京都さんぽ　　　世界遺産の天龍寺と渡月橋と嵐山　今年はじめてのかき氷

2021/08/24 - 2021/08/24

天龍寺では特別公開の「雲龍図」を観ました。どこからみても、龍に見つめられています。迫力です。
夢窓礎石が作庭した「曹源池」、画を観ているみたいでした。このころは青もみじなども美しく、夏の風景でしたが、
秋の紅葉のころになると、どんな景が広がるのだろう、、、と思ってました。どこから見ても、美しいです。
夫が「時代劇のどこかで見たことがある」としきりに横で言ってました。撮影にも使われるのは不思議ない歴史を感じさせる雰囲気です。
渡月橋を渡るのもひさしぶり。嵐山も変わらずうつくしい。。
かつて、洪水で被害のあったことなどを思い出しました。
いまやコロナ禍で外食はほとんどすることはありませんが、今年まだかき氷を食べていないことが心残りだったので、
空いていたお店を探して念願がのかき氷を食べて大満足です。（おおげさです。）

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

天龍寺に来ました。

臨済宗のお寺です。
パンフレットによると、
１３３９年、後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏が夢窓礎石を開山として創建。後醍醐天皇は幼少期をこのあたりで過ごしたとか。
夢窓礎石はお堂や塔を建立するために「天龍寺船」で元との貿易を進言。
１３４３年にはほぼ七堂伽藍が整ったそうです。

法堂で特別公開をしています。
法堂は住職が仏法を説く場所。

雲龍図。加山又造画伯によるもの。

内部は撮影禁止です。
こんな図が天井に。直径９メートルの円形枠いっぱいに龍が描かれています。
迫力あります。

ずっと上を見上げていました。
龍の目はどこにいても、ずっと見つめていました。
迫力あります。

入口にも世界遺産の説明看板があります。
１９９４年に世界遺産に登録されています。

大方丈。
入口を上がると、大きな達磨の画。
前住職が描かれたものだそうです。

大方丈に入りますと、庭園がパッと目に飛び込んできました。

夢窓礎石作庭の庭園。

まずは書院から参観。
広い畳の間。

チラチラ、お庭を見ながら進みます。

美しい廊下がありました。

川が流れています。

広い敷地。
多くの建物が並びます。

多宝殿の説明。

後醍醐天皇を祀ったところ。

夢窓礎石が足利尊氏に「後醍醐天皇の霊を祀り、世の中に平和をもたらすように」と進言したことからお堂が造られ、像を安置しているとのこと。

多宝堂は後醍醐天皇が吉野の南朝の紫宸殿の様式。

外の景色も紅葉がちらり。

この形の木組みの窓が好きです。
ここから見える風景も。

書院に戻ります。

書院から見える庭園の樹々も少しずつ紅葉。

大方丈にも龍の図。
ガラスが反射して、うまく写真とれませんでした。(-_-;)

このような説明がありました。

大方丈から見た庭園。

時が止まってしまったような錯覚。

大方丈をぐるりと周ります。
枯山水のお庭があります。

はっするくらい、美しい光景でした。
一枚の画があるようでした。

外から大方丈をみたところ。

秋になると、まさにこんな風景になるようです。

外に出て庭園を回ります。

こんな説明の看板がありました。
嵐山、小倉山などの借景も利用して造られた庭園。

近くによると、よりよく季節も変わっていくんだなぁ～と感じます。

池に映る樹々も美しいです。

手入れをされた小道を歩きます。

草花も植えられ、

紫しきぶも、きれいでした。

反対側からお庭を見ます。

季節の花々が楽しめそうです。

塔頭もたくさんあります。

こんな説明がありました。

勅使門。
伏見城から移築されたものだと聞きました。

とても重厚な美しい門でした。

境内は広いです。

かなり歩きました。

渡月橋に来ました。
本当にひさしぶり～。

桂川と嵐山。

今は穏やかに流れています。
かつて大洪水があったことは信じられない、、。

亀山上皇によって命名されたそうです。
月と川と山の風景。。
風流です。

嵐山の駅あたりもぶらり。

めちゃくちゃお洒落になっていて、びっくりしました。

お客さんの少なそうなお店を探して、念願のかき氷を食べました。
満足です。

帰りみち、松尾大社の門をちらり。
行きたいな。。。

お土産を少し買いました。
かぼちゃのお漬物は大好きです。

わらびもちも、弾力が半端なく、美味しかったです。