娘と行く岩手・青森・秋田　3日間　2日目

2021/11/21 - 2021/11/23

2日目は千畳敷海岸で昼食と見学の後、千畳敷駅から深浦駅まで五能線に乗車します。
その後、白神山地の十二湖のうち、青池を観光して雫石まで長いバス旅でした。
天気が怪しかったのですが、青池で少し降られた程度ですみました。

11/21(日）やまびこ53　08:48東京　11:22一ノ関　厳美渓　16:00宿着
11/22(月）千畳敷　五能線乗車（千畳敷駅～深浦駅）白神山地・青池　18:30ホテル着
11/23(火）田沢湖　乳頭温泉郷　角館　中尊寺　やまびこ220　19:19仙台　21:44東京

エリア 白神山地(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

朝ご飯は7時から。5分前に行くともう開いていました。

ブッフェ時のマスク、手袋は基本になっています。
でも、なぜかマスクなしでしゃべりながら取っているおじいさん1名。
以前は気にならなかった光景も今では気になってしまい、そっと離れました。

いつも食べ過ぎてしまうので意識してほどほどに。
可もなく不可もないブッフェでしたが、お粥はとってもおいしかったです。

お見送りを受けて8時10分、出発。
当然ですが、やっぱり先に出る1号車。
バス数台で観光したのは初めてではありませんが、どうしても1号車のほうが色々な点で良いように思います。

車窓から岩手山。片富士とも呼ばれているそうです。
バスの座席は日替わりで、後方(12列目）、前方（2列目）、真ん中（8列目）の順でした。左右も毎日変わりました。この辺は平等に、と考えられています。

