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コロナの新規感染者数が少なくなりましたので、久々に県境を越えて車にて温泉旅行に行ってきました。長距離のドライブをここ2年間はしていないので、行き先をなじみのある近場の石和温泉とし、紅葉の昇仙峡と武田信玄の菩提寺である恵林寺を観光しました。<br /><br />表紙の写真は昇仙峡。

山梨県・紅葉の昇仙峡と恵林寺

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2021/11/16 - 2021/11/17

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コロナの新規感染者数が少なくなりましたので、久々に県境を越えて車にて温泉旅行に行ってきました。長距離のドライブをここ2年間はしていないので、行き先をなじみのある近場の石和温泉とし、紅葉の昇仙峡と武田信玄の菩提寺である恵林寺を観光しました。

表紙の写真は昇仙峡。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  • コロナ禍でここ2年間は、県境を越えての移動を自粛していましたので、長距離ドライブは久しぶりです。中央高速道路を使って無理のない運転に努めます。<br />写真は11月16日火曜日、午前中の談合坂SAの様子。コロナ新規感染者数が少なくなったこともあってか、SAはほぼ満車状態で混雑しています。

    コロナ禍でここ2年間は、県境を越えての移動を自粛していましたので、長距離ドライブは久しぶりです。中央高速道路を使って無理のない運転に努めます。
    写真は11月16日火曜日、午前中の談合坂SAの様子。コロナ新規感染者数が少なくなったこともあってか、SAはほぼ満車状態で混雑しています。

  • 双葉JCTで高速道路を降りて、ナビに従って昇仙峡に到着します。<br />途中で休憩とランチをとりましたが、自宅から約3時間で着きました。その気になれば、簡単に来られるのですが、久しぶりの遠出となり少しばかり緊張しました。<br /><br />こちらは昇仙峡の案内板です。

    双葉JCTで高速道路を降りて、ナビに従って昇仙峡に到着します。
    途中で休憩とランチをとりましたが、自宅から約3時間で着きました。その気になれば、簡単に来られるのですが、久しぶりの遠出となり少しばかり緊張しました。

    こちらは昇仙峡の案内板です。

  • 昇仙峡は甲府市の北部に位置する渓谷で、「日本一の渓谷美」といわれています。<br />駐車場から少し歩いて昇仙峡入口まで来ました。11月中旬ですが、ご覧のようにちょうど紅葉真っ盛りです。<br />

    昇仙峡は甲府市の北部に位置する渓谷で、「日本一の渓谷美」といわれています。
    駐車場から少し歩いて昇仙峡入口まで来ました。11月中旬ですが、ご覧のようにちょうど紅葉真っ盛りです。

