岡倉天心が晩年を過ごした「関東の松島」の異名を持つ五浦海岸に位置する五浦観光ホテルで一泊

2021/08/21 - 2021/08/22

明治時代に活躍し、日本の近代美術の普及に貢献したことで有名な岡倉天心は、その晩年、「関東の松島」の異名を持つ五浦海岸の景観に魅せられ、同地に居宅を構えましたが、横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山らのまな弟子を呼び寄せて、自身が創設した日本美術院をも同地に移しました。

日本美術院が五浦で活動を行ったのは、実質３年間とされていますが、六角堂を含む岡倉天心の遺跡は、戦後茨城大学へ寄付され、五浦美術文化研究所として今も施設は利用されています。また、平成９年には、天心記念五浦美術館が開館し、岡倉天心や五浦ゆかりの画家たちの業績を紹介しています。

このような日本近代美術ゆかりの地に位置しているのが、五浦海岸に面する「五浦観光ホテル」です。客室から眺めることが出来る太平洋や五浦海岸の絶景と共に特筆すべきなのは、海が見える天然温泉でしょう。日帰りの利用も可能な同ホテルの温泉ですが、せっかくならば、食事プランを付けて一泊することをお勧めしたいですね。

エリア 北茨城・磯原(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5

水戸駅から常磐線を利用し、大津港駅で降りました。

駅舎です。

地元の中学校から柔道の全国大会に出場した選手がいたようです。

駅の近くにあった建物です。

駅舎の横にあった小庭です。

六角堂の模型が右下に見えますが、地元のシンボルになっています。

タクシーを利用し、五浦観光ホテルに向かいました。

五浦観光ホテルの別館です。

宿泊した部屋です。

部屋からは、海が見えます。

太平洋を眺めることが出来ます。曇っていたのが残念です。

五浦の岸壁が見えます。

部屋は広々としていました。

五浦に関する案内です。

岡倉天心にまつわる地元スポットの案内です。

ホテルの通路です。

ロビーです。

ロビーの展示です。

岡倉天心に関する案内です。

横山大観に関する案内です。

茶道具です。岡倉天心は、英語の著作「茶の本」で茶道を欧米に紹介したことで有名です。

「黄門の井戸」です。

岡倉天心の墓があります。

丸いお墓です。

茨城大学五浦美術文化研究所です。

研究所では、岡倉天心の遺跡管理や日本近代美術の研究を行っています。

茨城県広域の観光案内図です。

昭和の民宿です。

五浦観光ホテルの本館です。

公園に向かいました。

密漁に関する注意書きです。

五浦岬公園に到着しました。

公園内は清掃がきっちり行われている感じでした。

海が見えてきました。

日本家屋がありました。

映画「天心」のロケ地になった施設です。

残念ながら施設は休館中でした。

公園内を歩きます。

六角堂が見えます。六角堂は、岡倉天心が思索の場所として自ら設計しました。

展望台です。

展望台から見た太平洋です。

公園内の日本家屋です。

五浦観光ホテル別館です。左下に見えるのが六角堂です。

公園を後にしました。

五浦界隈のお店の案内です。緊急事態宣言下だったため、多くのお店は閉めていたと思います。

公園の入口です。

五浦は、茨城百景に選出されています。

少し歩いて茨城県天心記念五浦美術館まで歩きました。

残念ながら、臨時休館でした。

ホテルまで戻りました。

夕食会場に向かいます。

この日の献立です。

旅館の夕食という感じでした。

海の幸とトマトこんにゃくサラダです。

前菜３品です。

お造りです。

常陸牛、野菜添えです。

カサゴの煮つけです。

穴子と野菜の天ぷらです。

お肉は鉄板で焼きました。

エビと季節の野菜です。

釜めしです。

お椀です。

デザートです。

お茶です。

夕食会場の入口です。

五浦海岸をモチーフにした絵画です。

お風呂は、「大観の湯」と呼ばれています。

風呂場までの通路です。

翌朝です。五浦海岸です。

正面が六角堂です。

六角堂が見えました。

茨城大学五浦美術文化研究所が休館中だったため、近くまで立ち寄ることは出来ませんでしたが、この眺めだけで十分とします。

朝も「大観の湯」を利用しました。

男性風呂の入口です。

休息コーナーです。

屋外から太平洋を眺めることが出来ます。

いい眺めです。

入浴を終え、別館の施設に戻ります。

ロビーです。

ゆったりしています。

朝食コーナーです。

朝食は、和食です。

茨城と言えば、納豆が有名です。

納豆と豆腐です。

サラダです。

小物です。

がんもどきです。

焼き魚とハムです。

ご飯とお味噌汁です。

朝食会場のらの眺めもよかったです。

こちらもいい眺めです。

売店です。

カラオケバーです。

コーヒーの無料券があったので、一杯いただきました。

バーの入口です。

ホテルの入口です。時間があったので、少し散歩しました。

茨城県ジオパーク構想に関する案内です。

近くにあった日本料理店です。

前日に続き、五浦岬公園まで来ました。

中央に見えるのが六角堂です。

五浦観光ホテルが見えます。

公園を後にし、ホテルに戻りました。途中で見た建物です。

「五浦の家」と名付けられていました。

岡倉天心の娘の墓があることにも気づきました。

娘の墓も同じように丸かったです。

娘の名前は、高麗子です。五浦で亡くなりました。

ホテルのバスを利用し、JRの駅まで向かいました。

JR勿来駅です。

勿来は、福島県のいわき市に位置しています。

特急ひたち号で上野まで向かいました。

勿来は、大津港の次の駅です。

勿来の関は、源義家が後三年の役の戦いを終え、通りがかったことで有名な場所です。

東北旅キャンペーンが実施されていましたが、８月と９月は客足が少なかったのではと思います。

電車が来るのを待ちました。

特急ひたち号です。