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長野県の西の端、岐阜県との境にある木曽郡南木曽(なぎそ)町吾妻に、<br />中山道の宿場町・妻籠宿があります。<br />次の馬籠宿と共に有名ですが馬籠は岐阜県に入ります。<br />バスツアーや個人旅行で何度も訪れていますが、今回は夕暮れ時と夜明け前の<br />宿場町を撮りたかったので、妻籠宿のど真ん中の宿に泊まりました。<br />古い建物がずらっと並んでいる所ではなく、本通りから一段下がった本当に古い一角。<br />寺下地区にその宿はあります。インターネットでの予約は出来ないので電話を掛けます。<br />開口一番「うちは隣の部屋との仕切りが襖だけですが、大丈夫ですか?」と聞かれます。<br />古い宿場町に泊まろうというのに、ビジネスホテルの設備を期待などしていません。<br />むしろ、wi-fiもテレビもない静かな環境にほっとします。<br />妻籠に到着した時は既に夕方だったので、荷物を置くとすぐに撮影に出掛けました。<br />もう、観光客は数人見掛けるだけの閑散さ。<br />あっと言う間に日が落ちて真っ暗になりました。<br />町の外れで、焚火を焚いているのを見て、ものすごく郷愁を感じました。<br />本物の焚火を見たのは何年ぶりだろう。<br />翌朝は夜明け前から街道に出て、人っ子一人いない妻籠宿を撮って来ました。<br />妻籠宿には興味があるけれど、泊まる宿の設備が心配という人もいるでしょうから、<br />今回泊った「松代屋」の様子も紹介します。<br />尚、痛恨の失敗で、三脚を忘れたため、若干残念な写真になっています。

中山道・妻籠宿の夕暮れ時と早暁

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2021/10/23 - 2021/10/24

12494位(同エリア29199件中)

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

長野県の西の端、岐阜県との境にある木曽郡南木曽(なぎそ)町吾妻に、
中山道の宿場町・妻籠宿があります。
次の馬籠宿と共に有名ですが馬籠は岐阜県に入ります。
バスツアーや個人旅行で何度も訪れていますが、今回は夕暮れ時と夜明け前の
宿場町を撮りたかったので、妻籠宿のど真ん中の宿に泊まりました。
古い建物がずらっと並んでいる所ではなく、本通りから一段下がった本当に古い一角。
寺下地区にその宿はあります。インターネットでの予約は出来ないので電話を掛けます。
開口一番「うちは隣の部屋との仕切りが襖だけですが、大丈夫ですか?」と聞かれます。
古い宿場町に泊まろうというのに、ビジネスホテルの設備を期待などしていません。
むしろ、wi-fiもテレビもない静かな環境にほっとします。
妻籠に到着した時は既に夕方だったので、荷物を置くとすぐに撮影に出掛けました。
もう、観光客は数人見掛けるだけの閑散さ。
あっと言う間に日が落ちて真っ暗になりました。
町の外れで、焚火を焚いているのを見て、ものすごく郷愁を感じました。
本物の焚火を見たのは何年ぶりだろう。
翌朝は夜明け前から街道に出て、人っ子一人いない妻籠宿を撮って来ました。
妻籠宿には興味があるけれど、泊まる宿の設備が心配という人もいるでしょうから、
今回泊った「松代屋」の様子も紹介します。
尚、痛恨の失敗で、三脚を忘れたため、若干残念な写真になっています。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 木曽川の支流・蘭川に架かる橋の上から、妻籠宿を見ています。<br />今日泊まる「松代屋」の駐車場は、橋を渡ってすぐの所にあります。<br />

    木曽川の支流・蘭川に架かる橋の上から、妻籠宿を見ています。
    今日泊まる「松代屋」の駐車場は、橋を渡ってすぐの所にあります。

  • 蘭川に面して「松代屋」の看板のある建物が見えます。<br />宿場町ですから、車で乗り付けなど出来ませんが、<br />専用の駐車場が宿のすぐ前にあるので、安心です。<br />駐車場から荷物を持って橋を渡ろうとした時に、<br />おじいさんに声を掛けられました。<br />「宿の場所はわかるかね?」<br />あれは、ひょっとして宿の方だったのでしょうか。<br />宿に行くには、橋を渡ってすぐに右に曲がり、<br />「←妻籠宿」と書かれた看板に従って左の路地を進むと、<br />宿場町のど真ん中にどんと出ます。その横が「松代屋」です。<br />

    蘭川に面して「松代屋」の看板のある建物が見えます。
    宿場町ですから、車で乗り付けなど出来ませんが、
    専用の駐車場が宿のすぐ前にあるので、安心です。
    駐車場から荷物を持って橋を渡ろうとした時に、
    おじいさんに声を掛けられました。
    「宿の場所はわかるかね?」
    あれは、ひょっとして宿の方だったのでしょうか。
    宿に行くには、橋を渡ってすぐに右に曲がり、
    「←妻籠宿」と書かれた看板に従って左の路地を進むと、
    宿場町のど真ん中にどんと出ます。その横が「松代屋」です。

