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ご覧いただきまして、ありがとうございます。<br /><br />今回は首都圏から日帰りでなく、せっかくちょっと遠出ができる。<br />しかし初心者としてはガイドブックに載っているような山で、12月にも行けるというのは限られている。<br /><br />ということで選んだのは日本二百名山の1つ、荒船山!日帰りでも行けますけどね。<br />内山峠登山口から艫岩展望台までの往復4時間(ゆったりめ)をお届けします。

12月の荒船山に登ってみた

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2021/12/03 - 2021/12/03

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emi_uさん

この旅行記スケジュールを元に

ご覧いただきまして、ありがとうございます。

今回は首都圏から日帰りでなく、せっかくちょっと遠出ができる。
しかし初心者としてはガイドブックに載っているような山で、12月にも行けるというのは限られている。

ということで選んだのは日本二百名山の1つ、荒船山!日帰りでも行けますけどね。
内山峠登山口から艫岩展望台までの往復4時間(ゆったりめ)をお届けします。

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  • 特徴的なこの艫岩(ともいわ)で知られる荒船山<br /><br />稜線の周りがほわほわしているのは、ブレたわけではなく葉を落とした木によるものだ、ということは皆様には言わずもがな、だろう

    特徴的なこの艫岩(ともいわ)で知られる荒船山

    稜線の周りがほわほわしているのは、ブレたわけではなく葉を落とした木によるものだ、ということは皆様には言わずもがな、だろう

  • まずは「道の駅しもにた」でお手洗いがてら情報収集<br /><br />近くには世界遺産・荒船風穴があるが、残念ながら12/1~3/31は冬期閉鎖

    まずは「道の駅しもにた」でお手洗いがてら情報収集

    近くには世界遺産・荒船風穴があるが、残念ながら12/1~3/31は冬期閉鎖

    道の駅 しもにた 道の駅

  • 朝8時ごろだったが、パンフレットが置いてある部屋は開いていたので入手

    朝8時ごろだったが、パンフレットが置いてある部屋は開いていたので入手

  • 荒船山登山口へは国道254号にかかる内山大橋が目印

    荒船山登山口へは国道254号にかかる内山大橋が目印

  • 最初に見たガイドブックに「荒船不動登山口」からのルートがあったので、群馬県側から内山トンネルを越えて、内山大橋をスイスイ渡ってしまったが、初めてならもう1つの登山口、「内山峠登山口」から行くのか王道だろう<br /><br />荒船不動から登ったことがない者が言うのもナンだが、荒船不動からのルートは紅葉は美しいようだが今はもう12月<br /><br />荒船不動から内山峠まで通り抜けるならそれもいいが、駐車場まで戻ると考えると、我々は一度は荒船不動の駐車場まで行ったものの、内山峠側の見どころをとることにして戻ることに<br /><br />ちなみに荒船不動登山口の駐車場には、群馬県側から内山大橋を渡りきったところですぐ左に入るのだが、途中、道の両端が沈んでいる箇所があるので、盛り上がった道の中央で車のお腹を擦らないように注意しよう<br /><br />駐車場は10台くらい入るか?と思ったが、webなどには20台と記載されているものもあり、詰めればそれくらい入るのか? 内山峠混雑時の利用にはいいかもしれない

    最初に見たガイドブックに「荒船不動登山口」からのルートがあったので、群馬県側から内山トンネルを越えて、内山大橋をスイスイ渡ってしまったが、初めてならもう1つの登山口、「内山峠登山口」から行くのか王道だろう

    荒船不動から登ったことがない者が言うのもナンだが、荒船不動からのルートは紅葉は美しいようだが今はもう12月

    荒船不動から内山峠まで通り抜けるならそれもいいが、駐車場まで戻ると考えると、我々は一度は荒船不動の駐車場まで行ったものの、内山峠側の見どころをとることにして戻ることに