10時前、つがる市の道の駅もりた　アーストップに到着。

道の駅 もりた 「アーストップ」 道の駅

りんごが沢山売られていました。
去年はGOTOでクーポンがあったのでお買い物に必死でしたが、今回は眺めるのみ。

奥のほうに立派な藁ぶき屋根のおうち。

明り取り？
大きな家でした。

千畳敷が近づいてくると日本一の大イチョウを車窓見学。
色づいて立派でした。

10時50分、千畳敷に到着。

千畳敷海岸 自然・景勝地

昔は大名の避暑地で、ここに千畳の畳を敷いて宴会をした、ということからこの名前になったそうです。

11時と早いけれど千畳敷センターでまず昼食。

千畳敷センター グルメ・レストラン

オプションで前日バス車内で注文、支払いしておきました。
娘は牛カルビ丼750円。

私はイカ焼き定食1150円。
イカだけをこんなに食べられるか心配しましたが、薄かったのでなんとか食べきりました。
他に1650円で海鮮丼もありました。

お店の外にいかが干してありました。

12時5分に駅集合で、それまでフリータイム。現在11時15分。
50分もどうしよう～

立札を見ていくと

岩に色々名前がついている様子。
時間もあるので岩を順にみていくことにしました。

これは大黒岩。大黒様のお腹みたい？

鎧岩。
どの部分が鎧なのかは不明。

後ろが五能線ですが、ちょうど走ってきました。

五能線 乗り物

ローカル線、というから昔風の電車かと思ったらなんかスタイリッシュな車体でした。

観光列車かなんかだったのかしら？と思うくらい素敵でした。

続いてライオン岩。
これはもう、見るからにライオン。

三越の前のライオンを思い出しました。

こちら、鷲岩。どこが？？ですが、たぶん写した角度が悪かったと思われます。

潮吹き岩は、こうやって時々吹き上がるので遠くからでもわかりました。

吹き上がっては引いていきます。

自然なので、連続で吹くこともありますが

待っていてもなかなか吹かない時も。

今日の日本海はどんよりして、いかにも冬の日本海という風情。
足元が悪いので、雨でなくて本当に良かった。

恵比寿岩。

その後ろは小戸瀬岩。

恵比寿岩と小戸瀬岩。

こちら、大戸瀬岩。

手前から恵比寿岩、小戸瀬岩、奥に大戸瀬岩。

足の長い鳥さん。

小戸瀬岩と恵比寿岩の間を通り抜け。

奇岩っていう感じです。

太宰治の「津軽」にあるこの辺りの描写。
たらたらたらたらと流れるような文章です。

恵比寿岩と小戸瀬岩を振り返り。

小戸瀬岩の岩肌に仏像？山寺を思い出しました。

大戸瀬岩はさすがに巨大です。

振り返るとちょうど千畳敷駅でした。

盃乃潤という岩を探します。

大戸瀬岩の右前辺りのはずですが、近寄れないので見つからず。

早いけれど12時前に駅に着き、12時12分発の五能線に乗ります。
この時、迷子になった二人を添乗員さんが迎えに行き、ぎりぎり間に合いました。

やっぱりさっきの電車はスペシャルだった模様。

深浦駅まで20分ほどなので、娘と二人、ドアから外を見て過ごしました。

見ていると、千畳敷だけではなく、風光明媚な海岸線がいくつかありました。

冬のどんよりした天気も雰囲気がありますが、夏の青空も見てみたいですね。

この海の向こうはロシアなんですよね。びっくり。
と思ったら「密入国禁止」みたいな看板が立っていて、さらにびっくり。

ここもいい雰囲気です。

日本の渚100選とかありますけど、

選ぶ基準はなんなんでしょう？

ここなんかもとてもいい感じの海岸でした。

12時42分、深浦駅に到着。
止まるとランプがついて、ボタンを押してドアを開けます。
この電車は深浦駅が終点だったので押さなくても開きました。

深浦駅。

深浦駅 駅

弘前まで行くんですね。
一度は乗ってみたいローカル線、と言われている五能線でした。

日本海の移り変わる景色は飽きないし、反対側は白神山地だそうです。

深浦駅で待っていたバスに乗り込みます。

青池に向かう途中、車窓から日本キャニオン。
凝灰岩の白い岩肌がむき出しになっています。
グランドキャニオンとは比べ物になりませんが、白い岩肌が際立ってこれはこれで見ごたえがあります。

日本キャニオン 自然・景勝地

13時30分、青池到着。
十二湖は33個の湖沼群の総称だそうで、青池はそのひとつ。

十二湖 自然・景勝地

ここで、これまで何とかもっていてくれた雨が降ってきました。

湖面に雨粒。

本当に青い。

添乗員さんによると、落ち葉で見えなかったり、色も濁っていたりする日もあるので、ここまで青く見えてよかったです、とのこと。

雨の青池。
観光客は2号車の私たちだけ。

上から見下ろせるように歩道が作ってあります。

木の間から。
娘と、先日行った五色沼の広範囲バージョンだね、と話しました。

ブナの木の倒木に苔が生えています。
日本人のせいか、たくさんの苔を見ると感動する私。

初冬のブナ林。

クマ注意の看板はなかったのですが、もう冬眠しているのでしょうか。

解説の看板。ブナだけではないんですね。

各自、バスに戻ります。

かなり広そうです。
左上に先ほどの日本キャニオンの写真。

これは、青池のお隣の鶏頭場池。鶏の頭の形なんだそうですが、どこがなんやら。大きい池です。

かわいい小鳥。なごむ。

お土産物屋さんで母にいぶりがっこ購入。540円。
14時10分、出発です。
これから雫石まで長いバス旅です。
車中、斜め後ろに座っている女性に何度も電話がかかってきて、そのたびに話し込んでいます。終わってしばらくすると、料理番組の音声が聞こえてきたり（たぶん止める前にイヤホン外しちゃっているのかな？)、静かな車内に響きます。

1時間半後の15時40分、道の駅ふたつい　きみまちの里到着。

道の駅 ふたつい 道の駅

色々な展示がありました。

コークオンでラテニスタのキャラメルラテを交換。
東北は、東京ではなかなか見かけないキャラメルラテがどこでも売っていて、お試しで飲んでみました。甘いけど、疲れがとれそうでほっとします。

2階の展望デッキからの眺め。
米代川と向こうには七座山だそうです。

再び出発して、焼く2時間後、17時35分、岩手山SA到着。
ここでは、トイレだけですぐに戻ってきてください、とのことでした。

1時間後、青池から4時間かけて18時半、雫石プリンスホテルに到着。
お部屋は4階の424号室でした。

雫石プリンスホテル 宿・ホテル

洗面所。
お部屋でwifiが出来るのがありがたい！速度もふつうでした。

可愛らしいてるてるぼうず。
雨が多い地域なのかな？？

夕食はブッフェ。20時まで入場可能、とのことでした。
私たちはすぐにGO！

目も楽しいデザート。

手巻き寿司や小鉢。
ローストビーフもありました。

一回目。この後、ローストビーフをおかわりしましたけど、係の人が疲れていて無表情にカットしていたのが気になりました。お客様が戻ってきて忙しすぎるのもしんどいんでしょうか。
ご飯のあと、温泉に行きましたけど、脱衣場所が狭くてドライヤーも3台のみ。できればお部屋ので乾かしてください、の張り紙がありました。
本日のバス移動距離は385ｋｍ、歩数は7700歩ほどでした。