  • 妻籠宿では一番有名な一角だと思います。寺下地区です。<br />ここだけは、車道より一段低い所に人道があります。<br />

    妻籠宿では一番有名な一角だと思います。寺下地区です。
    ここだけは、車道より一段低い所に人道があります。

  • そこに面して「松代屋」があります。<br />目の前が車道の石垣で、前庭のような歩道があり、<br />とても落ち着いた雰囲気です。<br />

    そこに面して「松代屋」があります。
    目の前が車道の石垣で、前庭のような歩道があり、
    とても落ち着いた雰囲気です。

    松代屋旅館 宿・ホテル

  • 隣は「下嵯峨屋」で、昭和49年(1974)に南木曽町指定有形文化財に指定されています。<br />路地を入った裏手に民宿があります。<br />

    隣は「下嵯峨屋」で、昭和49年(1974)に南木曽町指定有形文化財に指定されています。
    路地を入った裏手に民宿があります。

  • 10月末の日暮れは早いです。<br />荷物を部屋に置いてすぐに外へ出掛けました。<br />妻籠宿は北から恋野・下町・中町・上町・寺下・尾又という地区に<br />分かれています。<br />寺下の宿から出発したので、先ずは尾又地区に向かいます。<br />

    10月末の日暮れは早いです。
    荷物を部屋に置いてすぐに外へ出掛けました。
    妻籠宿は北から恋野・下町・中町・上町・寺下・尾又という地区に
    分かれています。
    寺下の宿から出発したので、先ずは尾又地区に向かいます。

  • 日没はほぼ17時ですが、妻籠は山に囲まれているので<br />既に太陽の姿は見えません。<br />急速に暗くなっていくので、燈明が点灯しています。<br />

    日没はほぼ17時ですが、妻籠は山に囲まれているので
    既に太陽の姿は見えません。
    急速に暗くなっていくので、燈明が点灯しています。

  • 2階の屋根を回避しながら、頑張って成長している木。<br />宿場町の中には生えている木が殆ど無いので、貴重な木陰です。<br />

    2階の屋根を回避しながら、頑張って成長している木。
    宿場町の中には生えている木が殆ど無いので、貴重な木陰です。

  • 燈明には「妻籠宿」と書かれているものは、実は少ないです。<br />店や宿には書かれているようです。全部に「妻籠宿」と書かれていると却ってうるさいかもしれませんね。<br />年代物の燈明は、かなり傷んでいるものもありますが、<br />なるべくそのまま現状維持です。<br />新しいものは馴染まない場所なので、壊れても直せないのが辛いですね。<br />

    燈明には「妻籠宿」と書かれているものは、実は少ないです。
    店や宿には書かれているようです。全部に「妻籠宿」と書かれていると却ってうるさいかもしれませんね。
    年代物の燈明は、かなり傷んでいるものもありますが、
    なるべくそのまま現状維持です。
    新しいものは馴染まない場所なので、壊れても直せないのが辛いですね。

  • 建物の構造がわかるように戸を開けてあります。<br />手前の縁側で、お茶を飲みながら過ごしたりしたのでしょうか。<br />

    建物の構造がわかるように戸を開けてあります。
    手前の縁側で、お茶を飲みながら過ごしたりしたのでしょうか。

  • 「丁兼 澤田屋」営業時間8時半~5時。ちょうど閉店するところです。<br />

    「丁兼 澤田屋」営業時間8時半~5時。ちょうど閉店するところです。

  • 格子に藁束が花器として吊り下げられていました。<br />「百目柿 「つとっこ」で完熟させて冬食べる。食べた後のつとっこは<br />一輪挿しとして花を・・・」と柿の形の添え書きがありました。<br />水戸納豆で有名な藁束を「つと」と言いますが、<br />ここでは「つとっこ」と呼ぶのですね。<br />

    格子に藁束が花器として吊り下げられていました。
    「百目柿 「つとっこ」で完熟させて冬食べる。食べた後のつとっこは
    一輪挿しとして花を・・・」と柿の形の添え書きがありました。
    水戸納豆で有名な藁束を「つと」と言いますが、
    ここでは「つとっこ」と呼ぶのですね。

  • 上嵯峨屋は手前の屋根の上に石が乗っている建物です。<br />こちらも南木曽町指定有形文化財です。下嵯峨屋より上級の宿でした。<br />その向こうは「新井筒屋」と暖簾に書かれています。<br />

    上嵯峨屋は手前の屋根の上に石が乗っている建物です。
    こちらも南木曽町指定有形文化財です。下嵯峨屋より上級の宿でした。
    その向こうは「新井筒屋」と暖簾に書かれています。

  • 燈明の文字は手書きで、それぞれ違っています。<br />文字の良し悪しも、品定めの一環?<br />

    燈明の文字は手書きで、それぞれ違っています。
    文字の良し悪しも、品定めの一環?

  • 寺下地区の南端です。<br />店は無くなり、一般住宅が少しずつ間を空けて建っています。<br />

    寺下地区の南端です。
    店は無くなり、一般住宅が少しずつ間を空けて建っています。

  • 振り返って見ると、わずかに上って来たことがわかります。<br />低い家並みの向こうに木曽の山が見える風情が、妻籠の魅力です。<br /><br />

    振り返って見ると、わずかに上って来たことがわかります。
    低い家並みの向こうに木曽の山が見える風情が、妻籠の魅力です。

  • 右手の点灯していない燈明には「御宿辰巳屋」とあります。<br />今日は営業していないのかな?<br />

    右手の点灯していない燈明には「御宿辰巳屋」とあります。
    今日は営業していないのかな?