  • 昇仙峡入口から仙娥滝上まで、約4kmにわたって続く渓谷沿いの遊歩道を歩きます。<br />布袋様らの像が歓迎してくれます。

    昇仙峡入口から仙娥滝上まで、約4kmにわたって続く渓谷沿いの遊歩道を歩きます。
    布袋様らの像が歓迎してくれます。

  • 紅葉を眺めながら渓谷沿いの遊歩道を進みます。

    紅葉を眺めながら渓谷沿いの遊歩道を進みます。

  • 昇仙峡のシンボル「覚円峰」を眺めています。紅葉に囲まれて絶景やなぁ~<br /><br />

    昇仙峡のシンボル「覚円峰」を眺めています。紅葉に囲まれて絶景やなぁ~

  • こちらも。<br />断崖絶壁の岩峰の頂で、覚円僧侶が修業したことが「覚円峰」の由来といわれています。絶壁の高さは約180m。。。

    こちらも。
    断崖絶壁の岩峰の頂で、覚円僧侶が修業したことが「覚円峰」の由来といわれています。絶壁の高さは約180m。。。

  • 渓谷に紅葉が映えます。

    渓谷に紅葉が映えます。

  • こちらも。

    こちらも。

  • 紅葉のトンネルを潜って進みます。

    紅葉のトンネルを潜って進みます。

  • 谷底に清流が流れています。

    谷底に清流が流れています。

  • 遊歩道の先に岩が迫っています。<br />石門と呼ばれているトンネルを潜ります。

    遊歩道の先に岩が迫っています。
    石門と呼ばれているトンネルを潜ります。

  • 石門を潜った後、振り返った風景。<br />岩の先端部分は、ご覧のようにわずかに離れています。下の岩に支えてもらわなくとも自立しているのです。。。!!!。

    石門を潜った後、振り返った風景。
    岩の先端部分は、ご覧のようにわずかに離れています。下の岩に支えてもらわなくとも自立しているのです。。。!!!。

  • 川沿いに巨岩がゴロゴロしています。<br />奥にグリーンの昇仙橋が見えています。

    川沿いに巨岩がゴロゴロしています。
    奥にグリーンの昇仙橋が見えています。

  • 橋を渡った先に仙娥滝が見えてきます。<br />落差30mの見ごたえある滝です。

    橋を渡った先に仙娥滝が見えてきます。
    落差30mの見ごたえある滝です。

  • 滝を見ながら、左側崖下の階段をしばらく上ります。<br />見あげれば、岩の上に乗っかった子亀のような岩が見られます。<br />渓谷沿いには、色々の形の奇岩・奇石が見られ、それらにはユニークな名前がつけられているようです。

    滝を見ながら、左側崖下の階段をしばらく上ります。
    見あげれば、岩の上に乗っかった子亀のような岩が見られます。
    渓谷沿いには、色々の形の奇岩・奇石が見られ、それらにはユニークな名前がつけられているようです。

  • 階段を上って渓谷最上部、昇仙峡滝上エリアに来ました。昇仙峡入口の駐車場からゆっくりのペースで約50分かかりました。<br />このエリアには神社や土産店が並んでいます。

    階段を上って渓谷最上部、昇仙峡滝上エリアに来ました。昇仙峡入口の駐車場からゆっくりのペースで約50分かかりました。
    このエリアには神社や土産店が並んでいます。

  • こちらは神社の中央に鎮座している開運水晶玉。<br />直径85cm、重さ850Kg、日本一の大きさとのことです。合掌してコロナ禍の終息を祈りました。。。。。<br />

    こちらは神社の中央に鎮座している開運水晶玉。
    直径85cm、重さ850Kg、日本一の大きさとのことです。合掌してコロナ禍の終息を祈りました。。。。。

  • お土産屋さんの店頭に展示されている水晶石など覗きます。<br />こちらは、昇仙峡付近から産出した紫水晶の原石。お値段はつけられない・・・お店のおばさんが言ってました。<br />そう言えば、山梨県は水晶や天然石などを使用したジュエリーの出荷額が、全国シェアの約2割を占めているそうです。<br />

    お土産屋さんの店頭に展示されている水晶石など覗きます。
    こちらは、昇仙峡付近から産出した紫水晶の原石。お値段はつけられない・・・お店のおばさんが言ってました。
    そう言えば、山梨県は水晶や天然石などを使用したジュエリーの出荷額が、全国シェアの約2割を占めているそうです。

  • 和田峠を越えて石和温泉に向かいます。<br /><br />こちらは夕刻時の和田峠からの眺望です。甲府盆地の市街地が広がっています。

    和田峠を越えて石和温泉に向かいます。

    こちらは夕刻時の和田峠からの眺望です。甲府盆地の市街地が広がっています。

  • 今宵の温泉宿は、中庭が自慢の「ホテル石庭」。<br />こちらは部屋から見下ろした巨岩を配置した中庭です。<br />

    今宵の温泉宿は、中庭が自慢の「ホテル石庭」。
    こちらは部屋から見下ろした巨岩を配置した中庭です。

  • 庭の池に泳ぐ錦鯉たちです。<br />一匹ウン万円はするようなので、池には相当金額の札束が浮いているみたいです(幻想かぁ~ )。

    庭の池に泳ぐ錦鯉たちです。
    一匹ウン万円はするようなので、池には相当金額の札束が浮いているみたいです(幻想かぁ~ )。

  • 翌日は石和温泉近くの観光地を巡ります。<br /><br />「笛吹川フルーツ公園」に来ました。ここは、市街地を見下ろせる高台に位置し、正面に富士山や遠くに南アルプスなどの山々が一望できます。

    翌日は石和温泉近くの観光地を巡ります。

    「笛吹川フルーツ公園」に来ました。ここは、市街地を見下ろせる高台に位置し、正面に富士山や遠くに南アルプスなどの山々が一望できます。

  • 広大な敷地内に様々な木々や草花が植えられています。この季節、ちょうど柿やカリンが収穫時を迎えていました。

    広大な敷地内に様々な木々や草花が植えられています。この季節、ちょうど柿やカリンが収穫時を迎えていました。

  • 銀杏の木も紅葉。。。。

    銀杏の木も紅葉。。。。

  • 笛吹川フルーツ公園から30分ほどドライブして、乾徳山・恵林寺に来ました。<br />この寺の創建は1330年と古く、武田信玄の尊敬を受けた美濃の快川(かいせん)和尚の入山で寺勢を高め、1564年には、信玄自ら寺領を寄進し当山を菩提寺と定めました(入場の際頂いた寺の資料からーー以下の説明文も同様)。

