2021/10/18 - 2021/10/22
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エネルさん
波照間島から2便で石垣に戻ってきました
後輩Iくんとはここでお別れです
この日の最終便で帰ります 忙しいんですって
それでも空港へ向かうバス時間と、この後竹富島に渡る僕の船時間まで少し時間があります
とりあえず二人で荷物を離島ターミナルのコインロッカーに預けて
ユーグレナモールにお土産を買いにいきます
公設市場がリニューアルされていて、中で食事もできるようになってました
すごいね でもスペース的にお店の数は減ったのかな?
お土産屋さんで島唐辛子の一味とか黒糖とか頼まれたものをザックリまとめ買いします
あ、あと東京では売っていないお菓子のカールとかも頼まれてます
そんなに食べたいか?w
仕方ないのでファミリーマートで大人買いをして全て送る手筈をとります
ダンボールの大きさまで加工して梱包していただいて、ファミリーマート730記念碑前店のスタッフの方、お手数おかけしました
ありがとうございました
まぁあのおねーさんがこのブログを読むなんてことはないでしょうけども…
そして時間まで呑みに行きます
ワクチン接種証明を見せたらドリンク一杯無料でした
食べ物はクソみたいに不味い居酒屋でしたが、ホッピーがあったので我慢できたね
二度と行かないと思うけど、島に来てホッピーあるとかちょっと嬉しかったです
オリオンビールと泡盛を飲みすぎて、そろそろ飽きてきてました
波照間島での思い出を語るオジサン二人… ほぼAちゃんの話w
そろそろいい時間です
Iくん、気を付けて帰ってね 仕事頑張って!
ここからは一人旅 竹富島でやりたいことがあります
下調べは万全です 楽しみですね~ 個人的に
あ、おかげでこのブログが忘備録的な、ちょっとニッチな内容になってしまうんだけど
興味のある方だけでも楽しんでもらえたらと思います
同じような内容の2019年4月の黒島編なんて、未だにいいね!がひとつもついてないしな… (宣伝かよw)
なんかすみません
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- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さてIくんを見送り、竹富島に向かいます
竹富島行き最終の船は17時半出航です
この時間に他の島から帰ってくることはあっても、これから出発というのは初めてです
離島ターミナルも閑散として終わりのムードが漂ってるな
まだ乗るヤツいんのかよ!みたいな感じです
そして船に乗り込むと… 誰も乗ってない…w安栄観光 乗り物
-
最終的に僕を入れて3人の乗客を乗せた豪華客船は10分ちょっとで竹富島に到着w
竹富はもう何度も行ってますが宿泊するのは今回が初めてです
予約していた宿の大将がお迎えに来てくれてます
離島ターミナルから電話しておきました
お世話になります -
今回お世話になった民宿はこちら
民宿 内盛荘民宿 内盛荘 宿・ホテル
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港からのメインストリート沿いにあるこの民宿は前々からもちろん知ってました
この雰囲気ある琉球赤瓦の門が目印です -
門は昔ながらの建物なんだけど、家屋のほうは新しく建て直されてて
めちゃくちゃ綺麗ですねー ネットのクチコミ通りです -
一通り、宿泊の説明とか手続き終えて部屋に荷物もいれさせてもらいます
今日は他に誰も宿泊者はいないみたい
こんな広い食堂貸し切りだよおい -
ホント綺麗でオシャレっすね~
お部屋の写真は撮り忘れましたが、綺麗な畳のお部屋でした
女の子でも喜んで泊まれる民宿だと思います -
とりあえず夕飯の時間まで散歩に出ます
夕飯は18時だけど、夕日見に行くなら18時半からにしますよー
って言われたんだけど、この曇り空じゃ夕日見えないだろーしなー
一応少しゆっくり目にしてもらって、あんまり時間ないけど少し集落歩きに行きます
竹富は集落の景観がたまらんですね -
なごみの塔
綺麗になったのに上れなくなったんだよねなごみの塔 名所・史跡
