -
そんなこんなで12時30分、出発地のチェンマイから約5時間半かかって、バスはようやくスコータイの街外れにあるバスターミナルに到着。
おつかれさまでした・・・。 -
ターミナルの建物に入ると、昼休みなのか、がらんとして従業員が誰一人いない様子。
何ともこれでは、チェンマイのバスターミナルで帰路のチケットを購入しておいてよかった・・・。 -
さて、宿のあるスコータイの市街(ニューシティ)はターミナルからは少し離れたところにあるため、トゥクトゥクを探そうとしたところ、ドライバーと思われる中年の男性が、街まで乗らないかと寄ってきます。
どこか怪しげな感じもしたのですが、ドライバーはほかにいなさそうだし、運賃も60バーツ(約200円)と普通だったので、ここは彼を信じて、彼のソンテオ(小型トラック)の荷台に乗車。
荷台から見えるのどかな田舎町の風景を楽しみながら、スコータイのニューシティにあるこの日の宿へと移動します。 -
13時、ソンテオはニューシティのヨム川沿いにあるこの日の宿、“バーンタイ・ゲストハウス”(Ban Thai Guesthouse)に無事到着。
当初怪しいと思っていたドライバーはぼらずに勤めを果たしてくれ、スコータイの人は素朴で親切な方が多いのかなと思ってもみたり。 -
さて、スコータイでの宿、バーンタイ・ゲストハウスは、Agodaで予約した1泊480バーツ(約1,580円)ほどの廉価な宿。
各部屋はこのようにログハウス仕立てになっており、スコータイの新市街の中心にあるとは思えないほどの開放感が魅力となっています。 -
宿泊者一組一組に割り当てられているログハウス仕立ての部屋に入ってみると、こんなふうにドアから入ってすぐがベッドで、やはり開放感あふれる造りとなっています。
-
シャワー、トイレ室もよく掃除されていてきれい。
シャワーは朝でもすぐにお湯が出、立地や外観、価格面に加え、サービス面でも大満足の宿でした。 -
13時30分、宿に重い荷物を置き、スコータイの観光開始。
まずは新市街から12kmほど西に離れた、スコータイ観光の中心となる歴史公園(別名ムアン・カオ(Muang Kao)=古い街)へ行くべく、宿からほど近い場所にあるソンテオ乗り場へ。
ガイドブックによると歴史公園行きのソンテオは20分置きに頻発しているそうですが、この時間帯ではわたし一人しかソンテオを待つ観光客はいない模様・・・。 -
そうこうしているうちに、古めかしい感じのおんぼろトラックが登場。
これがスコータイ歴史公園行きソンテオ・・・。 -
出発するまでの間、少しソンテオを見物。
側面を見ると、遺跡のライトアップショーの広告が。
スコータイ遺跡の世界遺産登録25周年ということで、12月3日から1月3日までの間、18時から21時まで実施しているそうで、わたしも遺跡見物の後に鑑賞してみることに。
帰りのソンテオについても、通常は18時頃が最終便なのですが、ライトアップショーが開催されている間は、19時30分と20時30分に臨時便が出ているとのこと。 -
そんなこんなで乗客は結局わたし一人しか集まらなかったのですが、スコータイ歴史公園行きのソンテオは、13時40分に新市街のターミナルを出発。
荷台を揺らしながらスコータイの大通りを西に向かって進んでいきます。 -
14時10分、ソンテオは30分ほどでスコータイ歴史公園に到着。
運賃は後払いで30バーツ(約100円)でした。
さて、スコータイ歴史公園は東西約1.8km、南北約1.6kmの三重の城壁に囲まれた中心部のほか、城壁外にも数々の仏塔や仏像などが点在する広大な遺跡公園。 -
とても徒歩では回れないので、ソンテオを降りてすぐのところにあるレンタサイクル屋で自転車を借りることにします(一日30バーツ=約100円)。
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自転車を手に入れたし、早速遺跡巡りスタート。
まずは城壁内部から回っていくことにし、城壁入口へ。
ここでは通常であれば、入場料100バーツ(約330円)を徴収されるところ、世界遺産登録25周年記念期間中とのことで、無料で中に入ることができました(ただし自転車持ち込み代10バーツ=約33円は徴収)。
城壁内に入ると、いきなりこんな、スコータイ朝時代(1238-1438年)の石造りの建物の遺跡が。スコータイ遺跡公園 史跡・遺跡
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14時20分、城壁内では、入口近くにある“ラームカムヘーン大王記念碑”から観光開始。
ガイドブックの地図を見ながら自転車を走らせると・・・見えてきました。
巨大な台座の上に鎮座する人物の像。ラームカムヘン大王記念碑 モニュメント・記念碑
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そう、こちらがタイ族初の王朝、スコータイ朝第3代の王、ラームカムヘーン大王(在位:1279-1299年頃)。
彼の時代にスコータイ朝は、一地方政権から広大な領域を支配する大国に発展したとのことで、“大王”(マハーラート)の称号が冠されるに至っているところです。
*タイ史上、“大王”と称されるのは彼を含めて7人で、他はアユタヤ朝のナレースワン、ナーラーイ、トンブリー朝のタークシン、チャクリー朝のラーマ1世、ラーマ5世(チュラーロンコーン)、ラーマ9世(プミポン・アドゥンヤデート)。 -
