2016/08/19 - 2016/08/19
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エンリケさん
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2016年夏休みのスウェーデン~フィンランド旅行8日目後半。
午前中に見た、トームペアの丘に建つ大聖堂やアレクサンドル・ネフスキー聖堂などに引き続き、タリン旧市街の観光を続行。
下町の中心、ラエコヤ広場に戻って旧市庁舎を見学し、大ギルドの会館、聖霊教会と巡っていきます。
そして最後は聖オレフ教会の塔に上り、傾いた陽の光を浴びて浮かび上がる、赤い屋根の家々が建ち並ぶ旧市街を一望。
天気にも恵まれ、楽しい街歩きができた一日となりました。
<旅程表>
2016年
8月12日(金) 羽田(フライトキャンセル)
8月13日(土) 羽田→北京→ストックホルム
8月14日(日) ストックホルム
8月15日(月) ストックホルム→ヴィスビュー(ゴットランド島)
→ストックホルム
8月16日(火) ストックホルム→
8月17日(水) →トゥルク→ヘルシンキ
8月18日(木) ヘルシンキ
〇8月19日(金) ヘルシンキ→タリン→ヘルシンキ
8月20日(土) ヘルシンキ→
8月21日(日) →上海→成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月19日(金)
エストニアの首都タリンにて、山の手であるトームペアの丘の散策を終え、13時40分、下町の中心地、ラエコヤ広場に戻ってきました。
お昼を過ぎているだけあって、朝訪れた時よりもさらに多くの人々で賑わっています。ラエコヤ広場 広場・公園
-
次に訪れるのはラエコヤ広場を見下ろすようにそびえる旧市庁舎。
14世紀半ばに最初の建物が建てられ、1404年に現在の姿に改築されたという歴史ある建物となっています。タリン旧市庁舎 史跡・遺跡
-
入場料5ユーロ(約600円)を支払い中に入ってみると、最初に掲げられていたのは、こんな北ヨーロッパのハンザ同盟諸都市を表した地図。
いつの時代のものかは分かりませんが、タリンは旧名の“Reval”(レファル)と表記されていて、ほかには有名なリューベックやブレーメン、ハンブルク、ブルッヘ(ブリュージュ)、ベルゲンなどのほか、ダンツィヒ(グダンスク)やトルンの名前もあります。 -
階段を上ったところに位置するのは青と黄(ハンザ同盟)、緑と赤(富と力)を意味する柱の色彩が美しい“市民の間”(Citizen's Hall)。
壁際には古代イスラエルの王ソロモンの伝説をテーマとしたタペストリー(The anointing of Solomon as King at Gihon spring)が掲げられていますが、実はここにあるのは2004年にイングランドで作られたというレプリカ。
オリジナルは1547年にネーデルラント(現ベルギー)のアンギャン(Enghien)で製作されたものとのことです。 -
2階には執務室のような落ち着いた雰囲気の部屋も。
左の壁に掛かっているのは・・・。 -
戦艦ヴァーサ号を建造し、プロテスタント側の急先鋒としてドイツ三十年戦争で活躍するなど現在でも人気のあるスウェーデン王、グスタフ2世アドルフの肖像(The King of Sweden Gustav Ⅱ Adolpf、在位:1611-32年)。
現在では他国の君主ですが、当時はバルト海一帯に、エストニアやフィンランドを含む“スウェーデン帝国”(バルト帝国)を形成していました。 -
こちらはグスタフ2世アドルフの祖父で、宗教改革を行いスウェーデンをプロテスタントの強国に押し上げたヴァーサ朝の祖でもあるグスタフ1世の肖像(The King of Sweden Gustav Vasa、在位:1523-60年)。
17世紀後半に描かれた肖像画で、彼の次の王、ヴァーサ朝第2代のエリク14世の時代にスウェーデンはロシアなどとのリヴォニア(エストニアからラトビア北部にかけての地域)を巡る争いに勝利し、エストニアはスウェーデンの自治領、エストニア公国(1561-1721年)となっていきます。 -
続いては“議会の間”(The Council Chamber)。
その名の通り、市議会議事堂として使われた部屋で、その壁には・・・。 -
洗礼者ヨハネの首を求めたへロディアの娘ことサロメなどの、ルネサンス調の絵画が。
