2021/10/05 - 2021/10/05
913位(同エリア993件中)
ころねえさん
2日目は知床で一日過ごしました。
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朝食。去年(2021年10月)コロナの緊急事態宣言が明けてまもない頃でした。ホテルのスタッフ人数もかなり少ない中、多分予算もあまりないんでしょう。そんな中でも工夫して品数を沢山出して頂き、お魚はその日に釣って来たものなんだとか。有難いですね。
ホテルの近くのコンビニも一件はお休みにしてしまってたし。人が減ってるんだろうなあ。 -
ホテルの近くの漁港で鮭の水揚げを見られるとのことだったので行ってみることに。
途中の川にも鮭が遡上してましたが、生き絶えた後でした。 -
漁港らしい風景。
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え、ここ入って良いの?と思いつつ…
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階段発見!この整備のされ方は観光客向けだろうと。
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広いテラスへ出ました。
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こんな感じで上から漁船を眺められるようになっています。
船が入ってくると並ぶ感じになります。 -
一旦ホテルに戻ってガイドさんに迎えに来てもらい、ツアーへ。そしてまた鮭テラスへと行く。ツアー内容把握していないが故のかぶり。
ガイドさんによるとオホーツクサーモンは今や高級ブランド、北海道では食べられるものの本州には流通せず、海外へと輸出されるんだとか。
結果多くの日本人はチリの養殖物なんかを食べているという皮肉。高く売れる所に売るのは仕方ないけれど。
漁獲量も温暖化のためか年々減っているそうで、この時も鰤やフグなど以前はあまり穫れなかったという魚種が結構な量上がっていました。
フグは北海道だと免許のある人が少ないらしく、小さいものは捨てられてしまうことも多いんだとか。
ガイドさんは鰤は本州のものと比べると大味だと仰ってました。大阪出身の方だったので間違い無いでしょう。 -
いくらでも見てられるっていう感想もありましたが、私はむしろ哀れよのおという切ない気持ちになってしまう。
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釣り人スポット。最近は鮭の釣りを禁止する地域が多いらしく、ここにそれこそ全国から集まって来るんだとか。
道の駅にシーズン中は車中泊で住み着いて、郵便局で家族友人に鮭を送るそうですが。ただこの日は不漁もあってか釣れてる人は見ませんでした。 -
ブラタモリにも取り上げられた地層。
どんな説明だったか忘れちゃいました。 -
下の川では最期の力を振り絞って子孫を残そうと頑張る鮭たちの姿が見られました。例年だと川を埋めるくらいに鮭が来るそうですが、今年はかなり少ないんだとか。
よって鮭目当てに来るヒグマも少なく、今年はどんぐりが豊作なのでそっちをメインに食べてるようだとのこと。
飢えてはいないようで良かった良かった。 -
海でたらふく獲られて、遡上する川の河口すぐの海でも釣り人は狙われて、そりゃあ数も少なくなるだろと思ってたんですが、孵化場も流石にあるそうです。
ヒグマ対策で厳重に電子柵など設けているんだとか。
人間が柵に囲まれているのが知床って感じです。 -
知床国立公園へ。入場制限しているのはここと大台ヶ原の国立公園だけだとか。
知床五湖は一部工事中なので半分だけ周りました。 -
この時期は鳥があまり鳴かないそうで、話し声が止むと本当に静か。
いつも人工的な車の走る音とか電車の音とか色々聞こえてる状態から、自然があってかつ静かなところに来ると心が癒されるんだなあと分かった。
空気もとても良いです。松が多いから匂いも良い。
マスクがなければもっと最高だったろうなあ。 -
時々覗く晴れ間が美しい。
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電気柵のあるエリア。
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お昼はウトロのラーメン屋さんに行きました。
いくつかおすすめを教えてもらいました。ここ以外だと漁師の奥さん達?がやってる海鮮丼の食堂が一押し。
出川さんが旅番組で来た時に行った喫茶店も最近は人気らしいです。食べたのはグラタンだったかな? -
バタートッピングしました。美味しかった。
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とても景色の良いお店でした。地元の人も仕事の合間に来てました。
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午後からは原生林散策へ。
こういう笹藪からはそんなにヒグマは出て来ないそうです。歩きやすいから普通に遊歩道とか道っぽいところを歩いてるそうです。
ただオスのヒグマに追われる親子熊は慌てて逃げて来るような時は急に来ることもあるんだとか。
オスの方が人間への警戒心があるとかで、人の方へ逃げると諦めることがあるからそれを知っててこっちへ来るとのことで、賢いなあと思いました。
ちなみにどこかで熊が目撃されたら知床5湖観光の遊歩道やこういったツアーはもちろんすべて即中止にされるそうで、運が良かったです。 -
ヒグマの爪の跡。
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ヒグマ?の糞。植物性のものを食べてるから臭くなかった。
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男の涙と呼ばれている滝
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大自然ですね。
まさか次の年の春にあんな大事故が起きるとは夢にも思いませんでした。心よりご冥福をお祈りします。 -
自然のままなのでもちろん柵などはありません。
お弁当でも食べたい所ですが、ヒグマが匂いで寄ってくる可能性があるため出来ません。飲料もジュースなどは避けるようにと言われました。リュックに何か入れてるのもアウト!
冬のツアーだとそういう心配がないのでら景色の良いところでコーヒーとお菓子をサービスするそうです。素敵。 -
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野生のシマリス。ずっと見てられる。沢山お口に入れて可愛い!私の好きなエゾリスはいなかったです。なんか今日はいないねえとすれ違った別のガイドさんも不思議がってました。
動く時はゴールデンカムイに書いてあった通り木の上を通るんですね。
他にもオジロワシ、アカゲラ、エゾシカや白鳥等いました。
自然の中で動く動物達の生き生きとしたこと!
動物園も好きですがこういう自然観察はもっと楽しいことを初めて知りました。
双眼鏡も貸してもらって色々な動物を堪能しました。 -
何か住んでそう。
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鹿の親子。
奈良の鹿と同じ顔貌なのにサイズ感がバグっている感じで見てて混乱する。ポニーが子牛並みの大きさ。 -
最後に知床連山が少し見えました。
ガイドツアーに申し込んで良かったです。
動物がどこにいるのか、自分では全然気付かなかった。
そもそも原生林で道も看板もないので遭難します。 -
ツアーガイドさんと別れてオロンコ岩へ。
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普通の階段に写真だと見えますが、二段分くらいの高さがずっと続く。
かなりお尻と太腿裏に効く運動で、今日一しんどい。
小さなお子さん連れにはお勧めできないです。ここで抱っこ~とか言われたらもう。 -
到着。
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岩の上は遊歩道になっていてぐるっと廻れる感じでした。
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一台だけ車が止まってて気になる。釣り人だろうか。
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夕日が綺麗に見えました。
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昭和な感じのお土産屋さん。
裏にあるような岩がポツポツあるのが不思議な感じ。その理由はブラタモリで言ってたはずだけど忘れました。 -
ウトロの風景。
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多分聖なる岩なんでしょうがトンネル掘ってあった。
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ゴジラ岩。
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アイヌの人が経営してる?民宿。もホテルの近くにありました。
ディープな時間を過ごせそうだけど一人で行く勇気が私にはまだない。 -
夕食。
少し早めでしたが就寝。沢山歩いた一日でした。
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