シニアトラベラー！青森屋・奥入瀬渓流ホテル満喫の旅①

2021/10/05 - 2021/10/05

　待ちに待った非常事態宣言解除です！昨年は福岡を旅行した20年来の友人と次は青森だね！と早くから予約していた青森屋と奥入瀬渓流ホテルに行って来ました！2泊3日ですがホテル滞在と観光中の様々なエピソードを分けて旅行記にまとめてみました。①から⑦まであります。よろしければ目を通してみて下さい。
①羽田空港・みなと食堂・十和田市現代美術館
②星野リゾート青森屋前半
③星野リゾート青森屋後半
④オープントップバス奥入瀬渓流ツアー・奥入瀬渓流ハイキング
⑤星野リゾート奥入瀬渓流ホテル
⑥奥入瀬渓流ミニハイキング・八甲田ドライブ
⑦ワラッセ・青森県立美術館・青森空港・羽田空港

エリア 三沢(青森)

公共交通機関利用は昨年11月末の『福岡』旅行以来です！緊急事態宣言が明けてホッとしていますが【密】を避けるのは変わらず必須条件です！朝イチの空港バスで『羽田空港』へ向かいます。

乗客は私を含め2名。次の停車場所から友人含め7名。ドライバーさんと合わせて10名でソーシャルディスタンスを保ち『羽田空港』に到着しました。

朝焼けが綺麗です！

閑散とした『羽田第1ターミナル』です！

まだ昨年11月には出現していませんでした！

また来年4月からはJGCカウンターにお世話になります。頑張ってプレミア獲得したのに新型コロナウイルスのせいで『成田空港』ファーストクラスラウンジの〈握り寿司〉も食べる事なく夢に見た国際線のラウンジ生活は幕を閉じます。JALからボーナスポイントは頂戴してもシニアは海外旅行へでも行かなければ80,000ポイントを維持する事は出来ません。悲しいです。

あと何回、お世話になれるでしょうか？とりあえず来月、『福岡』には行きます！

サファイア生活を満喫中の2019年7月『ベトナム』旅行でダイアモンド会員の方にアドバイスをいただきプレミアならば！と目指し獲得しました！2020年は『台湾・ベネルクス3国・トルコ・アメリカ東海岸・シアトル・バルト3国』等々プレミアでのラウンジ生活とポイント維持を楽しむ計画でした。コロナ禍で全て机上の空論と化してしまいました。

コロナ禍への怨み辛みはここで辞めます！気分を変えて『青森』旅行のスタートは私のイチオシあさごはん「Hitoshinaya」です。一番のりでした。

こちらの〈お出汁〉が早朝の胃には優しいのです。プランナーの私は予めLINEで送ったお手製旅の栞と共通費30,000円を会計の友人に渡します。3104ねえねえツアー第2段『青森』旅行スタートです！

私はヘルシーな〈白粥〉990円も好きです。今回は昨年、食べて美味しかったからとの友人の一言で、〈鮭膳〉1,500円に決まりました。〈厚切りの鮭〉は、皮がパリパリで身はふっくらと焼き加減が絶妙です。ほんのり甘い〈卵焼〉も美味しいです！

あっという間に並んでしまったので長居は、せずに食べたら席を立ちます。

そして千葉県多古産コシヒカリの美味しい〈新米〉が食べられてLUCKYでした！

ファーストクラスラウンジでチェックインです。

こちらでセキュリティチェックを受けると目の前がJALラウンジへのエスカレーターです。

ダイアモンドプレミアラウンジ！1年ぶりにお世話になります。

相変わらず見事な［松］が迎えてくれます！

アルコールサービスは時間制限があります。今回は初日ドライバーなので異存はありません。

〈トマトジュース〉が復活して嬉しいです。おにぎりは〈明太子・鶏五目〉でした。

『メゾンカイザー』のパンは〈クロワッサン・サツマイモパン〉でした。

カフェ類は変化ありません。

ハーゲンダッツの〈バニラ・抹茶〉がありました！

食べて来たのに嬉しくて〈明太子〉を手にしてました！しっかり〈抹茶アイス〉も味わいました！(笑)