  • 左側の建物が無くなり、草が茂っている中に、石仏がありました。<br />石仏にはそれを覆うように囲いが付けられています。<br />ちょっと珍しい石仏です。<br />

    左側の建物が無くなり、草が茂っている中に、石仏がありました。
    石仏にはそれを覆うように囲いが付けられています。
    ちょっと珍しい石仏です。

  • 妻籠宿のあちこちに水を汲める場所があります。<br />宿場町には街道に沿って水路のあるところが多いですが、<br />妻籠では、街道を横切って蘭川に注ぐ水路がたくさんあります。<br />

    妻籠宿のあちこちに水を汲める場所があります。
    宿場町には街道に沿って水路のあるところが多いですが、
    妻籠では、街道を横切って蘭川に注ぐ水路がたくさんあります。

  • 糸繰り機が2階の窓辺に置かれています。<br />かつて、あの部屋で使われていたのでしょうか。<br />

    糸繰り機が2階の窓辺に置かれています。
    かつて、あの部屋で使われていたのでしょうか。

  • 「奥 JAPAN」というツアー会社です。<br />ここはなんとイギリスの会社が始めました。<br />2005年にロンドンに設立したオクザリス・ホリデーズ株式会社が、2015年に京都に子会社「奥JAPAN株式会社」を設立。<br />熊野古道に第一歩を記しました。2019年には妻籠支店を開設。<br />同年「奥JAPAN」がオクザリス・ホリデーズ株式会社を<br />完全子会社化。立場が逆転しました。<br />2020年には南木曽観光協会の理事に就任しています。<br />旅程に従って自分で歩くことを主目的にしたセルフツアーだそうです。<br />元々、妻籠・馬籠間は人気の街道歩きコースで、<br />荷物の回送サービスなどがあります。<br />

    「奥 JAPAN」というツアー会社です。
    ここはなんとイギリスの会社が始めました。
    2005年にロンドンに設立したオクザリス・ホリデーズ株式会社が、2015年に京都に子会社「奥JAPAN株式会社」を設立。
    熊野古道に第一歩を記しました。2019年には妻籠支店を開設。
    同年「奥JAPAN」がオクザリス・ホリデーズ株式会社を
    完全子会社化。立場が逆転しました。
    2020年には南木曽観光協会の理事に就任しています。
    旅程に従って自分で歩くことを主目的にしたセルフツアーだそうです。
    元々、妻籠・馬籠間は人気の街道歩きコースで、
    荷物の回送サービスなどがあります。

  • いよいよ尾又地区も終わりになって来ました。<br />左の斜面には発電所の水路のパイプが見えます。<br />

    いよいよ尾又地区も終わりになって来ました。
    左の斜面には発電所の水路のパイプが見えます。

  • こちらが関西電力妻籠発電所です。<br />1934(昭和9)年木曽発電株式会社により運用開始。<br />レトロな外観がいい感じです。<br />

    こちらが関西電力妻籠発電所です。
    1934(昭和9)年木曽発電株式会社により運用開始。
    レトロな外観がいい感じです。

  • 妻籠宿の見取り図がありました。左が北です。<br />中央の寺下地区から南の尾又地区に行き、戻って来ています。<br />これから北に向かいます。<br />

    妻籠宿の見取り図がありました。左が北です。
    中央の寺下地区から南の尾又地区に行き、戻って来ています。
    これから北に向かいます。

  • 寺下地区に入っています。正面に見えるのは南木曽岳1,679mです。<br />妻籠宿の南側からしか見えません。<br />

    寺下地区に入っています。正面に見えるのは南木曽岳1,679mです。
    妻籠宿の南側からしか見えません。

  • 宿場町は地勢に沿ってうねうねと曲がっているので、<br />なかなかいい被写体になります。<br />そして遠くの山が、守ってくれているようです。<br />

    宿場町は地勢に沿ってうねうねと曲がっているので、
    なかなかいい被写体になります。
    そして遠くの山が、守ってくれているようです。

  • 1991年に封切られた「大誘拐」という映画で、<br />自分の所有する広大な山林を守るために狂言誘拐事件を企てた<br />老女(北林 谷榮)が、山を見上げて「御山(おやま)」と言います。<br />ただ一言の台詞ですが、山と共に生きて来た人の言う「御山」は、<br />ただの山ではありません。<br />舞台は和歌山でしたが、木曽の山にも通じる山に対する<br />思いの籠った一言でした。<br />山が近くにある風景は何故か安心できます。<br />

    1991年に封切られた「大誘拐」という映画で、
    自分の所有する広大な山林を守るために狂言誘拐事件を企てた
    老女(北林 谷榮)が、山を見上げて「御山(おやま)」と言います。
    ただ一言の台詞ですが、山と共に生きて来た人の言う「御山」は、
    ただの山ではありません。
    舞台は和歌山でしたが、木曽の山にも通じる山に対する
    思いの籠った一言でした。
    山が近くにある風景は何故か安心できます。

  • 「松代屋」のそばまで戻って来ました。<br />妻籠宿ではただ一カ所、アスファルトの敷かれた車道の脇に階段があり、舗装もされていない道が残されています。<br />