    笛吹川フルーツ公園から30分ほどドライブして、乾徳山・恵林寺に来ました。
    この寺の創建は1330年と古く、武田信玄の尊敬を受けた美濃の快川(かいせん)和尚の入山で寺勢を高め、1564年には、信玄自ら寺領を寄進し当山を菩提寺と定めました(入場の際頂いた寺の資料からーー以下の説明文も同様)。

  • 寺の南側にある総門(黒門)手前の駐車場に車を止め、黒門を潜ってご覧の参道を進みます。

    寺の南側にある総門(黒門)手前の駐車場に車を止め、黒門を潜ってご覧の参道を進みます。

  • 参道をしばらく歩くと四脚門(赤門)が見えてきます。<br />徳川家康によつて再建されたもので、1606年の棟札が掲げられており、国の重要文化財になっています。

    参道をしばらく歩くと四脚門(赤門)が見えてきます。
    徳川家康によつて再建されたもので、1606年の棟札が掲げられており、国の重要文化財になっています。

  • 寺の周辺は、やまなしの歴史公園となってます。

    寺の周辺は、やまなしの歴史公園となってます。

  • 四脚門(赤門)をくぐり庭園を進んでいくと、次に三門門が見えきます。<br />

    四脚門(赤門)をくぐり庭園を進んでいくと、次に三門門が見えきます。

  • 三門を見上げています。<br />県の重要文化財に指定されている門で、織田信長の焼き討ちで壮絶な死を遂げた快川和尚が、門の上で言った言葉「安禅必ずしも山水を須いず、心頭滅却すれば火自ずから涼し」が掲げられています。<br /><br />この三門を潜った正面の建物は開山堂で、快川和尚らの像が安置されています。

    三門を見上げています。
    県の重要文化財に指定されている門で、織田信長の焼き討ちで壮絶な死を遂げた快川和尚が、門の上で言った言葉「安禅必ずしも山水を須いず、心頭滅却すれば火自ずから涼し」が掲げられています。

    この三門を潜った正面の建物は開山堂で、快川和尚らの像が安置されています。

  • 寺の背後に扇山(恵林寺山---942m)が見えています。

    寺の背後に扇山(恵林寺山---942m)が見えています。

  • 境内に三重塔も建っています。

    境内に三重塔も建っています。

  • この門を潜って中に入ります。

    この門を潜って中に入ります。

  • 庫裡から中へ入ります。チケットを自動券売機で購入(500円)。<br />窓口で寺の資料を頂きます。<br />

    庫裡から中へ入ります。チケットを自動券売機で購入(500円)。
    窓口で寺の資料を頂きます。

  • 寺内の食事などを準備する庫裡。<br />禅寺のなかでもめずらしい日本有数の大庫裡とのこと。信長による焼き討ちの後、徳川家康によって再建された壮大な伽藍がありました。

    寺内の食事などを準備する庫裡。
    禅寺のなかでもめずらしい日本有数の大庫裡とのこと。信長による焼き討ちの後、徳川家康によって再建された壮大な伽藍がありました。

  • 庫裡の鬼瓦が展示されています。武田信玄が用いた家紋「武田菱」が中央に描かれています。

    庫裡の鬼瓦が展示されています。武田信玄が用いた家紋「武田菱」が中央に描かれています。

  • 方丈庭園を眺めながら廊下を進みます。<br /><br />本堂の正面を進むと、左手に枯山水式の庭園が見えてきます。

    方丈庭園を眺めながら廊下を進みます。

    本堂の正面を進むと、左手に枯山水式の庭園が見えてきます。

  • 本堂。<br />本堂には、ご本尊の釈迦如来が安置されています。

    本堂。
    本堂には、ご本尊の釈迦如来が安置されています。

  • 本堂の大広間。<br />第1、第3土曜日は、ここで坐禅会などが行われるとか。今度参加してみようかなぁ。

    本堂の大広間。
    第1、第3土曜日は、ここで坐禅会などが行われるとか。今度参加してみようかなぁ。

  • 広縁の廊下を曲がると信玄の霊廟、明王殿とそこに通じる太鼓橋が見えてきます。

    広縁の廊下を曲がると信玄の霊廟、明王殿とそこに通じる太鼓橋が見えてきます。

  • 太鼓橋手前から明王殿を眺めています。<br />ここから先は写真撮影はNG。<br />明王殿の廊下は、うぐいす張りになっいて、歩くとキュウキュウと音が鳴ります。外部侵入者発見のためのようで、武田信玄が生前に対面で摸刻させたという、等身大の不動明王は大切なものだったのでしょう。

