2021/11/20 - 2021/11/22
683位(同エリア1412件中)
公共交通トラベラーkenさん
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この旅行記のスケジュール
2021/11/20
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電車での移動
JR東海道本線 三島駅下車
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電車での移動
JR東海道本線 三島~新蒲原
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旧五十嵐歯科医院
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蒲原宿西本陣(平岡本陣)跡・佐藤家
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旧和泉屋
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電車での移動
JR東海道本線 新蒲原~吉原
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妙法寺(毘沙門天)
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鈴川港公園
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電車での移動
岳南鉄道 夜景電車
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電車での移動
JR東海道本線 吉原~富士
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この旅行記スケジュールを元に
2021年11月20日(土)~22日(月)の2泊3日で静岡旅行に行ってきました。
新型コロナも少し落ち着いてきた様子ですが、まだまだ油断はできません。できるだけ混雑は避けるように目的地を設定することにしました。
少し地味な観光スポットが多くなってしまったかもと心配していましたが、実際に行ってみたら大変面白い場所ばかりで、思いのほか充実した旅行ができました。
旅行記その1は三島の楽寿園の菊まつりに始まって、蒲原宿のレトロな街並み散策、吉原駅から岳南鉄道に乗って工場夜景観光まで。
鉄道を利用して静岡を行ったり来たりします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行は三島駅からスタートです。
JR東日本とJR東海をまたいで移動するので下車するときにひと手間かかります。
改札に行列ができていました。 -
いきなり昼食です。
駅前にある「ラーメン酒場 福の軒 三島店」でお手軽に済ませてしまいます。 -
麻油ラーメン 600円
とても美味しかったです。 -
中華ラーメン 500円
とても美味しかったです。 -
チャーシュー飯 200円
とても美味しかったです。 -
駅前ロータリーを出てすぐにある楽寿園に入ります。
前に三島を訪れた時はコロナの影響で閉園していたので、今回が初入園になります。 -
ちょうど菊まつりが開催されていました。
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1890年(明治23年)、この場所に小松宮彰仁親王の別邸が造営されました。
現在でも楽寿館として一般公開されています。
内部は写真撮影禁止でしたが、立派な襖絵や手の込んだ内装など見どころがたくさんありました。解説スタッフの方もいろいろ説明してくれて楽しめます。 -
庭園内は紅葉がまだ楽しめました。
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富士山噴火の溶岩でできた山の上にあります。園内には豊富な湧水が湧き出ています。
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園内から湧き出た水が三島の町を流れる川になっています。
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澄んだ水が大量に流れています。
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駅前にこんなにきれいな公園があるのがうらやましいです。
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小浜池。
正面にあるのが楽寿館です。岸の白い岩はすべて溶岩です。 -
大きな灯籠がありました。
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この日は土曜日でした。菊まつりに合わせてイベントも催されていました。
久しぶりににぎやかなお祭りを見ることができました。 -
園の端の方へ行ってみます。
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孝行犬の墓というのがありました。複製らしいです。
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1942年(昭和17年)製造のC58形322号機が展示されています。
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機関室の中をのぞけます。
かっこいいです。 -
園内には三島市郷土資料館も併設されています。
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よくある郷土資料館です。旅行者にとっては、その地域の全体像を把握するのに便利な施設です。
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東海道五十三次の11番目の宿場だった三島の様子などが紹介されています。
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古い写真の展示。
水郷の町という感じです。 -
菊まつりエリアにやって来ました。
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思ったより派手な菊の花がたくさん展示されています。
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なんだかすごく美味しいそうです。
からしマヨネーズが合いそう。 -
始めて見る形の菊もあります。
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盆栽みたいな菊もありました。
菊の花は奥が深いです。 -
動物園もあります。
楽寿園は市民の娯楽を全部詰め込んだようなところです。
サカリのついたオスのアルパカが奇声を上げながらメスを追いかけていました。 -