    「松代屋」のそばまで戻って来ました。
    妻籠宿ではただ一カ所、アスファルトの敷かれた車道の脇に階段があり、舗装もされていない道が残されています。

  • 妻籠に来ると、取り残されたようなこの空間が気になっていました。<br />今回、ここに宿を取ることが出来て、とても嬉しいです。<br />

    妻籠に来ると、取り残されたようなこの空間が気になっていました。
    今回、ここに宿を取ることが出来て、とても嬉しいです。

  • 2階の電気の付いている部屋が、今回泊る部屋です。<br />中の様子は後ほど。<br />

    2階の電気の付いている部屋が、今回泊る部屋です。
    中の様子は後ほど。

    松代屋旅館 宿・ホテル

  • 日本の秋の風景に柿は欠かせません。<br />本当にこれほどのベストマッチはないですね。<br />

    イチオシ

    日本の秋の風景に柿は欠かせません。
    本当にこれほどのベストマッチはないですね。

  • 「桝形の跡」街道の途中を折り曲げて、<br />敵の侵入を阻害するようにしたもの。<br />この建物に沿って階段があり、「松代屋」の前に降りて行きます。<br />

    「桝形の跡」街道の途中を折り曲げて、
    敵の侵入を阻害するようにしたもの。
    この建物に沿って階段があり、「松代屋」の前に降りて行きます。

  • ここからは「上町(かみまち)」です。<br />「わちのや」和菓子店。信州名物おやきの店です。<br />

    ここからは「上町(かみまち)」です。
    「わちのや」和菓子店。信州名物おやきの店です。

  • 「旅人宿 阪本屋」<br />

    「旅人宿 阪本屋」

  • 郵便史料館。大河ドラマ「青天を衝け」で、郵便制度が始まったシーンに白木で登場した投函箱があります。<br />まさか箱ごと持って行くとは思わなかったです。<br />渋沢栄一は世界各国の難民支援にも尽力したそうで、<br />コロナワクチンを製造しているモデルナの創始者は、<br />アルメニア難民の孫ですが、祖父が渋沢栄一の援助を受けたとして、<br />その子孫に感謝状を贈っています。<br />

    郵便史料館。大河ドラマ「青天を衝け」で、郵便制度が始まったシーンに白木で登場した投函箱があります。
    まさか箱ごと持って行くとは思わなかったです。
    渋沢栄一は世界各国の難民支援にも尽力したそうで、
    コロナワクチンを製造しているモデルナの創始者は、
    アルメニア難民の孫ですが、祖父が渋沢栄一の援助を受けたとして、
    その子孫に感謝状を贈っています。

  • 白い土蔵の向こう側には脇本陣があり、<br />その斜め向かいに本陣があります。そこから先が中町です。<br />

    イチオシ

    白い土蔵の向こう側には脇本陣があり、
    その斜め向かいに本陣があります。そこから先が中町です。

  • 「鈴屋」おやきや五平餅などが食べられます。<br />

    「鈴屋」おやきや五平餅などが食べられます。

  • じわじわと暗がりが押し寄せて来ます。<br />三脚なしで、どこまで撮れるかな。<br />

    じわじわと暗がりが押し寄せて来ます。
    三脚なしで、どこまで撮れるかな。

  • 脇本陣。明治10年に建てられた建物で南木曾町博物館になっています。<br />お向かいの本陣も含まれています。<br />妻籠宿の本陣は島崎藤村の兄が最後の当主で、<br />明治20年に建物は取り壊されました。平成7年に復元されています。

    脇本陣。明治10年に建てられた建物で南木曾町博物館になっています。
    お向かいの本陣も含まれています。
    妻籠宿の本陣は島崎藤村の兄が最後の当主で、
    明治20年に建物は取り壊されました。平成7年に復元されています。

    脇本陣奥谷 名所・史跡

  • 中町は、北に向かってわずかに上り坂になっています。<br />

    中町は、北に向かってわずかに上り坂になっています。

  • 「御菓子処 満寿庵」<br />和菓子店ですが、「栗汁粉」という珍しいメニューがあります。<br />

    「御菓子処 満寿庵」
    和菓子店ですが、「栗汁粉」という珍しいメニューがあります。

    満寿庵 グルメ・レストラン

  • 駐車場入り口の看板から先が下町です。<br />

    駐車場入り口の看板から先が下町です。

  • アスファルトが切れた先は急な上り坂になります。<br />車道は左に逸れて行きます。宿場内は日中は車は進入禁止に<br />なっていますが、16時に解除されるので、<br />住民たちが車で入って来ます。<br />

    アスファルトが切れた先は急な上り坂になります。
    車道は左に逸れて行きます。宿場内は日中は車は進入禁止に
    なっていますが、16時に解除されるので、
    住民たちが車で入って来ます。

  • 右の坂道を上って行きます。この先は恋野地区です。<br />

    右の坂道を上って行きます。この先は恋野地区です。

  • この先はもう宿場の出口になるので、引き返します。<br />

    この先はもう宿場の出口になるので、引き返します。

  • 恋野は高台になっているので、下町地区が見通せます。<br />

    恋野は高台になっているので、下町地区が見通せます。

  • 山の輪郭はくっきり見えるのに下界はもう真っ暗です。<br />燈明が必要な訳ですね。<br />妻籠宿に泊まっているわずかな人しかいなくなりました。<br />

