2021/09/21 - 2021/09/23
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orangeさん
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京都大覚寺・大沢の池に舟を漕ぎだし8年ぶりの十五夜、観月会に誘われて出かけて来ました。
心配していた空模様は好転の気配、ルンルン気分で京都駅に集合、3台のワゴンに分乗して洛北を目指しました。車は鴨川沿いに北上して丹後から洛中に新鮮な魚を届けるために発達したいわゆる鯖街道に入りました。
当時の趣を伝える料亭でランチを頂いた後北大路通を西へと走行、大原の里に着きました。大原三千院に詣で里を彩る曼殊沙華に出会いました。
森の中に佇むホテル・アマンで午睡し大覚寺へ・・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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?:00京都駅八条口に集合です。3台のワゴンに9人が分乗して鴨川方面に出発しました。
ヴィアインプライム京都駅八条口 宿・ホテル
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鴨川に架かる橋を5条-4条と左手に見ながら川沿いに軒を連ねる料亭が川床(カワユカ)のシーズンだとドライバーさんは説明します。
因みに清滝の方は「かわどこ」と区別して呼ばれるそうで上流になると鴨川も「加茂川」と書くそうで。 -
約30km走ったでしょうか、鯖街道沿いの「平八茶屋」ど昼食です。
平八茶屋 八瀬店 グルメ・レストラン
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前庭を通り本館に向かいます。
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大広間に案内されます、ソーシアルデイスタンスを保って椅子席が用意されていました。大書された書の由来など含めて歴史を誇るお茶屋の由緒をおかみさんから伺いました。
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川風が心地よく頬を撫でます。
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さて、お料理は?
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野点懐石膳が現れました。
壬生狂言でも演じられている名物の「とろろ汁」が美味しかったです。 -
地産地消の京料理が彩よく詰められています。
丁寧な調理はおそらく古から守り伝えられたものでしょう。 -
川面に目を転じ、昔この茶寮に憩いを求めてやって来た商人や旅人たちの思いを馳せました。
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豆乳プリンのデザートでした。
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食後、お庭を拝見。
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2階建の本館、釜風呂も人気だそうでお宿もされるようです。
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池もあります。
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奥床しい女将さんに見送られて辞去しました。
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風格を感じさせる萱ぶき屋根の門
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由緒ありそうな大門、脇を必死に支えられています
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天井の低い中二階を背に「山花 平八茶屋」の看板。
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川魚料理、懐石料理の看板も
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3台に分かれて用意されたジャンボタクシーが待っています。
ドライバーさんたちは優れたガイドさんでもあります。 -
さようなら・・・
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大原の里近く大邸宅が並ぶ辺りに差し掛かります
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大原三千院近くにやってきました。
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門前の茶店。
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「大原三千院」
【一隅を照らす是すなわち国宝なり】と記された石碑もあります。 -
門前の土産店、茶店
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御殿門階段下で説明を聞きます。
大原の里は念仏聖による浄土信仰の聖地最澄上人が比叡山延暦寺を創建の際に草庵として結ばれ天台宗五箇室門跡の一つで代々皇族が住職を務められました。三千院 寺・神社・教会
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客殿に上がり下足を袋に入れて宸殿の方へ進みます。
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客殿から見える聚碧園は池泉鑑賞式庭園で江戸時代の茶人金森宗和の作だそうです。
本堂の宸殿より極楽園を眺める有清園は中国後晋の詩人左思の「山水有清音」から命名された池泉回遊式庭園です -
聚碧園に続いて……
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本堂の宸殿より極楽園を眺める有清園は中国後晋の詩人左思の「山水有清音」から命名された池泉回遊式庭園です
客殿から見える聚碧園は池泉鑑賞式庭園で江戸時代の茶人金森宗和の作だそうです。 -
本堂内は撮影禁止
天井には極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の姿が
極彩色で描かれていますが肉眼では見えにくいです。三千院 寺・神社・教会
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釈迦三尊(リーフレット画像より)
国宝・阿弥陀三尊像(阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩)はお堂に比べて背が高く天井を船底型に折り上げて納められています。 -
往生極楽院の拝観を終え手に提げた袋から靴を取り出します。「ヨッコイショ!」
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本堂の宸殿より極楽園を眺める有清園は中国後晋の詩人左思の「山水有清音」から命名された池泉回遊式庭園に対して客殿から見える聚碧園は池泉鑑賞式庭園で江戸時代の茶人金森宗和の作だそうです。
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木立の向こうに建物が透かし見えます
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今頃は往生極楽院(拝観券画像より)の紅葉が兆してしているのかも
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更に奥への道案内
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苔むす庭園には石の彫刻家・杉村孝氏が手掛けられた地蔵サンが点在します
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愛嬌のある穏やかなお顔です。
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さすが門跡の雰囲気にぴってりの寺苑です。
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水と緑の中向こうにお堂が見?隠れして・・・
三千院境内のの北と南に流れる加茂川の源流呂川と律川に引っ掛けて天台宗の誦経の声明が上手く言えないことを【呂律が回らない】と言ったとか。 -
壁に菊の御紋がくっきりと張り付けられています。山号を「魚山」と号しますが、あちこちと転々した後天台宗・比叡山延暦寺の麓に落ち着いたのは後代になってからとも聞きました。
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宝物館はコロナで?開館していませんでした。
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往生極楽院の極彩色の天井画の複製画が春には特別公開されるとか。
(寺院提供の資料より) -
志ば漬の店・・大原女が活躍した頃は柴を頭に担いだ姿がみられたのでしょう?