ココアは性格が悪そうです。
アカリに嫌がられていました。 -
おとなしい馬。与那国馬という在来馬だそうです。
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マーラ。
テンジクネズミ科の動物。 -
ブタ。
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プレーリードッグ。
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レッサーパンダ。
これが一番かわいかった。 -
リンゴを美味しそうに食べていました。
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ケープハイラックスという動物もいます。イワダヌキ目イワダヌキ科ハイラックス属の1種で、ハイラックス属唯一の現生種であるそうです。ネズミのように上の前歯が伸び続け、上の奥歯はサイ、下の奥歯はカバに似ています。全体の骨格はサイに、前足の骨はゾウに似ています。さらに胃のしくみは馬に似ているそうです。なんだかすごい動物です。
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しかし見た目が地味すぎてお隣のレッサーパンダに比べて人気はイマイチのようです。
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園内を小さな電車が走っています。子供は喜びますね。
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菊を使った派手なデコレーションがあります。
かなりの見ごたえです。 -
小さな桜の花も咲いていました。
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真っ赤な紅葉もまだ残っています。
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園内には富士山の溶岩が固まった独特の地形があちこちに残っています。
本当に色々な要素がぎっしり詰まった、すごい公園でした。 -
楽寿園を出たところにあるお店で買ったみしまコロッケ。箱根西麓でとれた三島馬鈴薯(メークイン)で作ったコロッケなんだそうです。
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ねっとりとした芋がとても美味しいコロッケでした。
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店内に飲料水のサーバーがあり、自由に飲めます。
富士山の湧き水らしいです。 -
美味しい水でした。
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電車の時間までまだ少し間があるので、三島の町をぶらぶらします。
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レトロな商店が並んでいます。
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昭和から時間が止まったままのような雰囲気が漂います。
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鏡池横臥溶岩樹型というところがありました。
「地上に見える三島溶岩流の末端にあたり、開発による破壊を免れ、三島市に唯一残る。1万年以上前の溶岩に樹木が包み込まれ、焼かれた時に発生した水蒸気の抜けた穴が残っているもので、地質学的に大変貴重な天然記念物である。」とのこと。 -
菰池公園にやって来ました。
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ここもきれいな水が湧き出る池があります。
三島は水がきれいでとても良いところです。 -
駅に戻ります。
最近どこでも見られるようになったアニメキャラのラッピングバスが走っています。 -
昨年夏、土肥旅行の帰りに立ち寄って以来、何となくお気に入りの場所になった三島ですが、やっぱり良いところだなと思いました。次回来る時には三島広小路の繁華街の方へ行ってみようと思います。
そしていつか宝くじで大金を当てたら三島の鰻を食べたいと思います。 -
三島から電車で西に移動します。
新蒲原駅にやって来ました。 -
東海道五十三次15番目の宿場である蒲原宿を観光します。
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線路沿いの道から1本山側に入ると東海道の宿場の雰囲気を残す通りがあります。
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清美軒というパン屋さん。
あまりパン屋さんらしくない店構えです。 -
街道沿いに古い建物かなり残っています。
それほど有名な観光名所というわけではないと思いますが、実際に歩いてみてるとなかなか雰囲気の良いところです。 -
江戸時代の建物ではありませんが、何となく時代を感じさせる建物もありました。
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車もあまり通らないのでのんびり散策ができます。
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志田家住宅主屋という家が公開されています。
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安政の大地震の翌年(1855年頃)に建築された町家で、蒲原の最古に属する建物なんだそうです。志田邸は、「やま六」という屋号で醤油や味噌を醸造していた商家です。屋内には当時の資料が展示されています。
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街道沿いの家らしく、奥に長く建物が続いています。
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蔵があったり、醤油の醸造施設があったり、なかなか面白いです。
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一通り勝手に見たころにスタッフのおじいさんが出てきて、入り口から説明をしてくれました。
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出征旗。
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駿河天神というお人形が展示されています。
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現在でも蔀戸(しとみど)が使われています。古文の授業で出てきた用語を旅先で聞くことになるとは思いませんでした。
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提灯を入れる箱。