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街灯が灯り始めました
これまたグッと雰囲気がでます -
いいですね~ 竹富の集落は歩いているだけでホッとします
舗装されていない白砂の道もいい雰囲気
そろそろいい時間です 宿に戻ります -
テレビ見ながらビール飲んでたら、夕飯の写真撮るの忘れてしまいました…
品数も多くて美味しかったですよ 明日は忘れないようにします
夕飯ごちそうになりながら、ビールから泡盛へ
酒は全て石垣で買ってきておきました
呑んべぇなら離島に渡る時に、石垣で酒を仕入れるの必須ですw
島旅に保冷剤と保冷バッグは必ず持って行きます
行った先の島でお店がないとか、やってないとか結構あるし
自分の飲みたいお酒が売ってないとか、きわめて残念なことにもなったりもします
大体、朝から呑んでるもんだから、オリオンビールと泡盛にも飽きてきたときに
レモンサワーとか飲みたくなっちゃうんだよな
ホント好きですね… -
食後、他に誰もいないのでそのまま食堂で明日の行動を計算しながら飲みます
明日の行動、それは竹富島の御嶽巡りをすることです
今回の竹富の目的はこれ一択です
竹富島の御嶽について、いろいろ調べて資料をプリントアウトしてきました
資料と地図をすり合わせて巡る順番なんかも検討します
今までも、八重山の島々の御嶽を巡って来ましたが、ついに竹富島に手をだしてしまいました…
なんと竹富島は拝所とよばれる所が86か所もあって、そのうち御嶽とよばれるのが28か所…
これは手を出したら大変なことになるなーと思ってたわけです
それで今まで竹富に来ても、あえて触れないようにしてきたんだけどね
まぁとはいえ御嶽だけじゃなく、竹富島の有名どころやビーチなんかも周って写真に収めていきます
マニア向けガイドブックの取材かよっw -
おはようございます
夜中に結構強い雨が降ってましたが、今朝はいいお天気です
夜中に雨音で目が覚めたけど晴れててよかったぁ
朝ごはんを食べて、ついに手を出してしまった旅へ出発です
自転車借りに丸八サイクルに行ってみますがやってません…
さすが島時間?w 適当ですね~ -
仕方ないので新田観光さんで借りるかってことで歩きます
なんだか曇ってきましたね 曇ってても島の景観は変わらず雰囲気あります
歩きながら島の要所要所も写真におさめます
超絶有名な竹富島郵便局
風情がありますね~竹富郵便局 名所・史跡
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集落の路地の風景 日日草ですら絵になります -
なごみの塔にきました 修復されてとっても綺麗です 上れませんが… -
竹富島定番の景色です -
新田観光さんで自転車借りようとしたら、どこ泊ってるのか聞かれたので
「内盛荘です」と答えると
「宿で自転車借りれますよ」
「え?」
何だよ!言ってよ~!
結局宿に戻ります -
宿に戻る途中、村御嶽(ムラオン)と呼ばれる、竹富で祭事の中心となる4つの御嶽のうちの一つ
西糖御嶽(ニシトウオン)の前を通りました
西糖御嶽 「村御嶽」(ムラオン)「九山」(クヌヤマ)
16世紀前期に、琉球王府より竹富大首里大屋子(オオヤコ)を授けられ、竹富島に蔵元を置いた島の功績者である西塘を祀っています。
竹富島の御嶽より
ここは西集落の中にあって人通りも多い場所だからみんな通ったことはあるんじゃないかなー -
西糖御嶽の前を通って真っすぐ行くと左手に井戸がありました
離島では生命線である井戸は本当に大切であるため、拝所も併設されていたりもします
ここも大きな井戸で石碑も建っているので歴史的に重要な井戸であったと思われます -
内盛荘でチャリ借りれました
時間的には無駄だったけど、集落歩けたしよかったかな
改めて出発します
丸八サイクルはまだ開いてねーし… -
まずは島の北部にある美崎御嶽(ミシャシオン)に向かいます
ミシャシミチと呼ばれる、真っ直ぐなガタガタ一本道を進んでいきます
それにしても誰にも会いませんw 集落の中には水牛車に乗ってる観光客はけっこういたけどねー
こんなとこ誰も来ないか?w -
美崎御嶽に向かう途中、右手にいかにもなポカンと森が開けた場所がありました
ちょっと覗いてみたら… 予想通り拝所になってます
資料と地図を見比べてみると、どうやらここは肝合掌御嶽(シムザーシオン)という御嶽らしい -