    ちなみに荒船不動登山口の駐車場には、群馬県側から内山大橋を渡りきったところですぐ左に入るのだが、途中、道の両端が沈んでいる箇所があるので、盛り上がった道の中央で車のお腹を擦らないように注意しよう

    駐車場は10台くらい入るか?と思ったが、webなどには20台と記載されているものもあり、詰めればそれくらい入るのか? 内山峠混雑時の利用にはいいかもしれない

    コスモス街道 花見

  • さて、内山大橋を引き返し、内山峠登山口の駐車場<br /><br />荒船不動よりも格段に大きい<br />12月の金曜の早朝、工事車両+我々が3台目

    さて、内山大橋を引き返し、内山峠登山口の駐車場

    荒船不動よりも格段に大きい
    12月の金曜の早朝、工事車両+我々が3台目

  • 9時前、内山峠登山口を出発<br /><br />朝は気温0~5度ということでスキーウェア並みの服装にしたが、歩くと温まるし、そこまでの必要はなかった<br /><br />ただ、軍手は防寒と、鎖場などのためにあった方がいい<br /><br />逆にトレッキングポールは邪魔になる場面が多いだろう

    9時前、内山峠登山口を出発

    朝は気温0~5度ということでスキーウェア並みの服装にしたが、歩くと温まるし、そこまでの必要はなかった

    ただ、軍手は防寒と、鎖場などのためにあった方がいい

    逆にトレッキングポールは邪魔になる場面が多いだろう

  • 看板下には「熊出没注意」<br /><br />11/23とあるから、わりと最近<br />冬だし・・・と思いつつ一応熊鈴を持参してよかった<br />出会った登山者も全員熊鈴をつけていた

    看板下には「熊出没注意」

    11/23とあるから、わりと最近
    冬だし・・・と思いつつ一応熊鈴を持参してよかった
    出会った登山者も全員熊鈴をつけていた

  • 今回は内山峠から艫岩を目指す<br /><br />結局最高地点・経塚山(行塚山、京塚山)には行かずに戻ってきた

    今回は内山峠から艫岩を目指す

    結局最高地点・経塚山(行塚山、京塚山)には行かずに戻ってきた

  • 霜の降りた道を、ところどころバリバリ言わせながら歩いていく

    霜の降りた道を、ところどころバリバリ言わせながら歩いていく

  • 艫岩、まだまだ遠そう

    艫岩、まだまだ遠そう

    荒船山(長野県佐久市) 自然・景勝地

  • 序盤は登り一辺倒というよりは、アップダウンの繰り返し

    序盤は登り一辺倒というよりは、アップダウンの繰り返し

  • 伝わるだろうか、足元はけっこう急な崖<br /><br />ここにも鎖が張ってあるが、

    伝わるだろうか、足元はけっこう急な崖

    ここにも鎖が張ってあるが、

  • ガードレールなども設置されている

    ガードレールなども設置されている

  • 階段の先にはちょっと心許なげな梯子があったりと、アドベンチャー感

    階段の先にはちょっと心許なげな梯子があったりと、アドベンチャー感

  • そんなこんなで少しずつ艫岩が近づいてくる

    そんなこんなで少しずつ艫岩が近づいてくる

  • まだ1km程度しか進んでいないようだがここまで30分<br /><br />そして早くもひと休みで1回目のおにぎりタイム<br /><br />5分ほど休んだら9:30頃出発

    まだ1km程度しか進んでいないようだがここまで30分

    そして早くもひと休みで1回目のおにぎりタイム

    5分ほど休んだら9:30頃出発

  • 0.5kmほど進むと、岩に滴る水が凍っている

    0.5kmほど進むと、岩に滴る水が凍っている

  • 鋏岩修験道場跡はまだかなぁ、と探していたが、まだ、ここは違う

    鋏岩修験道場跡はまだかなぁ、と探していたが、まだ、ここは違う

  • 通路を通った先、ひとしきり下りきると、

    通路を通った先、ひとしきり下りきると、

  • 左手奥に見えてきたのが、鋏岩修験道場跡

    左手奥に見えてきたのが、鋏岩修験道場跡

  • 木の根の張った中を登っていくと、近づける

    木の根の張った中を登っていくと、近づける

  • 滝が凍っている!