諏訪旅行に行った時、下諏訪町の伏見屋邸で同じようなものを見ました。 -
古代塗りという蒲原に伝わる漆塗りの工芸品。
今はもう作る人はいないらしです。 -
中庭に一両・十両・百両・千両・万両が植えられているそうです。
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千両・万両は知っていましたが、一両~百両があるのは知りませんでした。商家なので縁起を担いで植えられたそうです。
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この家のご当主の志田威さんという方は、元JR東海専務で街道文化研究家なんだそうです。「東海道57次」などの著書があるそうです。
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旧五十嵐歯科医院。
大正3年に改装された洋風建築で、国登録有形文化財です。無料で内部も見学できます。 -
これはかなり期待できます。
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外観からの予想に反して中はとても和風なつくりになっています。
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電話ボックスが残っています。
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町で23番目に引かれた電話なんだそうです。
23番は今でもここの電話番号として残っているそうです。 -
金庫もあります。
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スタッフの女性が解説しながら一緒に回ってくれました。
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中庭の井戸。ポンプで2階に水を送っていたようです。
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豪華な襖絵。
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裏側は勇壮な鷲の絵です。
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こちらの部屋はVIP患者の待合室だったそうです。
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田中 光顕という人の像があります。幕末から明治にかけて活躍された政治家で、晩年を蒲原で過ごしたそうです。この方も患者さんとしてここに来たようです。
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治療室。
日当たりの良い部屋です。 -
診察台が展示されています。
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隣の小部屋は技工室という部屋です。
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歯の治療に使用される様々な器具が展示されています。
これが口の中に入るのかと思うと、見ているだけで痛くなりそうです。 -
差し歯?
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今まで見たことがない建物です。
かなり面白いですね。 -
こちらは一般人の待合室。
翌日に開催されるバザーの準備が進んでいました。 -
ここにも古代塗りの作品が置いてありました。
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一通り説明が終わり、あとは自由に写真撮影などを、と言ってスタッフの方は下に降りて行かれました。
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もう一度お気に入りの場所を撮影したりします。
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やはりこの診察台が一番気に入りました。
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素晴らしい施設でした。
蒲原宿は侮れない観光スポットです。 -
街道沿いを観光しながら新蒲原方面に戻ります。
若宮神社という神社がありました。 -
入り口の狛犬のしっぽが立っていること以外、特に目を引くところはないようです。地元の人たちがお参りするお宮ですかね。
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手作りガラスと総欅の家という解説看板がある家。
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本陣跡。
本陣の当主は名主、宿役人などを兼務し、苗字帯刀を許されていたそうです。 -
本陣の向かいにある旅籠「和泉屋」現在は2軒に分けられて長細い家になっています。
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なまこ壁の商家跡。
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渡邉家土蔵(三階文庫)。四隅の柱が上にいくにつれて少しずつ狭まる「四方具」(四方転び)という耐震性に優れた技法で建築されているそうです。
渡邉家は、江戸時代末期に問屋職を代々務めた旧家です。 -
木屋稲荷というお稲荷様がありました。
渡邉家は、材木を商っていたことから「木屋(きや)」という商号で呼ばれていました。 -
宿場とは関係ありませんが、電車の窓から面白そうなものが見えていたので、宿場のはずれまでやって来ました。
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JR線路の反対側には大きな工場があります。
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巨大なパイプが山の上から降りてきています。
こういう風景も見ていて面白いものです。 -
蒲原観光終了です。思いのほか見どころが多い宿場町でした。
再び電車に乗って吉原駅までもどります。 -
吉原駅にやって来ました。
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工場地帯から見る夕暮れの富士山。
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手前にはゴツゴツした工場の建物が見えます。
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妙法寺(富士毘沙門天)にやって来ました。
