2021/09/17 - 2021/09/18
12位(同エリア200件中)
かっちんさん
ホタテ養殖発祥の地である北海道東部「常呂(ところ)エリア」はオホーツク海とサロマ湖に面し、日本有数のホタテ水揚げ量を誇ります。
常呂町栄浦からオホーツク海と隔てる砂州がのび、「ワッカ原生花園」になっています。
そこに咲く花は308種類と多く、原生花園の中でも日本最大級です。
今の時期(9月)は、サンゴ草(アッケシソウ)が見頃になっています。
今晩の宿は「サロマ湖鶴雅リゾート」。
サロマ湖の美しい夕陽とオホ―ツクの料理が自慢の宿です。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・サロマ町「サ ローマの休日」パンフレット
・サロマ湖鶴雅リゾートのHP、パンフレット
・あのときの常呂・写真館vol83「昭和49年7月1日サロマ湖観光ホテルオープン」
・北見市「食&観光」ガイド「ホタテ王国 常呂で採れるホタテは地域の宝」
・常呂漁業協同組合のHP
・佐呂間町「ホタテ養殖のはじまり」、養殖技術の伝承・研鑽pdf
・ワッカ原生花園のHP
・北見スタイル「サロマ湖ワッカネイチャーセンター」
・西遊旅行、世界の花だより「アッケシソウ」
・SabiSabi、インテリアの配色について「3つの色相の組み合わせパターン」
・tokila「これを知れば色使いの達人になれる!カラーコーディネートの配色法」
・日本マンホール蓋学会「北見市のマンホール」
・北海道のカワイイ!を全国・世界へお届け「北海道のご当地キャラクター」
・おんねゆ温泉、北の大地の水族館「ハト時計塔「果夢林」」
・丘の歳時記「キガラシ」
・おかわりきたみ「北見玉ねぎ」
・ウィキペディア「北海道の市町村章一覧」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
サロマ湖周遊マップ(佐呂間町観光パンフレットから地図引用)
サロマ湖東部の北見市常呂町栄浦は、オホーツク海と隔てる砂州がのび、ワッカ原生花園があります。
今晩泊まる宿「サロマ湖鶴雅リゾート」が近くにあります。 -
今晩の宿「サロマ湖鶴雅リゾート」
以前は昭和60年に開業した「サロマ湖東急リゾート」だったところで、平成14年に営業譲渡し「サロマ湖鶴雅リゾート」に生まれ変わりました。
サロマ湖の美しい夕日とオホ―ツクの料理が自慢の宿です。
宿に荷物を置き、1.9km離れた「ワッカ原生花園」を訪れます。 -
ホタテのデザインマンホール(栄浦)
下の方にサロマ湖周辺の地図が描かれ、「旧常呂町」の位置が町章で示されています。
町章は外側が「呂」であり、六つの「コ」で囲み、内側が「常」を図案化したもの。
上部のホタテは、常呂がホタテ養殖発祥の地なので、小さな稚貝から徐々に大きくなっていく姿をデザインしています。 -
宿のすぐ近くにある「栄浦」バス停(栄浦)
路線バスの網走バスは、網走駅前からサロマ湖栄浦まで運行している「サロマ湖栄浦線」。
常呂町のコミュニティバスは、常呂と栄浦、サロマ湖入口を結ぶ北見市営バス「栄浦線、鐺沸線」。
宿へのアクセスは、網走駅前から路線バスを利用するか、北見駅前から宿の無料送迎バス(1日1本)に乗るかのいずれか。
かつての国鉄湧網線は、湖畔の栄浦を通らず、常呂から内陸部に入り佐呂間を経由して浜佐呂間の湖畔へ抜けていました。 -
「サロマンブルー」と呼ばれる紺碧のサロマ湖(栄浦漁港)
サロマ湖の奥に見える陸地は栄浦から続く砂州で、「ワッカ原生花園」になっています。 -
漁船が並ぶ栄浦漁港
栄浦ではオホーツク海とサロマ湖の両方を漁場にしています。
オホーツク海ではホタテ、秋鮭、毛ガニ、サロマ湖では氷下魚(コマイ)、ウニ、ホタテ・牡蠣養殖などが獲れます。
ホタテ養殖は、サロマ湖で卵から稚貝になるまで1年間育て、毎年5月に5cm前後に成長したものを、オホーツク海への放流用とサロマ湖での育成用に分けられます。
オホーツク海へは毎年違う海区に放流され、3年後に成長したホタテを大きな爪のついたカゴで海底を引っ張るようにして獲ります。
一方、サロマ湖で育成されるものは多くの手間をかけ、3年後の7月ごろから養殖ホタテとして出荷されます。 -
大型トラックのラジオ体操
トラックが足を出し、背伸びしています。
実は小型トラックを積み込む作業中で、大型トラックの荷台後方部を地面につけて載せていました。 -
「ワッカ原生花園」に到着
入口にある建物は原生花園を探勝するためのセンターハウス「ワッカネイチャーセンター」です。
ワッカの自然を紹介するパネルやジオラマの展示、休憩コーナー、売店等があります。
サロマ湖の砂州にある「ワッカ原生花園」は、長さ20km、約700haに及ぶ国内最大規模の海岸草原(原生花園)です。
そこに咲く花は308種類と多く、原生花園の中でも日本最大級です。
今の時期(9月)は、アッケシソウ(サンゴ草)が見頃になっています。 -
釣鐘形の「モイワシャジン」(ワッカ原生花園)
園内の散策路を歩きはじめると秋の花が少しだけ見られます。 -
黄色く彩る「アキノキリンソウ」(ワッカ原生花園)
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「アキノキリンソウの群落」(ワッカ原生花園)
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見頃になっている「サンゴ草群生地」(ワッカ原生花園)
ワッカネイチャーセンター裏手に「サンゴ草群生地」があります。
サロマ湖はオホーツク海とつながる汽水湖なので、塩生植物の「サンゴ草」が生育します。 -
イチオシ
真紅に染まる「サンゴ草」(ワッカ原生花園)
規模はそんなに大きくありませんが、色合いは他のサンゴ草群落と比べて一番よかったです。 -
青い内浦に接する「サンゴ草」(ワッカ原生花園)
ここから眺めるサロマ湖は湖水が陸地に入り込んでいる内浦。