    太鼓橋手前から明王殿を眺めています。
    ここから先は写真撮影はNG。
    明王殿の廊下は、うぐいす張りになっいて、歩くとキュウキュウと音が鳴ります。外部侵入者発見のためのようで、武田信玄が生前に対面で摸刻させたという、等身大の不動明王は大切なものだったのでしょう。

  • 明王殿の裏手は林となっており、武田信玄や家臣らの墓石が並んでいます。

    明王殿の裏手は林となっており、武田信玄や家臣らの墓石が並んでいます。

  • 恵林寺庭園に出てきました。<br />

    恵林寺庭園に出てきました。

  • 恵林寺庭園。<br />ここは、国の名勝指定を受けています。

    恵林寺庭園。
    ここは、国の名勝指定を受けています。

  • 恵林寺庭園。<br />京都嵯峨野の天龍寺、嵐山の西芳寺(苔寺)庭園とともに、夢窓国師の代表的な築庭庭園として有名とのことです。

    恵林寺庭園。
    京都嵯峨野の天龍寺、嵐山の西芳寺(苔寺)庭園とともに、夢窓国師の代表的な築庭庭園として有名とのことです。

  • 紅葉も奇麗です

    紅葉も奇麗です

  • 欄干に用意された椅子に座って、しばし紅葉の庭園を眺めます。<br />

    欄干に用意された椅子に座って、しばし紅葉の庭園を眺めます。

  • こちらも。<br />コロナ禍にあって当面海外旅行が出来ません。なので温泉宿を拠点に、日本の歴史や自然を発見するための近場旅行を楽しみたいと思うこの頃です。

    こちらも。
    コロナ禍にあって当面海外旅行が出来ません。なので温泉宿を拠点に、日本の歴史や自然を発見するための近場旅行を楽しみたいと思うこの頃です。

  • 帰りに参道脇のお土産屋さんに立ち寄ります。<br />吊るし柿と信玄餅を土産として買います。<br /><br />最後までお付き合いいただき有難うございました。

    帰りに参道脇のお土産屋さんに立ち寄ります。
    吊るし柿と信玄餅を土産として買います。

    最後までお付き合いいただき有難うございました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • pedaruさん 2021/12/07 06:50:13
    昇仙峡と寺院建築
    youさん おはようございます。

    紅葉の名所は多いですが、水墨画に描かれるような景色の昇仙峡は特別の存在ですね。
    紅葉を水墨画で描くのは、難しいですが(笑)。

    恵林寺、すごい寺ですね、山門から始まる豪華な建築物、西洋の寺院も飽きれるほどの豪華さですが、木造建築の豪華さはまた別の価値があります。
    心頭滅却すれば火もまた涼し の舞台だったとは印象的でした。

    >昇仙峡入口から仙娥滝上まで、約4kmにわたって続く渓谷沿いの遊歩道を歩きます。
    布袋様らの像が歓迎してくれます。

    これらの像にはがっかりしました。素焼きの像に見えましたので、叩き割って、谷底に蹴落としたらいいのになぁ、と過激なことを妄想しました。youさん こんど一緒に実行しませんか? ハンマーはこちらで用意しますよ。

    pedaru

    you

    youさん からの返信 2021/12/07 23:22:28
    Re: 昇仙峡と寺院建築
    pedaruさん

    こんばんは。
    これまでも何度か昇仙峡を訪れていますが、you的には紅葉の時期がBest Seasonだと思います。どこでも絵になる風景が続いていますから。。。
    最も、いざスケッチしようとすると、水墨画にしても、水彩画にしても、あの鮮やかな紅葉を表現する色付けができそうもなく、描くのは躊躇してしまいますよねぇ。

    pedaruさん 布袋様像の叩き割り。。。こんど一緒に実行しましょう。。。。とのお誘いを受けましたが、youは辞退申し上げます。なぜなら、youは既に、あの布袋様のお腹をなでて、金運アップと、来年は良い年になりますようにとのお願いをしておりますので m(__)m。

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