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ちょっと茶店で一服、三千院を後にしました。
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大原の里に立ち寄り曼殊沙華の赤に感動、
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農作業中の方と一言二言。
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つややかな赤に生命力を感じます。毒性を避けて食用には向きません。
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お墓にリンクして彼岸花とも死人花ともいわれ忌み嫌う人もいますが、
俳句の季語としてなじみが深いです。 -
青空を仰ぎ見て今夜の観月会は大丈夫よねと言い交します。
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八瀬・大原の里人は後醍醐天皇の警護に始まり皇室の行事に参加するなど特別の御用を務めてきたので長らく税は免徐されたそうです、
大原 (京都市) 名所・史跡
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そうこうするうちにホテルへ帰着しました。
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アライバルホールでお茶を喫し、
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5分ほど歩いて部屋に向かいます。
趣味で集められた石は歩きにくくて大変。 -
2階は誰も滞在しておられない気配。1階右手のドアから入室です。
慣れない鍵の扱いに少し手間取りました。 -
窓の外は緑一杯、外からは見えないよう工夫してありますがカーテンなしです。
アマン京都 宿・ホテル
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たれ日と反対側に床の間スペース。
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木の香が香る浴槽に湯を張る間しばらく待ちます。手前に湯栓が有ります。 -
トイレスペース。
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洗面化粧台は2人分の広さ、境目の鏡をスライドすると居間を通して庭が見えます。
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玄関には腰掛もあります
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17:00ホテルを出発し大覚寺・大沢池へワゴンに乗って急ぎます。
途中 広沢池を通過、奈良の猿沢池とあわせて三大沢池と言われますね。 -
一般の拝観時刻を過ぎているので門はこんな感じ。
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大覚寺 京都市右京区嵯峨にある1200年の歴史を有する寺院です。
大覚寺 寺・神社・教会
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雪見障子越しのお庭が見える大きな部屋に案内されました。
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椅子席が用意されていました。
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サクサクとお茶菓子をいただきながら・・・
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住持のお話を拝聴。
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抹茶のお味は格別でした。
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廻廊を巡りお寺の中を案内していただきました。
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内陣を窺い2000年余の歴史を有する大覚寺お堂エリアには重要文化財が多数存在するそうです。
閉山後の特別案内は格別の雰囲気。 -
2000年余の歴史を有する大覚寺お堂エリアには重要文化財が多数存在するそうです。
閉山後の特別案内をして頂きました。 -
日暮れてきました。
鴬張りの廊下(村雨の廊下)を伝って宸殿、御影堂、正宸殿、五大堂(現在の本堂)へと進みました。 -
平安初期に嵯峨天皇の離宮でした。
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真宗祖は弘法大師空海、真言宗大覚寺派の本山。
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真っ暗です。一同は大沢池に登る満月を五大堂の広縁から今か今かと待ちますが、
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今夜は台風の接近で午後から空模様が怪しくなりましたので・・と申し訳なさそうな住職。ピンボケですがお寺の過去の画像によれば龍頭船を仕立てて月を愛でる趣向なのでした。
(\5000返却されました) -
国宝の襖絵
この寺院の正式名は大覚寺門跡。般若心境の写経の根本道場であり生け花発祥の地。
「生け花嵯峨御流」の家元。 -
期待が大きかっただけに残念でしたが気を取り直しワゴンに乗って金閣寺近くの夕食の和食割烹「夢しょうぶ」です。
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上品であっさりした前菜
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マツタケがいっぱい入った土瓶蒸し。
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刺身、膾等 盛り合わせ
夢しょうぶ グルメ・レストラン
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大きなボタン海老の刺身には大満足
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真丈
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サバ寿司
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京野菜の揚げ物
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キノコの炊き込みご飯、お吸い物
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締めはわらび餅 完食しました。
長かった一日が終わりました。明日はどんな観光になるでしょう。
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