2021/08/11 - 2021/08/17
312位(同エリア1519件中)
春光さん
いろいろと面倒くさい世の中ですが、2021年夏、恒例となっている北海道への帰省ついでの家族旅行、みんなワクチンも接種済で、晴れて1.5年ぶりの帰省になります。例年のごとくマイカーで荷物満載で向かいますが、今年はキャンプ少なめでちょっと嗜好を変えて美術館や博物館を出来るだけ巡ってみよう!
その3は北海道滞在日誌的に観光したところを綴ります。
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8/13
今まで行こうと思ってなかなか行けなかったトロッコ王国へ。
美深市街から約20km、民家も田畑も殆どない森林の中を走っていきます。道中唯一の休憩場所である高広パーキングを超えるとほどなくして森の中に仁宇布の集落が現れます。 -
仁宇布集落にある唯一の信号を左折するとトロッコ王国到着です。
トロッコ王国はかつての日本一の赤字路線と言われ1985年に廃線となった国鉄美幸線の終着駅旧仁宇布駅に作られた施設で、エンジン付きトロッコを自ら運転し往復10kmの森林クルーズが楽しめます。トロッコ王国美深 美術館・博物館
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実際のトロッコはこちら。シートが3列のものもあり、グループ毎に家族や友人がみんなで乗車出来ます。
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出発前には乗車する人を集めてブリーフィング。運転は、見せることはないですが一応運転免許所持者に限られます。タイヤがゴム製の自動車と違ってブレーキ利かないよと脅されます(実際はちゃんと効きましたよ)
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さあ出発です!汎用エンジンとレールからの振動で乗り心地はお世辞にも良いと言えませんが、その分ダイレクトに走ってるという実感が味わえます。今まで運転した一番近い乗り物は遊園地のゴーカートだな。
さっそく緑のトンネルに入ります。っていうか見える景色は鉄橋を渡るとき以外はほとんどこんな感じですw -
川を渡るときは、短い鉄橋ですが柵も何にもないので結構怖い。
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緑のトンネルから覗く青空がとても綺麗。
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折り返しポイント。レールがループになっていて後方転換出来ますが、このレールよく曲げたな~。ポイント切り替えは係りの人が並走する国道を通って先回りしてやってくれるので安心。
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ここからは同じルートを通って戻るだけですが、心に余裕が出来て、行きに気付かなかった景色に気付いたり川魚を探したりと結構飽きない。
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ということで旧仁宇布駅帰着。充実の40分の森林クルーズでした。
場所的になかなか観光で行きにくいところではありますが、鉄分濃い方はもちろんそうでない方にも楽しめる場所でした。 -
昼食は最近美深町に出来たブルワリー兼レストランのRestaurant BSBに来ました。ここも念願の初訪問です。
レストラン ビーエスビー グルメ・レストラン
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水牛のローストビーフプレートを頂きました(写真はちょっと食べちゃってますw)。あとセルフですがコーヒーは無料でした。
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既にお取り寄せでここのビールは頂いていますがそのおいしさは格別!今日は残念なことに車なのでグラウラ―に汲んで帰ります。
去年訪れた乙部町のGuild Endeavourもそうでしたが、辺境の規模の小さな町でビールを作ることは経済的にも大変だと思いますが、ぜひ続けて名物にさらには町の文化になればよいと思いました。 -
8/15
前日お墓参りも終え実家を離れます。ちょっと気が引けたものの帰ってきて良かった。
今日は穂別キャンプ場で宿泊予定のため、普通に美瑛のお花畑を見つつ行きたいと思います。 -
ということで四季彩の丘に到着。意外にも定番の場所過ぎて初めての訪問です。
四季彩の丘 公園・植物園
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超有名スポットゆえ今更私風情が下手な写真でお伝えできるものは何もないのですが、
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流石に圧巻の風景ですね。
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ラベンダーはとうに終わってますが代わりに紫のサルビアが綺麗だったです。
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ひまわりはいい感じ。
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以上四季彩の丘でした。早くロール君もマスクが取れますように。
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近くのJAスーパーで夕食の材料を買いこんで穂別キャンプ場に向かいます。ここからはほとんど山の中のルートで、家族は連日の疲れて早々と寝息を立てるなか孤独なドライブとなりましたが、国道274号線、別名樹海ロードはかつてバイクで何度も通った思い出の道、高速が出来てからは長いことご無沙汰だったため懐かしさと変わらないその雄大さに感動しつつ、こんな素晴らしい国道があるのに並行して高速道路があり、鉄路もあり当然空路もあり、どれも空き空き、全て維持費高額という北海道の抱える根本的な問題に頭を悩ませてる間にあっという間に穂別キャンプ場に到着。天気は下り坂ですがそこそこ混んでます。
むかわ町営穂別キャンプ場 キャンプ場
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今回はツリーハウスを予約してました。ここ結構いい。定員3人ということで若干中は狭いですが電源もあるし、何よりも軒下がまんま食事&寛ぎスペースとして使えてタ―プいらず。問題は駐車場から遠いことですがリヤカーがたくさんあるので大丈夫。
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ハンモックも掛けられました。初ハンモックが気に入った息子。
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とにかくここは大自然のど真ん中。サイトの端で普通に鹿が草を食んでます。
サイト内に小川もあり子供たちが歓声を上げて遊んでましたが何しろ気温が低いので心配。 -
寝食の下準備が出来たら車で5分ほどの樹海温泉はくあでひとっ風呂。茶色がかった肌によさそうな温泉でした。
その後はキャンプ場に戻りメスティンでご飯を炊いて富良野で買っておいた肉を焼いて夕食。夜が更けるにつれ霧雨っぽくなり気温がどんどん下がってきたので、早々に片付けてツリーハウスの中に入り就寝しました。 -
8/16
穂別キャンプ場、いいキャンプ場でした。1泊では勿体なかった位ですが今日は小樽から船に乗って東京に帰らなければなりません。
テントが無いので撤収をとっとと済ますと、本日最初の目的地であり、怒涛の美術館・博物館ツアーの最後を締めくくるにふさわしい場所、穂別博物館に来ました。むかわ町立穂別博物館 美術館・博物館
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旧穂別町はもともとアンモナイトなどの海生生物化石で有名でしたが、1975年首長竜ホベツアラキリュウ化石の発掘以降、貴重な化石を地元に残し保存・展示することを目的にここ穂別博物館が建設されました。
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そして近年ここでカムイサウルス・ジャポニクスのほぼ全身骨格の発掘という国内に例を見ない大発見があり、恐竜好きには聖地ともいえる場所なのです。
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去年完成したカムイサウルス全身骨格模型、これを見たかった。大迫力です。
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外の公園にはモスザウルスのリアルな模型がありました。食べられてるアンモナイト可愛そうw
これで怒涛の美術館・博物館めぐりは終了。訪れたのは美術館3館、博物館4館。夏休みの自由研究のテーマは選び放題ですねw -
ここから2018年に発生した北海道胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町の山体崩壊現場の横を通りつつ、恵庭町で普通に戦闘機が飛ぶ中で回転ずしを食べ、札幌をスルーし、小樽イオンでお土産の補完を済ませ、新潟行き新日本海フェリーに乗船しました。
(最後のほうになると写真撮るのに飽きて、全く写真がないのはいつものことw)
船に乗り、風呂に入り、寝て、起きると佐渡が見えて、ここはもう北海道じゃなく楽しい夏休みが間もなく終わることを実感するのであった。
おしまい
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