そのラームカムヘーン大王像の下には、熱心なタイ人の巡礼者が。
年配者ではなく若者というのが、一種、日本でいう“パワースポット”的な役割を果たしているということでしょうか。 -
大王像の脇には、彼の業績を表したレリーフが。
象に乗って戦う場面や仏像を彫る場面などが描かれていますね。 -
こちらのレリーフは有名な“ラームカムヘーン大王碑文”を作成している場面。
彼は1283年にアンコール朝のクメール文字を元にしたタイ文字を考案したと伝えられており、碑文にはその文字が刻まれているとか。 -
こちらがそのラームカムヘーン大王碑文(レプリカ)。
1833年に即位前で出家中であったチャクリー朝のラーマ4世がスコータイ旧市街から発見したもので、2003年にはユネスコの“世界の記憶”遺産にも登録されたシロモノ。
貴重な歴史学的資料とされる一方、碑文の文字は、当時の東南アジア周辺民族の文字と異なる形式が使われていることから、発見者であるラーマ4世による捏造疑惑も唱えられているとのこと・・・。 -
14時40分、ラームカムヘーン大王記念碑を後にし、自転車を駆っていると、道端に見つけたのがこちらの仏塔。
地図で確認すると、“ワット・チャナソンクラーム”(Wat Chana Songkram)という寺院とのことで、仏塔の手前には、古代ギリシャ遺跡のような屋根のない柱と床だけの建物跡が寂しく残されていますね。
【永遠ブルーの空 ギリシャ(5) エギナ島のアフェア神殿】
https://4travel.jp/travelogue/11466796#photo_link_58787915ワット・チャナソンクラーム 寺院・教会
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天に向かって高くそびえるワット・チャナソンクラームの仏塔と、その手前のミニ仏塔をパチリ。
最近修復されたものなのか、600年から800年前の遺跡にしては、いずれもかたちがきれいですね。 -
ワット・チャナソンクラームの仏塔を後ろからもパチリ。
本当にこの日は雲一つない快晴で、気持ちいいばかり。
何より、あの排気ガス臭かったチェンマイに比べて空気がきれいで、生き返るよう・・・。
さらに自転車に乗って日陰を漕いでいると風が涼しく、さわやかな気分になれます。 -
公園内にはわたしと同じように自転車で回る観光客が多数・・・。
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近代的な建物が見えない代わりに仏塔があちこちに見え、本当に中世の昔にタイムスリップしたかのような気分になれます。
現代の街並みがあちこちに見えたアユタヤよりも断然、雰囲気はいいですね。
【酷暑のバンコク(3) アユタヤのワット・ヤイ・チャイモンコンからの眺め】
https://4travel.jp/travelogue/10881092#photo_link_33620081 -
さて、次は池の向こうに見えるあの仏塔に行ってみようか・・・。
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そしてやって来たのは池に浮かぶようなかたちになっている“ワット・スラ・シー”(Wat Sra Sri)。
こちらも最近修復されたのか、13~15世紀頃に建てられたにしてはきれいな仏塔が2本、天を突きさすようにしてそびえています。 -
ワット・スラ・シーの手前にある池にはたくさんの蓮が。
この池、近くにあった解説板によると、“トラパン・トラクアン”(Tra Pang Tra Kuan)と呼ばれているようです。 -
その蓮池に架かる橋を渡って、いざ、ワット・スラ・シーがそびえる島へ。
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島に渡って小さな仏塔の周りをよく見ると、こんな、体をくねらせた奇妙なポーズの仏陀の立像が。
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そして巨大な仏塔の脇には仏陀の座像。
これを正面に回り込んで見てみると・・・。 -
こちらも古代ギリシャ神殿のような柱が林立する、左右対称の何とも美しい寺院の姿。
このワット・スラ・シー、スコータイで最も美しい寺院遺跡のひとつと言われているそうですが、まさにそのとおり、シンメトリーな均整の取れた美を感じます。ワット スラ シー 寺院・教会
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ワット・スラ・シー、こうして横から見ると、かつて屋根があった頃の寺院の有り様が想像できますね。
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そんなこんなでワット・スラ・シーの見学を終えると、時刻は15時10分。
日没まであと3時間ほどですが、残り時間、自転車を駆って、できる限り多くの遺跡を貪欲に回っていきます!
(春うららの北タイ3日目後半~スコータイ歴史公園観光(ワット・マハータート、ワット・シー・チュム等)~に続く。)
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