実はこの“議会の間”、法廷としても使われていたとかで、壁の上部には、“正義”をテーマにした17世紀の8枚の絵が掲げられているとのことです。 -
こちらは“議会の間”の長椅子(Magistrates bench)の一端に彫られたレリーフ。
旧約聖書に出てくる巨人ゴリアテと戦う少年ダヴィデ(後のイスラエル第2代の王)を刻んだもので(David's battle with Goliath)、壁絵とはテイストを同じくしますが、それよりも早い15世紀初頭の作品。
下部には上部のテーマと同じく猛者同士という意味なのか、ライオンと熊の姿も刻まれています。 -
長椅子のもう一端には、こちらも旧約聖書から、“サムソンの髪を切るデリラ”(上)と“フィリスの馬になるアリストテレス”(下)のレリーフが(Samson and Delilah、Aristotle and Phyllis)。
いずれも15世紀初頭の作品で、女性に籠絡された名のある男の情けない姿を描いていて、“女性の誘惑に乗ってはいけない”という教訓を伝えているとのこと。
この辺は中世の昔も今も全く変わらない、人間の、いや男女間の永遠のテーマですね・・・。 -
反対側の長椅子には、中世の恋愛物語、“トリスタンとイゾルデ”(Tristan and Isolde、1370-74年)の彫刻が。
こちらも女性のために身を破滅させることになる男性をテーマとしたもので、中世の議員たちは議会のたびにこれを目にして、一体何を思っていたことでしょうね・・・。 -
趣向が替わってこちらは16世紀初頭のタリン市民の服装をした人形たち。
ドイツやイタリアなどの肖像画でよく目にする格好ですね。 -
こちらは17世紀のタリン市民の服装をした人形。
レンブラントの絵画など、オランダ黄金時代のファッションの影響が見られますね。 -
こちらは19世紀初頭の女性の服装と、未婚の商人の互助組織であるブラックヘッド団(Brotherhood of the Blackheads)の制服。
シルエットも細くなって段々と現代に近づいてきた感がありますね。 -
こちらは旧市庁舎の塔のてっぺんを飾る風見鶏ならぬ風見爺さんこと、トーマス爺さんの像(Old Thomas, weathervane from 1530)。
1530年に市庁舎の尖塔の上に飾られたオリジナルヴァージョンのもので、現在、旧市庁舎の塔のてっぺんにあるのは、レプリカとなっているところです。 -
続いては旧市庁舎の最上階へ。
屋根裏部屋のような殺風景なフロアとなっていますが、ここには1944年3月9日のソ連軍の空襲(当時はドイツ占領下)で全体の12%が破壊されるという大被害を受けた旧市街の復元の様子を綴るパネルなどが展示。
この旧市庁舎も尖塔が破壊されるなど大被害を受けましたが、第二次世界大戦後の1952年に復元。
旧市街全体も復興を遂げ、エストニアがソ連から独立した後の1997年、旧市庁舎を含むタリン旧市街は、“タリン歴史地区”(Historic Center of Tallinn)としてユネスコの世界遺産に登録されることとなります。 -
こちらは最上階の窓からのラエコヤ広場の眺望。
赤い屋根の建物に囲まれた中にたくさんの露店が建ち並び、各国から様々な人種の人々が集う、何とも平和な広場ですね。 -
反対側には山の手に建つトームペア城の眺めが。
こちらもまた、中世を思い起こさせる風景ですね。
14時45分、以上で旧市庁舎の見学を終了。 -
14時50分、ラエコヤ広場の北側に面している市議会薬局(Raeapteek)へ。
今も現役で営業しているヨーロッパで最も古い薬局のひとつで、その歴史は少なくとも15世紀初め(日本で言うと室町時代)にまで遡るとか。
入るだけならもちろんタダ、ただし営業妨害にならないように・・・。市議会薬局 史跡・遺跡
-
市議会薬局の中から見たラエコヤ広場。
こんなふうに600年間も広場の歴史を眺め続けているのでしょうか・・・。
ちなみに、写真に見える古典風の柱やフレスコ画のような壁画、淡く彩色された梁などが、この薬局が歴史ある建物であることを物語っていますね。 -
薬棚を見ると、こんな由緒あり気な薬草の解説も。
この市議会薬局、博物館ではありませんが、雰囲気のある歴史スポットですね。 -
続いて14時55分、広場を少し北に行ったところに位置する“大ギルドの会館”(Suurgildi Hoone、Great Guild House)へ。