    山の輪郭はくっきり見えるのに下界はもう真っ暗です。
    燈明が必要な訳ですね。
    妻籠宿に泊まっているわずかな人しかいなくなりました。

  • 「お六ぐし」櫛屋さんです。<br />昔、柘植の櫛は通りがいいと言うので買ったことがあります。<br /><br />

    「お六ぐし」櫛屋さんです。
    昔、柘植の櫛は通りがいいと言うので買ったことがあります。

  • 中町です。<br />山の端(は)のわずかな夕陽の名残と街道の明かりだけの風景。<br />これが撮りたかったのです。<br />

    イチオシ

    中町です。
    山の端(は)のわずかな夕陽の名残と街道の明かりだけの風景。
    これが撮りたかったのです。

  • 中町にある庭の大きな旅館「藤乙」です。<br />

    中町にある庭の大きな旅館「藤乙」です。

  • 燈明の電球がLEDの強烈な白い光になったら、雰囲気台無しだから、<br />無理に明るくしようとはしないで欲しいです。<br />

    燈明の電球がLEDの強烈な白い光になったら、雰囲気台無しだから、
    無理に明るくしようとはしないで欲しいです。

  • 暗いということは決して悪いことじゃない。<br />こうした暗がりは心を落ち着かせます。<br />

    暗いということは決して悪いことじゃない。
    こうした暗がりは心を落ち着かせます。

  • 軒下に吊られた干し柿の紐に灯りが当たって、綺麗です。<br />

    軒下に吊られた干し柿の紐に灯りが当たって、綺麗です。

  • 「松代屋」に戻って来ました。今夜の散策は終了です。<br />かなり冷えて来ました。セーターを持って来て正解です。<br />

    「松代屋」に戻って来ました。今夜の散策は終了です。
    かなり冷えて来ました。セーターを持って来て正解です。

  • 2階の部屋です。6畳間が3部屋並んでいます。<br />この日は、他の宿泊客がいなかったので、<br />3部屋突っ切って、その先の障子を開けると<br />洗面所があるので、通って行っていいですと言われました。<br />コロナ対策で、1階に1組、2階に1組しか<br />予約を受け付けていないのだそうです。<br />それ以前でも、隣り合うことのないように制限していたそうです。<br />

    2階の部屋です。6畳間が3部屋並んでいます。
    この日は、他の宿泊客がいなかったので、
    3部屋突っ切って、その先の障子を開けると
    洗面所があるので、通って行っていいですと言われました。
    コロナ対策で、1階に1組、2階に1組しか
    予約を受け付けていないのだそうです。
    それ以前でも、隣り合うことのないように制限していたそうです。

  • 隣の部屋も6畳間です。その向こうにもう一間あります。<br />お風呂を使っている間に、ご主人がここにお布団を敷いてくれました。<br />畳は冬は冷たいのですが、分厚いマットレスの上に<br />敷いてくれているので、冷えも硬さも感じませんでした。<br />

    隣の部屋も6畳間です。その向こうにもう一間あります。
    お風呂を使っている間に、ご主人がここにお布団を敷いてくれました。
    畳は冬は冷たいのですが、分厚いマットレスの上に
    敷いてくれているので、冷えも硬さも感じませんでした。

  • 丹前に浴衣、バスタオルと手拭い、歯ブラシセットも<br />きちんと用意されています。<br />テーブルの上のポットやお茶セットは、チェックインした時に、<br />ご主人が持って来てくれました。<br />翌朝も新しいポットにお湯を入れてくれたので、<br />存分にお茶が飲めました。<br />

    丹前に浴衣、バスタオルと手拭い、歯ブラシセットも
    きちんと用意されています。
    テーブルの上のポットやお茶セットは、チェックインした時に、
    ご主人が持って来てくれました。
    翌朝も新しいポットにお湯を入れてくれたので、
    存分にお茶が飲めました。

  • 2階の廊下は、ちょっと複雑です。<br />真っ直ぐでないだけではなく、途中に階段があります。<br />これは、手前の廊下と部屋との高さが40cmくらい違っていて、<br />手前の部屋に入るには、1段だけある上がり框(かまち)に<br />上がってからでないと入れません。<br />夜にうっかり段差を忘れて廊下に出てしまうと危ないので、<br />3間突っ切って洗面所に行ってくださいと言われたようです。<br />でも、なんとなくこの段差だらけの構造がおもしろくて、<br />ついこちらから出入りしていました。<br />古い日本家屋の醍醐味じゃないかな。不便=欠点じゃないと思います。<br />せっかく貴重な宿場の宿に泊まるのですから、とことん楽しまなくちゃ。<br />使われている木材は古いけれど、とてもきっちり綺麗でした。

    2階の廊下は、ちょっと複雑です。
    真っ直ぐでないだけではなく、途中に階段があります。
    これは、手前の廊下と部屋との高さが40cmくらい違っていて、
    手前の部屋に入るには、1段だけある上がり框(かまち)に
    上がってからでないと入れません。
    夜にうっかり段差を忘れて廊下に出てしまうと危ないので、
    3間突っ切って洗面所に行ってくださいと言われたようです。
    でも、なんとなくこの段差だらけの構造がおもしろくて、
    ついこちらから出入りしていました。
    古い日本家屋の醍醐味じゃないかな。不便=欠点じゃないと思います。
    せっかく貴重な宿場の宿に泊まるのですから、とことん楽しまなくちゃ。
    使われている木材は古いけれど、とてもきっちり綺麗でした。

