晩秋の安曇野へ　3泊4日の旅　2日目

2021/11/08 - 2021/11/11

11月9日　火曜
朝から雨。
穂高駅行きの送迎バスは9:20を予約。
雨降りだけど、どこかへ行きたい。
レンタカーを借りれば、雨など気にせず出かけられると思い、ひつじ屋さんに電話。
運良くレンタカーを借りることができたので、青木湖に行ってみることに。
穂高駅から50分くらい。

エリア 穂高・安曇野(長野)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

7時、朝食はバイキング。
一人一人検温して、注意事項を説明され、席に案内されます。
基本ひとり、１テーブルで黙食。
わさび丼を作っている最中に隣でお握りも結んでくれている。
そっちも美味しそうって、ご飯食べ過ぎ。
林檎も美味しかったな。

穂高温泉郷　安曇野穂高ビューホテル 宿・ホテル

何処へも出かけずという人もいましたが、何人かは送迎バスに乗り、其々の目的地へ。
バスの車内でレンタカーを借りて観光しようと誘ってみたが、ちひろ美術館へ行くからとか、もう予約しちゃったからと断れられ、一人で出発。

10:15
有明山神社
この鳥居を潜ると駐車場があります。
標高2,268 mの有明山を信仰崇拝する有明山神社は、ホテルで貰った観光マップで見つけました。
スマホで検索してパワースポットとして人気の神社だと。
はは～ん有名な神社なのか、ならば行ってみようかなって。
そもそもパワースポットなど気にしたこともない。
触ると幸運をもたらすとか、行けばどうのこうのなど、はなから信じていない。
この時はレンタカーでしか辿り着けないような場所へ観光しようと勢いで、有明山神社へ。

有明山神社 寺・神社・教会

手水舎

手水舎の屋根
龍の彫刻が素晴らしい。

裕明門
明治35年（1902年）に日光東照宮の陽明門を模して建造。

右左を逆に編集してしまいましたが、
リボン結びのほうが、右側の随神。
左手に棒を握っているほうが、左側の随神です。

格天井絵
京都の画家村田香谷がほとんど描いたらしい。
40枚の絵が素晴らしい。
千社札、どうやってあんな高い場所に貼ったんだろうか。

四面に掘られた彫刻。
細かく抜かりなく植物や動物が彫られていて、暫し見惚れてしまうほど。
私の技術か、カメラのせいか、はたまた雨模様で暗いせいなのか、残念な映り具合。

この左側が黒松。

日本に一つの開運招福の石だそうです。
くぐるには勇気が必要。
無理無理くぐる私のマヌケな姿を想像したら、ちょっと笑える。
怪我したらいけないのでやめておきました。

拝殿に入りたかったのですが、施錠され小さな穴からお賽銭を入れました。
猿の立入を防止し、鳥の巣を作らせないようにしているため。
戸を閉めるように注意喚起ではダメなのかな。

渡り廊下は土足のまま歩けるようになっています。

ダースベーダーかと近づいていくと、
有明山神社を再興し、社殿を建てた人らしい。
現在の伽藍を整えた岡村阜一の銅像。

滝もありました。

長生殿
長生きが幸せか分かりませんが、とりあえず鳥居を潜ります。

名の通り、不老長寿に御利益があるとされています。
賽銭を入れ参拝し、海石に氏名と生年月日を書き、社裏に納めると祭礼の際に長寿祈願して頂けると立札に書かれていました。

11:45
青木湖
仁科三湖の中で最大の湖で、ハート型に美しい水をたたえる青木湖。
あいにくの天気で青くは見えないし、白馬連峰も全く見えず。
標高822m、周囲長6.5km。
青木湖を1周。

