2014/02/21 - 2014/02/28
1322位(同エリア4367件中)
おくさん
2014トルコツアー4
ツアー7日目だが昨夜は遅かったので26日の続きからです。遅い時間だったがロビーのWi-Fiでメールチェックをしたところ、友達の母上と妹の義母さんが亡くなっていた。2月の寒い時期だが近しい人の肉親が二人も亡くなっていたとは。風呂に入って洗濯して夜中の1時過ぎにやっとベッドに入る。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
2月27日、6時半からホテルで朝食。娘はお腹が空いてないと言うので朝飯はいらないそうだ。ツアー終盤になって来たのでそろそろ疲れて来たかな?
私とUさんは申し込んでなかったボスフォラス海峡クルーズ5000円に急きょ参加することに決めたが、娘はホテルでゆっくりする方が良いと言うので別行動になった。今日はクルーズ組とホテルでゆっくりしてからエジプシャンバザールへ行く組とに分かれることになった。ゆっくり組は娘以外にも何人もいるのでまぁ安心かな。 -
舟にはエミノニュ桟橋から乗り込むようだ。クルーズには申し込んでなかった位だから期待はしてなかったが、これが意外と価値あるものだった。まぁ期待してないからギャップが大きいのかも知れないが、参加して良かったと思った。
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ドルマバチェフ宮殿は金が14トンも使われているそうだが、外から見ただけじゃ「はぁそうですか」位で現実味がない。できればそういう宮殿は見学コースに入れてもらいたかったよ。建物は長方形で一見すると二階建てアパートみたいな作りなので豪華には見えないが、中はきっと凄いんでしょう。それだけに一時はトプカプ宮殿にかわってオスマン帝国の王宮として利用されてたそうだ。今でも現役の迎賓館として使われているそうです。どーりで。
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早朝のこともあり船の上はとても寒いが、船室にいるのは勿体ないのでなるべく外の景色を見て過ごす。他の参加者もほとんどの人が外で盛んに写真を撮りまくっているので思いは同じようだ。余計に5000円も払っているんだからそりゃそうですよね。
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大きな一つ目の橋の下を通過する。ボスポラス海峡が大きいので、それに架ける橋もとてつもなく大きなものだった。橋脚の間もとてつもなく広いので、こんな長い橋をどうやって架けるのか不思議なようだ。
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ルメリ・ヒサルと言う城壁が現れた。イスタンブールを守るために、向こうからやって来る敵をここで防いだと思われる城壁で、見事に海岸の際から丘に向かって城壁が続いている。ネットから仕入れた情報によると「1452年、オスマン帝国のメフメット2世が、翌年のコンスタンティノープルの攻撃に備えて、約1万人の労働者を動員して作った」とのこと。
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そう言えば海上に鎖を通して船が湾内に侵入できないようにしたのはここだったかな。確かに城壁で陸上の侵入は防げても船でなら海上を越えられるから海上封鎖しないと意味がないのは分かる。それで攻撃側では城壁を避けるために人力で船を山越えさせたと言うのかここだった気がする。どちらもエライことを考えるもんだね。
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沢山のかもめが船の後を付いてきて、どうやら餌付けがされているようだ。ポテチを投げると上手くキャッチする。たまにやってくる船からのポテチじゃ腹いっぱいにはならないだろうが、カモメもレジャーとしてやってるのかな。
舟はやがて第二ボスポラス大橋の手前でUターンして戻るようだ。第二ボスポラス大橋は、日本の建設会社が架けたもので、1988年に開通たそうです。全長1510m、水面からの高さ64mの橋で、瀬戸大橋とは姉妹橋になっているとのこと。どこか別の所で聞いた話によると、その国の技術力を計るには橋を架ける技術がどのくらい優れているかを見るとか何とかと聞いたことがあります。確かにこれだけ大きい橋を架けるには生半かの技術じゃ出来ないでしょう。日本の技術力の面目躍如と言う所か。 -
クズ塔(乙女の塔)(Kiz Kulesi)と言う、小さな小さな島に建つ塔が現れた。これはナイナイの岡村が番組内で上陸していた塔だったので、見たかったものだ。でも、現在は上陸させないようなので近づくことさえ出来なかった(諸説あり)。この塔には悲しい物語があって、王様の娘は18歳の誕生日に蛇に噛まれて死ぬと予言されてたので、蛇が近づけないこの塔に住まわされていたが、18歳の誕生日祝に果物の籠を送られたところ、このカゴに毒蛇が潜んでいて噛まれて死んでしまったそうです。ホントかウソかは知りませんが。
この船は私たちツアーの貸し切りだったので、他の乗客がいないから自由気ままに振る舞えて良かった。オプション代は高かったけど、およそ2時間のクルーズはそれなりの物だったので満足。 -
港に帰ってくると名物のサバサンドの船が数隻、波に大きく揺られていた。魚は得意ではないが、テレビで見ていたのでこれは是非食べたいと思っていた。幸い、この場には添乗員さんはいなくてエジプシャンバザールに別働隊を引き連れているので自由時間だ。速攻でサバサンドの船に直行して買い求めるが、サバサンドの船は冗談みたいに大きく揺れていた。一日中この揺れる船の上でサバをさばいて商売してるのか、酔わないのかな。
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サバサンドは結構な大きさがあって、これひとつで一食分はありそうなのでUさんと半分こして食べる。すぐツアーの人達がやって来て、我々を取り巻いた。4人で参加してるけど、いつも一人で行動している一匹狼のお姉さんが興味津々にしているので、食べかけを「食べてみますか?」と差し出したら躊躇せずにパクッと来た。
