イルミネーション煌めく季節に友人と博多スティ女旅パート①～晩秋の太宰府散策～

2021/11/29 - 2021/11/30

今年7月山笠の季節に博多で遊んだ友だちと、今度はイルミネーシの季節に博多で遊ぶことになりました。福岡市内のホテル宿泊大好きの彼女とは、基本、遠出はしません。私も彼女も運転ができないので公共機関を利用して福岡市内や近隣で食べて遊び、市内のホテルで宿泊するのがいつものパターンです。二人とも酒より団子。甘いのものに目がないので酒よりもケーキを好みます。最近、御朱印巡りに嵌っている私のために、一日目は博多駅周辺をぶらぶらして、二日目に少し足を伸ばして太宰府散策の計画を友人が考えてくれました。
11月後半の博多は駅を彩るイルミネーションが開始し、太宰府は竈門神社の紅葉が楽しめます。近場ですが、盛りだくさんで遊び倒した旅行になりました。

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

パンケーキ大好きな私のリクエストで、薬院にある「白金茶房」から旅のスタートです。西鉄「薬院」駅から歩いていけるところにあります。

11時に予約していましたが、10時30分には入店し、すぐに２階席に案内されました。店内のテーブルはほぼ全て「予約席」の札が置かれていました。人気店です。

私も友人も「クラッシックブランチ」を注文しました。

まず、サラダとスープが来て、

その後に、お目当てのクラッシックパンケーキがきました。スウィーツ系のパンケーキもたくさんメニューにありますが、今回はシンプルに。

ここのパンケーキは、流行りのスフレタイプではなくて古風なパンケーキです。きめが細かくてしっとりしたパンケーキが好みでした。

好きな飲み物(私はコーヒー)とミルクアイスがつきます。

たくさんの本が置かれた落ち着いた店内でゆっくり、ブランチできました。

白金茶房で美味しいブランチの後、本日宿泊する「ホテルモントレ」まで歩いて移動です。

初め、都ホテルに宿泊予定でしたが、白金茶房のブランチと明日の太宰府訪問のために、より移動しやすいこのホテルに友人が予約変更しました。(福岡市に土地勘がない北九州市民の私は彼女の言うがままです)

ホテルに荷物を預け、ホテルから歩いて15分ほどのところにある本日最初の訪問地「住吉神社」へ。

筑前國一宮です。

大都市博多の都心部にある神社なのに、思ったよりも広くてたくさんの樹々で囲まれていました。

唐門を通って、

御本殿に向かいました。

祭神は底筒男神（そこつつのをのかみ）、中筒男神（なかつつのをのかみ）、表筒男神（うわつつのをのかみ）の住吉三神。
歴史は古く、神社ホームページによるとおよそ1,800年以上前に遡るそうです。全国に2,129社ある住吉神社の中でも、最初の神社と云われています。

大阪の住吉大社、下関の住吉神社、と並ぶ日本三大住吉の一つです。

本殿後方にあったのぞき稲荷。奇岩(くしきいわ)の鳥居から中をのぞき込み、

自らの姿を御鏡に写して、ひとつ願いを掛けると祈りが聞き届けられると云われているそう。しっかり一つ、お願いをしました。

歴史ある神社なので、境内の中は写真のように「保存樹」の立て札がついた巨木だらけでした。

社務所横の大楠。ここで御朱印をいただいて、神社を後にしました。

「住吉神社に来たら、ここを案内したかった」という友人に連れられて、次に来たのは「楽水園」　住吉神社のすぐ側にあります。
左の壁は豊臣秀吉が博多の町の戦災復興を行ったとき、兵火による焼石、焼け瓦を粘土で固めてつくられた「博多塀」です。

明治39年に博多商人下澤 善右衛門 が建てた別荘の跡地で、池泉廻遊式の日本庭園です。

まだ、紅葉が残っていていい雰囲気でした。

団体客などはいないので、静かな庭園に滝の流れる音だけがしました。

おばちゃん二人は、池の周りに置かれた椅子に座って紅葉の庭園をしばし眺めました。

素敵な庭園でした。案内してくれた友人に感謝です。

次は、住吉神社前からペイペイドーム前まで西鉄バスに乗って移動しました。この時期、博多の街は街路樹のイチョウが綺麗です。写真はペイペイドームバス停前にあった大型ショッピングモール「マークイズ福岡ももち」
お初なので、中に入ってちょこっととだけ偵察。美味しそうな点心のお店があって、友人が入りたそうでしたが、さすがに「無理！絶対に入らない！」と拒否しました。何故か、夕食に中華料理ではなく韓国料理を食べることで話がまとまり、

ドーム隣にある「BOSS E・ZO FUKUOKA」に向かいました。
5階に「チームラポフォレスト福岡」の常設展があります。前から一度訪問したかったのです。友人に頼みこみ珍しく私がチケットを予約しました。行く気マンマンでございます。私的には本日のメインイベント?