  • さて、お風呂に入ってしばらくして就寝です。お風呂は家族で入るのにちょうどいい広さの桧の浴槽でした。木曽桧でしょうね。<br />脱衣所は、構造上寒いのは仕方がありません。<br />ヒーターの用意がありました。<br />明朝5時に起きるので、今夜は9時過ぎに就寝です。<br />ところが、夜中にふと目が覚めました。なぜか目の前が明るいのです。<br />枕から頭を離していないのですから天井が明るいのです。<br />なんと、この部屋には明かり取りの天窓があり、<br />そこから月が見えるのでした。<br />今夜の月は満月から3日目のまだ丸く見える月齢でした。<br />たまたま目が覚めた時に、この小さな窓から月が見えたなんて、<br />どれだけの偶然が働いたのでしょう。<br />季節によって月の通るルートや時間は変わります。<br />狙ったって、その時間に目が覚めるなんて事は出来ません。<br />私、この宿に最高のもてなしをしてもらったんだなあ。

    さて、お風呂に入ってしばらくして就寝です。お風呂は家族で入るのにちょうどいい広さの桧の浴槽でした。木曽桧でしょうね。
    脱衣所は、構造上寒いのは仕方がありません。
    ヒーターの用意がありました。
    明朝5時に起きるので、今夜は9時過ぎに就寝です。
    ところが、夜中にふと目が覚めました。なぜか目の前が明るいのです。
    枕から頭を離していないのですから天井が明るいのです。
    なんと、この部屋には明かり取りの天窓があり、
    そこから月が見えるのでした。
    今夜の月は満月から3日目のまだ丸く見える月齢でした。
    たまたま目が覚めた時に、この小さな窓から月が見えたなんて、
    どれだけの偶然が働いたのでしょう。
    季節によって月の通るルートや時間は変わります。
    狙ったって、その時間に目が覚めるなんて事は出来ません。
    私、この宿に最高のもてなしをしてもらったんだなあ。

  • これが明かり取りの窓です。そんなに大きなものではないのです。<br />ここにちょうど月が嵌った時に起きたなんて感激だなあ。<br />そうそう、夜に川の傍を歩いていたら、星が綺麗に見えていて、<br />そのうちの1つが動いて行きました。<br />「国際宇宙ステーションきぼう」だったようです。<br />きぼうを見たのは初めてですが、一直線に動いて行くので<br />わかりやすいですね。

    これが明かり取りの窓です。そんなに大きなものではないのです。
    ここにちょうど月が嵌った時に起きたなんて感激だなあ。
    そうそう、夜に川の傍を歩いていたら、星が綺麗に見えていて、
    そのうちの1つが動いて行きました。
    「国際宇宙ステーションきぼう」だったようです。
    きぼうを見たのは初めてですが、一直線に動いて行くので
    わかりやすいですね。

  • さて、翌朝5時半です。空が白み始めました。<br />ご主人には早朝出掛けたい旨を話して置いたので、<br />玄関の鍵を開けて自由に出入りしていいですよと言われました。<br />この宿は口コミでも「適度な距離感」がたいへん好評でした。<br />本当にそう思います。<br />必要な時以外は顔を出さないのに、必要な時にはいてくれる。<br />戸の開け閉めや廊下を歩く音などでわかるのでしょうが、<br />別段、気配を伺っていると感じさせることもなく、<br />着実に応対してくれました。<br />

    さて、翌朝5時半です。空が白み始めました。
    ご主人には早朝出掛けたい旨を話して置いたので、
    玄関の鍵を開けて自由に出入りしていいですよと言われました。
    この宿は口コミでも「適度な距離感」がたいへん好評でした。
    本当にそう思います。
    必要な時以外は顔を出さないのに、必要な時にはいてくれる。
    戸の開け閉めや廊下を歩く音などでわかるのでしょうが、
    別段、気配を伺っていると感じさせることもなく、
    着実に応対してくれました。

  • 「松代屋」の真ん前にある神社です。<br />なんか神がかり的な雰囲気に見えますね。<br />

    「松代屋」の真ん前にある神社です。
    なんか神がかり的な雰囲気に見えますね。

  • カメラの光源設定をオートから曇りに変えました。<br />あまりに青く写り過ぎました。さあ、朝の撮影に出発です。<br />

    カメラの光源設定をオートから曇りに変えました。
    あまりに青く写り過ぎました。さあ、朝の撮影に出発です。

  • 上町です。<br />

    上町です。

  • 「妻籠を愛する会」の事務局ですが、観光案内所も兼ねています。<br />妻籠唯一の洋館です。<br />

    「妻籠を愛する会」の事務局ですが、観光案内所も兼ねています。
    妻籠唯一の洋館です。

  • ようやく街並みが見えて来ました。<br />山間の町なのでもっと暗いかと思いましたが、<br />意外と明るくなるのが早いです。<br />

    ようやく街並みが見えて来ました。
    山間の町なのでもっと暗いかと思いましたが、
    意外と明るくなるのが早いです。

  • この誰もいない道を歩けるのは、ここに泊まっている人間の特権です。<br />

    この誰もいない道を歩けるのは、ここに泊まっている人間の特権です。

  • 喜んで歩いていたらブレました。<br />左の建物に「観光案内所」の看板があります。<br />どうやら移転したようです。<br />宿場の案内図には、さっきの洋館が案内所だと書いてありました。<br />

