初秋の北海道 道南巡り④　ばんえい競馬 観戦～ 北の屋台で寛ぎ

2021/10/01 - 2021/10/05

県外往来が解放され、久しぶりに初秋の北海道巡りです。
秋とはいえ、暖かな陽気にめぐまれた道南は、秋色キャンパスというより、
陽光の”北の大地”を楽しむことができました。

10月
1日： 室蘭＝ チキウ岬(地球岬)＝ 臨海公園の夕陽＝ 測量山展望台
2日： 苫小牧・マルトマ食堂＝ 新冠・サラブレッド銀座＝
　　　帯広・紫竹ガーデン＝ 幸福駅 ＝ 帯広・ばんえい競馬
3日： 阿寒町・阿寒丹頂鶴の里＝ 阿寒川ラフティング＝　
　　　阿寒湖の森ナイトウォーク「カムイ ルミナ」＝
　　　釧路市・阿寒湖畔温泉 阿寒湖荘
4日： 足寄町・阿寒摩周国立公園 オンネトー＝ 新得町・狩勝峠=
　　　足寄町・JAあしょろ＝ ANAクラウンプラザ千歳
5日： 新千歳空港shopping

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

帯広競馬場
夜のとばりが降りて ”ばんえい十勝” は熱気を帯びます。

「ばんえい競馬」は、ほぼ通年で 土・日・月曜日に開催され、
4～11月はナイターも。

サラブレッドとはずいぶん体形が違いますが、
開拓魂にあふれた たくましい農耕馬のパワーをみなぎらせてます。

とかちむら。
ばんえい競馬は ”北海道遺産” にもなっています。

レースに使われる ”鉄ソリ” が迎えてくれます。
重量はドッシリ 500㎏～1,000㎏。

入場します、ワクワク。

ナイターレース、　広いスタンドは昼間のよう。　
僕らはコース横の エキサイティングゾーンで観戦します。

直線200mのセパレートコース、
ここは高さ１ｍの第一障害。

第７レースを観戦します。
スタートの準備が整い、旗が上がりました。

各馬一斉にスタート！　
まず第一障害を乗り越えます。

直線200ｍのコースに、2カ所の障害が待ち受けます。

約１トンの鉄ソリを曳くスピードは、人間の早足ほどのスピード。

ばんえい競馬は
スピードだけでなく、パワーやスタミナ温存の技術も大事。

先頭集団が、第２障害に差し掛かりました。

高さは1.6ｍとなり、かなりきつそう。

けっこうな急勾配。

ばん馬のルーツは、フランスなどからの大型馬。
そもそも北海道には馬がいなく、江戸中期に本州から持ち込まれたと。

ここが見どころ！
１トンを超す大型馬 ”ばん馬” の力強さを感じます。

後続集団も続いて、

さあ加速！

デッドヒート

障害を乗り越えて、

鞭が入ります。

コース横の応援団、　ひいきの馬に合わせてゴールに向かいます。

後続馬も、

鞭が入って、

最後の直線。

ゴールは馬の鼻先ではなく、
ソリの後端がゴール線を通過した時点となってます。

最後の砂障害を越えてゴール。

で、表彰式。　この日の 優勝賞金は４２万円でした。
ちなみに生涯獲得賞金が１億円を超えた馬は、７頭いるとのこと。

コロナ禍の影響もあり、観客は ”疎” 　……万馬券は遠いようですね。

レース終了後は、すぐにコースが整備されていました。

昭和20年代、草創期のレース模様と当時の木製ソリ。
愛馬を持ち寄り全道各地で行われた「馬の力比べ」がルーツ。

昭和29年頃、十勝種畜牧場の馬耕風景、

北海道を開拓してきた原動力だったんですね。

で、
帯広といえば「屋台村」　
あちこち徘徊して、北の屋台の卒業店「えん」にたどり着きました。

キリンは プレミアムほっかいど～、

十勝は農業王国。
季節の旬を地場で味わえる贅沢、なわてサラダがド～ン。
　

取り分けて シャッキシャキ、

風雪に耐えたミズナラを原木に 2年かけて育て上げたシイタケ。
肉厚で歯ごたえのある特産品「どんこ」を ポン酢で丸かじり
　

クゥ～、浸みるぅ～！

本場シシャモはうまみが凝縮、　

ここは これっしょ、　ローラちゃんお勧めの！

名物豚串、 厚みしっかり 旨み満タン 口中は肉汁の洪水。

ユリ根揚は、

重量級、…大きくてアッツ熱。

で、ホックホク。

さて帯広流の締めは ”豚丼”。
甘辛いタレが自慢、肉厚で大盛りの豚丼は 帯広発祥の絶品でした。

合わせてお勧めが目玉焼き、これもなんと4個焼きのビッグサイズ。

満腹、納得で・・・十勝の夜は更けてゆきました。
明日は阿寒の丹頂鶴の里へ～。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2021/11/07 20:39:40

  ばんえい競馬

  ペンギンパパさん　お久しぶりです。
  帯広に行かれたのですね。北見出身の私も帯広は結構好きで、何回か(十何回か？)歩いています。六花亭本店には立ち寄らなかったのですか？
  ばんえい競馬の詳細なレポート、楽しく拝見しました。私も３年前に一度だけ。３月でしたが、やはり観光客中心に輓馬と並走していました。もちろん私たちも(笑)

  ペンギンパパさん からの返信 2021/11/14 15:19:00

  Re: ばんえい競馬

  ねもさん　こんにちわぁ、
  
  初秋の北海道、ホント良かったですよぉ。
  季節の変わり目にいろんな表情を見せてくれて、どこを訪れても新鮮でした。初めてばんえい競馬観戦しましたけれど、むしろ かつての開拓時代の農耕馬の歴史に想いを寄せてしまいました。
  
  岩櫃山はとても楽しめそうな山ですね。日帰りもできて、それでいて鎖場やはしごもありで、確かに槍ヶ岳の山頂に似ていなくもなく、興味を寄せられました。
  日帰りくらいのトレッキングは、体にもストレス発散にもとてもいいですね。
  ねもさんのブログを拝見しているだけでも、健康になれそうです・・・。
  
  ペンギンパパ　(^<^