ちょっと贅沢な日光小旅行　紅葉の中禅寺湖と東武ワールドスクエアwithゴエモン　Part2

2021/10/16 - 2021/10/17

今年4月から断続的に緊急事態宣言が続き、もはや緊急事態宣言が日常化。
当然旅行にも行けず欲求不満の日々を過ごしていたgoemonp夫婦。

幸い9月後半ころから猖獗をきわめていたコロナの感染者数も沈静化の兆しをみせ、10月からついに緊急事態宣言が解除となりました。
ということで、今年は年間旅行予算も余っているので、やや早めの紅葉を愛でがてら、いつもの旅のお供の鳥どもと一緒にちょっと贅沢に星野リゾートブランドの「界　日光」に泊まってきましたあ。

もちろん第六波につながらないように、感染対策には気を付けて。。。

Part2は憧れの高級宿の一つ、星野リゾート「界　日光」滞在記。

エリア 日光(栃木)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

界ブランドのホテルに泊まるのは久しぶり。

ここ「界　日光」はかつてバブル期に「離宮」という名前で総工費１００億円以上を掛けて建てられた高級旅館を星野リゾートが買収し、界ブランドで再オープンしたお宿です。

築30年なので水回りなど古さもちらほら目立ちますが、調度や使っている資材などはさすがの高級旅館です。

左手に見えるのはラウンジで、滞在中コーヒー等自由にいただくことができます。

お部屋は二人用の中禅寺湖ビューのお部屋。

和室ですが大き目のローベッドを2台入れてベッドから中禅寺湖の眺めが楽しめます。

ベッドの後ろには鹿沼組子をあしらった棚があり、本やメガネなどちょっとしたものを置いたりできます。コンセントもあるのでスマホの充電も可能。

チェックイン時のおもてなしは普通のお茶菓子ですね。

ゴエモン、コンちゃん「僕らへのおもてなしはないのかな。」

君らは宿泊料金払ってないからね。

冷蔵庫の中にはお水とリンゴジュース、ハートランドビール。

ジュースとビールは有料ですが、ビール440円とホテルにしては良心的な値付け。

もちろん風呂上りにいただきましたとも。

お風呂に入って少しのんびりしていると夕食の時間。

夕食は1階の食事処で半個室です。

ちなみにお風呂は内湯と露天があり、やや温めで長風呂にはぴったり。残念ながら源泉かけ流しではないようです。有料で貸切風呂もあるそうな。

風呂上がりには無料アイスキャンデーと梨ウォーターでクールダウン。

さて本日のお献立は写真の通り。

お酒もいろいろありますが、今回はペアリングセットを注文することにしました。
鳳凰美田は栃木にある小林酒造さんの手になる日本酒で、圧をかけずにお酒を絞る「しずく絞り」という手法でほとんどのお酒を造っており、芳醇でフルーティな味わいが特徴で入手困難なお酒なのだとか。

こんな紙の上にグラスが置かれます。

一杯目の純米大吟醸はワイングラスで供され、白ワインのようなすっきりとした味わい。

こちらでいただくのは献上醤油のコンソメと湯葉ムース。
上品な盛り付けです。

食器も凝ってます。器の蓋には日光彫。

二品目は鶏肉の真薯と銀杏。

日本酒が進みます。

ゴエモン「鶏肉とは怪しからん。鳥類虐待だ。」

八寸とお造り。

お造りは醤油と梅肉タレでいただきます。

三種飲み比べも到着。
同じ酒造会社のものですが、それぞれに味わいが異なって楽しい。

お造りはホタテの他、生湯葉、ハマチ？の3種。

湯葉は特に好きでも嫌いでもないので、あまり印象に残らず。

ハマチ？は美味しかった。

揚げ物は鮭と茸の袱紗包みに野菜の天ぷら。

次は蓋物です。茄子の葛饅頭。
柚子が効いていて美味。

〆は土鍋炊き炊き込みご飯。

全般的に量がお上品で、小食の妻はちょうど良かったといっていましたが、そこそこ上背のある男性であるgoemonpはやや物足りず。

最後に出てくる炊き込みご飯はたっぷり量があるので、これでお腹を埋め合わせるような献立になっているのはちょっと残念。以前泊まった別の「界」ではもう少し量的な満足感もあったような？

もっともHP見るとこの献立の立て方は界のスタンダードになっているようなので、もっと食べたい人は追加料金で一クラス上の特別懐石にしてね、ということなのでしょう。

でもこの炊き込みご飯適度におこげもあって美味しいんだよね。なんのかんのいいながら3杯いただいたgoemonpでした。

〆のデザートをいただいて一服。

ごちそうさまでした。

食後はご当地楽と称する旅館スタッフによるショータイム。

一応予約制になってました。

ご当地名産の日光下駄の由来等の解説と、お客様参加型のタップダンス。なかなか楽しかったです。

ちなみに日光下駄とは、日光に参詣する人々が草履で山がちな日光の地を歩くのに難渋しているのを見て、草履の下に木の下駄を張り付けたものを発明したことからはじまったとのことです。ただ単に張り付けているわけではなく、丈夫な紐で括り付けているので外れにくく、一方修理したい時には紐を切れば簡単に分離できる優れもの。

草履の履きやすさと下駄の実用性を両立させた履物として重宝されていたようですが、現在では日光下駄を作る職人の数も減り、このままではいずれ消滅してしまうのではと危機感を抱いたスタッフが、日光下駄の広報につながればとの思いでやっているショーなのでした。

ショーに参加すると、日光下駄の履き心地が体験できます。気に入ったらオーダーメードで注文もできるとか。

一晩ぐっすり寝て翌朝朝食会場に向かいます。

テーブル席が空いていないかったのか、えらく立派な個室に通されました。

朝食のお献立。

豆乳鍋と。

オーソドックスな和朝食。

特筆すべき料理があるわけではありませんが、美味しかったです。

お部屋で中禅寺湖を眺めつつ優雅に鳥どもとコーヒー。

「界　日光」界ブランドに恥じない素敵な宿でした。若いスタッフの一生懸命感あるホスピタリティも〇。お値段はるのでそう頻々とは泊まれませんが。

お食事はひょっとするとコロナのせいでコストカットが入っているかもしれませんが、観光産業が受けているダメージを考えると、やむを得ないところかもしれませんね。

Part3では東武ワールドスクエアに向かいます。