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Uさんの方も沢山の人達に取り囲まれて大人気。まごまごしていると横から取られてしまいそうな勢いだ。Uさんは食べかけを上げるような失礼なことはしなかったようだ。
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他のメンバーも全員が周りを囲んでいるので、みなさんもサバサンドの事は知っているようだ。でも他には誰も買う人がいないのは何でだろう?お腹が空いてないってことか。囲んでいる人達にまた「食べますか?」と勧めると食べてくれて、誰かが焼き栗をひとつくれた。焼き栗も売られていたのかと、そのとき気が付いた。思ったより硬かったが美味かった。これでトルコで食べたいと思っていた物が全て食べられた。全てB級の食べ物だが、チャイ、ケバブ、トルココーヒー、サバサンド、ロクムと焼き栗はおまけ。名物にはそれほど頓着しない私にしては良く食べた方だ。
集合場所になっているエジプシャンバザールに行く途中で、日本の小学1年生くらいの女の子が恥ずかしそうに手を出していたが、これが物乞いと気づかずに通り過ぎてしまった。そこから少し行った所にもお婆さんと一緒に居た同年齢の女の子も手をそっと差し出していたので、トルコってこうやって子供を物乞いとして使っているのかと思った。きっと小銭を上げたとしても、女の子の物にはならずに元締めが総取りしてしまうのだろう。 -
バザール会場ではシナンさんの友達だと言う土産屋に案内された。シナンさん最後の最後まで営業に余念がないね。この店のメイン商品は絹のスカーフのようだ。絹が1枚1万円で、絹以外だと半値以下だったかな?毎回日本人ツアーを案内するようで、店員はみんな日本語を喋れたので、1万円のスカーフを2枚買うから負けてと交渉したところ、千円引いてくれてザクロ茶の箱入りを貰えた。絹のスカーフで、色はトルコカラーと言われる水色です。トルコ土産らしくていいです。
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エジプシャンバザールの中を少しだけ見物させて貰えるが、集合時間が迫っているのでホントにその辺をぶらついただけだった。まぁあんまり奥まで行って戻ってこれないと困るので、これくらいが適当かな。もう買いたいものもないし。
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ホテルでゆっくり組の他にフリーで添乗員さんに連れられてた組もいたらしく、ここで全員が合流となった(良く分かってない。全員で何トカ広場へ移動して、ここで自由時間となった。だが、ここには名物らしい物の紹介なんかなかったので、各人広場のあちこちに散らばってはみたものの、どこに行けばいいのか分からない有様。要するに予約してあるレストランの時間待ちと言う事らしい。
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どこへ行く当てもない私とUさんは取りあえず寒さがしのげる喫茶店に入った。トルコ石を娘に買ってあげた親子がいたのでお喋りできて丁度良かった。暫くしてから窓の外を見たら娘がどこに行ったのか集合場所に戻るところだった。ホントに一人で行動するのが好きな子だな。この子は以前、修学旅行でヨーロッパに行った時に、なにが一番面白かったかと聞いたら、パリでの自由時間に一人で地下鉄に乗って歩き回った所だそうだ。そのころ私は海外に行ったことがなかったので、目を丸くしました。
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広場ではテロの警戒をしているのか、警官なのか兵隊なのか分からないが、機関銃を構えた人たちが警備していた。日本で言えば機動隊バスのようなのも駐車している。二人組で、上司らしい人に声を掛けて機関銃を持っている若い人と一緒に交代で撮らせてもらいました。トルコの人は誰も彼もフレンドリーなので気楽に声を掛けやすいです。
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再集合して昼飯のレストランへ移動。ここは私には余り嬉しくない部類のマス料理だった。これなら機内食の方がずっと好き。トルコ最後の食事が苦手の魚じゃテンション下がるよ。
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早めに空港に移動することになったが、ボスポラス海峡で順番待ちしている船が沢山あるところを見せて貰えたのは良かった。海峡は狭いので、こうして順番待ちをしなくては通れないそうだ。きっと何日もここに留まって順番を待っているのだろうと思った。
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出発の3時間前に空港に入れたのに、既にチェックインは始まっており、Uさんや娘との並び席は取れなかった。まぁこれも気楽かな。ところが、近くにいたHISツアーの人達は全員が並び席だそうなので、どこが違ったんだろう?ツアー料金?
運よくUさんは最前列のシートがあてがわれたので超ラッキーだ。私は通路側のG席なのでまずます。娘はBだから両側を知らない人に挟まれたが、娘は酔い止めを飲んで寝てしまうのでどこでも構わないんだろう。親とは離れた方が喜んでいる子だし。
待ち時間がたっぷりあるので空港内を二人で練り歩いていると、サバサンドを食べさせてあげたKさんからお茶を誘われたが、Uさんが理由を付けて断ってしまったので勿体ないことをしたと思った。残ったリラと売店のコーラがぴったり同じ値段だったので飲ませてもらう。これでリラは全て使い切ったのでせいせいした。
飛行機が離陸したら日本までの残り時間が8時間と表示されたが、結局は11時間掛かったようだ。でも、西から東に位置する日本へ帰るときは毎回早く着く気がする。自転とか気流の関係とかありそうだけど本当の所は分かってない。 -
今回のツアーでは国内線に2回も乗れたのでトルコ一周したのに体力的にはそれほどでなかった気がする。ツアー代金も安かったしトルコの人は親日的だし、食事も日本人に合っている気がした。トルコはいい国だったので、コロナウィルスが終息したらまた行きたい国になりました。
トルコツアーの旅、これにておしまいです。
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