ハンザ同盟都市時代の1410年に建てられ、大ギルドの集会やパーティ、結婚式などに使われてきた建物ですが、エストニアがロシアから独立した後の1920年にギルドは解散し、現在は“エストニア歴史博物館”(Eesti Ajaloomuuseum)となっているところです。
この建物、外観はなお中世の頃のものを保っているそうで、外壁の正面には、大ギルドの紋章でもあった、赤字に白十字のタリンの小紋章も顔をのぞかせています。大ギルドの会館 (エストニア歴史博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
-
入館料5ユーロ(約600円、カード払い可、学生と間違えられ3ユーロと言われる)を支払い、大ギルドの会館の内部見学開始。
最初はこんな16世紀の食器類の展示から。 -
こちらは16世紀の銀貨。
ハンザ同盟間の取引で使われていたものでしょうか。
現代の硬貨にも劣らない、しっかりとした造りになっていますね。 -
続いてはヴォールト構造の天井が特徴的なこんな部屋にやってきて・・・。
-
こちらは19世紀、北エストニアの結婚式で用いられたという新婦の衣装(bridal chaplet)。
東欧っぽいエキゾチックさを感じます。 -
こちらは当時の資産家が収集していたものでしょうか、エジプトのネコやワニのミイラ、日本の傘など、エストニアらしくないものの展示。
現地エストニアの観光客にとっては、珍しくて関心が高いものなのでしょうけれども・・・。 -
16世紀、現ロシアのプスコフで作られたという、エストニアに残る最古のイコン(Icon with scenes from the life of St Nicholas the Wonderworker、Pskov school)。
ロシアの守護聖人であるとともに海運の守護聖人でもある、小アジアのリュキアで活躍した聖ニコラス(270?-345/352年)の生涯が描かれているとのこと。 -
こちらの寒々とした感じの展示は、19世紀、東シベリア又はアラスカのセイウチの骨で作ったヨロイや、アザラシの腸で作ったパーカー(Parka with hood or Kamleika、Seal gut)など。
ロシアっぽさが感じられる品々ですが、セイウチの骨で作ったヨロイは日本又は中国の甲冑を想起させます。 -
最後は地下室へ。
ここは中世においては暖房室として使われていた場所で、現在はギルドの歴史を綴った掲示板や書物などがズラリと展示される部屋となっています。
16時10分、以上1時間10分ほどで、現在はエストニア歴史博物館となっている大ギルドの会館の見学を終了。 -
大ギルドの会館を出たところには、これまた歴史を感じる扉。
1430年、職人メルテン・セイフェルトによって鋳造されたという“銅製のライオン・ドアノッカー”が重みをなす、貴重な扉となっているところです。 -
そのライオン・ドアノッカーをズームアップ。
豚っ鼻やアフロヘアーのようなたてがみがかわいらしくもある、どことなく間抜け顔のライオンですね(笑)。
ちなみにライオンの周りに縁どられているのはアルファベットで、右側のドアノッカーには“1430年、偉大なる王キリストよ、安らかに来たれ”、左側には“ここにいるものすべて、ここに来るものすべてに神の恵みを”と刻まれているそうです。 -
16時15分、続いては近くにあった聖霊教会(Pühavaimu Kirik)へ。
市庁舎及び聖霊教団救貧院の礼拝堂として、14世紀にはすでに建てられていたという記録の残る古い教会です。聖霊教会 寺院・教会
-
入場料2ユーロ(約240円)を支払い教会の中へ。
現在では宗教改革を経てカトリックからルター派になっただけあって、全体的には装飾性の少ないシンプルな教会。 -
そんな中にも、主祭壇には宗教改革をくぐり抜けて伝えられている、リューベックの芸術家ベルント・ノトケが1483年に製作したという木製祭壇が。
キリスト昇天の後、12使徒の上に聖霊が降りたという“聖霊降臨”の様子が生き生きと表現されており、現在となってはこの教会の至宝となっているところです。 -
内部は狭いですが、このように、教会の片側にある聖歌隊席の上部には、“貧者の聖書”と呼ばれる、新旧の聖書の物語を描いた57枚の美しい絵画が掲げられています。
16時30分、以上で聖霊教会の見学を終了。 -