こちらからの眺めが好きです！

こちらのソファーも座り心地が好いです。

07:13　今回は沖停めのバス移動だったので早めに行動開始です。

一昨年、甥っ子達と『山口』に行った時以来のバス移動です！31ゲートに行く途中、〈お茶〉を買って到着したら即バスに搭乗？でした。

【おめでとう世界自然遺産登録守ろう！世界の宝】ジェットがいました！

07:26　案内されたグループ1のボーディングシートはプレミアの記念品です！

737-800型です。やはり空港スタッフと比べても小型機です。『山形空港』へ行った時は2列2列の4シートでした。今回は2列3列の5シートです。

スタッフが手を振って見送ってくれます！私も手を振って返します。

『台場』エリアが見えました。何年もご無沙汰しています。愛車でレインボーブリッジや東京湾海底トンネルは走っているのですが・・・。

『富士山』も見送ってくれています。左下に微かに六本木ヒルズと東京タワーか写ってました！

オリパラのマスコット【ミライトワ】と【ソメイティ】の紙コップで初めて〈ももとぶどう〉のスカイタイムを味わいました！

『猪苗代湖』上空辺りで見えた一直線の雲です！

『三沢空港』への着陸態勢で雲の中をしばらく飛んでいると突然目の前に現れた幾つもの大きな白い球体です！調べたら【エシュロン】と云う通信傍受盗聴機関の建物だそうです。初めて知りました！

08:57　大変こじんまりとした『三沢空港』に到着しました。

09:06　マイRIMOWAが流れて来ました。バゲージレーンも1つでした。

09:20　到着口出て目の前の『日産レンタカー』で空模様が怪しいのでビニル傘を2本借りました。車は建物を出てすぐの駐車場に停めてありました。3日間全ての目的地をナビ入力完了して出発です！

10:26　ナビ入力で『陸奥湊駅』で到着した駐車場です！なんと懐の大きな地域でしょうか？思わず我が目を疑ってしまいました！途中、【第2みちのく有料道路】を走りました。不思議な道路で『三沢』側の料金所はETC表示はあっても現金のみ220円でした。途中から知らない内に【東北自動車縦貫道】になるらしく？そちらの料金所はETC160円が利用可能でした！但し『八戸』側から帰路ETCで入ると現金でしか出られないのです！カードを渡すとブース内にある機械で処理していました！

3日間頑張ってくれた日産マーチです！

4トラの皆さんの旅行記でお馴染みの【イサバのカッチャの石像】をパチリ！【五十集】とは魚を扱う業種の方々の呼び名だそうですが愛着を込め八戸では朝市を元気に行き交うオバちゃん達の事を【イサバのカッチャ】と呼んでいるそうです。

JR八戸線『陸奥湊駅』です。1983年11月改築の橋上駅舎ですが2016年7月に北口は本屋外壁改良工事でリニューアルされたそうです。

10:30　『陸奥湊』に来た最大の目的地『みなと食堂』に到着しました！行列を覚悟していたのですがタイミングが良かったみたいです！

テーブル席もあったのですが一番端のカウンター席にしました。〈茶水〉はセルフです。

手書きのメニューが食欲をそそります！残念ながら〈生雲丹・鮑〉が入荷無しだったので〈いちご煮〉は諦めました。

テーブル席も撮影後すぐに埋まりました。店を出たら行列が出来ていました。

私達のオーダーを料理中です！「ご飯の量は？」に2人して「少なめで！」マスク越しに声も揃えて！朝からずっと食べっぱなしです。ランチには早すぎますから！(笑)

〈ザ漬け丼〉1,350円です！半分に〈メイン平目・ヤリイカ・甘海老・鮪〉と贅沢です！〈せんべい汁と香物付〉です。最初は、Simpleに途中から〈卵黄〉を絡め堪能しました！遥々来て良かったです！〈平目〉はもちろんですが〈ヤリイカ〉が美味しくて感動しました！少なめのご飯は頑張りましたが食べきれませんでした。ごめんなさい！

腹ごなしに駐車場までの僅かな距離ですが店先をのぞいたり、【イサバのカッチャの石像】と記念撮影したり楽しみました。

11:00　駐車場到着です！ギリギリ間に合い100円投入しました！(笑)

12:12　有料道路を戻って『十和田』市へ向かう途中、けっこう雨が降っていました。『十和田市現代美術館』敷地内の駐車場に到着です。LUCKYにもポツリポツリの小雨になった内に傘持参で先に【屋外展示作品】を見て周ります。

《エルヴィン・ヴルム》作【ファット・ハウス／ファット・カー】です。ふくよかな家の窓と入口が顔に見えてしまいます。太った車は衝撃を吸収してくれそうです。(笑)

《草間彌生》作【愛はとこしえ十和田でうたう】です。犬の【リンリン・ケン・トコトン】は透明カバーが、かけられていました。【太陽のキノコ・キノコの精・愛の神様】です。

南瓜【十和田で発見された私の黄色いカボチャ】です。「オオチャン」「ヤヨイチャン」と互いに呼び会う仲良しの巨匠水玉ワールドの象徴、南瓜です。

女の子【十和田のハナコちゃん】です。

《マイダー・ロペス》作【トゥエルヴ・レヴェル・ベンチ】です。色とりどりのタイルがランダムに並べられたベンチです。座面のタイルが道路に敷かれているタイルと同じSizeでした。