青木湖 自然・景勝地

こんな道、対向車が来たらすれ違えるかと
心配になるほど細い道。
対向車がいないので停車して、撮影。

青木湖と木崎湖は【犬神家の一族】のロケ地。
市川崑監督、金田一耕助を石坂浩二さんが演じていた映画。

駐車スペースを探しながら1周。
１カ所だけありました。
仁科三湖エリア｜北アルプス国際芸術祭 2020 - 2021
そのイベントのための無料駐車場。

青木湖畔に下りていくと、湖の中に人工的なコンクリートの塊あり、
『アルプスの玻璃の箱舟』という作品らしい。

遠くの幻想的な景色を楽しみました。

雨が降り止んだので木崎湖へ。

木崎湖も1周。
こちらは、ところどころ路肩駐車できるスペースあり。
青木湖も木崎湖も紅葉真っ盛り。
行きの車内から白馬連峰が見えていたのに、湖の畔からは霧で山並みは見えず。

木崎湖 自然・景勝地

13:05
ちひろ美術館着。

安曇野ちひろ美術館 美術館・博物館

パツォウスカーの庭

青木湖へ行く途中にちひろ美術館を通り、帰りに寄ってみようと。
ちひろ美術館は有料ですが、駐車場と庭園は無料です。
のんびりするには、良いところです。

トットちゃん広場
２０１６年に、『窓ぎわのトットちゃん』のトモエ学園をモチーフにした「トットちゃん広場」ができたらしい。

図書館になっている方の電車の中を見学。

こちらは教室のほう。

窓ぎわのトットちゃんは読んだことないですが、表紙がいわさきちひろさんの絵だということは、知っていました。
電車の教室や学園でのエピソードが記された茶色のパネルを道すがら読みながら、散策。

雨粒が宝石のようにキラッキラ。

遠くから景色を眺めていて、この老夫婦が動かず、どうにも気になって近寄ってみたところ、カカシだつた。

こちらの建物がちひろ美術館。

赤い実がキレイだから撮ってみた。

安曇野スイス村、田んぼアートで有名な場所に駐車。
遅めのランチ。
信州蕎麦を食べなくてはと思い、お蕎麦屋さんへ。
夕食の時間に近いので、ただ蕎麦だけにしとけば良かった。
舞茸の天ぷらも注文。
凄い量で胃もたれ。

安曇野スイス村。
田んぼアート２０２１のテーマは、大相撲の御嶽海関だったらしい。
こちらの駐車場、田んぼ側に6ｍの立派な展望台あり。
斜め上から見る前提で図案を設計し、遠近を考慮して葉や穂が緑や紫、黄色などに育つ古代米などの苗を植えていくんだとか。
１０月に刈り取られてしまったから、残念ながら跡形もない状態。

安曇野スイス村 グルメ・レストラン

白鳥湖に向かう途中、車を停め撮影。
田んぼがどこまでも続いているんだけど、稲刈りした後だからちょっと寂しい景色。

犀川そばの細い道路の角々に白鳥のマークと矢印、迷わず駐車場へ。
な～んと＿|￣|○
8月の大雨で川の水が溢れ土砂が流れ込み、白鳥湖は無くなったと誰かの口コミ読んだけど、まだそのままとは。
駐車・立入禁止の看板あるけど、とりあえず駐車場まで。

ただ大きめな水溜りがあるだけ。

白鳥湖 自然・景勝地

ゴーゴーと川の流れ、鴨もいない、こんな急流にいるわけない。
お子様連れの家族の他、若いカップルも、運命共同体。
皆でガッカリした顔を見せあい、肩を落として車へ。

15:30
無事にひつじ屋さんでレンタカーを返却。
ホテルの送迎バスの時間は、16時。
紅茶を注文し、店内で少し休憩させていただいた。

ひつじ屋 グルメ・レストラン

この日は和食。
お刺身、サワラの塩焼き、天ぷらの他に豚しゃぶも。
デザートは、柿とお団子。
ほとんど残してしまった。
料理しくれた人、運んでくれた人、何より食料の供給者の方たちに申し訳無い。
２日目の晩は露天風呂へ、そして22時ころ就寝。