小笠原諸島（１）はるばる１０００ｋｍおがさわら丸で父島へ。到着後はレンタカーで。

2021/06/09 - 2021/06/14

＜竹芝桟橋→小笠原諸島＞週に１便のおがさわら丸に乗船します。小笠原諸島に行くには空港がないため、この船に乗るしか交通手段はありません。近くの保育園児や船会社小笠原海運の社員さん、見送りの人に見守られて竹芝桟橋を11時に出港です。台場、レインボーブリッジをくぐり、父島に向かう２４時間の旅です。羽田空港D滑走路の横を通過するのでタイミングがよければ離陸する飛行機を下から眺められます。週に１便の船、人だけでなく生活物資も運ぶコンテナも（写真）。本日のおがさわら丸乗船数は324名とのことです（定員896名）。５年前に新造された船内は思っていたより明るいです。私の船室は写真右中の寝台。空いているので上段はみな空席です。２等は窓がなく昼間はラウンジ（飲食は休業中）に居ました。船内の食堂は何も用意していないと３食お世話になることになります。ガスト程度の料理で値段は高いという評判を聞いていましたので、弁当やパンを持ち込みラウンジで食べました。

エリア 父島(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 レンタカー

＜竹芝桟橋→小笠原諸島＞週に１便のおがさわら丸に乗船します。

竹芝桟橋 名所・史跡

近くの保育園児や船会社小笠原海運の社員さん、見送りの人に見守られて竹芝桟橋を11時に出港です。

竹芝客船ターミナル 臨港広場 名所・史跡

台場を通過します。

お台場海浜公園 公園・植物園

レインボーブリッジをくぐり、父島に向かう２４時間の旅です。

レインボーブリッジ 名所・史跡

小笠原諸島に行くには空港がないため、この船に乗るしか交通手段はありません。

羽田空港D滑走路の横を通過するのでタイミングがよければ離陸する飛行機を下から眺められます。

週に１便の船、人だけでなく生活物資も運ぶコンテナも。本日のおがさわら丸乗船数は324名とのことです（定員896名）。

５年前に新造された船内は思っていたより明るいです。

私の船室は写真右中の寝台。乗客数を絞っているという理由で上段はみな空席です。２等は窓がなく昼間はラウンジ（飲食は休業中）に居ました。

船内の食堂は何も用意していないと３食お世話になることになります。ガスト程度の料理で値段は高いという評判を聞いていましたので、弁当やパンを持ち込みラウンジで食べました。

日没です。東京湾であれほど行き交っていた船も三宅島が近づく頃には全く見かけません。

東京湾を出ると携帯電話の電波は届かなくなり、伊豆大島、三宅島付近を航行する１５分ほどだけ電波が入ります。

船内には小笠原の歴史等に関する展示もあり、写真は小笠原島内に潜むネコについてです。もともと島内に哺乳類はオガサワラオオコウモリしかおらず、ネコはペットとして人間が持ち込んだのですが、山でノネコとなり生態系を荒らすということで、捕獲しています。捕獲されたネコはおがさわら丸に載せられて東京で新しい飼い主に引き渡されるとのことです。

写真はＧＰＳによる航路図ですが先は長そうです。

周りに島影はない大海原に朝陽が昇ります。

小笠原諸島の北端に位置する聟島（むこじま）列島が見えてきました。父島入港１時間前から携帯電話の電波が復活しました。

初日はレンタカー（写真のモコ）を５時間コースで借りて父島を周ることにします。島の自動車整備工場がレンタカーも貸出しています。港まで迎えに来てくれ、帰りは宿まで送ってもらえます。小笠原整備工場レンタカーTEL.04998-2-2626

二見港 乗り物

父島の南端を目指します。東京都の道路予算で綺麗に整備された都道（写真）が続きます。建設業は観光・水産と並ぶ、島の主要産業の一つです。

東京都最南端のバス停（写真）

小港海岸 自然・景勝地

森林生態系保護地域に入る前は入口で、行先の石ころを投入するとともに、外来種を持ち込まないよう足裏を綺麗にします（写真）。

中山峠からの絶景ビーチ小港海岸です。

中山峠展望台 名所・史跡

野生のヤギ（写真）。オガサワラオオコウモリ以外の哺乳類が存在しない小笠原諸島に人間が持ち込んだものです。生態系を荒らすので捕獲を試みるも、繁殖力が強く追いつきません。

マグマが急速に冷却された不思議な模様である、枕状溶岩が小港海岸では見られます。これほど断面が明確なのは国内でも珍しいようです（写真）。