    喜んで歩いていたらブレました。
    左の建物に「観光案内所」の看板があります。
    どうやら移転したようです。
    宿場の案内図には、さっきの洋館が案内所だと書いてありました。

  • 「柏屋」さん、いいところに看板があるなあ。<br />

    「柏屋」さん、いいところに看板があるなあ。

  • 昨夜、紐が光っていた干し柿。<br />まだ吊るしたばかりだから、出来るのはずっと先ね。<br />

    昨夜、紐が光っていた干し柿。
    まだ吊るしたばかりだから、出来るのはずっと先ね。

  • これだけ歩いても誰にも行き合わない。なんだか違う世界にいるみたい。<br />

    これだけ歩いても誰にも行き合わない。なんだか違う世界にいるみたい。

  • ヨーロッパの街を夜歩くと、明かりが石畳に反射して<br />綺麗な写真になります。<br />ここも同じで、燈明の光が敷石に反射して綺麗です。<br />

    ヨーロッパの街を夜歩くと、明かりが石畳に反射して
    綺麗な写真になります。
    ここも同じで、燈明の光が敷石に反射して綺麗です。

  • 昨夜見下ろした下町の町並み。だいぶくっきり見えるようになりました。<br />

    昨夜見下ろした下町の町並み。だいぶくっきり見えるようになりました。

  • だいぶ、朝になりました。だんだん普通の景色になって行きます。<br />

    だいぶ、朝になりました。だんだん普通の景色になって行きます。

  • この燈明はいつ消えるのかな?<br />消える時は、明るい筈なのに何故か寂しいです。<br />特別な時間が終わってしまった気がして。<br />

    この燈明はいつ消えるのかな?
    消える時は、明るい筈なのに何故か寂しいです。
    特別な時間が終わってしまった気がして。

  • それでもこうして空を大きく写すとまだ影が濃くなって、<br />変わった風景になります。<br />

    イチオシ

    それでもこうして空を大きく写すとまだ影が濃くなって、
    変わった風景になります。

  • 昨夜、天窓から覗いていた月が、あんな所にいます。<br />「藤乙」の看板は、なんだかとっても使いやすいモチーフでした。<br />

    昨夜、天窓から覗いていた月が、あんな所にいます。
    「藤乙」の看板は、なんだかとっても使いやすいモチーフでした。

  • まだ6時前。宿場町全盛期には早朝でも賑やかだっただろうなあ。<br />

    まだ6時前。宿場町全盛期には早朝でも賑やかだっただろうなあ。

  • こんな大釜でご飯を炊いて、宿には泊まり客がひしめいていて。<br />襖の向こうどころか、相部屋もあったりして。<br />

    こんな大釜でご飯を炊いて、宿には泊まり客がひしめいていて。
    襖の向こうどころか、相部屋もあったりして。

  • たくさんの看板が並んでいるこの界隈が一番、<br />現在でも日中は賑わっていることでしょう。<br />おやきに栗汁粉、食べたかったな。<br />

    たくさんの看板が並んでいるこの界隈が一番、
    現在でも日中は賑わっていることでしょう。
    おやきに栗汁粉、食べたかったな。

  • 寺下地区に戻って来ました。<br />

    寺下地区に戻って来ました。

  • ここには「松代屋」の他にもう1件宿屋があります。<br />「下丁子屋」です。<br />

    ここには「松代屋」の他にもう1件宿屋があります。
    「下丁子屋」です。

  • 下嵯峨屋の前の階段から寺下地区を見ると、<br />低い位置から撮ることが出来るので、良い構図の写真が撮れます。<br />

    下嵯峨屋の前の階段から寺下地区を見ると、
    低い位置から撮ることが出来るので、良い構図の写真が撮れます。

  • すっかり夜が明けて、明るくなったので、街並みを撮って行きます。<br />

    すっかり夜が明けて、明るくなったので、街並みを撮って行きます。

  • 唐辛子が干してあります。明るくないとこの色は出ません。<br />暗い時には暗いなりに、明るい時には明るいなりに<br />適した被写体があるので、それを探すのも楽しみです。<br />

    唐辛子が干してあります。明るくないとこの色は出ません。
    暗い時には暗いなりに、明るい時には明るいなりに
    適した被写体があるので、それを探すのも楽しみです。

  • 「妻籠のギンモクセイ」のすぐそばの石垣に生えている白い山茶花。<br />石垣の上に大きな木があり、その種が石垣の間に根を生やして<br />育ったようです。<br />

    「妻籠のギンモクセイ」のすぐそばの石垣に生えている白い山茶花。
    石垣の上に大きな木があり、その種が石垣の間に根を生やして
    育ったようです。

  • 傘を被っているてるてる坊主。可愛いなあ。<br />

    傘を被っているてるてる坊主。可愛いなあ。

  • マユミ(檀・真弓)の実。<br />5~6月に花を咲かせ、秋に実がなります。<br />

    マユミ(檀・真弓)の実。
    5~6月に花を咲かせ、秋に実がなります。

  • 夏には西瓜を冷やすのかしら?<br />

    夏には西瓜を冷やすのかしら?