    滝が凍っている!

  • しっかり凍っていて、足元はツルツル

    しっかり凍っていて、足元はツルツル

  • その昔、修業をしていた道場の基礎が残っている<br /><br />背後の岩肌は荒船溶岩(艫岩)が噴出する前の湖の地層で、ところどころ地層の縞模様が見える

    その昔、修業をしていた道場の基礎が残っている

    背後の岩肌は荒船溶岩(艫岩)が噴出する前の湖の地層で、ところどころ地層の縞模様が見える

  • 人が屈んで入るくらい

    人が屈んで入るくらい

  • その奥にもぱっくり開いた割れ目がある<br /><br />いつか落ちてくるんじゃないかって感じがする

    その奥にもぱっくり開いた割れ目がある

    いつか落ちてくるんじゃないかって感じがする

  • その向こうに見えるのは白根山だろうか

    その向こうに見えるのは白根山だろうか

  • 振り返ると雪山が連なる

    振り返ると雪山が連なる

  • そして山肌のコケ<br /><br />ヒカリゴケかと思うほど、鮮やか<br />たぶんヒカリゴケではないのだろうが

    そして山肌のコケ

    ヒカリゴケかと思うほど、鮮やか
    たぶんヒカリゴケではないのだろうが

  • さて、登山道に戻って、その先の階段は只今修復作業中<br /><br />もちろん通行は可能

    さて、登山道に戻って、その先の階段は只今修復作業中

    もちろん通行は可能

  • その先、5分ほど行ったところで右手の踊り場のようなところで2度目の休憩<br /><br />歩みを止めると風が冷たく、すぐ寒くなってくるので5分くらいでまた出発

    その先、5分ほど行ったところで右手の踊り場のようなところで2度目の休憩

    歩みを止めると風が冷たく、すぐ寒くなってくるので5分くらいでまた出発

  • この先岩場が増えてくるが、いかにも火山といった岩で、結構もろいんじゃないかと心配になる

    この先岩場が増えてくるが、いかにも火山といった岩で、結構もろいんじゃないかと心配になる

  • いよいよ近づいてきた艫岩は絶壁!

    いよいよ近づいてきた艫岩は絶壁!

  • 10:30 一杯水<br /><br />ここが荒船溶岩と湖の地層の境目であり、この後は約700~800万年前に流れたという溶岩を登って行くことになる

    10:30 一杯水

    ここが荒船溶岩と湖の地層の境目であり、この後は約700~800万年前に流れたという溶岩を登って行くことになる

  • ちなみにパンフレットには「味わってみてください」とあったが、水は矢印のところの管から湧き出していて、通路からは手が届かない<br /><br />他に湧き出しているところはぱっと見わからなかったので、口にするのは諦めた

    ちなみにパンフレットには「味わってみてください」とあったが、水は矢印のところの管から湧き出していて、通路からは手が届かない

    他に湧き出しているところはぱっと見わからなかったので、口にするのは諦めた

  • さて、この先、艫岩をよじ登っていくようなイメージになるのだが、足元が凍った岩だったり、

    さて、この先、艫岩をよじ登っていくようなイメージになるのだが、足元が凍った岩だったり、

  • はしご、

    はしご、

  • 枕木?などいろいろ用意されている

    枕木?などいろいろ用意されている

  • 特にこの橋の先は、見るからに凍った岩場でロープをしっかり握る必要がある

    特にこの橋の先は、見るからに凍った岩場でロープをしっかり握る必要がある

  • そんなこんなで一杯水から20分ほどでどうやら艫岩の上、平らな所に到着<br /><br />まぁよじ登る感は多少あるものの、あの絶壁から想像するよりは、意外と登れた、という感じ