《インゲス・イデー》作【ゴースト】です。ふわふわと浮いているようで可愛い巨大なゴーストです。

《インゲス・イデー》作【アンノウン・マス】です。建物から垂れている水銀のようなものは逆さまになってトイレを覗いているゴーストだそうです。

『十和田官庁街通り』をパチリ！この美しい街道は1986年【日本の道百選】に選ばれています。

素敵な雰囲気の『十和田官庁街通り』は【駒街道】とも呼ばれています。馬の頭がモチーフの車止めポールが並んでいます。

《R&Sie(n)》作【ヒプノティック・チェンバー】です。2005年にパリで行われた【聞いた話展】にて屋内に設置された【ヒプノティック・チェンバー】が今回『アート広場』のために新たにデザインし直されたそうです。

《佐藤忠良》作【風】です。馬の彫像を作ろうとしたのではなく爽やかな緑の風の中で草を手に自慢気に馬に乗って楽しむ子どもを表現したそうです。

『十和田官庁街通り』に咲く花シリーズです。［セイヨウフウチョウソウ］です。(Googleレンズ調べ)

［アロマティックアスター］です。(Googleレンズ調べ)

［ガウラ］です。(Googleレンズ調べ)

［ケロネ・オブリクア］です。(Googleレンズ調べ)

［シオン］です。(Googleレンズ調べ)

［メキシカンデビル］です。(Googleレンズ調べ)

［ペルシカリア アンプレクシカウリス］です。(Googleレンズ調べ)

［ガウラ］です。(Googleレンズ調べ)

［ハルシャギク］です。(Googleレンズ調べ)

［リアトリス］です。(Googleレンズ調べ)

［ムラサキベンケイソウ］です。(Googleレンズ調べ)

［ハルシャギク］です。(Googleレンズ調べ)

《アナ・ラウラ・アラエズ》作【光の橋】です。内部に入る事が可能な光に包まれたガラスのトンネルのような作品です。

《椿昇》作【アッタ】です。とにかく大きな大きな赤アリです！一見アリ怪獣だなんて錯覚しました！

《チェ・ジョンファ》作【フラワー・ホース】です。高さ5.5ｍの花の馬のモニュメントです。華やかで一際目立っています。

角度を変えてパチリ！

正面からもパチリ！本当に印象的です！

《鈴木康広》作【はじまりの果実】です。切り株の年輪を波紋に見立て切り株の上部は水面にもなっているようです。空から水面に落下した様子が残像として7つのりんごで表現されていたのですが現在は1つのりんごで表現されています。

《ポール・モリソン》作【オクリア】です。美術館の白い外壁に描かれている大きな作品です。神話に登場するリンゴの木がモチーフだそうです。

【ゴースト】と【フラワー・ホース】のコラボレーションをパチリ！

《奈良美智》作【夜露死苦ガール2012】です。オオチャンの仲良し《奈良さん》です！高さ約10mの壁面をキャンバスに見立てた作品のタイトル【夜露死苦】は「よろしく」ですね。ところどころ破けた服で足を組んでポーズを決めています。少女が笑っているようにも怒りを抑えているようにも見えて来ます。

外からも別の角度で中の展示作品が見られる建物が素敵です！

《ジム・ランビー》作【ゾボップ】です。館内のエントランスホールの床です。こちらで入館チケット1,200円を買い入場します。カラフルな空間でワクワクしました！

胸にステッカーを貼って館内を巡ります。

《ロン・ミュエク》作【スタンディング・ウーマン】です。最初の展示室で有名な巨大おばあちゃんに会えました！大きさがわかるように敢えて普通のおばちゃん！が近くに立ってみました。(笑)

外国では近所に住んでいそうな感じの普通のおばあちゃんです。但し4mと凄く大きいのです。一瞬そのスケールの大きさに・・・。

架空の人物だそうですが親しみある体型や靴下が少しずり落ちている感じ等、圧巻です！

後ろ姿をパチリ！ふっくらとした手、皮膚や爪の質感等々、細かい部分がとにかくリアルです。

《山極満博》作【あっちとこっちとそっち】です。『マッターホルン』を眺めながらハイキングを楽しんだ時に見かけたマーモットが凍りついています。

《山本修路》作【松其ノ三十二】です。展示室に囲まれた小さな中庭にあります。十和田官庁街通りと縁の深い松をテーマにした作品だそうです。

《塩田千春》作【水の記憶】です。入口で人数チェックを受けました。十和田湖にあった木製の細長い船を時間と記憶を運ぶ船として展示空間全体を包み込んだ赤い糸で繋ぎとめている作品だそうです。

《ハンス・オプ・デ・ビーク》作【ロケーション（5）】です。明るい廊下から突然、暗闇の展示室内に入ります。目が慣れるまで何がなんだか全くわかりませんでした。歩く方向も定かではありません。平衡感覚が狂って壁にぶつかったりしました。カフェ？の窓から見える高速道路の電灯の色や奥行きに不思議な気分になりました。