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「今を去る千年余、山伏たちが寺裏の田子の浦海岸で水ごりを取り、海抜ゼロメートルから富士山に登った、 その禊ぎの道場が当山の起こりです。」とホームページに書かれています。
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そろそろお寺も閉まる時間帯です。
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毘沙門天大祭が有名なお寺らしいです。お祭りの時には日本最大のダルマ市が開かれるそうです。
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洞窟七福神というのがありましたが、時間が遅くてもう閉まっていました。
でもgoogle map のストリートビューで中も見られるので大丈夫です。 -
吉原駅の方へ戻ります。
良い雰囲気の路地があったので入って見ます。 -
神社がありました。
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木之元神社という神社でした。
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高台になっているので境内からの眺めがなかなかです。
富士山も良く見えました。 -
近くの工場も全体が見えます。
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駅近くに戻ってきました。
スーパーオカムラというお店に入ります。口コミだと魚がとても安くて美味しいらしいです。 -
時間が遅かったので、ほとんど売り切れてしまっていました。残念です。
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この辺りでは有名なお店らしです。
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スーパーの裏にある鈴川港公園に来ました。
津波の避難タワーがあります。 -
タワーに登って夜景を楽しみます。
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工場夜景がきれいです。
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田子の浦港もとてもきれいです。
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この後再び電車に乗ります。その前に先ほどのスーパーで買ったごはんで簡単に食事を済ませてしまいます。
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菓子パンと惣菜です。
どれもなかなかの美味しさでした。 -
JRの駅を越えて反対側に出ます。
岳南電車の駅を目指して歩きます。 -
ちょっと横道にそれてみました。すぐに元の道に戻れるだろうと思ったら、工場エリアなので1ブロックがとても広く、見当違いな方向へ出てしまいました。
仕方なく元来た道を戻ります。 -
岳南電車 吉原駅に到着。
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本日の最後は岳南電車の夜景電車というのに乗って、工場夜景を楽しみます。
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夜景遺産に認定された有名なイベント列車です。
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2両編成の列車の1両だけ車内の照明を消して夜景を楽しめるようになっています。
スタッフによる解説付きで吉原駅から岳南江尾駅までを往復します。 -
発車して社内が暗くなりました。
貰った乗車券が光るようになっています。 -
この辺りは製紙工場が多く立ち並ぶ工場地帯です。
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工場地帯を片道約9キロを往復します。
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駅は全部で10駅あります。
これは吉原本町の駅にある、古いレールを利用した柱。 -
車窓間近に工場の煙突が見えます。
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岳南原田駅を過ぎます。
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ここから先しばらくの間、日本製紙 富士工場の鉄骨やパイプが良く見えるエリアになります。
かなりの迫力です。みんな座席に膝をついて窓から外を眺めています。 -
終点の岳南江尾駅に到着。
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駅前の広場に光の演出がありました。
周囲に店もなくとても静かです。なんだか幻想的というか不気味というか、微妙なイルミネーションです。 -
よく見るととてもきれいです。
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再び電車に乗って工場夜景地帯に入ります。
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鉄道マニアばかりが来るイベントだと思っていたら、私たちのような普通の旅行者の方が多いようでした。
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往きとは反対側の工場夜景を楽しみます。
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複雑に入り組んだパイプと鉄骨が美しいですね。
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こういうのも「用の美」と言えるのではないでしょうか。
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色々盛りだくさんの1日でした。
富士駅まで移動して本日の宿に入ります。 -
近くに適当なお店が無いので、しずてつストアというスーパーでご飯を買ってきました。
このホテルには各部屋に電子レンジがついているので便利です。
今日はあちこち移動しながらの観光で結構疲れました。明日に備えて早く寝ます。
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旅行記グループ
2021年11月20日(土)~22日(月) 静岡旅行
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旅行記グループ 2021年11月20日(土)~22日(月) 静岡旅行
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