    そんなこんなで一杯水から20分ほどでどうやら艫岩の上、平らな所に到着

    まぁよじ登る感は多少あるものの、あの絶壁から想像するよりは、意外と登れた、という感じ

  • 南北約2km、東西約400mという軍艦のような艫岩の上を歩く<br /><br />こんな平坦なところを数分歩くと、左手に崖らしきものがある

    南北約2km、東西約400mという軍艦のような艫岩の上を歩く

    こんな平坦なところを数分歩くと、左手に崖らしきものがある

  • 目の前の眺望、

    目の前の眺望、

  • 隣には絶壁<br /><br />ここはまだ展望台ではないが、すでに足がすくむ<br /><br />ここから10分ほどで、

    隣には絶壁

    ここはまだ展望台ではないが、すでに足がすくむ

    ここから10分ほどで、

  • 避難小屋

    避難小屋

  • 小屋の左手に展望台

    小屋の左手に展望台

  • 11:10 到着!

    11:10 到着!

  • 白根山、浅間山方面<br /><br />目の前の山の開けた土地の左側が内山牧場、右側が神津牧場

    白根山、浅間山方面

    目の前の山の開けた土地の左側が内山牧場、右側が神津牧場

    神津牧場 自然・景勝地

  • 槍ヶ岳方面

    槍ヶ岳方面

    荒船パノラマキャンプフィールド キャンプ場

  • そして隣の絶壁<br /><br />ご存じの通り、幾度となく転落事故が起きているところ<br /><br />下までは100m以上の絶壁、ひとたまりもない<br /><br />覗きたい冒険心は抑えて、眺望を楽しみたい<br /><br /><br />前述の通り、最高地点はこの先の経塚山だが、群生地というクリンソウの時季でもなく、眺望を期待するところでもないということで、時間の関係で今回はここまでで引き返す

    そして隣の絶壁

    ご存じの通り、幾度となく転落事故が起きているところ

    下までは100m以上の絶壁、ひとたまりもない

    覗きたい冒険心は抑えて、眺望を楽しみたい


    前述の通り、最高地点はこの先の経塚山だが、群生地というクリンソウの時季でもなく、眺望を期待するところでもないということで、時間の関係で今回はここまでで引き返す

  • 11時半、下山開始<br /><br />きらきらひかる霜を踏みしめながら行くが、後半は日中の陽気に霜が解けて足元がぬかるむところも増えるので、注意したい

    11時半、下山開始

    きらきらひかる霜を踏みしめながら行くが、後半は日中の陽気に霜が解けて足元がぬかるむところも増えるので、注意したい

  • 帰りは完全にもと来た道を戻る<br /><br />修験道場跡の凍った滝もゆるみ、水が滴る<br /><br />艫岩に別れを告げて、13時に駐車場に到着

    帰りは完全にもと来た道を戻る

    修験道場跡の凍った滝もゆるみ、水が滴る

    艫岩に別れを告げて、13時に駐車場に到着

  • 登山道入口周辺には、岩の中に石が取り込まれたものが見られるらしい<br /><br />火山の噴出物の周りを火山灰が埋めたもので、溶岩などが取り込まれているという

    登山道入口周辺には、岩の中に石が取り込まれたものが見られるらしい

    火山の噴出物の周りを火山灰が埋めたもので、溶岩などが取り込まれているという

  • 確かに触ってみると結構もろかったが、明確にこれ!というものはよくわからなかった<br /><br />登り2時間半、下り1時間半で4時間の荒船山でした<br /><br />最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!<br />これから別所温泉に向かいます

    確かに触ってみると結構もろかったが、明確にこれ!というものはよくわからなかった

    登り2時間半、下り1時間半で4時間の荒船山でした

    最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
    これから別所温泉に向かいます

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