《オノ・ヨーコ》作【念願の木 三途の川 】です。自分の願い事を白い短冊に書き木に吊るしていくという参加型の作品だそうです。短冊は年に一度『レイキャビク』にある【イマジン・ピース・タワー】の台座に納められているそうです。更に中庭全体を使い玉石を三途の川に見立てた作品もありました。

《オノ・ヨーコ》作【 平和の鐘】です。京都の古寺から寄贈された鐘を用いた実際に鳴らす事の出来る十和田ならではの作品だそうです。

《森北伸》作【フライングマン・アンド・ハンター】です。ビルの谷間のような空間に2体の人物で構成した彫刻作品がありました！こちらは建物の間で手足をつっぱるように広げ、ユニークな姿で空を飛んでいます。黒い小さな鉄板の断片を溶接しているそうです。

《森北伸》作【フライングマン・アンド・ハンター】です。こちらは空を飛んでいる様子をユーモラスな仕草で橋の上から眺めているハンターらしいです。建物同士の間にできた屋外スペースにも意外な形でアート作品が展示されていました。

《トマス・サラセーノ》作【オン・クラウズ （エア-ポート-シティ）】です。網目状のひもで連結したバルーンで構成された浮遊する空間だそうです。

《アナ・ラウラ・アラエズ》作【光の橋】です。屋外から見て衝動に駆られていたので早速内部に入ってみました！BGMも聞こえて来ました。ステップが外へ向かって下がっています。

《椿昇》作【アッタ】です。屋内から巨大アリの後ろ姿をパチリ！

《栗林隆》作【ザンプランド】です。アザラシが覗き見る天井裏を机上の椅子に上って穴から覗いてみたかったです。

《スゥ・ドーホー》作【コーズ・アンド・エフェクト】です。屋外から見た時は何が繋がっているのかわかりませんでした。とにかくスゴイです！圧倒されました！全部樹脂製の人型彫刻が延々と肩車してる集合体でした。

樹脂製とは知らずシャンデリア的なガラス？と思っていました。全部で何体くらいでしょうか？数万体としか思いつきません！(笑)

近くで見てもスゴイです。肩の上に乗る人を落とさないように必死で腕を組んでいる人形達の中には腕組みをさぼり気味の人形もいるそうです。(笑)

高さ9mの展示室を埋め尽くす圧倒的な迫力です。見る位置によって違った印象を受けた見応えのある作品でした。

《マリノール・ノイデッカー》作【闇というもの】です。美術館の中に暗闇と林が広がっていました。歩いて行くと同時に木々にあたる光が変化して本当に林の中にいるような感覚にとらわれました。

《ミラー》作 【( ウォール・ペインティング)フェデリコ・エレーロフェデリコ・エレーロ】です。13mある3層吹き抜けの階段塔の内部、そこから続く屋上のアート作品です。即興的に壁、床、天井と空間全体に描かれています。

その場所ごとに感じた事を色や形で表現し3週間かけて『十和田』で感じた印象を絵にしたそうです。鮮やかな色と形がうごめく塔を昇って行くと少しずつ青色が増えていきます。

たどり着いた屋上には青空が反射するようなブルーが塗られています。屋上からは『十和田』の街並みが見渡せます。作品の所々にキョロッとした目があって階段を上りながら視線を感じました！(笑)

屋上から見える広場の【ゴースト】です。やっぱり大きい！でも大粒の雨が降って来たので早々に館内へ戻ります！先に【屋外展示】を見ておいて良かったです！

《トマス・サラセーノ》作【熱力学の組曲】です。紙・インク・バルーンから構成されています。空気や人の動きも作品の一部になるようです。まずは透明のバルーンに目が行きます！

《トマス・サラセーノ》作【エアロシーン・バックパック】です。誰でもアクセス可能な方法で彫刻【エアロソーラー】を飛行させられるキットだそうです。

《名和晃平》作【PixCell-Deer#52】です。ガラスや液体の様々な素材や3Dスキャン等、最新の技術を用いて彫刻の新たなあり方を追求した作品だそうです。

カフェ&ショップ『CUBE』のメニューです。青森らしい興味深いネーミングもありました。

満腹でなければ〈南部せんべいにのせた特製ジェラート(リンゴ)〉を食べたかったです！

ショップで〈奥入瀬ガーリックポークとリンゴのカレー〉のレトルト購入希望でしたが残念ながら、ありませんでした。

『十和田市現代美術館』楽しめました！とっても面白かったです！ショップからすぐ駐車場に出られたので1分ぐらい傘を使用しました！(笑)　降り始めた雨の中『青森屋』へ向かいます。②に続きます。