広大なサロマ湖の景色とは異なり、小さな湖に見えます。 -
真っ赤な絨毯(ワッカのサンゴ草)
湿地に敷かれた絨毯です。 -
近づいてみると「ピンクと紫色の茎」(サンゴ草)
円柱状の茎には節があり、その節から茎と同じような円柱形の枝が対生しています。
多少残っている緑色の茎は元々の色、秋になると茎全体が赤く色づきます。
茎と枝が多肉質で節があり、秋になると赤く色づく、その姿が宝石サンゴを思わせることが「サンゴ草」と呼ばれる所以です。 -
イチオシ
メリハリのある青空とサンゴ草の色(ワッカ原生花園)
その間に挟まれた草(黄色と緑色)が、スッキリと見えやすくしています。 -
赤く染まる絨毯(ワッカのサンゴ草)
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イチオシ
秋空に映える「サンゴ草群落」(ワッカ原生花園)
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「サンゴ草」が間近で観察できる木道(ワッカ原生花園)
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イチオシ
木道から「サンゴ草」と「サロマ湖」が楽しめます(ワッカ原生花園)
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「サンゴ草」と「サロマ湖」(ワッカ原生花園)
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湖畔に色づく「サンゴ草」(ワッカ原生花園)
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寝床へ帰る野鳥(ワッカ原生花園)
私たちも宿へ帰ります。 -
緑の屋根は「サロマ湖鶴雅リゾート」(栄浦漁港から)
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漁船が整列(栄浦漁港)
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楽しそうな「交通安全旗」(栄浦)
北見市の特産品や観光スポットがデザイン。
左から、イメージキャラクターの「ミントくん、のんたくん(旧端野町)、ところくん(常呂漁業協同組合)」、中央に道の駅おんねゆ温泉のシンボルタワー「ハト時計塔」です。 -
開放感溢れるロビー(鶴雅リゾート)
吹き抜けのロビーが広々とした空間を生み出しています。 -
真空管アンプ(鶴雅リゾート)
オーディオコーナーでは本格的な音色が聴けます。 -
ロビーと図書コーナー(鶴雅リゾート)
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サロマ湖の夕陽(鶴雅リゾートから)
西側の小高い山に沈みます。 -
黄昏時の空(鶴雅リゾートから)
夕陽が沈んだ黄昏時は、青空と薄いピンクの空に白い雲のアート。 -
茜色に染まる夕焼け(鶴雅リゾートから)
日没から17分後に見られる「絶景の夕焼け」。 -
夕食(鶴雅リゾート)
スタンダードプラン「新鮮な海の恵みが満載♪海鮮盛り合わせ付きバイキング」。
海鮮盛り合わせは、殻付の牡蠣にホタテ、ボタン海老、タコ、ホッキ貝など。 -
イチオシ
口の中でとろける「生牡蠣」(夕食)
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ステーキ、刺身、揚物(夕食バイキング)
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天ぷら、蕎麦、サラダ、デザート(夕食バイキング)
海の幸、山の幸の料理に大満足。 -
温かさを感じる「ホタテのランプシェード」(鶴雅リゾート)
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ワッカを彩る花々のポスター(鶴雅リゾート)
夏の花は2015年6月下旬に訪れ、旅行記にしているのでご覧ください。
『エゾスカシユリが咲き誇るワッカ原生花園(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11027944 -
翌日の朝食(鶴雅リゾート)
和洋食のバイキング。
イクラ、筋子、明太子を載せたご飯も嬉しい。 -
雨のサロマ湖(鶴雅リゾートの湖畔)
手前の岬は昨日訪れたサンゴ草のあるキムアネップ岬、後ろの山はサロマ湖展望台のある幌岩山。 -
砂州がのびるサロマ湖(鶴雅リゾートの湖畔)
第二湖口に架かる橋が見えます。
今日は宿を10:00に出発する無料送迎バスに乗り、北見駅へ向かいます。 -
一面黄色の「キガラシ畑」(送迎バス車窓)
夏から秋にかけて、一面黄色の「キガラシ」の花が咲き乱れます。
菜の花の仲間で、花が咲いたらそのまま畑に埋められ、緑肥になります。 -
玉ねぎ畑(送迎バス車窓)
北見市は日本一の玉ねぎ産地です。 -
黄金色の麦畑(送迎バス車窓)
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豆畑(送迎バス車窓)
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北見駅前に到着
宿から1時間ほどで石北本線北見駅に到着。
まだまだ旅が続きます。
オホーツク海沿いのサンゴ草5ヶ所(能取湖、コムケ湖、鶴沼、キムアネップ、ワッカ)を3日間かけて巡って来ました。
どこも特徴があり素晴らしかったのですが、一番印象に残るサンゴ草の景観は「ワッカ原生花園」でした。
「サロマ湖 鶴雅リゾート」では、サロマ湖の美しい夕陽とオホーツクの料理をリーズナブルな料金で味わうことができお勧めです。
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