16時35分、ラエコヤ広場に戻ってきて、ここでちょっぴり遅い昼食。
広場に設けられたテラス席は開放感があっていいものです。 -
最初は当然ビール(笑)。
エストニアでナンバーワンのシェアを誇るサクビール(saku、4.2ユーロ=約500円)で、乾いた喉には何でも美味しいですね(笑)。 -
メインは珍しさから選んだ赤カブのスープ(Peedi-suitsujuustu、6.9ユーロ=約830円)。
ボルシチっぽい感じのするスープで、赤カブの甘みが効いていて、なかなかの美味でした。 -
食事を終えると17時15分。
空も雲が多くなり、だいぶ陽が陰ってきました。
帰りのフェリーの時間を考えると、見学できるのはあと1箇所くらい。
タリンにやってきてから何度も訪れたラエコヤ広場に、これで別れを告げることにします。 -
名残惜しい旧市街の道をてくてくと歩き、最後に向かうのは・・・。
-
旧市街の北の入口、ふとっちょマルガレータとスール・ランナ門の近くに位置する聖オレフ教会(Oleviste Kirik)。
北欧においてキリスト教を広めたことで列聖されたノルウェー王、オーラヴ2世(在位:1015-28年)にちなんで名付けられた教会で、中世のハンザ同盟都市時代、ドイツ人が聖ニコラス教会の近くに集住していたのに対し、スカンディナヴィア人がこの教会の近くに集住し、コミュニティを形成していました。聖オラフ教会 寺院・教会
-
17時30分、その聖オレフ教会に入場(無料)。
白を基調としたシンプルな内装で、天井の高さが印象に残ります。
この聖オレフ教会、現在はエストニアにおけるプロテスタントの一派に属する教会で、最初に記録に現れるのはデンマーク支配時代の1267年。
その後何度も落雷による火災に見舞われて改築が行われ、現在の姿になったのは1840年のこと。
その際、旧市街一を誇る高さ124mの塔も修復されますが、15世紀にはそれ以上の159mもの高さがあり、“世界一の塔”と知れ渡っていたという・・・。
それは何度も雷に遭うわけですね・・・。 -
その“旧市街一”と言われる塔に上ってみます(2ユーロ=約240円)。
こんなダンジョンのような雰囲気のある階段を上っていくと・・・。 -
木で骨組みがなされた少し広い部屋に到着。
ここからさらに木の階段で上を目指します。
・・・なんだか日本のお城のようでもありますね。 -
そしてついに最上階へ。
外に出てみるとそこは、塔に沿って人ひとり分しか通れないような板の道が施された、なんともスリリングな展望台。
それでもこの時は感動が勝って、早速板の道を回り始めます(笑)。聖オラフ教会の塔 建造物
-
聖オレフ教会の塔の上から見た、南側のタリン旧市街の景色。
時刻は17時50分。
少し曇っているのが残念ですが、その代わり、雲間から地上に向けて注ぎ込む光が何とも神々しい印象を抱かせてくれます。 -
ぐるりと回って反対側の北側もパチリ。
緑の多いタリンの街と、穏やかなフィンランド湾の景色が見渡せますね。 -
港のある北東の方向もパチリ。
停泊しているのは帰りのタリンクシリヤラインのフェリーでしょうか。 -
さらにぐるっと一周して戻ってくると・・・。
-
空に晴れ間が見えてきて、最初に見たよりも明るいタリン旧市街の景色が。
これなら、写真中央奥のトームペアの丘も、周囲より小高い場所にあるということが、よりはっきりと分かります。
うーむ、ときには時間を待ってみるものですねえ・・・。 -
さらに広角にしてパチリ。
まさに天気の具合で何度でも楽しめる旧市街の景色でした。
・・・時刻はちょうど18時、帰りのフェリーの時間も近づいてきたので、これで旧市街を後にし、港に戻ることにします。 -
港への道を急ぐ途中、土産屋のディスプレイにマトリョーシカ人形を見つけたので、思わずパチリ。
このエストニアはやはりロシア文化圏でもあるのですね。 -
18時10分、タリン旧市街の北の城壁入口、ふとっちょマルガレータに付属するスール・ランナ門(Suur Rannavärav)までやってきました。
ちょうど帰宅時なのか、門の外はたくさんの車が連なって大渋滞。
寂しいですが、これでおとぎの国のようなタリン旧市街ともお別れです。スール ランナ門 史跡・遺跡
-
門を出た後も、港までの道は帰宅ラッシュの車で大混雑。
信号が変わるまでの間、通りの向こうにかわいらしい教会があったので、思わずパチリ。
エストニアはタリン旧市街のほかにもこんなかわらしい建物がいろいろとあるのでしょうね。 -
