2021.10 小樽１泊の再会旅 Vol.3 さよなら札幌市電 M101

2021/10/16 - 2021/10/16

久々の海外....そう、このコロナ禍のなかで会社からの締め付けも厳しくなかなか遠くへ出かけることができなかったが、ここにきてやっと津軽海峡を渡ることができた。となれば、今年の２月以来の北海道は小樽へ。そう今年３月に惜しまれながらも休業してしまった小樽の名店「ふじりん」が復活していたので是非とも再訪したい。ちょうど緊急事態宣言も解除したので警戒しながらの北帰旅を決行する。


前夜は２月以来の小樽の味を堪能する。復活した「ふじりん」で美味しいお酒と美味しい肴を、Polepoleでは楽しい時間と〆パフェを堪能。そして明けた２日目にして最終日は何を食べようかな？。しかし、食欲より乗り鉄に走ってしまったらしい....。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルをチェックアウト。荷物だけフロントに預けて身軽になって散歩する。

旧手宮線跡 名所・史跡

小樽で散歩しているとついつい来てしまうのがこちら。小樽を....いえいえ、北海道を代表する蒲鉾屋の「かま栄」本社工場。

かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン

あ、レアな「あげかまパック」が売っている！ということで、自分と同行者それぞれ１個ずつお土産用に買ってしまった。

かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン

そしてコーヒーブレイク。スナックコーナーでコーヒーとお気に入りの「海苔ちくわ」をいただきます。この海苔ちくわも美味しいだよなぁ～♪。

かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン

そして店内の一画にある「SNS映えコーナー」。かま栄のポスター撮影で作られたカワイイセットに旅友をお邪魔させて記念写真。

かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン

かま栄を出て早めの昼ご飯を求めて移動する。その途中に自動販売機を発見。最近流行りの調理済み冷凍食品のものですな。

さて小樽でのお昼ご飯は....前回と同じ「ら～麺 京や」さんへ。他のお店でも食べたかったが限定メニュー「鴨つけそば version 徳島すだち」の引力が強すぎて（笑。

しっかりとした麺にすだち香るつけ汁、そしてローストした鴨が絶品！。

らー麺 京や グルメ・レストラン

麺を完食してしまい、残ったつけ汁がもったいないなぁ～と小ライスを注文しようとしたら、特別に追いライスで雑炊を作っていただいた。これまた別次元の美味しさで、これ単品でもイケるような完成度。次に訪れたときに注文したいくらいだ。

らー麺 京や グルメ・レストラン

昼食後はジーンズショップ ロッキで自分用のお土産購入。ここでは長靴で有名なミツウマのロゴなどあしらったグッズが販売されているのでキャップやＴシャツを購入する。

さて、このあと小樽でもう１食いただいてから札幌へ向かおうと思っていたが、急きょ予定を変更して札幌へ。ホテルで荷物を受け取って小樽駅前から出発する高速バス「高速おたる号（円山経由）」に乗車する。

さよなら小樽。またくるよ。

札幌駅手前で高速バスを乗り捨てて札幌市電の狸小路電停へ。これから札幌市電に乗車する。

狸小路停留場 駅

これから乗車するのは1961年に製造されたＭ１０１という路面電車。製造から60年という節目に10月末で引退になるのだ。その情報を聞いて予定を変更した。

札幌市電 (路面電車) 乗り物

ちょうど後方席に空きがあったのでこちらに座り後ろに流れ去る町の風景を楽しみながら60年活躍してきた路面電車の揺れを心に刻む。

コンプレッサーの作動音がなかなかいいねぇ....

走行音やブレーキ音、ドアの開閉、停車ボタンの鈴の音。

沿線では記録に留めようとカメラのレンズを向ける人も多くいた。

10月31日の運行で引退したＭ１０１。

実はなんと引退前日に車に接触された事故に遭ってしまっていた。それでもと修理を行い最終日午後からラストランを無事に飾ることができたのだ。

西4丁目停留場 駅

Ｍ１０１とお別れして札幌駅へ向かう。

大通公園 公園・植物園

ちょうど札幌駅前ではサンプリングをやっていて....受け取ってみたら「どどんっ」だったｗ（謎。いや、よつ葉乳業のヨーグルト２種だった。これは思いがけないお土産になったぞ！。

札幌駅 駅

札幌駅から新千歳空港へは快速エアポートで移動する。その前に時間があったのでホーム上にある立ち食い蕎麦で軽くおやつを。

そば処 弁菜亭 グルメ・レストラン

新千歳空港行の快速エアポートが札幌駅のホームに入ってきた。札幌始発だったので座って移動することができた。

札幌駅 駅

すっかり暗くなった新千歳空港に到着。まだ屋上の展望デッキが開放されていたので上がってみたものの....寒くて即撤収！。

新千歳空港 空港

出発ロビーに戻ってきてちょうどテーブル椅子があるスペースで荷物の整理をするのだが....目の前にある「かま栄」には買い求める客で列が出来ている！。さすがの人気店だ。

かま栄 新千歳空港店 専門店

保安検査場を抜けて搭乗までのお楽しみ♪ラウンジへ。こちらでは生ビールは３社３種が提供されている。意外とこういう点は嬉しいんだよね。

新千歳空港ANAラウンジ 空港ラウンジ

もちろんサッポロクラシックをいただきます。

新千歳空港ANAラウンジ 空港ラウンジ

さて、いよいよ北海道から離れます。

新千歳空港 空港

座席はありがたいことに最前列。足元広くて楽なんだけど、CAさんとのお見合い席になってしまい、ちと緊張だな。

仙台行はプロペラ機のDHC-8-Q400。この日は気流の影響でベルトサインが消えている時間が少なかったが心地よい揺れについうとうとと....。１時間20分のフライトはあっという間だった。

ほぼ定刻で仙台空港に到着。手荷物は預けていないのでそのままバゲージクレイムをあとにする。むすび丸の姿を見ると帰ってきたなーと実感。

仙台空港 空港

仙台空港からは鉄路で移動する。

仙台空港アクセス線に乗車して....空けるｗ。こちらのビールはサッポロ駅で購入し、快速エアポート内で仕上げようと思っていたが、乗車した車両はロングシートしかなくて呑むのを諦めていたんだよね。仙台空港からはボックスシートを確保できたので、こちらで乾杯を。

仙台空港アクセス線で秘密基地至近駅まで乗車。

長町駅 駅

帰宅後、お土産に買ってきた小樽・かま栄の蒲鉾たちで夕食。どれも美味しかったケド、限定のチーズカレー包み（写真右側）が美味しかったなぁ。意外と思うかもしれないが、カレーと蒲鉾って相性いいですよ♪。

ということで、久々の小樽行の旅。当初の計画より小樽での「食べる」ができなかったが、それでも大満足。次は何を食べようか....いつも食べている安定の美味しい味も大切だけど、新規開拓で巡り合える美味しい味....小樽の味は何度でも訪れたくなってしまう媚薬のような味たちだ。