八海山～越後湯沢

2021/10/25 - 2021/10/26

新潟県南魚沼市(六日町)の八海山へロープウェイ見物。
紅葉も天気もパっとしなかったが久々の越後湯沢温泉でゆったりする。
→体調不良で夏はあきらめたので絶賛回復を図るお試し旅行。

2021年
10月25日
　本庄～高崎～越後湯沢～六日町～八海山スキー場
　～六日町～越後湯沢(泊)
10月26日
　宿～越後湯沢駅構内土産物見物～高崎～本庄

エリア 魚沼・小出(新潟)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本庄駅(高崎線)より出発
みどりの窓口が減りつつある中で維持されるのか心配。

高崎から上越新幹線

越後湯沢までわずか30分ほど
先月までは2階建てＥ４系が居たのに残念。

越後湯沢で上越線に乗り換え
温泉を引いてる手湯に「湯浴み」像(1952年作)がのる。1番ホーム。

越後湯沢といえば北越急行の乗り入れ駅
超快速「スノーラビット」(HK100型)、「超」がつく種別は珍しい。
上越線,ほくほく線経由で直江津(信越線)まで走る速達列車。0番ホーム。

乗らないが中で遊んだ。→鉄道屋は駅でいくらでも遊べる。
えんじ色のクロスシートがゆるてつ好みだがトイレが無いのが難点。

上越線Ｅ１２８系に乗り換え⇒つまらないロングシート車だがトイレあり
***点滅するＬＥＤの行先表示器はこれだからいやだ！
　　まだ停車寸前で撮り直しできず、幕ならまず失敗は無いのに…。

車窓に八海山が見えてきた。
窓の大きなロングシートはすいていれば反対側の座席から意外と楽に眺望が可能だ。

六日町到着

駅前より南越後観光バス(路線ﾊﾞｽ)で八海山スキー場へ向かう。
南越後観光バスは越後交通の子会社で新潟県魚沼地方を中心にバス路線を維持している。
塗色は親会社と同じ銀色に赤帯で、かつて傘下だった東急バス(東京)と同一色だがよく見るとデザインが少し違う。

八海山ベースキャンプの前が終点。
ロープウエイ駅はこの先を登る。
冬はスキーのベース基地でレストランなどもある立派な施設だが、
今は小さな土産物屋とトイレしか使われていない。
お客が減っているのだろうか？

八海山ロープウェー山麓駅
ご近所の湯沢町で運行する田代ロープウェーやドラゴンドラと同様に、
西武グループのプリンスホテルが運営している。

八海山ロープウェーは、
定員81名の大型ゴンドラが行き来する交走式普通索道
全長2217ﾒｰﾄﾙ、高低差771ﾒｰﾄﾙ、乗車時間は6～7分
塗色はやはり共通の西武カラーだった。　

発進(イメージ)
　換気のために前後の窓をあけていた。

大きいので余裕がある。

米どころ魚沼平野を眼下に上昇する

山頂駅に近づく(イメージ)

山頂駅から

山頂駅より降りる

越後平野から日本海の佐渡島まで見えるふれこみだが曇天でダメだった。
最近よくあるとってつけたような展望テラスがここでもマネされていた。

山頂駅より上越国境方向のながめ

八海山登山道は御神域
開山は、木曽御嶽山開山の普寛行者が来越し、地元の泰賢(たいけん)行者と共に八海山登拝道を開くに至ったもの。合掌　

登山は無理なので標高1165ﾒｰﾄﾙの展望台へ

八海山は岩峰の山で標高1788ﾒｰﾄﾙ、左の尖った山は中の岳
昔から天と地の交わる聖なる所とされお山そのものがご神体とされる。

越後湯沢方向
紅葉は遅いのか早いのか？鮮やかとは言えなかった。

山の名前がわからない。上越国境と思うが？

八海山大神と木花咲耶姫命(ｺﾉﾊﾅｻｸﾔﾋﾒﾉﾐｺﾄ)がまつられていた。
中央は開山の泰賢(ﾀｲｹﾝ)行者だろうか。

無事にもどってきた。

おいしそうな物を見つけたが、
塩だけで具なしのおにぎり2個で400円は高いだろうか?
よほど魚沼産こしひかりに自身があるとみえる。

レストラン閉鎖中のかわりに仮設の野外食堂を営業中。
きのこそば2人前を注文、きのこが豊富に盛られていた。
ただこういうところはツユの味が物足りなくて…。

焼きいもは無視して豚まんを頼んだら以外と美味だった。

帰りは北越急行から乗り入れてきた超快速で越後湯沢へ向かう。
なんか車両の配色が気持ち悪い。
「ゆめぞら」用(HK100－101、102号車)

2003年新潟トランシス製
この社銘板がかっこいいので気に入っている。
2003年は同社が旧新潟鐵工所から鉄道車両部門を継承創業した年。
国内の鉄道各社向けに電車、気動車、客車、新交通ｼｽﾃﾑなどを製造する。

週末限定のイベント列車「ゆめぞら号」に使われる車両で二人掛けの転換クロスシートを備えている。
トンネル内で天井のスクリーンにＣＧ映像を投影するシアタートレイン。
詳細はクチコミ投稿を参照。