そして18時30分、タリン港に無事到着。
チェックインの手続きを済ませ、ターミナル内の土産物屋で今回の旅行のお土産をいろいろと物色。
エストニアはスウェーデンはもとよりフィンランドよりもだいぶ物価が安く、お酒や食料品などをヘルシンキに持ち帰ろうとする観光客で店は大混雑です。タリン港 船系
-
ちなみにここで買ったチョコレートがこちら。
1箱2.2ユーロ(約260円)で、味もいいし、スウェーデンやフィンランドで買うよりずっとオトク。
エストニアの経済成長率は近年では年3~5%程度(日本は0~2%程度)とのことですが、コロナ後の現在でもこのオトクな物価水準は保たれているでしょうかね・・・。
【世界経済のネタ帳~エストニアの経済成長率の推移】
https://ecodb.net/country/EE/imf_growth.html -
そして出発20分前の19時10分、停泊していたタリンクシリヤラインのスター号に乗り込みます。
通路の窓からは、先ほどまで見学していたタリン旧市街一の高さを誇る、聖オレフ教会の尖塔の姿が。 -
19時30分、スター号は定刻通りタリン港を出発。
楽しい時を過ごしたタリンの街が、みるみるうちに遠ざかっていきます。
さらばタリン!
この後、2時間後の21時30分にスター号はヘルシンキのランシ・ターミナルに無事到着。
激混みのトラムでヘルシンキ中央駅まで戻り、駅前の老舗デパート、ソコス(Sokos)の地下にあるスーパーで夕食を買ってこの日は終了。
さて、翌日はいよいよ今回の旅の実質最終日、最後のヘルシンキ観光を楽しんでいきます。
(スウェーデン・フィンランド旅行9日目~最後のヘルシンキ観光に続く。)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 川岸 町子さん 2021/11/14 18:39:13
- 名残惜しいタリン
- エンリケさん、こんにちは(*^^*)
タリン滞在のご様子を自分の思い出と重ね合わせながら拝見しています。
市議会薬局、久しぶりに思い出しました。
私も同じ窓からのラエコヤ広場の様子を眺めました。
様々な国からの観光客が集う平和な広場に、少しずつ活気が戻ってくることを願います。
ライオン・ドアノッカー、よく気づかれましたね!
ライオンの表情がユニークで、周りのアルファベットが美しいです。
このような細かい技を見せてもらうのも、ヨーロッパ旅の楽しみの一つですね。
聖オレフ教会の塔の上からご覧になった風景、穏やかな絵のようです(*^^)v
明るい光が差し込み、西側に面した建物が白く輝いてますね。
レンガ色の屋根の建物の間には緑が濃くて、ずっと眺めていたいような瞬間に出会え、本当に良かったですね!
私もタリンのチョコレート専門店へ行き、沢山の種類がありビックリしました(@_@)
エストニアのチョコレートは評判高いそうです。
良いお買い物もできましたね(*^▽^*)
町子
- エンリケさん からの返信 2021/11/15 19:54:10
- タリンの思い出
- 川岸 町子さん
こんばんは。
タリン旅行記の続きにご訪問ありがとうございます。
タリン滞在は天気にも恵まれて、いい思い出を残すことができました。
> ライオン・ドアノッカー、よく気づかれましたね!
> ライオンの表情がユニークで、周りのアルファベットが美しいです。
> このような細かい技を見せてもらうのも、ヨーロッパ旅の楽しみの一つですね。
タリンはハンザ同盟の街だけあって、このような技巧を凝らした仕掛けや芸術品も、あちらこちらにあるのが魅力ですよね。
本当に、ドイツのように戦火で焼けなくてよかったと感じます。
> 聖オレフ教会の塔の上からご覧になった風景、穏やかな絵のようです(*^^)v
聖オレフ教会の塔からの眺め、最後の最後で記念になりました。
しかし、コロナ禍でしばらく海外旅行をしていないので、今後ヨーロッパを訪れた時に、体がなまってこんな高い塔に上れるのかと不安になります(笑)。
> エストニアのチョコレートは評判高いそうです。
そうなのですね。それならもっといいものを大量に買っておくべきでした(笑)。
わたしはこれまでいつも忙しい旅だったので、コロナ後はもっとゆったり、ヨーロッパのおもしろそうな街に腰を落ち着けて楽しんでみたいですね。
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