この御嶽は、西塘の息子の「宇座」が、舟で釣りに出たときに嵐に遭い南の島に漂着して救われました。宇座の母カナメは自分の畑にあるユーナ木の側で、雨の日も、風の日も朝夕宇座が無事で帰ってくれるよう祈願しました。
その後宇座が無事であることを伝え聞き、その後もここで祈り続けました。
そして今でも旅の守り神として拝まれてるんだそうです
鳥居やイビ門なんかもありませんが、ここは御嶽です
井戸もあります やっぱ雰囲気ありますね~ -
美崎御嶽に着きました美崎御嶽 名所・史跡
-
航海安全・海上平安の神として崇められています。島の人々が、旅に出たり、帰ってきた時に祈願をしたり、感謝をする御嶽です。
この先のミシャシ海岸は、かつては島の主要な港として、大正年間頃まで使用されていました。今もガンギ(桟橋)跡が見られます。
環境省の看板より抜粋 -
ここがそのガンギ(桟橋)跡 -
すぐ目の前に石垣島が見えます -
ここには実はもう一つ、親泊御嶽(ウヤドゥマリオン)という御嶽があって
美崎御嶽から桟橋跡に出て左手を見ると、海に向かって鳥居があります
海底送電の引き上げ場所の標識が立っていて、その左側にちょっとだけ鳥居の柱が見えてます
はい…この写真はたまたま撮れていただけで、この時にこの御嶽をチェックするのを忘れてしまってました…
おかげでまた行かねばなりません… -
ミシャシミチを集落に向かって真っすぐ南下してくると、クスクムイ(小城盛)という火番盛にぶつかります
ん?なんかやってるぞ 調査だか修復だかなんかやってます小城盛 名所・史跡
-
なんだよー工事かよー これじゃ上がれないじゃん
一応聞いてみましたが、どうやら上れないみたいです -
仕方ありません 自転車降りて周りをぐるぐる写真撮って歩きます
竹富の火番盛はクスクムイというだけあって、小さな城(ぐすく)みたいな石積になってます
お城の石垣だね -
丘を通り越して集落側から見たところ
この左手には世持御嶽があります -
世持御嶽(ユームチオン)「村御嶽」
西糖御嶽とならび、4か所の村御嶽のうちの一つです
火の神と農耕の神を祀った御嶽です。ここでは「種子取祭」(タナドゥイ:国の重要無形民俗文化財に指定されている島で最大の祭)が行われます。祭りの際に使われる、ミルク神のお面が安置されている「彌勒奉安殿」があります。1914年から38年の間は、この場所に竹富村の村役場がありました。
竹富島の御嶽より抜粋 -
重要無形民俗文化財指定証書 竹富島の種子取
って書いてあります
そしてその世持御嶽の西隣に鎮座しているのが -
玻座間御嶽(ウーリャオン)「六山」(ムーヤマ)
その竹富島の数多くある拝所の中でも、最も重要な拝所は御嶽の中の六山(ムーヤマ)と呼ばれる御嶽であり、島の開祖と言われる6人の酋長を祀っている御嶽です
六山は具体的には、玻座間御嶽(ウ-リャオン)、仲筋御嶽(サージオン)、幸本御嶽(コントゥオン)、久間原御嶽(クマーラオン)、花城御嶽(ハナックオン)、波利若御嶽(バイヤーオン)
六山に祀られる神々は、6人の酋長たちによって、沖縄・久米島・徳之島・屋久島から分神した、と古文書(琉球国由来記)に記されています。その起源は明確ではありませんが、16世紀以前のことではないかと推察されます
竹富島の御嶽より -
玻座間御嶽では竹富島の始祖である6人の王のうちの1人、「根原金殿」を祀っています。根原金殿は、屋久島から渡来したとされ、玻座間村の祖として祀られています。粟の耕作に努めたので「粟の神」とされます。一番勢力が強く、徳も高かったとされ、各村々で個々に行われていた種子取祭を一つに統合しました。
竹富島の御嶽より -
その玻座間御嶽をお掃除しているおじぃがいて、いろいろお話聞けて勉強になりました
”うーりゃおん”って発音まで教えていただきましたw -
玻座間御嶽から導かれるように西側に道を進むと、森の中に鳥居が見えます
雰囲気ありすぎだろー -
真知御嶽(マーチオン)
真知御嶽は竹富公民館が管理する村御嶽ではなく個人が管理している御嶽です。
現在も、生長した麦に実が入ることを願う二月祭、蒔いた種子がすくすくと育つことを祈願する四月祭、火災・水難防止を祈願する十月祭の、各祭祀が執り行なわれています。
スゲーかっこいい鳥居でした コケの具合が素晴らしい -