参考1.
ゆめぞらⅡ(HK100－8、9号車)
やはり正規のスタイルがいちばんいい。
(2015年11月ほくほく線松代にて）

参考2.
天井のスクリーンに投影されたＣＧ映像はなかなか見応えがある。
(2015年11月ほくほく線のトンネル内）

越後湯沢駅に到着、西口に出る。

西口駅前広場に以前には無かった「足湯」があった。
宿は歩けば10分ほどだが送迎があった。

湯沢ニューオータニ
ホテルニューオータニ(東京)の系列宿でこの湯沢地区にはもう一軒NASPAニューオータニもある。
温泉旅館に近い雰囲気で気軽に泊まれるのが便利。
開業から48年だが改装されて経年劣化を感じさせないのはさすが。
建て替えてないので基本構造だけはそのままだが支障は全くない。

10畳和室、シャワー室とトイレ付
お安いコースだからか既に布団がしいてあった。
但しよそと違い三つ折りにしてあり引き出せばすぐ使える状態。
空間を少しでも広く使えるようにとお客のことを気遣った名案だと思う。
おおむね清潔で快適だったが、窓際の椅子の脚の部分にスレが目立ちそこだけが残念だった。

お茶請け⇒帰りにお買い上げ

ホテル近辺の様子。
背後の山上はロープウェーが架かる湯沢高原。

部屋から見た温泉街と新幹線

風呂は朝に男女入れ替え
付近にあるはずの湯上り処やカラオケ室やカラオケサロンなどは全て休止
使えるのは自販機のみだった。

脱衣所は頻繁に手を入れており清潔だった。
感染対策で棚のひとつおき割り当てなどの使用制限はなかった。
もとよりお客も少なかったが…。

大浴場
泉質は単純泉(低張性弱アルカリ性)源泉58度Ｃで共同配湯。
肌に優しい感じだった。

露天風呂
余り開放的とは言い難いが…雪国だから維持できるだけでもよし。

風情ある造りで出たり入ったりくつろげる。

翡翠風呂(気泡風呂)
撮れなかったのでパンフレットより画像借用。
ヒスイの原石を敷き詰めた珍しい風呂で気泡と共に体に良いとされる。
奥に小型のサウナもある。
温泉浴場併設のサウナはコロナでどこも軒並み使用停止になっているが、
ここはうれしいことに定員1名厳守で交代で入ることができた。
　多少怖かったが久々にサウナ後の爽快な気分になれて幸せヾ(^o^)/

北欧風リゾートダイニング「THE SNOW」
バイキングテーブル(朝食用)を間に挟んで2ヵ所に分かれたテーブル席。
サーヴィスも上々で好印象だった。

夕食の一部
品数/量ともに適度で納得のいく味。

夕食の一部
短角牛の塩炙りはグリルの後包み込んであるので広げると大きくなって食べ応えのあるものだった。

常設の朝食用バイキングテーブル
朝食の写真も撮りたかったが遠慮した。
種類も十分に並び、新潟名物や地元魚沼地方の郷土料理も入る気合のはいったメニューで朝から精一杯満足できた。

越後湯沢駅の大きな土産物街でこの奥に日本酒試飲のぽん酒館がある。
外国語の案内垂れ幕が目立つ。
酒は買わないが「おつまみ」は好きで乾,生,いくつか買ってみて家で吟味する。

酒風呂「湯の沢」
ここも前からあり体に良いとされるが入ったことは無い。

　　　　　　　南魚沼産コシヒカリとツーショット(ホテルにて)
　　　　　　　***最後まで御覧頂き御礼申し上げる。 <(_ _*)>
　　　　　　　　　　

この旅行記へのコメント （2）

• ほいみさん 2022/03/14 20:26:09

  八海山ロープウェー

  初めまして。
  な～んと、私も同じ日に「八海山ロープウェー」に乗りました。
  11時半ころの便だったのですが、けっこう混んでました。ゆるてつさんの写真では駐車場も空いてるので、早い時間帯だったのかな？
  
  天気は今イチでしたが、上からの景色はけっこう楽しめました。八海山の跡、越後湯沢に向かったのも一緒です。
  
  ほいみ

  ゆるてつさん からの返信 2022/03/21 13:52:52

  RE:　　 八海山ロープウェー

  ほいみさまへ
  
  初めましてゆるてつと申します。
  コメントを頂きありがとうございました。
  色々な山に登られて素晴らしいです！
  偶然同じ日に八海山ロープウェーというのが面白いです。
  怪しい軍団…いや、行者さんを見ることができて良かったですね。
  ゆるてつは11：30頃までには既に下りていました。
  前来た時は土日でロープウェーが長蛇の列で時間切れになってあきらめたので、今回はようやく見られて大変うれしく思います。
  只ベースキャンプの施設が前は賑わっていたのにさびれてしまったのが悲しいです。
  それほど観光客が減っているのでしょうか。
  　旅行記を拝見しましたが、あの日はもしかして車中泊でしたか？
  また素敵な旅行記を期待しています。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　byゆるてつ