チケットは14時からでしたが、到着は13時30分。入場してもOKでした。

入場すると3つのエリアがあります。まず「捕まえて集める森」
スマホを使って、様々な動物を捕まえ、自分のコレクション図鑑をつくっていくのですが、これがゲーム慣れしてないおばちゃんには難しい。30分近く粘りましたが、図鑑は半分も埋められませんでした。(泣)

次に来たのは、「運動の森」　
同じ色の球体を踏んで出口まで進みます。球体は光ながら動くので、おばちゃんには怖い、怖い！「キャーキャー」叫びながら進みました。

やっと、球体をクリアしたと思ったら、次に登場したのはバランス飛び石。飛び石を踏みながら進みます。飛び石を踏むと音が出るんですが、音を楽しむは余裕なし。だって、飛び石もグラグラするんだもん。

やっとたどり着いた「うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち」のコーナー。おばちゃん二人、ここでようやくほっとして、周りを楽しむ余裕ができました。

チームラポは友人には絶不評で、「ここは若い人がくるところだ！」と言われてしまった。(笑)

私は光物が好きなので、一度来てみたかったんですよ。友人よ、ごめんね。

1時間ほど遊んで、西鉄バスでホテルへ。

ホテルにチェックインする前に、ホテル横の「桜十字病院」のカフェでひと休みすることにしました。病院内のカフェとは思えないぐらいおしゃれなカフェ。友人によると、モーニングの評判がすごくいいらしい。

私たちはケーキセットを注文。ここで食した「紅茶とアップルのケーキ」がすごく美味しかったです。

ケーキとコーヒーでチームラポの疲れを癒して、ホテルへチェックインしました。
この後、博多駅前にイルミネーションを見に出る予定ですが、日暮れまでホテルでひと休みします。
ホテルロビーはクリスマスバージョン。

友人は、基本、いっしょの部屋で寝てくれません。彼女と旅行するときは、お互いツィンの部屋をシングルユースします。私は同じ部屋でもいいんですけどね。

「4時30分にホテルを出発しよう」という友人の指令で、それまで部屋のベッドで小休止しました。

薄暮の博多駅周辺。イルミネーションはすでに点灯されています。

5時ちょうどに、シンボルのクリスマスツリーも点灯されました。ツリーの周りではクリスマスマーケットが開かれています。

マトリューシカや、クリスマスオーナメント、ヨーロッパの陶器など、珍しいグッズを扱う出店がずらりと並んでいるので、覗いてみます。見るだけでも目の保養、楽しいです。

店先の天井も可愛く飾り付けしていたクリスマスオーナメントのお店。可愛くて、思わずパチリ。

陶器のお店で玄関棚に置く、キートレイになりそうな可愛い小皿を見つけ、買おうか買うまいか相当迷ったけど、退職して断捨離生活を頑張っているので断念しました。

日没するのを待つ間、夕食を食べに駅下「デイトス」にあるお店「HIRAKU」さんへ。昼、友人と約束した韓国料理のお店です。

朝からカロリーオーバーな食事ばかり注文してますが、この日のとどめは「チーズビビンバ」セット。「旅行に行ったときはカロリー気にすまい、日ごろ、頑張ればいいんだ(がんばってないけど)」と、罪悪感に悩まされながら食しました。カロリー高いものは美味しいです。
友人は「韓国風ラーメン」　彼女は、点心を私から却下された昼からこれを食べようと決心していたそうな。

食事をして店を出ると、あたりは真っ暗。イルミネーションを見に再度、駅前に移動します。

周りが暗いと、やっぱりイルミネーションが映えますね。魅力倍増です。

平日月曜日ですが、スマホを持った人でいっぱい。

ツリーの周りもみんな、パチパチしてます。

イートインスペースのテーブル席もほぼ埋まっていました。(土、日は席の争奪戦があるかも)ドイツのホットワインが名物だそう。でも、私も友人も飲めないからなあ。

この後、「ここのイルミネーションもいいけど、是非、キャナルの噴水ショーも見てもらいたい。」という友人の勧めに従って「キャナルシティ博多」まで歩きます。キャナルまで続く道の街路樹もイルミネーションで綺麗にデコレーションされていました。

キャナルシティ博多は、映画館、ホテル、劇場の他、たくさんのレストランやお店の入った巨大なショッピングモールです。うちの子どもたちは、天神ではなくここにショッピングに行きます。

中央にシンボルになる大きな噴水や運河のある広場があります。写真は上から見た広場ね。

広場にあったイルミネーションドーム。

中に入るとこんな感じ。

運河の横は、こんな感じ。

駅とは違って、単色のイルミネーションですが可愛いです。

そして、ここの素晴らしいのは何と言っても噴水ショー。

5分から10分の短いショーが、次から次へと行われていました。

イルミネーションと噴水ショーのコラボ。人も少なくてゆっくり見ることができました。

音楽に合わせた噴水ショーの他にも、ホテルの壁を利用した、プロジェクションマッピングの噴水ショーも行われます。
写真は「ワンピース」のショー。

「ワンピース」のショー。

「ワンピース」の他にも、「クリスマス」「ガンダム」のプロジェックションマッピングの噴水ショーを見ました。

結果的にこの日、一番長くいたのはここ「キャナルシティ博多」でした。それぐらい噴水ショーが楽しめました。帰宅して、長男にも「デート」スポットとして思わず勧めたくらいです。

本当は、旅行記はどんなに長くなっても1本にまとめたい派の私ですが、今回はさすがに無理のようです。
太宰府の紅葉を楽しんだ2日目の様子は、②でアップします。だらだらと長文の旅行記を読んでくださってありがとうございました。