そして真知御嶽から東方面の「シュウラムイ御嶽」を探します
調べると、民宿松竹荘の北側の森に鎮座しているそうで
とはいえ、鳥居もなく、祠が植物に埋もれている写真をネットで見ただけなので
見つけるのが困難極まりない…
松竹荘の周りをグルグルしてたんだけど全然わからなくて
おいおい、普通に民家の中に入っていくような感じになってきたぞ
さすがに他人ん家はちょっとまずいなということで捜索中止です -
そこから集落の中心に向かい、東パイザーシ御嶽に来ました
東拝座御嶽(アガリパイザーシオン) -
集落の中にも周囲にも、神をまつる拝所や斎場があって、大切にされています。
なかでも御嶽はもっとも重要な聖地で、ここには島の人々の生活を守る神が住むと信じられています。
竹富島には御嶽が28か所ほどあり、ここを中心として行われる祭りは、島の人々の大切な生活の一部になっています。
御嶽にはそれぞれ意味があり、この東パイザーシ御嶽は島をつくり、島を育てる神がまつられているといわれます。
[説明看板より] -
以前はその説明看板が立てられていたのに撤去されてました
今は使われてない御嶽なのかな? -
東パイザーシ御嶽から竹富小中学校との間の道を西に進んだ左手には
清明御嶽(マイヌオン:前の御嶽)「村御嶽」「八山」(ヤーヤマ)があります
清明御嶽
国造りの神を祀る御嶽です。最初、清明御嶽の神が竹富島をつくり、その後、石垣島・於茂登岳の神から頼まれ、両神が協力して石垣島をつくり、それから八重山の島々をつくったという伝説があります。
竹富島の御嶽より -
竹富小中学校正門前から東の外周道路に向かう脇道の森に国仲御嶽(フィナーオン)という村御嶽があって
この清明御嶽と国仲御嶽の2つを六山(ムーヤマ)に加えて八山(ヤーヤマ)と呼びます
そしてまた何故か国仲御嶽の写真がありません…なんでかな?…記憶がない
どうやら国仲御嶽もすっ飛ばしてしまったみたい…
なにやってんだよ ここもまた行かねばならなくなりました -
この西側の道は、北の美崎浜から南のカイジ浜へと竹富島を貫く道であり、その一部はナビンドー(神の道)と呼ばれています。その道沿いには、玻座間御嶽、仲筋御嶽、幸本御嶽があります。
旧暦8月初め頃ここで行われる結願祭は、明治八年に豊作祈願が叶った感謝祭として始められました。その祭りでは、「始番狂言」「芋掘狂言」などの芸能が奉納されます。
竹富島の御嶽より -
竹富小中学校の正門前に戻ってきました
雲が多くなってきてお天気ちょっとイマイチだなー
あー…国仲御嶽ここからすぐだったのになー
なんで行かなかったんだろー
完全にチェックし忘れてましたー -
酒造所跡
これといって見れるものとかないんだよね?
観光できる施設にしたらめちゃくちゃ人来そうなのにね
竹富島の観光名所になるよ -
そして中筋井戸のところから右にUターンして学校を囲むようにある道が
ナビンドーと呼ばれる神の道 先ほどの清明御嶽から続く道
もっと言えばミシャシミチから続く道
わざわざ学校の正門前を周ってきたけど、清明御嶽から真っ直ぐ来たらすぐでした
仲筋御嶽(サージオン)「六山」 -
沖縄本島から渡来した新志花重成(アラシバナカサナリ)は、仲筋村の祖として祀られ、麦の耕作に努めたので「麦の神」とされています。彼の愛犬が仲筋井戸を発見したという伝承があります。
竹富島の中央部の土地を所有し、竹富島の戌亥(北西)の海を領有しました。
竹富島の御嶽より -
ここまで、西糖御嶽、肝合掌御嶽、美崎御嶽、親泊御嶽、世持御嶽、玻座間御嶽、真知御嶽、東パイザーシ御嶽、清明御嶽、仲筋御嶽と10の御嶽を見てきました
見落としもありましたが、六山を中心に4つの村御嶽など御嶽を勉強しながら空気を感じて周っています
たまりませんね
どの御嶽も独特の空気感があります
親切に案内板や看板とかあって観光に対応してる感じだしね
どこぞの島みたいに、コソコソしながら写真撮ったりしなくてすみますw
どう見ても怪しい人間にしか見えないからね
大手を振って御嶽巡りをしています
まだまだあるからね 竹富島楽しんでいきましょう
竹富島2へつづく…
https://4travel.jp/travelogue/11728821
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