  • 尾又地区の公衆トイレの脇から坂道を上って来ました。<br />妻籠の町並みが見下ろせます。<br />屋根に石が乗っている建物の左側が上嵯峨屋で、右が厩です。<br />

    尾又地区の公衆トイレの脇から坂道を上って来ました。
    妻籠の町並みが見下ろせます。
    屋根に石が乗っている建物の左側が上嵯峨屋で、右が厩です。

  • 蘭川に架かる橋が見えます。<br />

    蘭川に架かる橋が見えます。

  • 旧妻籠中学校です。<br />1997(平成9)年に小学校と共に閉校となりました。<br />向かって左側には鉄筋コンクリートの建物があり、<br />それを挟んで小学校がありました。<br />木造校舎には火事の際に延焼を防ぐために、<br />真ん中にコンクリートの校舎を挟むことがありました。<br />2020年夏にコンクリート校舎と小学校が解体されて、<br />妻籠町並み交流センターが建設されています。<br />

    旧妻籠中学校です。
    1997(平成9)年に小学校と共に閉校となりました。
    向かって左側には鉄筋コンクリートの建物があり、
    それを挟んで小学校がありました。
    木造校舎には火事の際に延焼を防ぐために、
    真ん中にコンクリートの校舎を挟むことがありました。
    2020年夏にコンクリート校舎と小学校が解体されて、
    妻籠町並み交流センターが建設されています。

  • 青空が反射して青く染まった窓ガラスに、<br />子供たちの声が響くことはもうありません。<br />今は、古い木造校舎を改築して宿泊施設にしている所などもあるので、<br />今後の活用に期待したいです。<br />

    青空が反射して青く染まった窓ガラスに、
    子供たちの声が響くことはもうありません。
    今は、古い木造校舎を改築して宿泊施設にしている所などもあるので、
    今後の活用に期待したいです。

  • 「松代屋」に戻って来ました。左側に受付があります。<br />右側の部屋の手前に階段があります。<br />

    「松代屋」に戻って来ました。左側に受付があります。
    右側の部屋の手前に階段があります。

  • 昔の階段はとにかく急で、段の幅が狭いです。<br />荷物を持って上がるのは結構たいへんなので、<br />1泊分の荷物だけで来た方がいいです。<br />

    昔の階段はとにかく急で、段の幅が狭いです。
    荷物を持って上がるのは結構たいへんなので、
    1泊分の荷物だけで来た方がいいです。

  • 映画「座頭市」のロケがこの前で行われたそうです。<br />

    映画「座頭市」のロケがこの前で行われたそうです。

  • 広間です。囲炉裏があるようです。ここにはテレビがありました。<br />

    広間です。囲炉裏があるようです。ここにはテレビがありました。

  • その奥には中庭があって、しかも渡り廊下があります。<br />廊下の下には池があって、丸々太った鯉が泳いでいました。<br />これが夕食に出るんだろうなあ。<br />

    その奥には中庭があって、しかも渡り廊下があります。
    廊下の下には池があって、丸々太った鯉が泳いでいました。
    これが夕食に出るんだろうなあ。

  • 平成元年に礼宮(秋篠宮)が妻籠に立ち寄ったそうです。<br />

    平成元年に礼宮(秋篠宮)が妻籠に立ち寄ったそうです。

  • 有名人の色紙の束が受付に置いてあります。手前は小泉今日子。<br />

    有名人の色紙の束が受付に置いてあります。手前は小泉今日子。

  • 脇本陣の格子窓から光が差す光景が人気ですが、<br />この窓だって表情があります。<br />

    脇本陣の格子窓から光が差す光景が人気ですが、
    この窓だって表情があります。

  • 窓の一番上のガラスだけが透明なので、<br />そこから外を覗くことも出来ます。<br />

    窓の一番上のガラスだけが透明なので、
    そこから外を覗くことも出来ます。

  • 一番心配されるのが水まわりでしょう。<br />このように完全にリフォームされていて、<br />廊下はセンサー式で電燈が点くし、トイレはもちろん洋式です。<br />洗面台はお湯も出るし、何の問題もありません。<br />お風呂にもボディソープ、リンスインシャンプーのボトルがありました。<br />必要な物は揃っているので、何も心配いりません。<br />写真を撮りたいので素泊まりでお願いしましたが、<br />快く応じてくれました。<br />しかも朝のポットにパンまで添えてくれました。<br />妻籠宿では昼間しか食べられる店は開いていないので、<br />心配してくださったようです。お心遣いありがとうございました。<br />いっぱい宣伝させていただきました。いいお宿でした。<br />

    一番心配されるのが水まわりでしょう。
    このように完全にリフォームされていて、
    廊下はセンサー式で電燈が点くし、トイレはもちろん洋式です。
    洗面台はお湯も出るし、何の問題もありません。
    お風呂にもボディソープ、リンスインシャンプーのボトルがありました。
    必要な物は揃っているので、何も心配いりません。
    写真を撮りたいので素泊まりでお願いしましたが、
    快く応じてくれました。
    しかも朝のポットにパンまで添えてくれました。
    妻籠宿では昼間しか食べられる店は開いていないので、
    心配してくださったようです。お心遣いありがとうございました。
    いっぱい宣伝させていただきました。いいお宿でした。

  • さあ、妻籠宿を出発します。また妻籠に泊まることがあったら、<br />「松代屋」に泊まりたいなあ。その節はよろしくお願いします。<br />

    さあ、妻籠宿を出発します。また妻籠に泊まることがあったら、
    「松代屋」に泊まりたいなあ。その節はよろしくお願いします。

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